相沢です。 前回の続きです。 合コンでKさんが犯した 3つの間違い。 1つめ。 みんなで1つの話題を 共有している時に Hに仕掛けた。 2つめ。 既に感情の話をする段階で いつまでも 知識の話をしていた。 3つめ。 正しさに こだわってしまった。 今日は2つめから。 既に感情の話をする段階で いつまでも 知識の話をしていた。 これも、わりと多くの 男性が犯しやすいミスです。 合コンの初期段階 Kさんの「豆知識」が 炸裂して かなり場が盛り上がりました。 これは非常によいと思います。 特に、まだみんなが 出会ったばかりの状態で 何を話してよいか 分からないとき 面白い知識があり それに興味を持つ人がいれば。 打ち解ける武器としては 素晴らしい。 ところが、こういう 「知識」的な話題というのは どこかで「感情」の話題に 切り替えなければなりません。 面白い「知識」は 打ち解けるための初期段階で 終わらせ スキあらば「感情」の話に 切り変える。 「感情」の話とは 具体的にいうと その女性が最も感情的に 盛り上がる話題 です。 ちなみに 僕がHに見つけた 「感情」の入り口は コーラでした。 あの飲み会で Hが続けて2杯 コーラを注文してたのに 気が付きました。 ちょっと、 違和感ありませんか。 合コンで みんながアルコールを 頼んでるなか ひとり連続でコーラ。 ウーロン茶なら ああ、飲めないコなんだと 思いますが コーラは少し違和感あります。 で、僕は 「コーラ好き?] H 「うん」 僕 「でもたぶん オレの方が好きだよ笑」 H 「え、負けないよ笑」 みたいな流れで 話してたんです。 男から見ると かなりどうでもいい。 でも、すごく 「感情」的な話ですよね。 一方、 これに参加したKさんは ここでも 知識の話で攻めてしまった。 Kさん 「コカ・コーラのコカって コカインのコカだから」 これに対して僕が 「え? そうなんだ、 知らなかった!」 って驚いたときKさんは 「え、マジで、 そんなことも知らないの!?」 みたいなニュアンスで 話してしまいました。 この時、Kさんの視点は 「知っているか」 「知らないか」 という知識面にあった。 で、あの時Hは 完全に体を僕に寄せて 姿勢も僕と同じ向きになり 「え~、私もこっち。へ~!」 ってなっていました。 この瞬間も 僕とHは感情を共有してますよね。 そもそも本当は 「コーラって依存症になるくらい 美味しいよね」 っていう、感情の 共有作業だったんです。 「コカ」が「コカイン」の 「コカ」であることは 知識としては面白いが 感情の共有には劣ります。 常に注目すべきは その女性の感情が どのポイントで揺れるか、です。 3つめ。 正しさに こだわってしまった。 もしかすると このミスこそが 最も多くの男が 犯すものかもしれません。 あの時 マッサージの話がでました。 で、僕は 「マッサージ、よくするよ。 リンパマッサージとか マジ上手いから」 って言ったときHは 「え~、すごい。 ぜひ私にしてください!」 って僕に言いました。 ところが、ここでKさんは 「リンパは人によって違うから リンパマッサージなんて ホントはウソなんだ」 というようなことを かなり興奮した様子で 熱弁しました。 ちょっと、あの様子には 僕もびっくりしたんですが。 関係ないんですよ。本当は。 面白ければ、それでいい。 気持ちよければ、それでいい。 んです。 アレって分かりやすく例えると 血液型占いの話で 盛り上がってる時に 「人間を血液型なんかで 4種類に分類できる 論理的根拠なんて無い!」 って熱弁したのと同じなんです。 関係ないんです。 正しいとか、正しくないとか。 その女性が 面白いと思っているのか いないのか。 その女性が 気持ち良いのかどうか。 見るべきはそっちなんです。 以上、合コンで Kさんが犯した3つのミス。 かなり細かい話を してしまいましたが ともかく、約束を守れて ホっとしました。 Kさんの知識は すごく面白いんですが それに頼りすぎる 傾向があります。 特に女性と話すのであれば そういう知識を入り口にして 目標を「感情」に してみてください。 もともと話が上手いんで コツが分かれば いっきに化けますよ。 さて、せっかく久しぶりの 合コン話なんで これをきっかけに ひとつだけ技を教えよう と思います。 これひとつで合コンは充分。 「10分間の恋愛空間」 と、今、名付けました。 というわけで、次回 「10分間の恋愛空間」 についてお話します。 相沢蓮也
相沢です。 合コンに 呼ばれたときのことです。 男4人:女4人 男メンバーは いつも僕を合コンに誘ってくれる Sさん以外は初対面。 たまたま僕の隣に Hっていう女性が座り そのさらに隣に 僕がその日初めて会った 男のKさん。 僕 H Kさん が横並びに座る感じです。 合コン中 Kさんは何度かHに対して 仕掛けていたんですが 上手くいかず 結局Hは 僕に食いついてました。 Kさんはそれを感じとったようで 合コンが終わった後、 「どうやってHを 食いつかせたんですか? 教えてください」 というLINEを 僕に送ってきたわけです。 話はそんなに 単純じゃないんで びっしりとした長文を書くのが かなりシンドイし… じゃあ、メルマガのネタにする ってことで了承してもらい こうして書いています。 予め断っておきますが Kさんは話が面白く 十分に魅力的な人です。 ホントはこういう 書き方って あまり好きじゃないんですが Kさん本人がある種の ダメ出しを望んでいるので その成長意欲に 応えたいと思います。 さて、久しぶりの 合コンネタなんで まずは復習から。 僕の場合、 ・男女交互に座る ・個室を利用する の2点を合コンの 鉄則としています。 鉄則というより これは「憲法」です。 そしてこの2点について 「憲法違反」をしなければ あとはどうでもいい とも考えています。 よく「合コン戦略」と称して ・攻め とか ・守り とか ・○○係 みたいなことを言ったり 隠語を使って 各自の好みを知らせ合ったり かならず各自が 女性と1対1で話したり ホントに、戦略とか 言いだすとキリがありませんし こういった戦略は 本でもネットでも 恋愛マニュアルでも、 いくらでも 書いてあるんですが。 で、僕自身そうとう アレコレと試してもみましたが。 はっきり言って 「机上の空論」ですね。 こういう 戦略めいた話をすること自体を 楽しんでいるだけ とか、 それっぽく書かなきゃ 商品にならない とか、 書いてる本人に 実は実戦経験がほとんどない とか、 理由は色々ですが いずれにせよ ・男女交互に座る ・個室を利用する の2点以外は 「机上の空論」であり 現場では たいした意味を持ちません。 他人が8人も集まるんです。 軍隊と違い みんな自由意思を持って 行動もします。 ・男女交互に座る ・個室を利用する のような状況設定的な 戦略以外は 結局はケース・バイ・ケース。 あとは柔軟に。 これを踏まえたうえで Kさんの話。 今ざっと 思い出せる範囲ですが おそらくKさんは 3つのポイントで ズレていました。 1つめ。 みんなで1つの話題を 共有している時にHに仕掛けた。 2つめ。 既に感情の話をする段階で いつまでも知識の話をしていた。 3つめ。 正しさにこだわってしまった。 です。 では1つめから。 みんなで1つの話題を 共有している時に Hに仕掛けた。 けっこうこれをやる人 見かけます。 例えば8人みんなで 「ペルーに旅行に行った話」 で盛り上がっていたとしますね。 こういう時 隣の女性と2人きりで 別の話をしようと しない方が良いです。 可能性の1として その女性も実は 「ペルー旅行の話」に 興味があって聞いていたのに 横から邪魔された、と感じる そして可能性2 みんなで話してる時に 他の男と 2人きりで話すって何!? と、女友達から思われないか 心配する 可能性3 特に「ペルー旅行の話」の 中心にいる人物が 女仲間の中でリーダー的存在 であった場合。 そのリーダーから 「私の話を聞かないで そうやって抜け駆けするんだ。 ふ~ん」 と思われるのを恐れる と、要するに 女友達の目が気になって 非常に居心地の悪い 思いをしてしまい 「なんて空気の読めない男なの」 と思われる可能性が高いです。 女同士って けっこう複雑な パワーバランスで 成り立っています。 特に女性側が 全員仕事仲間であったり 関係性が濃い友人同士 であった場合 配慮が必要です。 1対1に持ち込むとすれば 話の切れ目、 場の空気がひと段落した 瞬間を狙ってください。 ちょっと長くなったんで 続きは次回 相沢蓮也
相沢です。 前回の続きです。 合コンでKさんが犯した 3つの間違い。 1つめ。 みんなで1つの話題を 共有している時に Hに仕掛けた。 2つめ。 既に感情の話をする段階で いつまでも 知識の話をしていた。 3つめ。 正しさに こだわってしまった。 今日は2つめから。 既に感情の話をする段階で いつまでも 知識の話をしていた。 これも、わりと多くの 男性が犯しやすいミスです。 合コンの初期段階 Kさんの「豆知識」が 炸裂して かなり場が盛り上がりました。 これは非常によいと思います。 特に、まだみんなが 出会ったばかりの状態で 何を話してよいか 分からないとき 面白い知識があり それに興味を持つ人がいれば。 打ち解ける武器としては 素晴らしい。 ところが、こういう 「知識」的な話題というのは どこかで「感情」の話題に 切り替えなければなりません。 面白い「知識」は 打ち解けるための初期段階で 終わらせ スキあらば「感情」の話に 切り変える。 「感情」の話とは 具体的にいうと その女性が最も感情的に 盛り上がる話題 です。 ちなみに 僕がHに見つけた 「感情」の入り口は コーラでした。 あの飲み会で Hが続けて2杯 コーラを注文してたのに 気が付きました。 ちょっと、 違和感ありませんか。 合コンで みんながアルコールを 頼んでるなか ひとり連続でコーラ。 ウーロン茶なら ああ、飲めないコなんだと 思いますが コーラは少し違和感あります。 で、僕は 「コーラ好き?] H 「うん」 僕 「でもたぶん オレの方が好きだよ笑」 H 「え、負けないよ笑」 みたいな流れで 話してたんです。 男から見ると かなりどうでもいい。 でも、すごく 「感情」的な話ですよね。 一方、 これに参加したKさんは ここでも 知識の話で攻めてしまった。 Kさん 「コカ・コーラのコカって コカインのコカだから」 これに対して僕が 「え? そうなんだ、 知らなかった!」 って驚いたときKさんは 「え、マジで、 そんなことも知らないの!?」 みたいなニュアンスで 話してしまいました。 この時、Kさんの視点は 「知っているか」 「知らないか」 という知識面にあった。 で、あの時Hは 完全に体を僕に寄せて 姿勢も僕と同じ向きになり 「え~、私もこっち。へ~!」 ってなっていました。 この瞬間も 僕とHは感情を共有してますよね。 そもそも本当は 「コーラって依存症になるくらい 美味しいよね」 っていう、感情の 共有作業だったんです。 「コカ」が「コカイン」の 「コカ」であることは 知識としては面白いが 感情の共有には劣ります。 常に注目すべきは その女性の感情が どのポイントで揺れるか、です。 3つめ。 正しさに こだわってしまった。 もしかすると このミスこそが 最も多くの男が 犯すものかもしれません。 あの時 マッサージの話がでました。 で、僕は 「マッサージ、よくするよ。 リンパマッサージとか マジ上手いから」 って言ったときHは 「え~、すごい。 ぜひ私にしてください!」 って僕に言いました。 ところが、ここでKさんは 「リンパは人によって違うから リンパマッサージなんて ホントはウソなんだ」 というようなことを かなり興奮した様子で 熱弁しました。 ちょっと、あの様子には 僕もびっくりしたんですが。 関係ないんですよ。本当は。 面白ければ、それでいい。 気持ちよければ、それでいい。 んです。 アレって分かりやすく例えると 血液型占いの話で 盛り上がってる時に 「人間を血液型なんかで 4種類に分類できる 論理的根拠なんて無い!」 って熱弁したのと同じなんです。 関係ないんです。 正しいとか、正しくないとか。 その女性が 面白いと思っているのか いないのか。 その女性が 気持ち良いのかどうか。 見るべきはそっちなんです。 以上、合コンで Kさんが犯した3つのミス。 かなり細かい話を してしまいましたが ともかく、約束を守れて ホっとしました。 Kさんの知識は すごく面白いんですが それに頼りすぎる 傾向があります。 特に女性と話すのであれば そういう知識を入り口にして 目標を「感情」に してみてください。 もともと話が上手いんで コツが分かれば いっきに化けますよ。 さて、せっかく久しぶりの 合コン話なんで これをきっかけに ひとつだけ技を教えよう と思います。 これひとつで合コンは充分。 「10分間の恋愛空間」 と、今、名付けました。 というわけで、次回 「10分間の恋愛空間」 についてお話します。 相沢蓮也
相沢です。 合コンに 呼ばれたときのことです。 男4人:女4人 男メンバーは いつも僕を合コンに誘ってくれる Sさん以外は初対面。 たまたま僕の隣に Hっていう女性が座り そのさらに隣に 僕がその日初めて会った 男のKさん。 僕 H Kさん が横並びに座る感じです。 合コン中 Kさんは何度かHに対して 仕掛けていたんですが 上手くいかず 結局Hは 僕に食いついてました。 Kさんはそれを感じとったようで 合コンが終わった後、 「どうやってHを 食いつかせたんですか? 教えてください」 というLINEを 僕に送ってきたわけです。 話はそんなに 単純じゃないんで びっしりとした長文を書くのが かなりシンドイし… じゃあ、メルマガのネタにする ってことで了承してもらい こうして書いています。 予め断っておきますが Kさんは話が面白く 十分に魅力的な人です。 ホントはこういう 書き方って あまり好きじゃないんですが Kさん本人がある種の ダメ出しを望んでいるので その成長意欲に 応えたいと思います。 さて、久しぶりの 合コンネタなんで まずは復習から。 僕の場合、 ・男女交互に座る ・個室を利用する の2点を合コンの 鉄則としています。 鉄則というより これは「憲法」です。 そしてこの2点について 「憲法違反」をしなければ あとはどうでもいい とも考えています。 よく「合コン戦略」と称して ・攻め とか ・守り とか ・○○係 みたいなことを言ったり 隠語を使って 各自の好みを知らせ合ったり かならず各自が 女性と1対1で話したり ホントに、戦略とか 言いだすとキリがありませんし こういった戦略は 本でもネットでも 恋愛マニュアルでも、 いくらでも 書いてあるんですが。 で、僕自身そうとう アレコレと試してもみましたが。 はっきり言って 「机上の空論」ですね。 こういう 戦略めいた話をすること自体を 楽しんでいるだけ とか、 それっぽく書かなきゃ 商品にならない とか、 書いてる本人に 実は実戦経験がほとんどない とか、 理由は色々ですが いずれにせよ ・男女交互に座る ・個室を利用する の2点以外は 「机上の空論」であり 現場では たいした意味を持ちません。 他人が8人も集まるんです。 軍隊と違い みんな自由意思を持って 行動もします。 ・男女交互に座る ・個室を利用する のような状況設定的な 戦略以外は 結局はケース・バイ・ケース。 あとは柔軟に。 これを踏まえたうえで Kさんの話。 今ざっと 思い出せる範囲ですが おそらくKさんは 3つのポイントで ズレていました。 1つめ。 みんなで1つの話題を 共有している時にHに仕掛けた。 2つめ。 既に感情の話をする段階で いつまでも知識の話をしていた。 3つめ。 正しさにこだわってしまった。 です。 では1つめから。 みんなで1つの話題を 共有している時に Hに仕掛けた。 けっこうこれをやる人 見かけます。 例えば8人みんなで 「ペルーに旅行に行った話」 で盛り上がっていたとしますね。 こういう時 隣の女性と2人きりで 別の話をしようと しない方が良いです。 可能性の1として その女性も実は 「ペルー旅行の話」に 興味があって聞いていたのに 横から邪魔された、と感じる そして可能性2 みんなで話してる時に 他の男と 2人きりで話すって何!? と、女友達から思われないか 心配する 可能性3 特に「ペルー旅行の話」の 中心にいる人物が 女仲間の中でリーダー的存在 であった場合。 そのリーダーから 「私の話を聞かないで そうやって抜け駆けするんだ。 ふ~ん」 と思われるのを恐れる と、要するに 女友達の目が気になって 非常に居心地の悪い 思いをしてしまい 「なんて空気の読めない男なの」 と思われる可能性が高いです。 女同士って けっこう複雑な パワーバランスで 成り立っています。 特に女性側が 全員仕事仲間であったり 関係性が濃い友人同士 であった場合 配慮が必要です。 1対1に持ち込むとすれば 話の切れ目、 場の空気がひと段落した 瞬間を狙ってください。 ちょっと長くなったんで 続きは次回 相沢蓮也