女性の気持ちを瞬時に理解するには

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相沢蓮也

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相沢です。

女性を観察することの
重要性については
もう何度もお話していますね。

すると、かなり細かい
質問が来ます。

ぎこちない気はする
うつむいている
うわずっている

でも、
それが意味するところが
分からない。

どうやったら
変化を感じとれるのか?

どうやったら
もっと観察できるのか?

会話をしていたら
ふと、相手が緊張した
ような気がした。

それはどういうことか?

笑顔がウソっぽいが
それを見抜くコツはあるか?

どんなに観察しても
彼女の感情が見えてこない。

他に、相手の気持ちを
見破るための
良い方法はないのか?

自分には
相手の表情の変化が見えません。

どうすればいいですか?

エトセトラ……
エトセトラ……
エトセトラ……

知るかっ!!

と、思わず苦笑いして
突っ込みたくなるような
質問ばかりなんですが。

ただ、
よくよく考えてみると

この手の質問をしてくる人は

人間が持つ

「感情理解のシステム」

のようなものを
誤解しているんだと思います。

人間って、相手を観察して、
相手の感情を理解するとき

もっと運動神経的な
やり方をしています。

たとえばそれは
歩くことに似ています。

「もっと
女性を観察してください」

というメッセージを仮に、

「もっと歩いてください」

に置き換えてみましょうか。

すると、読者さんから

どうやったら歩けますか?

右足を何秒に一回、
左足を何秒に一回、

どのような角度で
どの方向に動かすと
人は歩けますか?

って聞かれれば

知るかっ!!

って思いますよね?笑

また、それについて
いちいち分析して、

0.5秒に一回、前傾姿勢で

左右交互に
足を投げ出してください。

右足と左足の角度は
約20度から30度の間を
行き来するのが理想です。

とかいう答えに
どんな意味があるんでしょうか。

そういうことじゃあ
無いですよね。。

じゃあ、あなたは今、
どうして普通に
歩けていますか?

右足を何秒に一回、
左足を何秒に一回、

どのような角度で
どの方向に動かす

なんてことを
考えてから歩きましたか?

そうじゃないでしょう。

赤ん坊の時、
とにかくただただひたすらに
歩こうとした。

それだけのはずです。

まったく同じなんです。

歩くという運動と違って
コミュニケ―ションの経験には
差が出やすいです。

べつに無理して
沢山の人と話さなくても

生命を維持するうえでは
困らないからです。

だから、
あまり年齢に関係なく

このセンスが鋭い人と
鈍いひとがいます。

鋭い人は、それだけ
他人とのコミュニケーションに
時間と労力を費やしてきたひと。

鈍い人は、
特定の人とだけ付き合って

あとはわりと
一人で時間を過ごしてきたひと。

その差だと思います。

さて、とはいえ、

「なぜそうなのか?」

「そもそもそれは何なのか?」

が分からないと
モチベーションが上がらない。

という人が多いのも事実。

そういう人は
『ミラーニューロンの発見』
という本を読んでみてください。

人間の「感情理解」や
「共感」に関する

脳のシステムについて
非常に分かりやすく
書かれています。

人が他人の感情を
理解する時

相手の顔がどういう角度で
どのくらい

どのように、ゆがんだから

相手は楽しい
悲しい感情なんだ。

というような
ロボット的な理解をしている
わけではなく。

相手が楽しくて笑ったのを
見た瞬間

ほぼ同時に、自分の脳でも
それと同じ部分が
同じように活性化していて。

つまり人は

相手の感情を「見て」
「解釈」している

というよりは
「見た」瞬間に

「同じことを
脳内で体験している」

という興味深い学説です。

極端に表現すると

人を殺している映像を見ると

あなたも脳内では

比喩でもなんでもなく
確かに

「人を殺している」

そうです。

まあ、そういう理屈は
理屈としてですね、

結局、実力が欲しければ
ひたすらコミュニケーションを
体験しまくりましょうね、

っていうお話ですよ。

相沢蓮也

 

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