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誘い方

  • 次のデートの約束をするべきか?

    相沢です。 今日は、 なぜ、 女性とデートしている最中に、 その場で、次のデートの約束を してはいけないのか? について、僕なりの答えを 書いてみます。 が、その前に、 このテーマと関連して、 ちょっと雑談を。 ここ数年くらいなのですが、 恋愛相談を受けていると ときどき、 「自分は、デートするときは、 そのデートの最中に、 次のデートの約束をします」 っていう主張を聞かされます。 この主張をする男性の 面白いのが、 僕が、 「それは、 やめた方が良いですよ」 っていうと、 ほぼほぼみなさん、 「なぜ自分が、そのようにするのか。 その正当性」 みたいなのを、 けっこうクドクドと 主張してきます。 なぜかここだけ、みんな、 熱いんです(笑) 「いや、自分がこれをやるのには これこれ、こういう理由があって」 「これこれ、こういう理由だから これをやることは正しくて」 … で、こういう主張を聞いて、 正直、僕は、まったく 理解ができないわけです。 理解ができない、 というのは、 悪口として、 「お前の言ってることは 理解できない」 とか、 共感できないという意味で、 「お前の言っていることは 理解できない」 とかではなくて、 純粋に、 日本語のロジックとして、 よく分かりません。 「郵便ポストに サンドイッチを入れたら 空って赤くなりますよね?」 って言われてる感じ。 でも考えてみると、 恋愛相談を受けていて、 最初から、その人なりの 理論とか、やり方みたいなのを 持っていて、 まあ、だいたいそういう人って、 どこかから、 何かしらの 恋愛ノウハウ みたいなのを仕入れていて、 それを信じてやっている わけですが、 そういう人が 僕に相談してきて、 「それはやめた方が良いですよ」 って僕が言ったときに、 自分の正当性の話をしてきたり、 やたらと小難しく、 そこに、 自分の過去とか 今の気持ちとか、 自分の思考過程なんかを おりまぜながら、 長い、しかし、要するに 何が言いたいのかよく分からない 話をしてくる人って、 限界が早いし、伸びません。 そして、 自分の限界に悩みつつ、 どこかで、なお、 自分の正当性に執着したまま、 その執着を手放せないまま、 ゆっくりと時間だけが 過ぎ去ってゆく… そんな印象があります。 … ちなみに僕が、 デートの最中に、 次のデートの『約束』を しないほうが良いですよ、 と主張する理由は、 とってもシンプルで、 そもそも『約束』っていうのが、 『契約』であり、 『説得』であるからです。 なので、これをやる 男性というのは、 無意識ではあるが、 その心の、深いところでは、 ・女性を説得しようとしている わけです。 恋愛というものに、 『契約』や『説得』を 持ち込もうとしている。 もう、その時点で、 負けちゃってるわけです。 恋愛って『感情』なので。 根本的に、 間違っちゃってます。 が、僕がこういうことを 言いますと、 だいたい、 「そんなことは自分も 分かっていますよ。 それを分かったうえで、 でも女性から無し判定されて ダメだった場合、 そのままだと 次がありませんよね? でもその場で 『約束』しておけば、 1%でも可能性が残るかも しれないじゃないですか。 だから、ダメ元でやるんです」 とか、 そんな感じの答えが 返ってきます。 この考え方が、 ヤバいわけですね。 そもそも、 デート中に女性から 無し判定された場合。 例えば、そのときの 女性の感情として、 マイナス10点くらい だったとするじゃないですか。 「あ~無いかなぁ…」 っていうくらい。 で、そのくらいであれば、 逆に、 何もしなければ、 その後の女性の気分次第では、 次のデートが成立する ことって、あるんですよ。 女性って、 気分の生き物なので。 ところがですね。 マイナス10点くらいの、 「あ~無いかなぁ…」 くらいの感情のときに、 男性側が、 その場で、 ダメ元で、 「次はいつ会おうか?」 「スケジュール教えてよ」 みたいなことをやってしまうと、 マイナス10点の男から、 その場で、 自分のプライベートに 踏み込まれようとする わけですから、 これは、めちゃくちゃ 重たいわけです。 なので、これだけで、 マイナス10だったものが、 マイナス100くらいに なったりもします。 そしたらもう、 「女性の気分次第では 次があるかも」 すら、無くなります。 少しはあったかもしれない 可能性が、 逆に、 つぶれてしまうんです。 究極のところ、 そのデートが楽しければ、 約束なんて気にしなくても、 次なんて、いくらでも あるんですよ。 だから、女性が楽しいかどうか? それだけが全てです。 これが、『感情』で 考えるということ。 ここに、 ダメ元で、『約束』という 概念を取り入れる人というのは、 恋愛を『理論』で解決 しようとしているわけです。 女性の『感情』に着目せずに、 『理論』に逃げてしまう。 だから、限界も早い。 だから、伸びない。 だから、気が付くと 勉強しすぎて、 「郵便ポストに サンドイッチを入れたら 空って赤くなりますよね?」 みたいなこと 平気で言ってしまい、 しかし自分では、 そのおかしさに、 気が付けません。 自分は『理論的』で正しいと 信じているのです。 … あるいは、 たしかに、 義理堅い女性であれば、 その『約束』にとらわれて、 「嫌だなぁ…」 って思いつつも、 次のデートにも 応じてくれるかもしれません。 実際、そういうタイプの 女性っています。 が、それでもですね。 そういうものに 頼っているから、 いつまで経っても、 あなたは、 その程度なんですよ。 あれです。 俗にいう、 「グダ崩し」 と同じです。 そういえば、 「グダ崩し」 っていう言葉を使う人も、 だいたい、 ・その程度 ですよね。 そんなことを 言っているから、 そこが限界なんですよ。 『約束』で縛れば、 『理性』に訴えれば、 『論理』でごり押しすれば、 目の前の、 その女性は、 もしかしたら、 拾えるかもしれない。 でも、だからこそ、 そこがあなたの限界なんです。 いつまで経っても、 その上にいけません。 恋愛なんてのは、 最初から最後まで、 女性の『感情』 だけ見てればよいのですよ。 本当は。 相沢蓮也

  • 女性特有の恐怖心

    相沢です。 女性は、 男性には理解しにくい、 独特の恐怖心を持っています。   この恐怖心が強い女性と、 わりとそうでもない女性と、 この辺の強さは、 女性によってバラつきは あるのですが、 それでも、根源的に、 だいたいみなさん、持っています。   これが分からない男性は、 時に、女性から ・無神経な男 とみなされ、 パッタリと、心を閉じられます。 その恐怖心とは何か? … … ここを理解するために、 一度、 同性愛のお話をします。 後でちゃんとつながるので、 しっかりと、 ついてきてください。 さて。 同性愛について。 僕がいつも、 髪を切ってもらっている 美容師さんがいます。 彼はぜんぜん、 同性愛者では無いのですが、 何かの話の流れで、 たまたま、彼と 同性愛について、 議論しました。 彼は最初、 「例えば友達が、同性愛者 だと分かったとしたら、 すごく気持ち悪い。 ひく。 もう、仲良くできないと思うし、 絶対に2人きりにはなりたくない」 と言いました。 それに対して僕は、 「いやいや。 男の人が好きな男だって、 相手を選ぶでしょ(笑) そんなにモテる自信があるんですか?笑」 と言ったら、 「たしかに(笑) というか、まずは女にちゃんと モテろって話ですよね(笑)」 みたいな流れになりました。 そうなんですよ。 同性愛者の男性がいたとして、 彼はべつに、 「ケダモノ」 ではありません。 男なら、誰だって良い わけでは無いし、 仮に、 好きな男性と、 密室で2人きりに なったとしても、 じゃあ、いきなり 襲(おそ)うのか? っていうと、 それはまた、 別問題ですよね?   男性に対して性欲を 感じる男性であることと、 その男性が、 性欲を感じた男性を 襲(おそ)うことは、 まったく別問題。 あなただって、 そうですよね? 好きな女性がいたとして。 「ヤリて~っ!」 って思う女性と、 たまたま、 密室で2人きりに なったとして。 普通は、襲わないわけです。 犯罪だし。 もし法律で罰せられなかった としても、 普通は襲いません。 理性があるし。 欲望に任せて、 他人を傷つけてはいけない ことを、 大半の男性は知っているから。 なので、   性欲を感じることと、 いきなり襲うこととは、 別問題。 『性癖(せいへき)』の問題と、 『性格(せいかく)』の問題を ごちゃまぜにしてはいけない。   これ、OKですよね?   そのうえで、聞きます。 あなたは、 同性愛者の男性と、 密室で、2人きりで 自然体のまま、 楽しく過ごせますか? … … … … どうでしょうね? 笑 ここはけっこう、 人によると思いますが、 多くの男性は、 なんとなく、 純粋に、その状況を 自然体では過ごせないと 思います。 「オンナ好きの男」 と過ごすのと同じようには、 同じ気持ちでは、 過ごせないと思います。 これが、 「自分が性欲の対象と していない人間から、 性欲の対象とされること」 という名の、 ・根源的な恐怖心 です。 そして女性は、 男性よりも、 この恐怖心が強いです。   特に、 まあ、強いてあげるならば、 胸が大きくて、 気が弱そうな女性とか、 押せばヤレそうな、 そしてこちらを 受け入れてくれそうな 雰囲気の女性とか、 あとは、 ストーカーとかを 引き寄せやすい雰囲気の 女性とか、 は、 年中、そういう恐怖に さらされていたりします。 酔ったいきおいで、 ベタベタ触る、上司とか、 オッサンとか、 まじで怖がってます。 … ここを、あなたが、 感覚的に理解できているのか? っていうのが、非常に重要で。 一般的に言って、 あなたが、 ただ、 「生物として男性である」 というだけの理由では、 あなたは、 女性の性欲の対象には なり得ないわけです。   そして、   女性の性欲の対象として 認められないうちは、 あなたは、   女性に触ってはいけないし、 近づきすぎても、 いけないのですよ。   だって、 「自分が性欲の対象と していない人間から、 性欲の対象とされること」 は、怖いことだから。 その恐怖を与えて しまった段階で、 あなたは、負けます。   この距離感が、   デートで2人きりになって、 女性の体をひきよせたときに、   「レ イ プされそうになった」 と思われるのか、 「このままキスしても 受け入れちゃおうかな」 って思われるか、 を決めます。   そういえば昔、 「ある男性からの食事の誘いに 応じたら、 カラオケに行こうって言われて、 そこでキスされそうになった。 まじでビビって なんとか逃げ出した! カラオケって密室なんだね!」 って言っている女性がいました。 これが、女性がかかえる恐怖心。 大半の同性愛者の男性は、 自分が、大半の男性の 性欲からは外れている ってことを よく理解していますので、 逆に、 こんなトラブルは少ないです。 上記のような勘違い男と 密室で2人きりになる 女性と比べたら、 同性愛者の男性と カラオケで2人きりに なることの、 なんと安全なことか。 つまり、 そのくらいに、 女性の方が、 恐怖にさらされやすく、 恐怖を体験することが多く、 よって、 「自分が性欲の対象と していない人間から、 性欲の対象とされること」 という名の、 ・根源的な恐怖心 を、抱えやすく、 また、育てやすい、 ものなのですよ。   だから、男は、 もっともっと、注意して、 まずは、 女性の性欲の対象として 「アリ」になること、 つまり、 ・男としてアリ にならなきゃだし、 逆に言えば、 ・男として無し と判定されてしまったら、 ホントに、おしまいなんです。 それ以降は、 体を近づければ近づけるほどに、 恐怖と、侮蔑(ぶべつ)の対象でしか なくなってしまう。 じゃあ、 どうすれば、 目の前の女性にとっての、 ・男としてアリ になれるのか?   それは、 「どうしたらモテますか?」 ってくらいに、大きな 質問ですので、 とてもとても、 メルマガ一本では 答えられませんが、 例えば、 https://www.goukon-go.com/onnatomo/index.html とかは、勉強しときましょう。 女性の「性欲」について 徹底的に研究したものですので。 それと、 今、口説いている女性にとって、 「自分は、男として アリになれているかな?」 っていうのを、感じ取る センサーを磨(みが)いて欲しいな、 って思います。 同じことをやっている はずなのに、 一方は、 「いきなり襲われて最低だった」 となり、一方は、 「このままホテルに誘われても 許せるよね」 ってなる。 その差って、つまり、 男性側の、このセンサーの差 なのですよ。 本当に、 やっていることは、 同じはずなのに。   じゃあ、どうしたら そのセンサーを磨けるんですか? って聞かれると。 これまた、 「経験の差ですかね…」 みたいな曖昧な答えに なってしまうのですが、 それでも、1つ、 ・ちゃんと女性を見ているか? はとっても大切です。 例えば、 「あいつとせっ○スしたい」 っていうのは、あなたの欲望です。 こいつを根拠にして、 女性との距離を詰めすぎてしまうと、 どうなるのか? これは、女性に欲望を向けては いますが、 あなたの視点は、実は あなたに向いていますよね? だから、正しい距離感が 見えてきません。 逆に、 「嫌われたくありません」 「今の関係を壊したくありません」 っていう理由で 女性との距離をつめないのも、 実は違います。 だって、これも、あなたの 視点は、 ・嫌われたくない自分 に向いていて、 女性を見ていないので。 実は、 欲望にまかせて、 セクハラまがいの距離の詰め方を してしまうことと、 「嫌われたくない」と言って 一切、女性との距離を詰めようと しないこととは、 本質的に、同じなんです。 女性を見ていない。 意識が自分を向いている。 自分のことしか考えていない。   女性を見る。 もっともっと、見る。 観察する。 女性に意識を向ける。 はい。 いつも、僕が言っていること ですね。 相沢蓮也    

  • 女性に踏み込む基準とは

    相沢です。   「何回目のデートで 手をつなげば良いですか?」 「何回目のデートで キスすれば良いですか?」 「何回目のデートで 告白すれば良いですか?」 「何回目のデートで せっ○スすれば良いですか?」 などなど。 非常によく聞かれる質問です。 さて。 こういう質問に対して、 ケース・バイ・ケースですが、 一応、目安を言うと、 だいたい、●回目で何々して、 ●回目までにこうすると 良いですよ。   と、以前の僕は答えていました。   そういう回答が喜ばれるからです。 みなさん、 具体的な数字があると 非常にね、 分かった気になれるんですよね。 うんうん。 ケース・バイ・ケースだけど、 ●回目でせっ○スすればいいんだね。 って。 けっこう、何て言うのかな、 「ケース・バイ・ケースだけど」 っていう前置きのせいで、 結局、 「ケース・バイ・ケース」が ただの『枕詞』とか『修飾語』 になっちゃってる感じがしてます。 つまり、 「ケース・バイ・ケース」 って言ってるだけで、 中身が無い。 実際は、 「ケース・バイ・ケース」 の部分は無視されている。   これだと、僕が、 「デート3回以内にせっ○ス しましょうね」 とか、 「初回のデートでせっ○スできる 男性がエラいし凄いですよ」 みたいな、 デートの回数を基準にした 考え方を教えているのと、 実のところ、同じなんじゃね? と思いまして。 そりゃー違うよな。 「デート何回で」 っていう基準を示すと 喜ばれるから、 つい、言っちゃけど、 僕が本当に、みなさんに 見て欲しい、考えて欲しいのは、 「ケース・バイ・ケース」 のほうだよな… と思いまして、 今日はそっちをしっかりと 解説します。 さて。 「デート何回で」 のように、回数ではなく、 僕が見て欲しいのは、 目の前の、ひとりひとりの 女性である。 目の前の個人をちゃんと 観察して、 ケース・バイ・ケースを しっかりと見る。 本当に見て欲しいのは そっち。 ここまでは、 このメルマガの読者さん であれば、 すでに大丈夫だと思います。 何度も言ってますので。 で、じゃあ、ところで、 僕たちは、 目の前の女性の、 個人個人の、 その時、その時の、   何を見れば良いのでしょうか?   と、一歩踏み込んでみます。 何か?   これが、非常に言葉に しづらい、 ちょっと『感覚』に近い ものになってしまいますので、 こうして、文章で説明するのが 難しいのですが、 しいて、その『感覚』に 言葉を与えるのであれば、 ・熱量 とか ・ベクトル だと思います。 女性が、その時点で こちらに向けている、 熱、意識、エネルギー、 こういったものの方向性。 これ、分かるかな? 女性の好意とか意識とか エネルギーが こちらに向いているかどうか? また、 その向き、つまりベクトルが どのくらい 熱いのか? …   これ、たぶん、 分かる人はすぐに 「あー、あれね」 って分かるし、 分からない人は、 まったく分からないと 思うんですよ。 そして、この『感覚』が 分からない人ほど、 「何回目のデートで ○○すれば良いですか?」 と、目の前の女性ではなく 回数を基準に考える傾向があります。 が、やっぱりそれだと、   そういう男性が見ているのは、 回数であって、目の前の女性 ではありませんので、 そういう男性こそ、 女性からの意識、 女性からの好意、 女性からの熱量、 女性からのエネルギー、 こういったもののベクトル、 方向性、 を感じようとしてください。   これは、 考えるものではありません。 感じるものです。 「考えるな! 感じろ!」 って、 燃えよドラゴンみたいな 話になってきましたが(笑) ※分からない人ごめんなさい   やはり、 恋愛ってコミュニケーション ですので、 そういった『身体感覚』を 無視していては 成り立ちません。 が、 答えは感じてください。 だと、これ、 説明になってないと 怒られるかもしれませんので。 そうですね… 例えば、 デートが終わって これから一緒に帰ろう ってときに、 1回目のデートよりも、 2回目のデートの時の方が、 女性側の体の距離が近かったら、 これ、 1回目よりも、 2回目のほうが、 女性からの熱量やベクトルが こちらに向いている感じ、 しますよね?   さらに、別れ際とかに、 わざわざ、 男性側が乗る、駅のホーム まで付いてきたり、 別れ際の目が熱かったり したら、 他にも、 「バイバイっ」 って言って、 女性の方から 手を合わせてきたりしたら、 これもまた、 かなりベクトルが向いている 感じしませんか? 余談ですが、僕の場合、 デートの後に、 駅の改札まで女性が ・送ってくれる ことが非常に多いです。 わざわざ、女性の方が、 帰り道を遠回りして、 僕が乗る電車の改札の前 とかまで、 送ってくれます。 それが、答えなのでは ないでしょうか… ・・ あるいは、LINEとかでも、 こちらが打ったメッセージ に対して、 テキトウなスタンプが ポンって来るだけなのか、 真面目に答えたうえで、 さらに、こちらに質問を してくるのか、 では、熱量がぜんぜん 違うの分かりますよね? さらに。 話をもう一歩、踏み込みますと、 もともと愛想が良く、 人懐っこい女性なのか、 だんだんと打ち解けてゆく 女性なのかによっても、 実際は違っていて、 例えば、2人で一緒に歩いて いるときに、 体の距離が近いとして。 そもそも、誰に対しても 体の距離が近い女性、 というのもいるわけです。 LINEの返信が早かったとしても、 そもそも、誰に対しても LINEの返信が早い女性、 も、もちろんいます。 だから、 「体の距離が近い」 「LINEの返信が早い」 みたいな ・絶対値 を基準に持ってきては いけません。 体の距離でも、LINEでも、 会話の内容でも、 なんでもそうなんですけど、 目の前の、その女性は、 ・以前と比べて、どうなったか? それは、 細かく見てゆくならば、 デートをする前と後ではどうか? デートのスタート時と、 終わった直後ではどうか? その話をする前と、した後ではどうか? などなど。 この『変化』を見るんです。 いくらでも細分化して観察できます。 が、これ、 聞いていてどうです? 難しくないですか?   ○○という言葉や行動の 直前と直後について、 分単位、 時間単位、 1日単位、 1週間単位、 で、いちいち観察して 全てを言葉として認識するのか? っていうと、 無理です。 僕だってそんなこと やれません。 だから、いま説明したような ことって、 もっとフワっと、 『身体感覚』として とらえるんですよ。 「あ、何となく、熱量が上がってるな」 とか。 「あ~今、イイ感じじゃね?」 「食いつきいいな」 「おお。ベクトル来てるな」 って。 スポーツとか音楽とかと 同じですよね。 どんなに言葉を尽くして、 理論をかためようとも、 実践するなら、 最後は、感じるしか無いんです。 ・・・ さて。 この熱量のベクトルなんですが、 もう1つ、とっても重要な 注意点があります。 これも、 回数にこだわる男性の 落とし穴になりやすいのですが、 ・女性の熱量やベクトルは けっこう気まぐれである っていう部分、 ここ、認識できていますか? この認識が甘いと、 「前回のデートで手までは つないだから、 次は最低でも、キスはいけるな」 とか、 「前にキスまでしたから 次はせっ○スだな」 という、考え方に おちいってしまいます。 これの何が甘いのか? っていうと、 例えば、最初のデートで 十分に熱量を上げることができて、 その女性と手をつないで 腕を組んで帰ったとする じゃないですか。 そして、例えば、 2週間後のデートのときに。 はたして、その女性は、 前回の、手をつないだときの 『熱量』をそのまま保って いるのかどうか? っていう視点が必要なわけです。 2週間あれば、 女性だって、色々と考えますし、 ちょっとモテる女性であれば、 他にいくらでもアプローチもあります。 積極的に彼氏を探している 女性であれば、 その2週間の間に 他の男に口説かれて、 そっちにベクトルを 奪われているかもしれない。 そうでなくとも、 初めてのデートで手を つないでしまった。 あの時はつい、うかれて そこまでしてしまったけど、 冷静に考えたら、ちょっと 軽はずみだったかも。 と、逆に警戒心を高めて いるかもしれない。 … そうすると、 男性側としては、 「前回キスしたから 今回はせっ○スかな~」 とかルンルンで、 ちょっと余裕かまして 油断していると、すぐに、 「ごめんなさい。 今日はそんなつもりじゃあ…」 みたいな反応が来て、 「え? どういうこと? だってこれ、絶対に行ける 流れだったよね…」 って焦ってしまい、 あとはグズグズでミス連発。 みたいなことが、 わりと起こったりもします。 … 何が言いたいのか? つまり、 女性は、 恋愛ゲームのキャラクター ではないのだから、 時間とともに、 気分も気持ちも変化し続けて いるものなのだから。 だから、 「前回のデートで手までは つないだから、 次は最低でも、キスはいけるな」 とか、 「前にキスまでしたから 次はせっ○スだな」 のような、これも結局は、 何回目のデートで○○する、 っていうのと考え方は 同じなのですが、 そういう、 回数で考えるのではなくて、 あと、女性の気分や気持ちは 変わらないもの、 という、ありえない前提で 考えるのではなくて、 毎回、 その日、その都度、 その瞬間ごとに、 しっかりと女性の熱量を 意識して、 熱量の高まりや ベクトルの強まりを 感じつつ、 また、 それらが下がったのであれば、 その都度、 冷静に、 上げなおしつつ、 つまり、 ちゃんと女性を楽しませつつ、 熱い瞬間、高い瞬間に、 しっかりと、 男女としてのアプローチを 行って、 踏み込んでゆけば良いのです。 … あ、念のため。 目標として設定するのは アリですよ? 前回はキスしたから 今回はせっ○スを視野に 入れようかな。 って。 あくまでも目安として。 でも、今回のデートが 何もせず、油断していても、 無条件で、 女性が前回と同じ熱量で 来てくれる、 みたいな油断はするな、 ってことです。   回数で目標を設定することは 悪くはない。 しかし、踏み込むための 基準にはするな。 です。   回数で考えるってことは、 女性の熱量が固定したもの である、 っていう前提を含んで いますので、 今回のメルマガは、 そこを問題にしています。 … ちょっと、難しかった ですかね。。   まとめます。   回数という基準を捨てて、 女性の熱量を基準とする。   そして、 女性の熱量は、 時間とともに 変化し続けるものだから、 最後まで、 けっして油断しない。 注意深く、観察し続ける。 これが、 手をつなぐとか キスをするとか、 せっ○スするとか、 つまり、 女性に踏み込むときの 基準です。   考えたらダメです。 沢山の経験を積んで、 まずは、感じるところから 始めましょう。 相沢蓮也

  • こんなセリフで切り返せ

    相沢です。 つき合う気の無い女性をホテルに 誘ったら 「私、つき合っていない人とは そういうことはしないの」 って言われました。 どうしたら、こういう女性と 遊びでヤレますか? という質問を受けました。 この手の話になると、とかく、 「どんな台詞で切り返してやろうか?」 「その場で、どのような気の利いた テクニックでもって、女の子の気持ちを くつがえそうか?」 みたいな話を求められがちなので、 いちおう、まずはそれ系の 回答をしてみますと、 そうですね… たとえば僕は、若い頃、 ・いかにしてつき合わないで 女の子とせっ○スをするか? にちょっと異様なくらいこだわって いました。 そのときも、もちろん、 女の子から 「わたし、つき合っていないひとは そういうことしないの」 的なことを、何度か言われたりも したのですが、 その時々で、 例えば、 「え? オレらってつき合ってると思ってた。」 ってとぼけてから、雰囲気で 押し切ったり、 「おいおいおい。 今そんなこと言われたらさ、 逆に、ちゃんと言えなくなっちゃうじゃん。 それ言われてから、『じゃあつき合おう』 って言ったらおかしいだろ。 ちゃんと言うから、焦るなよ」 って言って、その場をごまかしてから 空気にのせたり、 「大丈夫だよ」 「何が?」 「全部」 「全部って?」 「とにかく大丈夫だから。 オレに任せておけば」 っていって、なし崩すとか。 あと、もうちょっと前の段階で、 雰囲気が甘い時に、 「今日のこの時間を大切にしたい」 「もっと一緒にいたい」 「今日だけ、今だけ僕たちは特別」 みたいな感じで、 「今日は特別」 っていう言葉を刷り込んでおくとか。 あとは、 「この人は私とちゃんとつき合っていく つもりがあるんだろう」 という事をにおわせるために、 2人の未来について話しておくとか … なんか、こうして文章にしてみると 普通にやなヤツですね。。。 う~ん。 どうなんだろう… こういうことやってたのって 僕も、ホント、若いころだったからなあ… これを、もういい歳したオッサン になってまでやるってのは、 さすがの僕も、ちょっと抵抗を感じます。 分からんけど。 とにかく、まあ、なんやかんやと その場をテキトーにごまかしたり してきましたが、 よくよく考えてみると、 女の子に 「わたし、つき合っていないひとは そういうことしないの」 というセリフを言わせている時点で かなり失敗している感じがします。 女の子が酔えていませんよね。 目の前の男との時間に。 なので、本当の答えは、 「女の子に、そのセリフを言わせないでください」 だと思います。 そもそも、 「つき合っていない男性とはしない」 っていうのは、めちゃくちゃ普通のことです。 すっごく真っ当です。 こんな当たり前のことを、女の子が 理性でもって自覚してしまうような タイミングで誘ったらダメだし、 恋人っぽい空気がつくれていない 証拠です。 なので、 誘う前に、ちゃんと恋人っぽい 甘い、逆らいがたい、空気を作ることに 専念したほうが確実です。 ・・・ この話をしていて、 思い出しました。 ・ダブルバインド というテクニックを聞いたこと あるでしょうか?   例えば、 「Mちゃんはよく外食するの?」 「うん。好きだよー」 「何料理が好き?」 「イタリアンかな」 「渋谷にすっげぇうまいとこ 知ってるんだけどさ、 もし行くとしたら、次の 土曜か日曜、どっちがいい?」 「土曜がいいな」 「じゃあ土曜にしようよ。 6時に駅前でよい?」 「はーい♪」 と、こんな感じ。 ここにはどんな秘密が隠されて いるのかっていうと、 女性に対して、選択肢を与えて いるようでいて、 実は、 「そもそも一緒に行くかどうか?」 という一番重要な部分に関する 同意をすっ飛ばしているわけです。 なので、選ばせているようで、 実は選ばせていない。 土曜を選んでも、 日曜を選んでも、 一緒に食事に行くという 結論は変わらない。 こちらの都合の良いように 誘導している。 ・・・ これ、とても有名なテクニックで、 情報教材でも、本でもですね、 だいたい、 「誘導」とか「催眠」とか 「洗脳」とか「心を操る」とか 「他人を思い通りに動かす」とか、 なんか、そんな感じのフレーズを タイトルに盛り込んで、 恋愛とかセールスとかの テクニックを教えますよ、 っていうのは、 だいたい、これです。 なのでもう、 「誘導」とか「催眠」とか 「洗脳」とか「心を操る」とか 「他人を思い通りに動かす」とか、 そういう単語が書いてあって、 恋愛やセールステクニック に関する、 禁断の手法! 悪魔のような手口を教えます!! とかいうフレーズを見かけたら、 ああ、これね、 って思ってもらえば、 まあだいたい、間違いありません(笑) もし、こういうのに興味あるなら、 アマゾンとかで、 「ミルトン・エリクソン」 で検索してみると良いです。 彼が元ネタです。 で、日本人で「洗脳」とか「催眠」 とか言って、 「禁断のテクニック」とやらを 恋愛やセールスに応用している、 と、自称している人達は、 だいたい、 ミルトン・エリクソンのコピーの、 そのまたコピーくらいの 劣化版なので、 あんまし期待しないほうが 良いと思います。 ・・・ ところで、このダブルバインド ですが、 実際に恋愛の場で使って みたらどうなると思いますか? … … … 僕は、ほとんど効果が無いような 気がしてます。 例えば、最初に僕が挙げた 具体例ですが、 この誘い方をしたとして、 パターンA: 女性があなたに好意を抱いていた場合 ーーーーーーーーーーー 「Mちゃんはよく外食するの?」 「うん。好きだよー」 「何料理が好き?」 「イタリアンかな」 「渋谷にすっげぇうまいとこ 知ってるんだけどさ、 もし行くとしたら、次の 土曜か日曜、どっちがいい?」 ーーーーーーーーーーーーーーー の流れで誘われたとしたら、 女性は普通に 「土曜がいいな」 「じゃあ土曜にしようよ。 6時に駅前でよい?」 「はーい♪」 ってなると思います。 ところがですね、 パターンA: 女性があなたに好意を抱いていた場合 であれば、 そもそも、こんな回りくどい 誘い方なんてしなくても、 ーーーーーーーーーー 「こんど食事行こうよ」 「いいね」 ーーーーーーーーーーー ですむ話です。 逆に、 パターンB: 女性があなたに好意を 持っていなかった場合、 だと、 ーーーーーーーーーーー 「Mちゃんはよく外食するの?」 「うん。好きだよー」 「何料理が好き?」 「イタリアンかな」 「渋谷にすっげぇうまいとこ 知ってるんだけどさ、 もし行くとしたら、次の 土曜か日曜、どっちがいい?」 ーーーーーーーーーーーーーーー なんて流れを作っちゃったら、 女性からすると、 「え? なんで勝手に一緒に 行くことになってんの……」 です。普通に。 というか、この程度の流れで、 「行く行く~♪」 ってなるなんて、いくら何でも バカすぎますよね(笑) ありえません。 なので、直接会話であれば、 この後の反応は 「ごめんなさい。次の土曜も 日曜も予定があって…」 「ああ。そうなんだ。 じゃあ、来週か再来週はどう?」 「……ごめんなさい。しばらく ちょっと忙しくて…」 だろうし、 メールやLINEであれば、 既読無視でしょう。 ・・・ こういう話をすると、 エリクソンの劣化版の人たちは、 「いやいや。そういうテクニックは もっとギリギリの交渉の時に 使うんですよ」 って主張しそうなのですが、 「なんで教える内容が、 いきなりギリギリ前提なんだ? 例えば、運転免許を取ろうと、 教習所へ行ってみたら、 その授業の大半が、 交通事故ギリギリのデッドライン での対処法、 とか言って、 『この方法を知っていれば、 高速道路で交通事故に会った ときに、生き残れる可能性が、 なんと、3%も上昇します!』 なんていう事ばかり教えられても 困るぞ…」 と思います。 なんとなく、前半にお話した、 「私、つき合っていない人とは そういうことはしないの」 って言われたときの対処法の お話とつながりませんか?   小手先のことは、 面白おかしく、色々と テクニックとして言えるの だけれども、 でも、本当に重要なのは そこじゃないんだよなぁ… って感じ。   ギリギリの時の対処法が 重要なのは分かるんだけれども、 で、かく言う僕も、 それ系の話を面白おかしく 伝えちゃったりすること あるんだけれども、 でも、その前に、 ギリギリにならないやり方を しないと、 つまり、 交通事故にあわないような 運転を心がけないと… ですよね? 「どんなテクニックで切り返してやろうか?」 みたいな部分に意識が 行き過ぎている時点で、 なんか、逆に本質が見えづらく なっているような。   僕も若いころは、 こういうテクニックが面白くて 色々と勉強したり、 試したりしてみたんですけれども、 歳をとってみて、 「なんか、やだな~」 って思うようになりました。 ギリギリの小手先なんて どうでもいいから、 ストレートに、堂々と、 女性のハートの ど真ん中を打ちぬける男を、 目指したいじゃあないですか。 相沢蓮也

  • 接点の少ない同じ会社の女性

    相沢です。 今日は、 ・接点が少ない、同じ会社の女性 の口説き方をお伝えします。 「部署が違うので、話す機会がありません」 「ときどきすれ違うのですが、 どう話しかけて良いのか分かりません」 的なやつです。 会社が違っても、 外注スタッフとして、ときどき すれ違います、 とか、 同じ学校で、よく見かける のだけれども、 どうアプローチして良いのか 分かりません、 とか、 そういうのも同じです。 ここには、恋愛の本質的な、 とても重要なポイントが 隠されています。 … ところで、一般的な男女の 出会いにとって 何が一番大切なのかっていうと、 ・自然であること です。 そうして、「自然である」とは どういう事なのかっていうと、 『他人』には『他人』の 『知り合い』には『知り合い』の 『友達』には『友達』の 『親友』には『親友』の 『恋人』には『恋人』の、 それぞれの関係性に応じた 距離の取り方、 というものがあって、 その『距離感』をちゃんと 守れること、 です。 『距離感』とは何かっていうと、 分かりやすいよう、 極端な具体例をあげますと、 例えば、 会社内で、たまにすれ違うだけ っていう関係性の女性に対して、 いきなり、お土産を渡したりとか、 誕生日プレゼントを渡したりとか、 そういう事をしてはいけない、 って事です。 怖いですよね? ただ、顔を知っているだけの 相手から、いきなり、 「今日って誕生日でしたよね? 受け取ってください。」 って言って、アロマキャンドル とか渡されたら。 「え? あなた誰? 何で私の知らない人が、 私の誕生日知っているの?」 って。 怖いですよね? 「沖縄行ってきたら、可愛い ペンダントがありましたので あなたのために、買ってきました」 とか。 じゃあ、アロマキャンドルや ペンダントでなければ 良いのか? 安くてお手頃な、お菓子ならば? う~ん。。。 もしもあなたが、普段から 旅行に行くたびに、 会社内の全員に対して、 そのお菓子を配り歩いているの であれば、 まあ、許容範囲でしょう。 もしもあなたが、会社内の人間全員の 誕生日を全員把握していて、 全員に対して、同じことを、 つまり、会社内の誰かが誕生に なるたびに、 1人ひとりに、お菓子を配り まわるというキャラの男性 であれば、 許容範囲といえば、許容範囲な 気がします… (それはそれで、別の怖さを 感じてしまいますが…) ・・・ 直接会っているときは この辺の距離感がちゃんと 分かっている男性でも、 メールとか、LINEになった とたんに、 おかしくなるパターンが、 けっこう多いです。 とりあえず、その場の流れで LINEを交換しただけなのに、 翌日から、急に 「おはよう」 「今日も頑張ろう!」 「おやすみなさい」 っていうメッセージが バンバン届く…とか。 『顔見知り』程度の認識の 相手からこれが来たら、 怖いですよね? … ともかくですね、 『他人』には『他人』の 『知り合い』には『知り合い』の 『友達』には『友達』の 『親友』には『親友』の 『恋人』には『恋人』の、   それぞれの関係性に応じた 適切な距離の取り方、 というものが、 人間関係には求められる わけでして、 そいつを読み間違えて、 相手の女性からは、 『他人』 『ただの顔見知り』 程度の認識であるにも 関わらず、 こちらから、 『友達』とか『恋人』的な 要求や振る舞いをしてしまう、 このギャップを、 ・不自然である と表現します。 「自然な恋愛がしたい」 という意識が強い女性ほど、 この部分が重要になりますし、 ここで、不自然な言葉や行動を 行うことで、 「気持ち悪い」 と感じられると、 だいたい、その恋愛は そこで終わります。 ゲームオーバーです。 … ところで、 この、 ・女性との距離の取り方 というものには、 全ての男性にとっての 共通の基準というものは、 案外少ないように思います。 例えばそれは、 『まったくの他人』 である男性が、 一方的に気になる女性の 誕生日を調べ上げて、 サプライズで、 花束と、指輪を贈る、 とか、 そのくらいに、大ざっぱな レベルであれば、 だいたいの男性は、 分かると思うんですよ。 「そりゃー、ダメですよね…」 って。 でも、もっと実践的なレベル ですね、 例えば、 「顔見知り以上、友達未満、くらい なのですが、 メールやLINEのメッセージは、 どの程度のものまでなら、 受け入れられるでしょうか? プレゼントはどの程度までなら 受け入れられるでしょうか?」 とか。 「まったくの他人というほどでは ないですけれども、けっして よく話すほうではありません。 この場合、旅行のお土産って あげても大丈夫ですか? また、どの程度のものなら、 値段とか、モノなのかお菓子なのか、 とか、どこまでなら『不自然』では ないでしょうか?」 っていうレベルになると、 みなさん、だいたい、 分からなくなってしまいます。 で、だいたい、間違えます。 自然であることよりも、 プレゼントをあげたり、 メッセージをやり取りしたい、 という、自分都合の欲求に 目がくらんでしまいますので。   そうして、この辺の、 つまり、 「どの程度が不自然じゃないんですか?」 「どの程度が気持ち悪くならないラインですか?」 って聞かれると、 僕は困ります。 それは、 ・あなたのキャラによるから です。 最初の具体例を 思い出してください。 社内でたまたますれ違うだけ、 という女性に対して、 国内旅行の簡単なお菓子の お土産を渡すとした時に、 もしもあなたが、普段から、 旅行に行くたびに、 会社内の全員に対して、 そのお菓子を配り歩いているの であれば、 で、そういう『キャラ』だって ことが会社内に知れ渡って いるならば、 普通に、不自然なく、 お土産を渡せて しまうわけですよ。 すれ違う程度の女性であっても。   ここで重要なのは、 女性との距離の取り方には、 全員の男性に共通するような 絶対的な基準は少なく、 むしろ、 あなたの『キャラ』による ところが大きい。 という点です。   逆に言うとですね、 あくまでも、 女性からは『自然』であると 感じられるようにしながら、 ただすれ違うだけという 関係性から、 『自然』な形での恋愛に 発展させるためには、 男性側が、最低限クリア しなければならない 『キャラ』 というものがあって、 それは、 ・誰に対しても、爽やかな笑顔で 挨拶できる ・誰に対しても、人なつっこい という『キャラ』です。 この、 「誰に対しても」 の部分、超重要です。 特定の、狙った女性にだけ それをやったのでは、 『キャラ』として成り立ちません。 その、人なつっこい態度が、 不自然で気持ち悪いものに ならないためには、 普段から、誰に対してもそうである、 ことが必要です。 ・・・ 以上を踏まえたうえで、 同じ会社なんだけれども、 たまにすれ違う程度という 女性を口説くための手順。 要は、女性との距離感の 問題ですので、 「たまにすれ違う程度」 ではなくとも、 同じ会社とかで、 ときどき顔を合わせるならば 応用は聞きます。 本質をつかんでください。 まずは ステップ1: 笑顔の練習をしてください。 で、たまに、その女性と すれ違ったタイミングで、 明るく優しく 爽やかに、相手の目を見て、 『笑顔』で挨拶するクセをつけましょう。 たまに訪れる、その一瞬のアプローチに 全力を出してください。   挨拶というのは、 他人同士という関係性でも 許しあえる、 むしろ好感触を与える、 ほぼ唯一のコミュニケーションです。 なので、『笑顔』がほぼ 唯一にして最強の武器となります。 それを何回かやったら、 次は、 「おはようございます」 などの挨拶に加えて、 「暑いね」 とか 「寒いね」 とか、 そういう一言を添えるように してください。 いつも感じよく挨拶して くれる男性、 であれば、 そういう男性からの 「今日は暑いですね」 程度のプラスアルファは 感じの良いものです。 でも、まだこの時点では、 だらだらと会話しようとしたら 絶対にダメです。 その一言とかを言い合うだけです。 それを何度か続けたら、 つまり、 笑顔の挨拶+α を普段から言い合う仲に なったならば、 今度は、 その女性が身につけているものや、 その女性に起こったちょっとした変化を 指摘してください。 「その(腕)時計可愛いですね」 とか 「その色、素敵ですね」 とか 「そのカバン、春っぽくてキレイですね」 とか。 「ネイル可愛いですね」 とか 「姿勢いいんですね」 とか 「そのボールペン可愛いですね」 とか 「字がキレイなんですね」 とか とにかく観察して、 気が付いた点を指摘すると良いです。 ここでも、相手がそのことについて もっと話したがったら乗っかりますが、 そうでなければ、なるべくサラっと 切り上げます。 それを何度か続けているうちに、 相手の方から会話をふってくる ようになります。 そしたら、その話題に乗っかってください。 ここまで来ても、だらだらと長くは ダメです。 あくまでも、サラっと。 で、これを何度か繰り返して いるうちに、 会話の量が増えてきます。 そしたら、会話の流れで、 お茶か食事に誘ってください。 ・自然である とは、こういうことです。 長期戦略が基本です。 あなたの欲望にまかせて いっきに距離を縮めようと すると、 不自然になり、 気持ち悪くなります。 じっくりと時間をかけて、 「自然な流れ」を作ってください。 上記アドバイスで、 「それを何度か続けているうちに」 と僕は言いましたが、その「何度か」 の基準は、 「自然な流れ」と感じられる範囲、 です。 また出来れば、男女問わず、 上記の流れで、色々な人と 仲良くするクセをつけると良いです。 普段からやるから、 本番=彼女の前 でも自然に行えます。 あと、これは僕が サラリーマン時代に よくやっていたのですが、 社内の自動販売機の前とか、 休憩スペースとか、 ちょっとした『間』を共有する時間は 上記の流れが作りやすいです。 なんとなく、自動販売機の前で 待っていたり、 どれを買おうか迷ったりする、 あの『間』って、 挨拶+ちょっとした会話の きっかけにしやすいです。 受付や事務の女性も、ヒマそうに しているタイミングを見計らえば、 やりやすいです。   僕はタバコは吸わないのですが、 吸う人であれば、 今なら、喫煙エリアとかだと さらにやり易いと思います。   それともし、 あなたが、 「この言動は不自然か? そうでないか?」 に迷ったならば、 特定の女性に対してではなく、 他の男性とか上司とか後輩 とかにも、同じことをするかどうか? で考えてみると良いです。 LINEを交換した顔見知り 程度の関係性の 男性の知人に対して あなたは、 「おはよう」 「今日も頑張ろう!」 「おやすみなさい」 というメッセージを 送るんですか? という問題です。 「お土産を渡しても大丈夫ですか?」 という疑問であれば、 「あなたは、会社内の男性の知人全員に 対してお土産を渡すキャラなんですか?」 だし、 「普通の友達くらいの関係性だと 思いますが、誕生日プレゼントは 渡しても良いですか」 であれば、 「あなたは、普通の男友達に対して、 普段から 誕生日プレゼントを 渡してますか?」 です。 女性の大半は、 「自然な出会い方がしたい」 と思っているものです。 『自然』を演出できるだけの 笑顔と挨拶を身につけてみて ください。 相沢蓮也

  • このセリフに欠けているもの

    相沢です。 狙っている女性に対して、 「僕はあなたとエ ッ●がしたい」 と正直にいったら、女性と連絡が取れなく なったという男性から相談を受けました。 逆にスガスガしくて 思わず笑ってしまったのですが、 さて、 このセリフの何がいけなかったのか? ここには、とても重要な問題が 含まれています。 まず、大前提としておさえて 欲しいのは、 「僕はあなたとエ ッ●がしたい」 という意思表示には 決定的に欠けているものが あるという事です。 一方で、誤解して欲しくない のですが、 この意思表示は、たしかに どこかの段階で、 しないとダメです。 この意思を隠したまま、 突然に「ガバっ!」 って襲うのは怖すぎますし、 この意思を伝えないから、 「どうやってせっ○スに持ち込めば 良いのか分からない」 という状況が生まれます。 なので、実は、けっこうおしいです。 あと一歩。 決定的に欠けているものが あります。   それは、 ・せっ○スがしたい理由   です。   説明のため、あえて極論を いいますが、 「僕はあなたとエ ッ●がしたい」 だけだと、どこまでいっても ぶっ飛ばされます(笑) が、   「あなたが好きだから、 あなたが好きで好きでたまらないから、 あなたを愛しているから」   「だから」 「僕はあなたとエ ッ●がしたいです」   だと、 タイミングさえ間違わなければ めちゃくちゃ喜ばれます。   この差は決定的です。   結局のところ、 男と女ってのは、 せっ○スで成り立つような一面が ありますので、 どこかのタイミングで 必ず、 「僕はあなたとエ ッ●がしたいです」   って、伝えないとダメなんですよ。 でも、そこには ・好きだから という理由が必要なんです。   男っていう生き物は、 別に女性を愛してはいなくても、 性的な欲望を感じられてしまいます。   女性の人格とか無関係に、 顔と体さえ好みなら、 抱けてしまうのが男です。 女性を、 ・単なる性の対象 として扱えてしまうのが 男という生き物です。 そして女性は、その事実を よく知っています。 知ったうえで、 一般的に、多くの女性は ・単なる性の対象 だと、納得できません。   自分を納得させるだけの 「私の心も含めた存在を 求めているからだよね?」 が必要です。   なので、 例えば、週に3回はせっ○スしていた カップルが、 週に1回とか、 やがてそれが、 月に1回とか、 せっ○スの回数が減っていくときに、 女性は、たまらなく不安を 感じてしまいます。 「あれ。もう、私に対する気持ちが 冷めてしまったのでは?」 って。   せっ○スと心が直結しているぶん、 せっ○スの減少=心の減少 と考えることがあるんです。   また仮に、その場限りの 一瞬の恋であっても、 男女の友達の間に起こる、 疑似的な恋愛っぽいもので あっても、 あるいは、女性だって、 本当は、 目の前の男性が自分を愛してなんか いないんだ、 って分かっていたとしても、 それでも、 女性にとっては、 単なる欲望のはけ口ではない、 という納得感が必要です。   ですので、 女性を口説くというのは、   ・あなたのことが好きだから せっ○スがしたいんだ ・体だけが目当てじゃあないんだ という意思を、 あの手この手で、受け入れさせる 作業である、 と言えます。   なかなかね、 ・あなたのことが好きだから って、信じさせ、受け入れさせるのって 難しいんですよ。 いくら、 「おまえが好きだ」 って言ってみても、 それを伝えるタイミングが あまりにも早かったら、 「でもあなた、私とほとんど 話したことないじゃん。 それで『好き』って、 絶対にそれ、勘違いだよね」 とか、 「私の何を知っているの? 私の外見が好きなだけでしょ? 本当の私を知らないじゃん」 とか。 「体が目当てなんじゃないの?」 とか。 男がフラれる8割くらいは、 そのパターンな気がします。 実際、その女性の内面を 何一つ理解せず、 また、理解するつもりもなく、 自分に都合の良い幻想を 押し付けたまま、 「好きで好きでたまらない」 って言っている男性が 多すぎますので。 女性からすると、 「本当の私ではない」 「社交用の顔」 だけを見て、 「好きです」 って言われても、 その「社交用」の仮面を今後も ずっとかぶり続けなければ ならないのか、 って思うと、 それだけでうんざりです。 その『好き』は 私の外見と、私の社交用の笑顔に 対する『好き』であって、 そんなもの、 知人関係だから、押し通せるが、 プライベートまでは無理だし、 うっかり、違う一面とか 見せようものなら、 絶対に、ガッカリされるか、 コントロールしようとされるか、 性格に文句を言われるか、 そんなの目に見えているし、 なら、そういう面倒なことに なる前に、 この男とは、 距離を置いたほうがよいな… と。   要するに、あなたの『好き』が 信じられていないし、 受け入れられていない。 納得されていない。 『好き』をちゃんと伝えるって 凄く難しいんですよ。 … 逆にいえばですね、 例えば、カップルなんかで 「せっ○スしたいな」 というセリフだけで 相手が喜ぶのは、 このセリフには表れていないだけで、 女性にしてみれば、 暗黙の了解として、   「(君のことを愛しているから) せっ○スしたいな」 だし、 付き合っていなくても、 盛り上がった2人が、 「じゃあ、移動しようか」 でホテルまで行けるのは、 (君のことが好きだから、 もっと君を知りたいし、 もっと君と深い関係になりたいし、 もっと君と一緒にいたいし、) ・だから   「じゃあ、(ホテルまで)移動しようか」   なんです。 「じゃあ、移動しようか」 の一言には、 これだけの要素が詰まっていて、 これだけの要素を まるごと理解させるような 『文脈』をそれまでに 作っているから、 女性は、あなたを受け入れるんです。 納得感の問題ですね。 … で、女性心理のこの部分の話を よく理解できていると、 逆に、女性が気になる男性に 抱かれたがる理由も分かってきます。 それはつまり、 仮にこちらが、相手の女性を 性の対象としか思っていなくとも、 女性としては、 抱いてもらった=好きになってもらった え っち してもらえた=女として認めてもらえた と、 頭のどこかでは、それが勘違いだと 分かっていたとしても、 それでも、そういう幻想に 酔っぱらってみたくなる ことも、あったりするからです。 こういう、根っこの部分を 知っておいてください。 相沢蓮也

  • 一番使える誘いネタ

    相沢です。 以前、会話の引き出しについて お話しました。 ところで、ざっくりと「引き出し」 というと、あまりにも幅が広すぎますので、 もう少し合理的に、 ・女性を口説く という観点から、 どのような引き出しを 重点的に増やしてゆくのが ・恋愛的に、合理的なのか? についてお話します。   恋愛のために、 あなたは、まず最初に どのような知識と経験を 増やすのが合理的なのか? あえて、たった1つに 絞るならば、 それは、 ・食べ物の知識と体験 です。 以前、60歳近いのに、 20代の若い女性と アホみたいに遊びまくっている、 まあ、化けモノみたいな おじさん? おじいさん?? とお会いした事があったのですが、 彼が持っている強力な武器の1つが、 飲食に関する、ケタ外れの知識と 経験でした。   そういえば、女好きの合コン王 としても有名な、 アンジャッシュの渡部さん なんかは、 ある時期からは、グルメ王 みたいな方向性も出して 来ましたが、 その時の僕の感想は、 「このひと、どんだけエロいんだ(笑)」 でした。 人間の最も根源的な3つの欲望として、 1、食事 2、せっ○ス 3、睡眠 が挙げられます。   どんなに趣味が多い人でも、 どんなに趣味が少ない人でも、 どのような生活であれ、 どのような人生であれ、 これほどに『共通』する そして、 『共有』しやすいテーマって 他に無いんじゃないでしょうか? せっ○スは、初対面から 気軽には話せないし、 睡眠なんかは、話そうにも、 ネタがありません。 でも、『食べる』というのは 生きている限り、 何かしらみなさん、口にしますし、 食べ物の好き嫌い、美味しいまずい、 健康に対する良し悪し、 中華にフレンチに和食にイタリアン、 オシャレなお店から、通好みのものまで、 いくらでも、『食』という欲望を 深掘りし、共有できます。 しかも、ほとんどの状況において、 デートの口実に使えます。 これほど、人間にとって、 『共通』『共有』なテーマで ありながら、 『万能』ですらあります。   例えば、 あなたが、旅行について めちゃくちゃ詳しかったと するじゃないですか。 で、女性と、旅行の話で 盛り上がったとしますよね。 でも、話のついでで、 「じゃあ今度、一緒にハワイでも 行きましょうか?」 って、誘うのは、 初めてのデートの誘いとしては、 かなり厳しいと思うんですよ。 じゃあ、映画とかだと、 どうだろうか? あなたが、めちゃくちゃ映画に 詳しかったとします。 でも、この手の趣味って、 実は『共有』するのが難しいんです。 映画って、有名どころだけでも 数百から数千はありますよね? それらを、ざっくりと、 ひとくくりにして、 「映画好きです」 っていったって、幅がありすぎます。 しかも、毎週のように、 新しい映画が上映され続けます。 これからも、ずっと。 それらを1つ1つ追いかけたって キリが無いし、 本当に好きならやれば良いが、 そうでないなら、まったくの不毛です。 「オレ、映画好きだよ」 「へ~。私も大好き」 「オレ、○○の映画が好きなんだ~」 「ふ~ん。ごめん、分かんないや」 「君は何が好きなの」 「私は、○○の映画とか○○の映画とか」 「へ~。ごめん。見た事ないや」 「…」 「…」 極論ですが、この手の趣味というのは、 こんな感じに難しいんですよ。 しかも映画って、 面白いかどうかは、見てみないと 分からないですよね? なので、デートの誘いにしても、 食事よりも、ややハードルが上がります。 「行ってみて、つまらない映画だったら お金も時間も無駄になる。 映画行ったら、その後、お茶くらい 付き合わなければダメだろうけど。 そこで、この男がつまらなかったら、 1日全部、無駄になるじゃん…」 という計算が働きますので。 旅行と映画を例に説明しましたが、 「女性をデートに誘う」 という事を想定したとき、 ほとんどの趣味は、似たような ものなんです。 デートの誘いとしては ハードルが高いか、 あるいは、なかなか『共通点』 として一致させるのが難しいか。 その点、食事というのは、 最悪、2時間も付き合えば その後、嫌なら帰りやすいし、 男がつまらなかったとしても、 ・食事をする という快楽は約束されています。 映画とか、他の趣味なんかと 違って、 「どうしても合わない。 どうしてもつまらない」 ってことは、まずありません。 パスタが好きな子を、 評判のパスタ屋さんに 誘えば、それでほぼ正解なのですから。 しかも、誘うときに、 お店や食べ物の写真を見せて そっちで女性の興味や欲望を 誘惑できます。 さらに、誘いだしてしまえば こっちのもの。 目の前の女性が、最初に、 あなたの誘いに乗った理由が、 食べ物目当てだろうが なんだろうが、 映画や他の趣味と違って、 2人で食事をするという事は、 2人で、1対1で、 じっくりと会話をする、 という事です。 そこで、惚れさせれば良いんです。 どのような手を使おうとも、 とにもかくにも、 1対1での会話に 持ち込まないと、 その先へ進めようがないのですから。 なので、 デートに誘う口実として、 ハードルが低く、 かなり誰にでも有効であり、 しかも、1対1での会話に 持ち込めてしまう。 これを『万能』を言わずして 何を言おうか。 です。 なので、お酒でもお茶でも 和洋中華、ほんとに何でも 幅広く、 ・口に入れる という快楽について、 まずはここから、 追及するのが、 今から頑張ろうとする人には お勧めです。 相沢蓮也

  • 次のデートの約束をするべきか?

    相沢です。 今日は、 なぜ、 女性とデートしている最中に、 その場で、次のデートの約束を してはいけないのか? について、僕なりの答えを 書いてみます。 が、その前に、 このテーマと関連して、 ちょっと雑談を。 ここ数年くらいなのですが、 恋愛相談を受けていると ときどき、 「自分は、デートするときは、 そのデートの最中に、 次のデートの約束をします」 っていう主張を聞かされます。 この主張をする男性の 面白いのが、 僕が、 「それは、 やめた方が良いですよ」 っていうと、 ほぼほぼみなさん、 「なぜ自分が、そのようにするのか。 その正当性」 みたいなのを、 けっこうクドクドと 主張してきます。 なぜかここだけ、みんな、 熱いんです(笑) 「いや、自分がこれをやるのには これこれ、こういう理由があって」 「これこれ、こういう理由だから これをやることは正しくて」 … で、こういう主張を聞いて、 正直、僕は、まったく 理解ができないわけです。 理解ができない、 というのは、 悪口として、 「お前の言ってることは 理解できない」 とか、 共感できないという意味で、 「お前の言っていることは 理解できない」 とかではなくて、 純粋に、 日本語のロジックとして、 よく分かりません。 「郵便ポストに サンドイッチを入れたら 空って赤くなりますよね?」 って言われてる感じ。 でも考えてみると、 恋愛相談を受けていて、 最初から、その人なりの 理論とか、やり方みたいなのを 持っていて、 まあ、だいたいそういう人って、 どこかから、 何かしらの 恋愛ノウハウ みたいなのを仕入れていて、 それを信じてやっている わけですが、 そういう人が 僕に相談してきて、 「それはやめた方が良いですよ」 って僕が言ったときに、 自分の正当性の話をしてきたり、 やたらと小難しく、 そこに、 自分の過去とか 今の気持ちとか、 自分の思考過程なんかを おりまぜながら、 長い、しかし、要するに 何が言いたいのかよく分からない 話をしてくる人って、 限界が早いし、伸びません。 そして、 自分の限界に悩みつつ、 どこかで、なお、 自分の正当性に執着したまま、 その執着を手放せないまま、 ゆっくりと時間だけが 過ぎ去ってゆく… そんな印象があります。 … ちなみに僕が、 デートの最中に、 次のデートの『約束』を しないほうが良いですよ、 と主張する理由は、 とってもシンプルで、 そもそも『約束』っていうのが、 『契約』であり、 『説得』であるからです。 なので、これをやる 男性というのは、 無意識ではあるが、 その心の、深いところでは、 ・女性を説得しようとしている わけです。 恋愛というものに、 『契約』や『説得』を 持ち込もうとしている。 もう、その時点で、 負けちゃってるわけです。 恋愛って『感情』なので。 根本的に、 間違っちゃってます。 が、僕がこういうことを 言いますと、 だいたい、 「そんなことは自分も 分かっていますよ。 それを分かったうえで、 でも女性から無し判定されて ダメだった場合、 そのままだと 次がありませんよね? でもその場で 『約束』しておけば、 1%でも可能性が残るかも しれないじゃないですか。 だから、ダメ元でやるんです」 とか、 そんな感じの答えが 返ってきます。 この考え方が、 ヤバいわけですね。 そもそも、 デート中に女性から 無し判定された場合。 例えば、そのときの 女性の感情として、 マイナス10点くらい だったとするじゃないですか。 「あ~無いかなぁ…」 っていうくらい。 で、そのくらいであれば、 逆に、 何もしなければ、 その後の女性の気分次第では、 次のデートが成立する ことって、あるんですよ。 女性って、 気分の生き物なので。 ところがですね。 マイナス10点くらいの、 「あ~無いかなぁ…」 くらいの感情のときに、 男性側が、 その場で、 ダメ元で、 「次はいつ会おうか?」 「スケジュール教えてよ」 みたいなことをやってしまうと、 マイナス10点の男から、 その場で、 自分のプライベートに 踏み込まれようとする わけですから、 これは、めちゃくちゃ 重たいわけです。 なので、これだけで、 マイナス10だったものが、 マイナス100くらいに なったりもします。 そしたらもう、 「女性の気分次第では 次があるかも」 すら、無くなります。 少しはあったかもしれない 可能性が、 逆に、 つぶれてしまうんです。 究極のところ、 そのデートが楽しければ、 約束なんて気にしなくても、 次なんて、いくらでも あるんですよ。 だから、女性が楽しいかどうか? それだけが全てです。 これが、『感情』で 考えるということ。 ここに、 ダメ元で、『約束』という 概念を取り入れる人というのは、 恋愛を『理論』で解決 しようとしているわけです。 女性の『感情』に着目せずに、 『理論』に逃げてしまう。 だから、限界も早い。 だから、伸びない。 だから、気が付くと 勉強しすぎて、 「郵便ポストに サンドイッチを入れたら 空って赤くなりますよね?」 みたいなこと 平気で言ってしまい、 しかし自分では、 そのおかしさに、 気が付けません。 自分は『理論的』で正しいと 信じているのです。 … あるいは、 たしかに、 義理堅い女性であれば、 その『約束』にとらわれて、 「嫌だなぁ…」 って思いつつも、 次のデートにも 応じてくれるかもしれません。 実際、そういうタイプの 女性っています。 が、それでもですね。 そういうものに 頼っているから、 いつまで経っても、 あなたは、 その程度なんですよ。 あれです。 俗にいう、 「グダ崩し」 と同じです。 そういえば、 「グダ崩し」 っていう言葉を使う人も、 だいたい、 ・その程度 ですよね。 そんなことを 言っているから、 そこが限界なんですよ。 『約束』で縛れば、 『理性』に訴えれば、 『論理』でごり押しすれば、 目の前の、 その女性は、 もしかしたら、 拾えるかもしれない。 でも、だからこそ、 そこがあなたの限界なんです。 いつまで経っても、 その上にいけません。 恋愛なんてのは、 最初から最後まで、 女性の『感情』 だけ見てればよいのですよ。 本当は。 相沢蓮也

  • 女性特有の恐怖心

    相沢です。 女性は、 男性には理解しにくい、 独特の恐怖心を持っています。   この恐怖心が強い女性と、 わりとそうでもない女性と、 この辺の強さは、 女性によってバラつきは あるのですが、 それでも、根源的に、 だいたいみなさん、持っています。   これが分からない男性は、 時に、女性から ・無神経な男 とみなされ、 パッタリと、心を閉じられます。 その恐怖心とは何か? … … ここを理解するために、 一度、 同性愛のお話をします。 後でちゃんとつながるので、 しっかりと、 ついてきてください。 さて。 同性愛について。 僕がいつも、 髪を切ってもらっている 美容師さんがいます。 彼はぜんぜん、 同性愛者では無いのですが、 何かの話の流れで、 たまたま、彼と 同性愛について、 議論しました。 彼は最初、 「例えば友達が、同性愛者 だと分かったとしたら、 すごく気持ち悪い。 ひく。 もう、仲良くできないと思うし、 絶対に2人きりにはなりたくない」 と言いました。 それに対して僕は、 「いやいや。 男の人が好きな男だって、 相手を選ぶでしょ(笑) そんなにモテる自信があるんですか?笑」 と言ったら、 「たしかに(笑) というか、まずは女にちゃんと モテろって話ですよね(笑)」 みたいな流れになりました。 そうなんですよ。 同性愛者の男性がいたとして、 彼はべつに、 「ケダモノ」 ではありません。 男なら、誰だって良い わけでは無いし、 仮に、 好きな男性と、 密室で2人きりに なったとしても、 じゃあ、いきなり 襲(おそ)うのか? っていうと、 それはまた、 別問題ですよね?   男性に対して性欲を 感じる男性であることと、 その男性が、 性欲を感じた男性を 襲(おそ)うことは、 まったく別問題。 あなただって、 そうですよね? 好きな女性がいたとして。 「ヤリて~っ!」 って思う女性と、 たまたま、 密室で2人きりに なったとして。 普通は、襲わないわけです。 犯罪だし。 もし法律で罰せられなかった としても、 普通は襲いません。 理性があるし。 欲望に任せて、 他人を傷つけてはいけない ことを、 大半の男性は知っているから。 なので、   性欲を感じることと、 いきなり襲うこととは、 別問題。 『性癖(せいへき)』の問題と、 『性格(せいかく)』の問題を ごちゃまぜにしてはいけない。   これ、OKですよね?   そのうえで、聞きます。 あなたは、 同性愛者の男性と、 密室で、2人きりで 自然体のまま、 楽しく過ごせますか? … … … … どうでしょうね? 笑 ここはけっこう、 人によると思いますが、 多くの男性は、 なんとなく、 純粋に、その状況を 自然体では過ごせないと 思います。 「オンナ好きの男」 と過ごすのと同じようには、 同じ気持ちでは、 過ごせないと思います。 これが、 「自分が性欲の対象と していない人間から、 性欲の対象とされること」 という名の、 ・根源的な恐怖心 です。 そして女性は、 男性よりも、 この恐怖心が強いです。   特に、 まあ、強いてあげるならば、 胸が大きくて、 気が弱そうな女性とか、 押せばヤレそうな、 そしてこちらを 受け入れてくれそうな 雰囲気の女性とか、 あとは、 ストーカーとかを 引き寄せやすい雰囲気の 女性とか、 は、 年中、そういう恐怖に さらされていたりします。 酔ったいきおいで、 ベタベタ触る、上司とか、 オッサンとか、 まじで怖がってます。 … ここを、あなたが、 感覚的に理解できているのか? っていうのが、非常に重要で。 一般的に言って、 あなたが、 ただ、 「生物として男性である」 というだけの理由では、 あなたは、 女性の性欲の対象には なり得ないわけです。   そして、   女性の性欲の対象として 認められないうちは、 あなたは、   女性に触ってはいけないし、 近づきすぎても、 いけないのですよ。   だって、 「自分が性欲の対象と していない人間から、 性欲の対象とされること」 は、怖いことだから。 その恐怖を与えて しまった段階で、 あなたは、負けます。   この距離感が、   デートで2人きりになって、 女性の体をひきよせたときに、   「レ イ プされそうになった」 と思われるのか、 「このままキスしても 受け入れちゃおうかな」 って思われるか、 を決めます。   そういえば昔、 「ある男性からの食事の誘いに 応じたら、 カラオケに行こうって言われて、 そこでキスされそうになった。 まじでビビって なんとか逃げ出した! カラオケって密室なんだね!」 って言っている女性がいました。 これが、女性がかかえる恐怖心。 大半の同性愛者の男性は、 自分が、大半の男性の 性欲からは外れている ってことを よく理解していますので、 逆に、 こんなトラブルは少ないです。 上記のような勘違い男と 密室で2人きりになる 女性と比べたら、 同性愛者の男性と カラオケで2人きりに なることの、 なんと安全なことか。 つまり、 そのくらいに、 女性の方が、 恐怖にさらされやすく、 恐怖を体験することが多く、 よって、 「自分が性欲の対象と していない人間から、 性欲の対象とされること」 という名の、 ・根源的な恐怖心 を、抱えやすく、 また、育てやすい、 ものなのですよ。   だから、男は、 もっともっと、注意して、 まずは、 女性の性欲の対象として 「アリ」になること、 つまり、 ・男としてアリ にならなきゃだし、 逆に言えば、 ・男として無し と判定されてしまったら、 ホントに、おしまいなんです。 それ以降は、 体を近づければ近づけるほどに、 恐怖と、侮蔑(ぶべつ)の対象でしか なくなってしまう。 じゃあ、 どうすれば、 目の前の女性にとっての、 ・男としてアリ になれるのか?   それは、 「どうしたらモテますか?」 ってくらいに、大きな 質問ですので、 とてもとても、 メルマガ一本では 答えられませんが、 例えば、 https://www.goukon-go.com/onnatomo/index.html とかは、勉強しときましょう。 女性の「性欲」について 徹底的に研究したものですので。 それと、 今、口説いている女性にとって、 「自分は、男として アリになれているかな?」 っていうのを、感じ取る センサーを磨(みが)いて欲しいな、 って思います。 同じことをやっている はずなのに、 一方は、 「いきなり襲われて最低だった」 となり、一方は、 「このままホテルに誘われても 許せるよね」 ってなる。 その差って、つまり、 男性側の、このセンサーの差 なのですよ。 本当に、 やっていることは、 同じはずなのに。   じゃあ、どうしたら そのセンサーを磨けるんですか? って聞かれると。 これまた、 「経験の差ですかね…」 みたいな曖昧な答えに なってしまうのですが、 それでも、1つ、 ・ちゃんと女性を見ているか? はとっても大切です。 例えば、 「あいつとせっ○スしたい」 っていうのは、あなたの欲望です。 こいつを根拠にして、 女性との距離を詰めすぎてしまうと、 どうなるのか? これは、女性に欲望を向けては いますが、 あなたの視点は、実は あなたに向いていますよね? だから、正しい距離感が 見えてきません。 逆に、 「嫌われたくありません」 「今の関係を壊したくありません」 っていう理由で 女性との距離をつめないのも、 実は違います。 だって、これも、あなたの 視点は、 ・嫌われたくない自分 に向いていて、 女性を見ていないので。 実は、 欲望にまかせて、 セクハラまがいの距離の詰め方を してしまうことと、 「嫌われたくない」と言って 一切、女性との距離を詰めようと しないこととは、 本質的に、同じなんです。 女性を見ていない。 意識が自分を向いている。 自分のことしか考えていない。   女性を見る。 もっともっと、見る。 観察する。 女性に意識を向ける。 はい。 いつも、僕が言っていること ですね。 相沢蓮也    

  • 女性に踏み込む基準とは

    相沢です。   「何回目のデートで 手をつなげば良いですか?」 「何回目のデートで キスすれば良いですか?」 「何回目のデートで 告白すれば良いですか?」 「何回目のデートで せっ○スすれば良いですか?」 などなど。 非常によく聞かれる質問です。 さて。 こういう質問に対して、 ケース・バイ・ケースですが、 一応、目安を言うと、 だいたい、●回目で何々して、 ●回目までにこうすると 良いですよ。   と、以前の僕は答えていました。   そういう回答が喜ばれるからです。 みなさん、 具体的な数字があると 非常にね、 分かった気になれるんですよね。 うんうん。 ケース・バイ・ケースだけど、 ●回目でせっ○スすればいいんだね。 って。 けっこう、何て言うのかな、 「ケース・バイ・ケースだけど」 っていう前置きのせいで、 結局、 「ケース・バイ・ケース」が ただの『枕詞』とか『修飾語』 になっちゃってる感じがしてます。 つまり、 「ケース・バイ・ケース」 って言ってるだけで、 中身が無い。 実際は、 「ケース・バイ・ケース」 の部分は無視されている。   これだと、僕が、 「デート3回以内にせっ○ス しましょうね」 とか、 「初回のデートでせっ○スできる 男性がエラいし凄いですよ」 みたいな、 デートの回数を基準にした 考え方を教えているのと、 実のところ、同じなんじゃね? と思いまして。 そりゃー違うよな。 「デート何回で」 っていう基準を示すと 喜ばれるから、 つい、言っちゃけど、 僕が本当に、みなさんに 見て欲しい、考えて欲しいのは、 「ケース・バイ・ケース」 のほうだよな… と思いまして、 今日はそっちをしっかりと 解説します。 さて。 「デート何回で」 のように、回数ではなく、 僕が見て欲しいのは、 目の前の、ひとりひとりの 女性である。 目の前の個人をちゃんと 観察して、 ケース・バイ・ケースを しっかりと見る。 本当に見て欲しいのは そっち。 ここまでは、 このメルマガの読者さん であれば、 すでに大丈夫だと思います。 何度も言ってますので。 で、じゃあ、ところで、 僕たちは、 目の前の女性の、 個人個人の、 その時、その時の、   何を見れば良いのでしょうか?   と、一歩踏み込んでみます。 何か?   これが、非常に言葉に しづらい、 ちょっと『感覚』に近い ものになってしまいますので、 こうして、文章で説明するのが 難しいのですが、 しいて、その『感覚』に 言葉を与えるのであれば、 ・熱量 とか ・ベクトル だと思います。 女性が、その時点で こちらに向けている、 熱、意識、エネルギー、 こういったものの方向性。 これ、分かるかな? 女性の好意とか意識とか エネルギーが こちらに向いているかどうか? また、 その向き、つまりベクトルが どのくらい 熱いのか? …   これ、たぶん、 分かる人はすぐに 「あー、あれね」 って分かるし、 分からない人は、 まったく分からないと 思うんですよ。 そして、この『感覚』が 分からない人ほど、 「何回目のデートで ○○すれば良いですか?」 と、目の前の女性ではなく 回数を基準に考える傾向があります。 が、やっぱりそれだと、   そういう男性が見ているのは、 回数であって、目の前の女性 ではありませんので、 そういう男性こそ、 女性からの意識、 女性からの好意、 女性からの熱量、 女性からのエネルギー、 こういったもののベクトル、 方向性、 を感じようとしてください。   これは、 考えるものではありません。 感じるものです。 「考えるな! 感じろ!」 って、 燃えよドラゴンみたいな 話になってきましたが(笑) ※分からない人ごめんなさい   やはり、 恋愛ってコミュニケーション ですので、 そういった『身体感覚』を 無視していては 成り立ちません。 が、 答えは感じてください。 だと、これ、 説明になってないと 怒られるかもしれませんので。 そうですね… 例えば、 デートが終わって これから一緒に帰ろう ってときに、 1回目のデートよりも、 2回目のデートの時の方が、 女性側の体の距離が近かったら、 これ、 1回目よりも、 2回目のほうが、 女性からの熱量やベクトルが こちらに向いている感じ、 しますよね?   さらに、別れ際とかに、 わざわざ、 男性側が乗る、駅のホーム まで付いてきたり、 別れ際の目が熱かったり したら、 他にも、 「バイバイっ」 って言って、 女性の方から 手を合わせてきたりしたら、 これもまた、 かなりベクトルが向いている 感じしませんか? 余談ですが、僕の場合、 デートの後に、 駅の改札まで女性が ・送ってくれる ことが非常に多いです。 わざわざ、女性の方が、 帰り道を遠回りして、 僕が乗る電車の改札の前 とかまで、 送ってくれます。 それが、答えなのでは ないでしょうか… ・・ あるいは、LINEとかでも、 こちらが打ったメッセージ に対して、 テキトウなスタンプが ポンって来るだけなのか、 真面目に答えたうえで、 さらに、こちらに質問を してくるのか、 では、熱量がぜんぜん 違うの分かりますよね? さらに。 話をもう一歩、踏み込みますと、 もともと愛想が良く、 人懐っこい女性なのか、 だんだんと打ち解けてゆく 女性なのかによっても、 実際は違っていて、 例えば、2人で一緒に歩いて いるときに、 体の距離が近いとして。 そもそも、誰に対しても 体の距離が近い女性、 というのもいるわけです。 LINEの返信が早かったとしても、 そもそも、誰に対しても LINEの返信が早い女性、 も、もちろんいます。 だから、 「体の距離が近い」 「LINEの返信が早い」 みたいな ・絶対値 を基準に持ってきては いけません。 体の距離でも、LINEでも、 会話の内容でも、 なんでもそうなんですけど、 目の前の、その女性は、 ・以前と比べて、どうなったか? それは、 細かく見てゆくならば、 デートをする前と後ではどうか? デートのスタート時と、 終わった直後ではどうか? その話をする前と、した後ではどうか? などなど。 この『変化』を見るんです。 いくらでも細分化して観察できます。 が、これ、 聞いていてどうです? 難しくないですか?   ○○という言葉や行動の 直前と直後について、 分単位、 時間単位、 1日単位、 1週間単位、 で、いちいち観察して 全てを言葉として認識するのか? っていうと、 無理です。 僕だってそんなこと やれません。 だから、いま説明したような ことって、 もっとフワっと、 『身体感覚』として とらえるんですよ。 「あ、何となく、熱量が上がってるな」 とか。 「あ~今、イイ感じじゃね?」 「食いつきいいな」 「おお。ベクトル来てるな」 って。 スポーツとか音楽とかと 同じですよね。 どんなに言葉を尽くして、 理論をかためようとも、 実践するなら、 最後は、感じるしか無いんです。 ・・・ さて。 この熱量のベクトルなんですが、 もう1つ、とっても重要な 注意点があります。 これも、 回数にこだわる男性の 落とし穴になりやすいのですが、 ・女性の熱量やベクトルは けっこう気まぐれである っていう部分、 ここ、認識できていますか? この認識が甘いと、 「前回のデートで手までは つないだから、 次は最低でも、キスはいけるな」 とか、 「前にキスまでしたから 次はせっ○スだな」 という、考え方に おちいってしまいます。 これの何が甘いのか? っていうと、 例えば、最初のデートで 十分に熱量を上げることができて、 その女性と手をつないで 腕を組んで帰ったとする じゃないですか。 そして、例えば、 2週間後のデートのときに。 はたして、その女性は、 前回の、手をつないだときの 『熱量』をそのまま保って いるのかどうか? っていう視点が必要なわけです。 2週間あれば、 女性だって、色々と考えますし、 ちょっとモテる女性であれば、 他にいくらでもアプローチもあります。 積極的に彼氏を探している 女性であれば、 その2週間の間に 他の男に口説かれて、 そっちにベクトルを 奪われているかもしれない。 そうでなくとも、 初めてのデートで手を つないでしまった。 あの時はつい、うかれて そこまでしてしまったけど、 冷静に考えたら、ちょっと 軽はずみだったかも。 と、逆に警戒心を高めて いるかもしれない。 … そうすると、 男性側としては、 「前回キスしたから 今回はせっ○スかな~」 とかルンルンで、 ちょっと余裕かまして 油断していると、すぐに、 「ごめんなさい。 今日はそんなつもりじゃあ…」 みたいな反応が来て、 「え? どういうこと? だってこれ、絶対に行ける 流れだったよね…」 って焦ってしまい、 あとはグズグズでミス連発。 みたいなことが、 わりと起こったりもします。 … 何が言いたいのか? つまり、 女性は、 恋愛ゲームのキャラクター ではないのだから、 時間とともに、 気分も気持ちも変化し続けて いるものなのだから。 だから、 「前回のデートで手までは つないだから、 次は最低でも、キスはいけるな」 とか、 「前にキスまでしたから 次はせっ○スだな」 のような、これも結局は、 何回目のデートで○○する、 っていうのと考え方は 同じなのですが、 そういう、 回数で考えるのではなくて、 あと、女性の気分や気持ちは 変わらないもの、 という、ありえない前提で 考えるのではなくて、 毎回、 その日、その都度、 その瞬間ごとに、 しっかりと女性の熱量を 意識して、 熱量の高まりや ベクトルの強まりを 感じつつ、 また、 それらが下がったのであれば、 その都度、 冷静に、 上げなおしつつ、 つまり、 ちゃんと女性を楽しませつつ、 熱い瞬間、高い瞬間に、 しっかりと、 男女としてのアプローチを 行って、 踏み込んでゆけば良いのです。 … あ、念のため。 目標として設定するのは アリですよ? 前回はキスしたから 今回はせっ○スを視野に 入れようかな。 って。 あくまでも目安として。 でも、今回のデートが 何もせず、油断していても、 無条件で、 女性が前回と同じ熱量で 来てくれる、 みたいな油断はするな、 ってことです。   回数で目標を設定することは 悪くはない。 しかし、踏み込むための 基準にはするな。 です。   回数で考えるってことは、 女性の熱量が固定したもの である、 っていう前提を含んで いますので、 今回のメルマガは、 そこを問題にしています。 … ちょっと、難しかった ですかね。。   まとめます。   回数という基準を捨てて、 女性の熱量を基準とする。   そして、 女性の熱量は、 時間とともに 変化し続けるものだから、 最後まで、 けっして油断しない。 注意深く、観察し続ける。 これが、 手をつなぐとか キスをするとか、 せっ○スするとか、 つまり、 女性に踏み込むときの 基準です。   考えたらダメです。 沢山の経験を積んで、 まずは、感じるところから 始めましょう。 相沢蓮也

  • こんなセリフで切り返せ

    相沢です。 つき合う気の無い女性をホテルに 誘ったら 「私、つき合っていない人とは そういうことはしないの」 って言われました。 どうしたら、こういう女性と 遊びでヤレますか? という質問を受けました。 この手の話になると、とかく、 「どんな台詞で切り返してやろうか?」 「その場で、どのような気の利いた テクニックでもって、女の子の気持ちを くつがえそうか?」 みたいな話を求められがちなので、 いちおう、まずはそれ系の 回答をしてみますと、 そうですね… たとえば僕は、若い頃、 ・いかにしてつき合わないで 女の子とせっ○スをするか? にちょっと異様なくらいこだわって いました。 そのときも、もちろん、 女の子から 「わたし、つき合っていないひとは そういうことしないの」 的なことを、何度か言われたりも したのですが、 その時々で、 例えば、 「え? オレらってつき合ってると思ってた。」 ってとぼけてから、雰囲気で 押し切ったり、 「おいおいおい。 今そんなこと言われたらさ、 逆に、ちゃんと言えなくなっちゃうじゃん。 それ言われてから、『じゃあつき合おう』 って言ったらおかしいだろ。 ちゃんと言うから、焦るなよ」 って言って、その場をごまかしてから 空気にのせたり、 「大丈夫だよ」 「何が?」 「全部」 「全部って?」 「とにかく大丈夫だから。 オレに任せておけば」 っていって、なし崩すとか。 あと、もうちょっと前の段階で、 雰囲気が甘い時に、 「今日のこの時間を大切にしたい」 「もっと一緒にいたい」 「今日だけ、今だけ僕たちは特別」 みたいな感じで、 「今日は特別」 っていう言葉を刷り込んでおくとか。 あとは、 「この人は私とちゃんとつき合っていく つもりがあるんだろう」 という事をにおわせるために、 2人の未来について話しておくとか … なんか、こうして文章にしてみると 普通にやなヤツですね。。。 う~ん。 どうなんだろう… こういうことやってたのって 僕も、ホント、若いころだったからなあ… これを、もういい歳したオッサン になってまでやるってのは、 さすがの僕も、ちょっと抵抗を感じます。 分からんけど。 とにかく、まあ、なんやかんやと その場をテキトーにごまかしたり してきましたが、 よくよく考えてみると、 女の子に 「わたし、つき合っていないひとは そういうことしないの」 というセリフを言わせている時点で かなり失敗している感じがします。 女の子が酔えていませんよね。 目の前の男との時間に。 なので、本当の答えは、 「女の子に、そのセリフを言わせないでください」 だと思います。 そもそも、 「つき合っていない男性とはしない」 っていうのは、めちゃくちゃ普通のことです。 すっごく真っ当です。 こんな当たり前のことを、女の子が 理性でもって自覚してしまうような タイミングで誘ったらダメだし、 恋人っぽい空気がつくれていない 証拠です。 なので、 誘う前に、ちゃんと恋人っぽい 甘い、逆らいがたい、空気を作ることに 専念したほうが確実です。 ・・・ この話をしていて、 思い出しました。 ・ダブルバインド というテクニックを聞いたこと あるでしょうか?   例えば、 「Mちゃんはよく外食するの?」 「うん。好きだよー」 「何料理が好き?」 「イタリアンかな」 「渋谷にすっげぇうまいとこ 知ってるんだけどさ、 もし行くとしたら、次の 土曜か日曜、どっちがいい?」 「土曜がいいな」 「じゃあ土曜にしようよ。 6時に駅前でよい?」 「はーい♪」 と、こんな感じ。 ここにはどんな秘密が隠されて いるのかっていうと、 女性に対して、選択肢を与えて いるようでいて、 実は、 「そもそも一緒に行くかどうか?」 という一番重要な部分に関する 同意をすっ飛ばしているわけです。 なので、選ばせているようで、 実は選ばせていない。 土曜を選んでも、 日曜を選んでも、 一緒に食事に行くという 結論は変わらない。 こちらの都合の良いように 誘導している。 ・・・ これ、とても有名なテクニックで、 情報教材でも、本でもですね、 だいたい、 「誘導」とか「催眠」とか 「洗脳」とか「心を操る」とか 「他人を思い通りに動かす」とか、 なんか、そんな感じのフレーズを タイトルに盛り込んで、 恋愛とかセールスとかの テクニックを教えますよ、 っていうのは、 だいたい、これです。 なのでもう、 「誘導」とか「催眠」とか 「洗脳」とか「心を操る」とか 「他人を思い通りに動かす」とか、 そういう単語が書いてあって、 恋愛やセールステクニック に関する、 禁断の手法! 悪魔のような手口を教えます!! とかいうフレーズを見かけたら、 ああ、これね、 って思ってもらえば、 まあだいたい、間違いありません(笑) もし、こういうのに興味あるなら、 アマゾンとかで、 「ミルトン・エリクソン」 で検索してみると良いです。 彼が元ネタです。 で、日本人で「洗脳」とか「催眠」 とか言って、 「禁断のテクニック」とやらを 恋愛やセールスに応用している、 と、自称している人達は、 だいたい、 ミルトン・エリクソンのコピーの、 そのまたコピーくらいの 劣化版なので、 あんまし期待しないほうが 良いと思います。 ・・・ ところで、このダブルバインド ですが、 実際に恋愛の場で使って みたらどうなると思いますか? … … … 僕は、ほとんど効果が無いような 気がしてます。 例えば、最初に僕が挙げた 具体例ですが、 この誘い方をしたとして、 パターンA: 女性があなたに好意を抱いていた場合 ーーーーーーーーーーー 「Mちゃんはよく外食するの?」 「うん。好きだよー」 「何料理が好き?」 「イタリアンかな」 「渋谷にすっげぇうまいとこ 知ってるんだけどさ、 もし行くとしたら、次の 土曜か日曜、どっちがいい?」 ーーーーーーーーーーーーーーー の流れで誘われたとしたら、 女性は普通に 「土曜がいいな」 「じゃあ土曜にしようよ。 6時に駅前でよい?」 「はーい♪」 ってなると思います。 ところがですね、 パターンA: 女性があなたに好意を抱いていた場合 であれば、 そもそも、こんな回りくどい 誘い方なんてしなくても、 ーーーーーーーーーー 「こんど食事行こうよ」 「いいね」 ーーーーーーーーーーー ですむ話です。 逆に、 パターンB: 女性があなたに好意を 持っていなかった場合、 だと、 ーーーーーーーーーーー 「Mちゃんはよく外食するの?」 「うん。好きだよー」 「何料理が好き?」 「イタリアンかな」 「渋谷にすっげぇうまいとこ 知ってるんだけどさ、 もし行くとしたら、次の 土曜か日曜、どっちがいい?」 ーーーーーーーーーーーーーーー なんて流れを作っちゃったら、 女性からすると、 「え? なんで勝手に一緒に 行くことになってんの……」 です。普通に。 というか、この程度の流れで、 「行く行く~♪」 ってなるなんて、いくら何でも バカすぎますよね(笑) ありえません。 なので、直接会話であれば、 この後の反応は 「ごめんなさい。次の土曜も 日曜も予定があって…」 「ああ。そうなんだ。 じゃあ、来週か再来週はどう?」 「……ごめんなさい。しばらく ちょっと忙しくて…」 だろうし、 メールやLINEであれば、 既読無視でしょう。 ・・・ こういう話をすると、 エリクソンの劣化版の人たちは、 「いやいや。そういうテクニックは もっとギリギリの交渉の時に 使うんですよ」 って主張しそうなのですが、 「なんで教える内容が、 いきなりギリギリ前提なんだ? 例えば、運転免許を取ろうと、 教習所へ行ってみたら、 その授業の大半が、 交通事故ギリギリのデッドライン での対処法、 とか言って、 『この方法を知っていれば、 高速道路で交通事故に会った ときに、生き残れる可能性が、 なんと、3%も上昇します!』 なんていう事ばかり教えられても 困るぞ…」 と思います。 なんとなく、前半にお話した、 「私、つき合っていない人とは そういうことはしないの」 って言われたときの対処法の お話とつながりませんか?   小手先のことは、 面白おかしく、色々と テクニックとして言えるの だけれども、 でも、本当に重要なのは そこじゃないんだよなぁ… って感じ。   ギリギリの時の対処法が 重要なのは分かるんだけれども、 で、かく言う僕も、 それ系の話を面白おかしく 伝えちゃったりすること あるんだけれども、 でも、その前に、 ギリギリにならないやり方を しないと、 つまり、 交通事故にあわないような 運転を心がけないと… ですよね? 「どんなテクニックで切り返してやろうか?」 みたいな部分に意識が 行き過ぎている時点で、 なんか、逆に本質が見えづらく なっているような。   僕も若いころは、 こういうテクニックが面白くて 色々と勉強したり、 試したりしてみたんですけれども、 歳をとってみて、 「なんか、やだな~」 って思うようになりました。 ギリギリの小手先なんて どうでもいいから、 ストレートに、堂々と、 女性のハートの ど真ん中を打ちぬける男を、 目指したいじゃあないですか。 相沢蓮也

  • 接点の少ない同じ会社の女性

    相沢です。 今日は、 ・接点が少ない、同じ会社の女性 の口説き方をお伝えします。 「部署が違うので、話す機会がありません」 「ときどきすれ違うのですが、 どう話しかけて良いのか分かりません」 的なやつです。 会社が違っても、 外注スタッフとして、ときどき すれ違います、 とか、 同じ学校で、よく見かける のだけれども、 どうアプローチして良いのか 分かりません、 とか、 そういうのも同じです。 ここには、恋愛の本質的な、 とても重要なポイントが 隠されています。 … ところで、一般的な男女の 出会いにとって 何が一番大切なのかっていうと、 ・自然であること です。 そうして、「自然である」とは どういう事なのかっていうと、 『他人』には『他人』の 『知り合い』には『知り合い』の 『友達』には『友達』の 『親友』には『親友』の 『恋人』には『恋人』の、 それぞれの関係性に応じた 距離の取り方、 というものがあって、 その『距離感』をちゃんと 守れること、 です。 『距離感』とは何かっていうと、 分かりやすいよう、 極端な具体例をあげますと、 例えば、 会社内で、たまにすれ違うだけ っていう関係性の女性に対して、 いきなり、お土産を渡したりとか、 誕生日プレゼントを渡したりとか、 そういう事をしてはいけない、 って事です。 怖いですよね? ただ、顔を知っているだけの 相手から、いきなり、 「今日って誕生日でしたよね? 受け取ってください。」 って言って、アロマキャンドル とか渡されたら。 「え? あなた誰? 何で私の知らない人が、 私の誕生日知っているの?」 って。 怖いですよね? 「沖縄行ってきたら、可愛い ペンダントがありましたので あなたのために、買ってきました」 とか。 じゃあ、アロマキャンドルや ペンダントでなければ 良いのか? 安くてお手頃な、お菓子ならば? う~ん。。。 もしもあなたが、普段から 旅行に行くたびに、 会社内の全員に対して、 そのお菓子を配り歩いているの であれば、 まあ、許容範囲でしょう。 もしもあなたが、会社内の人間全員の 誕生日を全員把握していて、 全員に対して、同じことを、 つまり、会社内の誰かが誕生に なるたびに、 1人ひとりに、お菓子を配り まわるというキャラの男性 であれば、 許容範囲といえば、許容範囲な 気がします… (それはそれで、別の怖さを 感じてしまいますが…) ・・・ 直接会っているときは この辺の距離感がちゃんと 分かっている男性でも、 メールとか、LINEになった とたんに、 おかしくなるパターンが、 けっこう多いです。 とりあえず、その場の流れで LINEを交換しただけなのに、 翌日から、急に 「おはよう」 「今日も頑張ろう!」 「おやすみなさい」 っていうメッセージが バンバン届く…とか。 『顔見知り』程度の認識の 相手からこれが来たら、 怖いですよね? … ともかくですね、 『他人』には『他人』の 『知り合い』には『知り合い』の 『友達』には『友達』の 『親友』には『親友』の 『恋人』には『恋人』の、   それぞれの関係性に応じた 適切な距離の取り方、 というものが、 人間関係には求められる わけでして、 そいつを読み間違えて、 相手の女性からは、 『他人』 『ただの顔見知り』 程度の認識であるにも 関わらず、 こちらから、 『友達』とか『恋人』的な 要求や振る舞いをしてしまう、 このギャップを、 ・不自然である と表現します。 「自然な恋愛がしたい」 という意識が強い女性ほど、 この部分が重要になりますし、 ここで、不自然な言葉や行動を 行うことで、 「気持ち悪い」 と感じられると、 だいたい、その恋愛は そこで終わります。 ゲームオーバーです。 … ところで、 この、 ・女性との距離の取り方 というものには、 全ての男性にとっての 共通の基準というものは、 案外少ないように思います。 例えばそれは、 『まったくの他人』 である男性が、 一方的に気になる女性の 誕生日を調べ上げて、 サプライズで、 花束と、指輪を贈る、 とか、 そのくらいに、大ざっぱな レベルであれば、 だいたいの男性は、 分かると思うんですよ。 「そりゃー、ダメですよね…」 って。 でも、もっと実践的なレベル ですね、 例えば、 「顔見知り以上、友達未満、くらい なのですが、 メールやLINEのメッセージは、 どの程度のものまでなら、 受け入れられるでしょうか? プレゼントはどの程度までなら 受け入れられるでしょうか?」 とか。 「まったくの他人というほどでは ないですけれども、けっして よく話すほうではありません。 この場合、旅行のお土産って あげても大丈夫ですか? また、どの程度のものなら、 値段とか、モノなのかお菓子なのか、 とか、どこまでなら『不自然』では ないでしょうか?」 っていうレベルになると、 みなさん、だいたい、 分からなくなってしまいます。 で、だいたい、間違えます。 自然であることよりも、 プレゼントをあげたり、 メッセージをやり取りしたい、 という、自分都合の欲求に 目がくらんでしまいますので。   そうして、この辺の、 つまり、 「どの程度が不自然じゃないんですか?」 「どの程度が気持ち悪くならないラインですか?」 って聞かれると、 僕は困ります。 それは、 ・あなたのキャラによるから です。 最初の具体例を 思い出してください。 社内でたまたますれ違うだけ、 という女性に対して、 国内旅行の簡単なお菓子の お土産を渡すとした時に、 もしもあなたが、普段から、 旅行に行くたびに、 会社内の全員に対して、 そのお菓子を配り歩いているの であれば、 で、そういう『キャラ』だって ことが会社内に知れ渡って いるならば、 普通に、不自然なく、 お土産を渡せて しまうわけですよ。 すれ違う程度の女性であっても。   ここで重要なのは、 女性との距離の取り方には、 全員の男性に共通するような 絶対的な基準は少なく、 むしろ、 あなたの『キャラ』による ところが大きい。 という点です。   逆に言うとですね、 あくまでも、 女性からは『自然』であると 感じられるようにしながら、 ただすれ違うだけという 関係性から、 『自然』な形での恋愛に 発展させるためには、 男性側が、最低限クリア しなければならない 『キャラ』 というものがあって、 それは、 ・誰に対しても、爽やかな笑顔で 挨拶できる ・誰に対しても、人なつっこい という『キャラ』です。 この、 「誰に対しても」 の部分、超重要です。 特定の、狙った女性にだけ それをやったのでは、 『キャラ』として成り立ちません。 その、人なつっこい態度が、 不自然で気持ち悪いものに ならないためには、 普段から、誰に対してもそうである、 ことが必要です。 ・・・ 以上を踏まえたうえで、 同じ会社なんだけれども、 たまにすれ違う程度という 女性を口説くための手順。 要は、女性との距離感の 問題ですので、 「たまにすれ違う程度」 ではなくとも、 同じ会社とかで、 ときどき顔を合わせるならば 応用は聞きます。 本質をつかんでください。 まずは ステップ1: 笑顔の練習をしてください。 で、たまに、その女性と すれ違ったタイミングで、 明るく優しく 爽やかに、相手の目を見て、 『笑顔』で挨拶するクセをつけましょう。 たまに訪れる、その一瞬のアプローチに 全力を出してください。   挨拶というのは、 他人同士という関係性でも 許しあえる、 むしろ好感触を与える、 ほぼ唯一のコミュニケーションです。 なので、『笑顔』がほぼ 唯一にして最強の武器となります。 それを何回かやったら、 次は、 「おはようございます」 などの挨拶に加えて、 「暑いね」 とか 「寒いね」 とか、 そういう一言を添えるように してください。 いつも感じよく挨拶して くれる男性、 であれば、 そういう男性からの 「今日は暑いですね」 程度のプラスアルファは 感じの良いものです。 でも、まだこの時点では、 だらだらと会話しようとしたら 絶対にダメです。 その一言とかを言い合うだけです。 それを何度か続けたら、 つまり、 笑顔の挨拶+α を普段から言い合う仲に なったならば、 今度は、 その女性が身につけているものや、 その女性に起こったちょっとした変化を 指摘してください。 「その(腕)時計可愛いですね」 とか 「その色、素敵ですね」 とか 「そのカバン、春っぽくてキレイですね」 とか。 「ネイル可愛いですね」 とか 「姿勢いいんですね」 とか 「そのボールペン可愛いですね」 とか 「字がキレイなんですね」 とか とにかく観察して、 気が付いた点を指摘すると良いです。 ここでも、相手がそのことについて もっと話したがったら乗っかりますが、 そうでなければ、なるべくサラっと 切り上げます。 それを何度か続けているうちに、 相手の方から会話をふってくる ようになります。 そしたら、その話題に乗っかってください。 ここまで来ても、だらだらと長くは ダメです。 あくまでも、サラっと。 で、これを何度か繰り返して いるうちに、 会話の量が増えてきます。 そしたら、会話の流れで、 お茶か食事に誘ってください。 ・自然である とは、こういうことです。 長期戦略が基本です。 あなたの欲望にまかせて いっきに距離を縮めようと すると、 不自然になり、 気持ち悪くなります。 じっくりと時間をかけて、 「自然な流れ」を作ってください。 上記アドバイスで、 「それを何度か続けているうちに」 と僕は言いましたが、その「何度か」 の基準は、 「自然な流れ」と感じられる範囲、 です。 また出来れば、男女問わず、 上記の流れで、色々な人と 仲良くするクセをつけると良いです。 普段からやるから、 本番=彼女の前 でも自然に行えます。 あと、これは僕が サラリーマン時代に よくやっていたのですが、 社内の自動販売機の前とか、 休憩スペースとか、 ちょっとした『間』を共有する時間は 上記の流れが作りやすいです。 なんとなく、自動販売機の前で 待っていたり、 どれを買おうか迷ったりする、 あの『間』って、 挨拶+ちょっとした会話の きっかけにしやすいです。 受付や事務の女性も、ヒマそうに しているタイミングを見計らえば、 やりやすいです。   僕はタバコは吸わないのですが、 吸う人であれば、 今なら、喫煙エリアとかだと さらにやり易いと思います。   それともし、 あなたが、 「この言動は不自然か? そうでないか?」 に迷ったならば、 特定の女性に対してではなく、 他の男性とか上司とか後輩 とかにも、同じことをするかどうか? で考えてみると良いです。 LINEを交換した顔見知り 程度の関係性の 男性の知人に対して あなたは、 「おはよう」 「今日も頑張ろう!」 「おやすみなさい」 というメッセージを 送るんですか? という問題です。 「お土産を渡しても大丈夫ですか?」 という疑問であれば、 「あなたは、会社内の男性の知人全員に 対してお土産を渡すキャラなんですか?」 だし、 「普通の友達くらいの関係性だと 思いますが、誕生日プレゼントは 渡しても良いですか」 であれば、 「あなたは、普通の男友達に対して、 普段から 誕生日プレゼントを 渡してますか?」 です。 女性の大半は、 「自然な出会い方がしたい」 と思っているものです。 『自然』を演出できるだけの 笑顔と挨拶を身につけてみて ください。 相沢蓮也

  • このセリフに欠けているもの

    相沢です。 狙っている女性に対して、 「僕はあなたとエ ッ●がしたい」 と正直にいったら、女性と連絡が取れなく なったという男性から相談を受けました。 逆にスガスガしくて 思わず笑ってしまったのですが、 さて、 このセリフの何がいけなかったのか? ここには、とても重要な問題が 含まれています。 まず、大前提としておさえて 欲しいのは、 「僕はあなたとエ ッ●がしたい」 という意思表示には 決定的に欠けているものが あるという事です。 一方で、誤解して欲しくない のですが、 この意思表示は、たしかに どこかの段階で、 しないとダメです。 この意思を隠したまま、 突然に「ガバっ!」 って襲うのは怖すぎますし、 この意思を伝えないから、 「どうやってせっ○スに持ち込めば 良いのか分からない」 という状況が生まれます。 なので、実は、けっこうおしいです。 あと一歩。 決定的に欠けているものが あります。   それは、 ・せっ○スがしたい理由   です。   説明のため、あえて極論を いいますが、 「僕はあなたとエ ッ●がしたい」 だけだと、どこまでいっても ぶっ飛ばされます(笑) が、   「あなたが好きだから、 あなたが好きで好きでたまらないから、 あなたを愛しているから」   「だから」 「僕はあなたとエ ッ●がしたいです」   だと、 タイミングさえ間違わなければ めちゃくちゃ喜ばれます。   この差は決定的です。   結局のところ、 男と女ってのは、 せっ○スで成り立つような一面が ありますので、 どこかのタイミングで 必ず、 「僕はあなたとエ ッ●がしたいです」   って、伝えないとダメなんですよ。 でも、そこには ・好きだから という理由が必要なんです。   男っていう生き物は、 別に女性を愛してはいなくても、 性的な欲望を感じられてしまいます。   女性の人格とか無関係に、 顔と体さえ好みなら、 抱けてしまうのが男です。 女性を、 ・単なる性の対象 として扱えてしまうのが 男という生き物です。 そして女性は、その事実を よく知っています。 知ったうえで、 一般的に、多くの女性は ・単なる性の対象 だと、納得できません。   自分を納得させるだけの 「私の心も含めた存在を 求めているからだよね?」 が必要です。   なので、 例えば、週に3回はせっ○スしていた カップルが、 週に1回とか、 やがてそれが、 月に1回とか、 せっ○スの回数が減っていくときに、 女性は、たまらなく不安を 感じてしまいます。 「あれ。もう、私に対する気持ちが 冷めてしまったのでは?」 って。   せっ○スと心が直結しているぶん、 せっ○スの減少=心の減少 と考えることがあるんです。   また仮に、その場限りの 一瞬の恋であっても、 男女の友達の間に起こる、 疑似的な恋愛っぽいもので あっても、 あるいは、女性だって、 本当は、 目の前の男性が自分を愛してなんか いないんだ、 って分かっていたとしても、 それでも、 女性にとっては、 単なる欲望のはけ口ではない、 という納得感が必要です。   ですので、 女性を口説くというのは、   ・あなたのことが好きだから せっ○スがしたいんだ ・体だけが目当てじゃあないんだ という意思を、 あの手この手で、受け入れさせる 作業である、 と言えます。   なかなかね、 ・あなたのことが好きだから って、信じさせ、受け入れさせるのって 難しいんですよ。 いくら、 「おまえが好きだ」 って言ってみても、 それを伝えるタイミングが あまりにも早かったら、 「でもあなた、私とほとんど 話したことないじゃん。 それで『好き』って、 絶対にそれ、勘違いだよね」 とか、 「私の何を知っているの? 私の外見が好きなだけでしょ? 本当の私を知らないじゃん」 とか。 「体が目当てなんじゃないの?」 とか。 男がフラれる8割くらいは、 そのパターンな気がします。 実際、その女性の内面を 何一つ理解せず、 また、理解するつもりもなく、 自分に都合の良い幻想を 押し付けたまま、 「好きで好きでたまらない」 って言っている男性が 多すぎますので。 女性からすると、 「本当の私ではない」 「社交用の顔」 だけを見て、 「好きです」 って言われても、 その「社交用」の仮面を今後も ずっとかぶり続けなければ ならないのか、 って思うと、 それだけでうんざりです。 その『好き』は 私の外見と、私の社交用の笑顔に 対する『好き』であって、 そんなもの、 知人関係だから、押し通せるが、 プライベートまでは無理だし、 うっかり、違う一面とか 見せようものなら、 絶対に、ガッカリされるか、 コントロールしようとされるか、 性格に文句を言われるか、 そんなの目に見えているし、 なら、そういう面倒なことに なる前に、 この男とは、 距離を置いたほうがよいな… と。   要するに、あなたの『好き』が 信じられていないし、 受け入れられていない。 納得されていない。 『好き』をちゃんと伝えるって 凄く難しいんですよ。 … 逆にいえばですね、 例えば、カップルなんかで 「せっ○スしたいな」 というセリフだけで 相手が喜ぶのは、 このセリフには表れていないだけで、 女性にしてみれば、 暗黙の了解として、   「(君のことを愛しているから) せっ○スしたいな」 だし、 付き合っていなくても、 盛り上がった2人が、 「じゃあ、移動しようか」 でホテルまで行けるのは、 (君のことが好きだから、 もっと君を知りたいし、 もっと君と深い関係になりたいし、 もっと君と一緒にいたいし、) ・だから   「じゃあ、(ホテルまで)移動しようか」   なんです。 「じゃあ、移動しようか」 の一言には、 これだけの要素が詰まっていて、 これだけの要素を まるごと理解させるような 『文脈』をそれまでに 作っているから、 女性は、あなたを受け入れるんです。 納得感の問題ですね。 … で、女性心理のこの部分の話を よく理解できていると、 逆に、女性が気になる男性に 抱かれたがる理由も分かってきます。 それはつまり、 仮にこちらが、相手の女性を 性の対象としか思っていなくとも、 女性としては、 抱いてもらった=好きになってもらった え っち してもらえた=女として認めてもらえた と、 頭のどこかでは、それが勘違いだと 分かっていたとしても、 それでも、そういう幻想に 酔っぱらってみたくなる ことも、あったりするからです。 こういう、根っこの部分を 知っておいてください。 相沢蓮也

  • 一番使える誘いネタ

    相沢です。 以前、会話の引き出しについて お話しました。 ところで、ざっくりと「引き出し」 というと、あまりにも幅が広すぎますので、 もう少し合理的に、 ・女性を口説く という観点から、 どのような引き出しを 重点的に増やしてゆくのが ・恋愛的に、合理的なのか? についてお話します。   恋愛のために、 あなたは、まず最初に どのような知識と経験を 増やすのが合理的なのか? あえて、たった1つに 絞るならば、 それは、 ・食べ物の知識と体験 です。 以前、60歳近いのに、 20代の若い女性と アホみたいに遊びまくっている、 まあ、化けモノみたいな おじさん? おじいさん?? とお会いした事があったのですが、 彼が持っている強力な武器の1つが、 飲食に関する、ケタ外れの知識と 経験でした。   そういえば、女好きの合コン王 としても有名な、 アンジャッシュの渡部さん なんかは、 ある時期からは、グルメ王 みたいな方向性も出して 来ましたが、 その時の僕の感想は、 「このひと、どんだけエロいんだ(笑)」 でした。 人間の最も根源的な3つの欲望として、 1、食事 2、せっ○ス 3、睡眠 が挙げられます。   どんなに趣味が多い人でも、 どんなに趣味が少ない人でも、 どのような生活であれ、 どのような人生であれ、 これほどに『共通』する そして、 『共有』しやすいテーマって 他に無いんじゃないでしょうか? せっ○スは、初対面から 気軽には話せないし、 睡眠なんかは、話そうにも、 ネタがありません。 でも、『食べる』というのは 生きている限り、 何かしらみなさん、口にしますし、 食べ物の好き嫌い、美味しいまずい、 健康に対する良し悪し、 中華にフレンチに和食にイタリアン、 オシャレなお店から、通好みのものまで、 いくらでも、『食』という欲望を 深掘りし、共有できます。 しかも、ほとんどの状況において、 デートの口実に使えます。 これほど、人間にとって、 『共通』『共有』なテーマで ありながら、 『万能』ですらあります。   例えば、 あなたが、旅行について めちゃくちゃ詳しかったと するじゃないですか。 で、女性と、旅行の話で 盛り上がったとしますよね。 でも、話のついでで、 「じゃあ今度、一緒にハワイでも 行きましょうか?」 って、誘うのは、 初めてのデートの誘いとしては、 かなり厳しいと思うんですよ。 じゃあ、映画とかだと、 どうだろうか? あなたが、めちゃくちゃ映画に 詳しかったとします。 でも、この手の趣味って、 実は『共有』するのが難しいんです。 映画って、有名どころだけでも 数百から数千はありますよね? それらを、ざっくりと、 ひとくくりにして、 「映画好きです」 っていったって、幅がありすぎます。 しかも、毎週のように、 新しい映画が上映され続けます。 これからも、ずっと。 それらを1つ1つ追いかけたって キリが無いし、 本当に好きならやれば良いが、 そうでないなら、まったくの不毛です。 「オレ、映画好きだよ」 「へ~。私も大好き」 「オレ、○○の映画が好きなんだ~」 「ふ~ん。ごめん、分かんないや」 「君は何が好きなの」 「私は、○○の映画とか○○の映画とか」 「へ~。ごめん。見た事ないや」 「…」 「…」 極論ですが、この手の趣味というのは、 こんな感じに難しいんですよ。 しかも映画って、 面白いかどうかは、見てみないと 分からないですよね? なので、デートの誘いにしても、 食事よりも、ややハードルが上がります。 「行ってみて、つまらない映画だったら お金も時間も無駄になる。 映画行ったら、その後、お茶くらい 付き合わなければダメだろうけど。 そこで、この男がつまらなかったら、 1日全部、無駄になるじゃん…」 という計算が働きますので。 旅行と映画を例に説明しましたが、 「女性をデートに誘う」 という事を想定したとき、 ほとんどの趣味は、似たような ものなんです。 デートの誘いとしては ハードルが高いか、 あるいは、なかなか『共通点』 として一致させるのが難しいか。 その点、食事というのは、 最悪、2時間も付き合えば その後、嫌なら帰りやすいし、 男がつまらなかったとしても、 ・食事をする という快楽は約束されています。 映画とか、他の趣味なんかと 違って、 「どうしても合わない。 どうしてもつまらない」 ってことは、まずありません。 パスタが好きな子を、 評判のパスタ屋さんに 誘えば、それでほぼ正解なのですから。 しかも、誘うときに、 お店や食べ物の写真を見せて そっちで女性の興味や欲望を 誘惑できます。 さらに、誘いだしてしまえば こっちのもの。 目の前の女性が、最初に、 あなたの誘いに乗った理由が、 食べ物目当てだろうが なんだろうが、 映画や他の趣味と違って、 2人で食事をするという事は、 2人で、1対1で、 じっくりと会話をする、 という事です。 そこで、惚れさせれば良いんです。 どのような手を使おうとも、 とにもかくにも、 1対1での会話に 持ち込まないと、 その先へ進めようがないのですから。 なので、 デートに誘う口実として、 ハードルが低く、 かなり誰にでも有効であり、 しかも、1対1での会話に 持ち込めてしまう。 これを『万能』を言わずして 何を言おうか。 です。 なので、お酒でもお茶でも 和洋中華、ほんとに何でも 幅広く、 ・口に入れる という快楽について、 まずはここから、 追及するのが、 今から頑張ろうとする人には お勧めです。 相沢蓮也

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