相沢です。 「悪い男がモテる」 というイメージがあります。 これは、僕に言わせると、 半分正解で、半分ハズレ、 みたいな言葉なのですが、 今日は、正解の方。 悪い男がモテる理由のひとつ、 について。 「なぜ、あんな不誠実な 男がモテるんだっ!?」 の、その理由と、 あなたがこれを知って、 じゃあどうやって、 そのノウハウを上手に 取り入れれば良いのか? について、お伝えします。 そして、今日のお話は、 ひとことで言うと、 ・洗脳ノウハウ でもあります。 特に、現実では、 お金もうけ主義の企業や、 マスメディアが、 大衆からお金を しぼり取ったり、 自分に都合の良いように 誘導、洗脳するための 手段として、 かなりひんぱんに、 そして実は、 かなり意識的にやられている、 実用性ばつぐんの 洗脳技術です。 ・・ その技術の本質とは、 ひとことで言えば、 「誰かのせいにしてあげる」 あるいは、 「何かのせいにしてあげる」 です。 人は、 誰かから優しく、 「あなたのせいでは無いですよ」 って言ってもらうと、 びっくりするくらいに あっさりと、 その人を受け入れます。 僕は最初に、 これを、 「お金もうけ主義の 企業のやりかた」 と言いましが、 例えば、 企業がダイエット関係の 食品を売ろうとしたら、 そこにはだいたい、 「あなたが、やせられないのは、 あなたの意志が弱いとか、 努力が足りないせいではありません」 「炭水化物のせいなんです」 「人工甘味料のせいなんです」 「悪い油を取っているせいなんです」 といったメッセージを 発信します。 「だから、〇〇を食べれば 簡単に解決しますよ」 っていって、 その「〇〇」を売り付けますよね? 「炭水化物のかわりに、 これを食べましょう!」 「人工甘味料をやめて、 こちらを食べるようにしましょう!」 「本当にやせる油は、これです!」 って。 他にも、 例えば、 あなたがモテないのは、 髪の毛が薄いからです。 これを使えば、全部解決! あなたが自信を持てないのは、 ファッションがダサいからです。 こちらのコースに申し込めば… あなたが不自由なのは、 収入が少ないからです。 副業をやって、自由な時間を 手に入れましょう。 そのためには… … こんな感じですね。 おおむね、 みんさん、 「原因はこれです」 という言い方をしながら、 「何かのせい」 にすることで、 「あなたのせいではありませんよ」 って、まずは、 優しく、あなたの理解者となり、 そして、 「〇〇のせいなんです」 と、 「何かのせい」 にしつつ、 その「何か」を解決する ための方法を、売り付けます。 売られたほうも、 「あなたのせいでは無いですよ」 という言葉とセットで、 お金を払えば、簡単に解決 という甘い言葉に乗ってしまい、 企業側がこれを、 エグくやればやるほど、 言われた方は、 お金を支払ってしまいます。 それから、 「誰かのせい」 これも本質的には 同じことなのですが、 お金が目的ではなくても、 例えば、マスメディア なんかはよく、 「政治家の●●が悪い!」 「学校が悪い!」 「世の中が悪い!」 っていうメッセージを 喜んで流しておりますが、 あれも、 メディアは、 見ている人達を 取り込んでしまいたいわけです。 視聴率が欲しいから。 で、こういう洗脳に 弱い人っていうのが、 いつの時代も必ず 一定数いて、 「そうだ!そうだ! おれがこんなに貧乏なのは 全部、政治が悪いんだ!!」 「おれがこんなに不幸なのは、 世の中が悪いんだ!」 「自分はこんなに真面目に 生きているのに、 世の中、バカばかりだから」 というふうにして、 こういう人たちは マスメディアに 取り込まれてゆくわけです。 マスコミの洗脳。 こうやってマスメディアは 必死になって、 視聴率を集めるわけです。 まあ、それも、要するに お金のためなのですが… … こうしてみると、 構造的には 怪しげな新興宗教と同じですよね? 「自分が不幸なのは、 悪霊のせい」 「先祖をまつらないせい」 「厄年のせい」 … さて。 僕はべつに、 道徳の先生でもなければ、 社会活動家でもありません。 ここで重要なのは、 こういった技術を どうやって、 あなたが狙っている女性に 対して、使っていくのか? これは、 突き詰めると、 かなり奥が深くて、 900ページくらいの 専門書が書けてしまう レベルのお話なので、 ※実際に書いてます(笑) ここでは、 そのほんの入り口の部分を お伝えしますが、 それは、 狙っている女性に対しては、 120%、 その女性を甘やかす。 どんなに、その女性に 原因があっても、 あなただけは、 そこを絶対に、追及しない。 正論を言わない。 説教しない。 「本当に、あなたのことを考えて、 心から、あなたのためを思って、 あえて厳しいことを言うんだよ」 っていうような、 「正しいこと」を言わない。 … 「ダイエットができないの」 →太るようなお菓子を売ってる 企業が悪い 「仕事でミスしちゃった」 →ミスするような指示を出した 上司が悪い 「友達とケンカしちゃった」 →そんな言い方をする、 その友達が悪い 「遅刻しちゃった」 →君を待たなかった 電車が悪い … 無茶だと思いますか?笑 でも、本気で女性を 洗脳しようと思ったら、 このくらい極端に やって、ちょうど良いです。 女性も、本当は、 分かってるんですよ。 「悪いのは自分だ」 って。 そして、 あなた以外の全員は、 それをそのまま伝えます。 「悪いのは、あなたでしょ?」 「大人なんだから、 そのくらい責任持ちなさい」 って。 その女性、本人も分かっているし、 周りも分かっている。 だから、あなたが やることに、 意味があるんです。 そんな当たり前のなか、 あなただけは、 甘やかしてくれる。 許してくれる。 めちゃくちゃでも、 味方でいてくれる。 そこに、 大きな意味が生まれます。 そうやって、 あなたが、 わがままいっぱいの 子どもみたいに、 受け入れてくれるから、 逆に女性は、 あなたから、 エネルギーをもらって、 前へ進めるんです。 そして、 あなたから、 離れられなくなります。 … 男ってやつは、 ついつい、 相手のためを思えば思うほど、 正論をいったり、 説教したり、 アドバイスをしたり してしまうものです。 逆に言うと、 本当は、その女性のこと なんか、どうでもイイと 思っている、 ただ、せっ○スさえできれば 相手の人生なんて知ったこと ではない、 くらいに割り切っている いわゆる、 「悪い男」 「冷たい男」 「不誠実な男」 のほうが、 心の底では、 どうでもイイ って思っているぶん、 無責任に、とことん 女性に甘い言葉を あたえられるので、 それがまた、 悪い男ほどモテる、 みたいな、 現実とつながったりします。 まあ、ともかくですね、 「オレは、お前のことを 心のそこから、 ちゃんと考えて」 とか、 「おまえのためを思って」 みたいな、 「男の本能」ともいえる 性質を、ぐっと我慢して、 とことん、狙っている 女性を甘やかす ことが出来るのか? ここが、よく、 女性が、 「あなたのためなら、 いつでも死ねるし、 なんでもできるよ」 となるか? 「すごーい。 ほんとうに、あなたの 言うとおりですよねー」 と、その場限りの 社交辞令で終わって、 2度と連絡をもらえなくなるか? の重要な、分かれ道に なったりもします。 相沢蓮也
相沢です。 「本気で好きな人とは、 いつも本音で話したい」 「大切に思っているからこそ、 ウソはつきたくない」 とても正しいように 聞こえます。 美しいです。 誠実に思えます。 … が、本当にそうでしょうか? っていう、 いつもの、 ひねくれた、 僕の見かたを書いてみます。 さて。 最近、実際にあった 相談者さんの事例でいうと、 例えば、 女性と話をしていて、 その女性が、 「私、犬が大好きなの」 って言ったのだが、 その男性は、どうしても 犬が可愛いとは思えない、 とのこと。 「この場合、 自分は、自分にウソをついてでも 共感すべきなのでしょうか? それとも、 思ってもいないことを言って 薄っぺらくなるくらいならば、 本音で、 いや、オレ、犬の可愛さとか ぜんぜん分からんわ。 って答えるべきでしょうか? 自分は、本気で好きな女性には 正々堂々と、本音でぶつかるべき だと思っています」 とのことです。 … ちなみに、僕個人の 話をしますと、 例えば最近ですと、 僕、ヤクルトって、 どちらかというと 嫌いなんですけども、 「ヤクルトレディを やったことがあって、 ヤクルトが好き」 っていう女性を 口説いていた僕は、 まったく、何のストレスも ひっかかりもなく、 当然のように、 「ヤクルトっておいしいし、 健康にもいいし、すごいよね」 っていう言葉が、 反射的に、 考えるよりも先に、 自分の口から出ていまして、 ここまでくると、 これはこれで、 少し頭がおかしいような 気もするのですが、 しかし、 そういう感性の持ち主 である、僕からすると、 「……いぬ……だよね……??」 というのが、 正直な感想なのですが、 これだけだと、 分からないかたも 多いと思いますので、 もう少し真面目に、 解説します。 まず、 この手の疑問にぶつかる 男性の多くは、 ・人生の優先順位があいまい なんじゃないかな、 って思います。 僕は、 「……いぬ……だよね……??」 と書きましたが、 そもそも、 この男性にとって、 ・犬が可愛く思えない。 という事実は、 そんなに重要なことなのだろうか? それは、 血反吐(ちへど)をはいてでも、 泥水(どろみず)をすすってでも、 恥辱(ちじょく)にまみれてでも、 何が何でも、 曲げられない、 最後の最後まで、 相手に、ナイフをつきたてられて、 命を落とすその瞬間まで、 そして命を落としたそのあとまでも、 絶対に、譲(ゆず)れない、 「それでもオレは、 犬をかわいいとは 思えないんだっっ!!」 っていう、 そのくらいの覚悟を持った、 人生の重要事項なのでしょうか? … で、もしそうであれば、 そのくらいの重要事項であれば、 僕は、 そこは、譲(ゆず)っては いけないと思います。 結果をつかめる人間というのは、 100のうち、 たった1つを死守しますが、 残りの99は、 すべて切り捨てられる。 譲(ゆず)ってしまえる。 そういう人間だと 思っていますので。 ですのでこれ、 犬を可愛いと思えるか? を事例としてあげましたが、 こんなの、 なんだって一緒です。 僕のヤクルトの話だってそう。 あるいは、 フクロウを見て、 愛らしいと感じるのか、 気持ち悪いと感じるのか、 とか、 スイーツを食べて、 幸せと感じるのか、 甘くて気持ち悪いと感じるのか、 とか、 音楽、映画、物語、 スポーツに、絵画、芸術、 お笑い、 なんでも同じです。 それらの、 ちょっとした1つ1つについて、 目の前の女性とは、 感性が合わなかったときに、 それって、 あなたにとって、 そんなに譲れないもの なんですかね? もっと分かりやすく言うと、 それって、 目の前のその女性を 口説き落とすことよりも あなたにとって、 重要なことなんですか? ってのが、まず1点。 どちらが重要なのか? 何が目的なのか? 何が欲しいのか? 優先順位の問題。 次。 だいたい、こういうことを 言う男性は、 オールオアナッシング ゼロか100か。 「肯定する」か「否定する」か。 なぜか2択しかありません。 「全部正直に話す」 「全部正直に話さない」 とかですね。 でも本来、 コミュニケーションには、 グレーで曖昧な部分 というものが求められます。 例えば、宗教の問題とかが、 分かりやすいと思うのですが、 目の前の人が、何か特定の信仰を 持っていたとして、 むやみに、否定しませんよね。 「私は、キリスト教徒です」 「キリスト教の教えでは●●です」 って言った人に対して、 「自分はそれ、無理だわ」 とは、思っても、 言わないわけですよ。 宗教というのは、 その人個人の、 感性の根源にかかわる 部分ですので。 じゃあ、どうするのかっていうと、 「そういう考えかたも、あると思う」 という形で、肯定も否定もしません。 そもそも、議論を求められているか どうかが分からないからです。 そのうえで、さらに、 「その部分について、君はどう思うの?」 って突っ込んで質問されたら、 これは、意見を求められていますので、 「自分は、どう考える」 という部分を、あくまでも、 自分個人の考えとして、述べます。 相手の大切な部分を 否定しないよう 細心の注意を払いながら。 こうして、 相手を不必要に、否定せず、 やんわりと、相手との思想の違いを 伝えながら、 自分の考えも、ちゃんと述べます。 個人の、感性の深い部分であれば あるほど、そういう気遣いをします。 そしてこれは、 例として宗教をあげましたが、 犬や猫、ふくろう、音楽や映画の 趣味だって、本質的には同じです。 なぜかというと、 その人が、例えば、 「わたし、犬が好きなの」 って言った時に、 その個人が、どのような背景、 どのような歴史を持って、 犬を好きなのか、 すぐには分からないからです。 例えば、かなり極端な フィクションですが、 その人が、子供のころ、 両親は共働きで、家ではいつも ひとりきりで、 友達からもいじめられていて、 そんな中、いつも一緒にいてくれた、 ペットの犬だけが、心のささえで、 そのペットの犬がいたから、 幼少期の孤独を乗り越えられた。 そんな幼少期を送ってきたとします。 その人が、 「わたし、犬が好きなの」 って言ったとして、 その場で、 よくわからないうちに、 なんの悪気も無く、 「なんでも本音で語り合うのが正しい」 という感性のもと、 素直に、ストレートに、 ただ、反射的に、 「おれ、犬って嫌いなんだよね。 吠えるし。くさいし」 っていう言葉を投げかけることは、 「正しい」ことですか? あるいは、 震災で子供が行方不明に なって必死に探していたとき、 がれきの下から、子供を発見して くれたのが、ペットの犬だった。 そういう背景を持っている人が、 「犬が好き」 と言った発言に対して、 「なんでも本音で語り合うのが正しい」 という感性のもと、 素直に、ストレートに、 ただ、反射的に、 「おれ、犬って嫌いなんだよね。 吠えるし。くさいし」 っていう言葉を投げかけることは、 「正しい」ことですか? もちろん上記は、 分かりやすさ重視で、 かなり極端にしましたが、 つまり、 その人が言う、 「好き」とか「嫌い」の ・「重み」の問題 です。 そしてそれは、 関係性が浅いうちほど、 分からないものなんです。 どの程度の「重み」でもって、 どんな背景があって、 そういう、犬でも猫でも、 音楽でも、漫画でも、映画でも、 「好き」とか「嫌い」と 感じているのか、 それが、分からない。 だから、わざわざ、 否定しないのが、 マナーなんですよ。 どうしても、 共感できないなら、 そして、どうしても、 共感する努力も できないならば、 無理して、嘘を つかなくても良いですが、 わざわざ否定する 必要性がありません。 だから、共感できないならば、 肯定も否定もしない。 もしくは、無難に、合わせておく。 なぜなら、 「悪気が無ければ、何を言っても良い」 「知らなかったで済む」 とは、僕は思わないから、 です。 「先に言ってよ。 そしたらオレ、そんな無神経なこと 言わない人間だよ」 は、通用しません。 なぜならば、言われた方からすると、 「なんであなたに、そんなこと 言わなきゃならないの? 自分の大切な部分なんだよ」 だからです。 そのステージに入って しまった時点で、 恋愛としては、おおむね、 手遅れなんです。 最後に3点目。 こっちのほうが、 恋愛相談を受ける立場から すると重要なのですが、 「本気で好きな人とは、 いつも本音で話したい」 「大切に思っているからこそ、 ウソはつきたくない」 これは、非常に「正しい」です。 そして、こういう「正しさ」を 主張する人ほど、 おおむね、 友人としては尊敬されるが、 男としては「無し」判定を くらうことが多いです。 あと、 彼女から、突然フラれたりします。 だいたい、こういう「正しい」人に よくそれあります。 相手が「正しい」ときほど、 反論が難しく、 よって、心では、 納得できなくても、 その「正しさ」に うなづくしかない 場合が多いからです。 なので、多くの場合、 特に女性とかは、 「ほんとに、その通りだよね」 「すごいよね、よく考えてるよね」 「立派だよね」 って言って、 「尊敬できる友人 (男としては無し)」 というポジションを その男性に与えることで、 その男性を、 恋愛対象から外します。 そうやって、 「あくまでも友人だから」 という距離感を、 確立することで、 上手に、突き放します。 表面上、波風をたたせず、 良好な関係を維持し続けます。 あるいは、 途中までは、その「正しさ」に 対して、 ある種の、カリスマ性とか、 頼りがいとかを感じて、 付き合う女性もいますが、 その「正しさ」が行き過ぎたり、 どこかで、その「正しさ」に ついていけない時が来ると、 何かしら、別の理由を引っ張り 出してきて、男性を、ふります。 急に手のひらを返したように。 ところが、男性は、 なぜ、自分がふられたのか 分かりません。 なぜならば、 自分はずっと「正しい」ことを 言い続けてきたし、 なんでも本心で話しあうべき だと考えているし、 パートナーにも、それを 求めてきた。 そして、パートナーも、 それに同意してくれたはずなので、 なぜ、こうなってしまうのか? なぜ、話しあえないのか? それが、分かりません。 「正しい」から 彼女は、その「正しさ」に 反論できないから。 … 最後にひとつ、 これはある意味、 非常に男性的なやつ。 それも、 仕事が出来る男性とかに 一番ありがちなやつを とりあげます。 「マッチングアプリで やりとりをしていて、 見た目が可愛いのに 5年間彼氏がいないという 26歳の女性だったんですけど、 深い話になっていくほど まあまあ 面倒くさい性格が 見え隠れするようになってたんですよ。 頭がいいから 色々考え過ぎちゃうんですねー、 とか適当に持ち上げつつ 話聞いてたんですけど、 だんだん、 行動していないけど冷静に 状況見れてる私頭良い、 感が鼻につくようになってきて、 僕の方がイライラしてきちゃって。 言ってはいけないと 分かってはいたんですけど、 まあ相沢さんが言ってたこと 検証してみるかという 言い訳とともに、 ちょっとアドバイスじみた 発言したんですね。 そしたら、 『分かりました!そういうふうに考えます!』 って、今まで結構長文で語ってたのが パタっとなくなって、 あ、見事に扉を閉じたな、 って感じになってしまいました。 いやー、自分とは違う 価値観の人の話を前向きに 聞くって難しいですよね。」 … ちゃんと行動して、 それなりに結果を出したことの ある男性なら、 「あー。これ、オレも やっちまったことあるわ~」 って共感、あると思いますが、 そうですね。 恋愛について、 理論ばかりを学んでいる人には 分からなくて、 逆に、ちゃんと行動した人、 実際に、何人もの女性を 口説いてみた人にしか 分からないこと。 実践をしてみて ほとんどの男性が、 恋愛で一番、苦しむポイントって、 実はこの、 ・価値観の違い です。 そしておおむね、 あなたが魅力的だと 感じる、 美しい、可愛い、 スタイルの良い、 性格がすばらしい、 話が合う、 女性と、 あなたとは、 けっこう価値観が違うものです。 あるいは、今はぴったりの ように感じていても 必ず、どこかで、すれ違います。 その時が、やっと、 本当の恋愛の 始まりなのですよ。 相沢蓮也
相沢です。 先日、 ・コミュ力お化け という言葉を初めて知り、 その語感が気に入って しまいましたので(笑)、 今日は、 コミュニケーション能力が 高いとは、どういうことか? というテーマで書きます。 ある日、相談者さんと お話していて、 とても面白い質問を いただきました。 それが、 「相沢さんから見て、 僕って、コミュ力おばけに 見えますか? それとも、コミュ障に見えますか?」 です。 ※僕はこのとき、コミュ力お化け という言葉を初めて聞きました。 彼は、彼の友人たちからは その両方を言われることが あるそうで、 おもな傾向としては、 わりと多くの人からは、 コミュ力お化けと見られ、 コミュニケーションを仕事と しているような人からは、 コミュ障と言われるようでした。 ちなみに、僕の印象は まさにそのままで、 「わりと多くの人からは、 コミュニケーションが 上手だと思われ、 一部の、そもそも、 コミュニケーションとは何か? を理解している人からすると、 コミュニケーション能力は けっして高くはないと 思われるだろうな」 でした。 そもそも、本当に コミュニケーション能力が高い人は、 初対面の、歳の離れた人間に対して、 「コミュ力お化け」 とか、 「コミュ障」 とかいった、 世代間で好みが別れたり、 通じたり通じなかったりしそうな 単語を、選んだりはしません。 ※彼と僕とは、一回りくらい年齢が 離れていて、その日は初対面でした。 ですので、この質問の単語だけでも、 「ああ。そういう感じね」 と、分かる人には、分かって しまったりするのですが。 ところで、さて、 今回のお話の大切なポイントとして、 そもそも、コミュニケーション能力が 高いってどういうことですか? という疑問について、ていねいに 見ていきましょう。 まず、よくある傾向なのですが、 自分のコミュニケーション能力 というものについて、 自信が持てない人間ほど、 つまり、彼の言葉を借りれば、 自分のことを、 ・コミュ障 と思っている人間ほど、 コミュニケーション と、 パフォーマンス の違いが分かっていません。 少し話がそれるのですが、 そういえば以前、 僕のこのメールマガジンで、 zoomで女性を口説くことが 非常に上手な男性を、 『達人』としてご紹介しました。 この『達人』は、僕との付き合いが 長いのですが、 zoomに限らず、 10年以上の路上での ナ ン パ での実践経験もあり、 その女性遍歴とかも、 非常に派手で、 おそらく、一般的に言えば、 めちゃくちゃモテるタイプの 男性です。 というか、 「将来は自分も恋愛教材を作って、 モテない男性の力になりたいです!」 とか、口では言い続けているくせに、 もう、何年にもわたって、 えんえんと、次から次へと、 新しい女を抱きまくって、 その報告をひたすら僕に し続けてくるという、 「いや、それもう絶対に、 新しい女を落とすのが 大好きなだけだよねっ!!」 と、突っ込みたくなる感じの 男性なのですが(笑)、 そんな彼も、 たまには本気になるようで、 「今度こそっ!」 みたいな感じで、 情報配信に乗り出そうと したことがありまして、 なら、やってみましょうよ、 ってことで、 彼を『達人』として ご紹介して、 対談を行い、その録音した 音声を公開したところ、 これまた、 以下のような、 非常に興味深い感想を いただきました。 ーーここからーーーーー 達人と称してよいしょしてる感が、 終始伝わってきて大変残念です。 相沢さんが会話をリードすることで コミュニケーションが成立している のが明らかで、 本当にナンパ歴10年?と 疑ってしまいますし、 この方のビジネス支援だろうなーと 想定しながら聞いてました。 設定に無理があると思いますし、 恋愛初心者向けの音声などと 記載があった方が誠実だと感じます。 いつも楽しく拝見していただけに ガッカリしたので、 レスポンスさせて頂きました。 ーーここまでーーーーーーーーー 当時の対談音声を知らない 読者さんのために、 少し追加で情報を補足 しますと、 対談した『達人』ですが、 声の印象が非常に暗くて、 あと、僕に気を使ってくれて いるっていうのもあって、 態度も控えめで、 こういう不特定多数を 意識して お話をするという体験も もちろん初めてであるため、 かなり緊張もしていました。 ですので、対談についても、 僕の頭の中にあった流れを やや強引に実行することによって、 成立させてしまった、 という、まあこれは、 僕自身の反省点でも あったのですが、 ともかく、そんな感じでした。 … さて。 実はこの問題も、 冒頭の問題と本質的には 全く同じでして、 そもそも、 コミュニケーション と、 パフォーマンス とは、 まったくの別物なんですよ、 っていうのが、 僕の答えだったりします。 例えば、 僕はときどき、 みなさんに向けて、 自分の声でお話して、 それを録音したものを 公開したりしています。 最近、このメルマガに登録 してくれた、 新しい読者さんでなければ、 聞いたことある人、 けっこういると思うのですが、 僕ってたぶん、 そこそこ、話すの上手いと 思うんですよ。 わりとはっきりした声で すらすらと、しゃべりますでしょ? でもこれって、 ・コミュニケーション能力 ではなくて、 しいて、分類するのであれば、 ・パブリックスピーキング っていう技術なんです。 ですので、 女性を口説くのが 上手いとか下手とか、 モテるとか、 モテないとかとは、 基本的には、別物です。 だって、そうでしょ。 パブリックスピーキングが 上手いことが イコール 女性を口説くのが上手いとか モテるとかであれば、 塾の講師とか、 カルチャーセンターの先生とか、 ユーチューバーとか、 どんだけモテる職業なんだっ!? って感じ、しません?笑 でも現実的には、 そういった職業のかたであっても、 女性を口説くのが上手かったり、 へたくそだったり、 モテたり、モテなかったり、 してますよね? ですので、 僕が、わりと上手に、 みなさんの前で、 ペラペラと お話したりできることと、 僕が、恋愛を教えていて、 わりと、そういった方面での 知識と技術を持っていることとは、 原則、別問題なんです。 … パブリックスピーキングと、 コミュニケーションとは、 別である。 … ちなみに、僕がこうして 恋愛について、 メールマガジンであったり、 恋愛教材であったりで、 色々と上手に書いていますでしょ? みなさんは、 僕が書いた、こういう文章を 読んでみて、 「この人はモテるに違いないっ!」 って、やっぱり勘違いして くれるわけですが(笑) これも、ジャンルとしては、 ・ライティング とか、 ・レトリック とか、 ・コピーライティング と呼ばれる技術であって、 僕が本当に、女性を口説くのが 上手いのか、下手なのか? モテるのか? モテないのか? とは、実は、原則的には、 別問題であったりします。 「いやいや。相沢さん。 相沢さんの文章は、実際に 体験した人にしか書けませんよ」 って、たまに言われますが、 「いやいや。実際に体験しないと リアリティを演出できないのであれば、 小説家なんていう職業は 成り立ちませんよね? 人を殺さないと、 推理小説は書けないんですか?」 というのが僕の答えであって、 やっぱり、実は、そこは、 別問題なんです。 なので、実は僕は、 恋愛経験ゼロの、 童貞おじさんかもしれません。 … まさかの。 相沢童貞説はおいておいて(笑) さて。 最初に戻りますと、 この相談者さんが、 もう1つ、 面白い質問をくれまして、 たしか、 「木村拓哉さんみたいなのと、 ロンブーのあつしさんみたいなのと、 コミュニケーションのやり方として どっちが、良いのですか?」 みたいな感じだったか。 すみません。 ちょっと忘れましたが、 たしか、そんな方向性の質問でした。 そして僕の答えは、 「分かりません」 で、 なぜ分からないのか? と言うと、 僕は、そしておそらく彼も、 テレビの中の、 木村拓哉さんとか、 テレビの中の、 あつしさんとかしか しらないからです。 そしてそれは、 木村さんでも、あつしさん でもそうなのですが、 あくまでも、 芸能人として、 みんなの目=カメラの あるところでは、 計算、演出、脚本、 といった、何かしらの 意図や目的があって おこなっている、 それはやっぱり、 ・パフォーマンス の部分であって、 彼らの ・コミュニケーション では、けっして、 ありえないからです。 カメラの前で、 木村さんやあつしさんが、 誰かと対談を行って いたとしても、 『カメラの前』である以上、 パフォーマンスでしか ありえません。 … そうなんですよ。 よく、芸能人とかを 引き合いに出す人、 いますけれども、 そもそも、僕たちは、 芸能人の、本当の ・コミュニケーション を見ることはできないんです。 … コミュニケーション と、 パフォーマンス は違う。 何となく、ご理解 いただけましたでしょうか。 そのうえで、 彼が言うところの、 ・コミュ力お化け というものについて、 僕なりに考えてみたのですが、 そうですね。 一番、身近で、 それを体験できる可能性が あるとすれば、 例えば、 しっかりと教育された、 非常にプロ意識が高い、 高級なクラブの ホステスさんとか かもしれません。 そもそも、 僕が定義する、 「コミュニケーションが上手い」 とは、 「会話のキャッチボールが上手い」 ということなのです。 「キャッチボールの様子を第三者に 見せることが上手い」 のではなくて、 「キャッチボールが上手い」 です。 この差、重要ですよ。 これは、 さらに具体的に言うと、 相手が受け取りやすい場所に ちょうどよい力でボールを投げて、 相手のボールを、 「バチンっ!」って気持ち良い 音をたてて、受け取ってあげる技術、 これが、上手い、ということです。 銀座のホステスさんとかって、 毎朝、主要な新聞を一通り 読んでたりしますよね。 あれって、 自分が、時事ネタや社会に 強い関心があるとか、 そういうことではなくて、 もっと純粋に、 「自分のお店に来るのは、 新聞を読んでいるお客さんが 多いから、 そういうお客さんの話を ちゃんと聞けるようにする」 という目的があります。 他人の話を上手に聞く、 つまり、 相手のボールを、 「バチンっ!」って気持ち良い 音をたてて、受け取ってあげる には、 最低限の、土台となる 知識が必要なんです。 話はそれますが、 以前、すご腕の探偵さんと、 すご腕の ナ ン パ 師さんとが、 偶然、まったく同じ習慣を持って いたのを知り、驚いたことが ありました。 それが、 お風呂に入っている時間を 使って、いつも、 最新の女性誌をチェックしている、 というものでした。 これも、上記のホステスさんと まったく同じ理屈です。 また、 ちゃんとしたお店の ホステスさんであれば、 例えばこのメルマガの 最初で僕が指摘したように、 初対面の、歳の離れた人間に対して、 「コミュ力お化け」 とか、 「コミュ障」 とかいった、 世代間で好みが別れたり、 通じたり通じなかったりしそうな 単語を、選んだりはしません。 それが、 相手が受け取りやすい場所に ちょうどよい力でボールを投げる、 ということです。 それを、単語レベル、 感性のレベルでもって、 相手に合わせてゆきます。 いかに、相手が気持ちよく、 違和感なく、 ボールを投げられるか、 受け取れるか、 そこを追求してゆく。 「最近の若者は言葉がみだれている!」 という老人には、その老人が 「ただしい」と信じている言葉を使い、 一方で、 「みだれている」と老人から言われる 若者に対しては、その 「みだれている」言葉を選ぶ。 ※ただし後者は非常に難易度が高いため、 普通は、前者のみやっておくのがベター 銀座とかで、 1回席についただけで、 最低10万円~ っていうお店のホステスさんには、 そういう高度な繊細さと 技術が求められますし、 厳しく教育されます。 … しかし、それを ・コミュ力お化け のように、 『お化け』とまで 言ってしまえるのか? っていうと、 う~ん… お化け… 言いすぎかなあ… 例えば、 僕がここでお伝えした ような方向性でもって、 コミュニケーション というものを追求して ゆくとすると、 単語、感性のレベルで 相手に合わせてゆく以上に、 例えば、 呼吸とか、姿勢とか、 声のトーンとか、 会話の間とか、 体の重心とかまでも 合わせましょうね、 って話になって、 まあ、上記は、 NLPでは定番の話なのですが、 さらには、 相手の趣味、思考、クセ、 リズムまでも 合わせてゆく、 究極的には、 例えば、 昼間から競馬やって 飲んだくれている、 下町のおっさんたちと、 政治について、不平不満を 愚痴り合う、 かと思えば、 年収数億円の人達が集まる 社交パーティーで、 高級ブランドを着こなして、 芸能人やスポーツ選手と 盛り上がる、 かと思えば、 夜のクラブで、 ガンガン音楽が鳴る中、 そういうファッションで 女性を ナ ン パとかして、 周囲の初対面とすぐに 打ち解けて、いつの間にか 中心にいる、 かと思えば、 秋葉原のメイドカフェで、 4人くらいのコアな仲間と 集まって、 朝から6時間くらいかけて、 萌え系のアニメの未来について 熱く論じる。 などなど。 あらゆるシーンにおいて、 それぞれの、 雰囲気から、ファッション、 しゃべりかたまで、 完璧と思えるほどに、 擬態(ぎたい)してみせる… とか。 う~ん。 こういう人がいたら、 人間の領域を超えている、 という意味で、 「あ、化け物だ…」 つまり、 ・コミュ力お化け って定義できるかな~ なんて、 役にも立たない、 思考をめぐらせて、 遊んでみたり、します。 … なんだっけな。 そうそう。 コミュニケーションとは何か? っていうお話でした。 色々と考えを めぐらせてみましたけれども、 ・恋愛 という立場から言わせてもらうと、 女性が、男性に対して 恋愛感情をいだくっていうのは、 実はもっと複数の要素が からみあっていますので、 別に、 化け物レベルの コミュニケーション能力は、 必要ないのですよ。 じゃあ、どの程度があれば 『恋愛』というステージで 戦えますか? っていうと、 その答えが、こちらです。 https://www.infotop.jp/click.php?aid=128369&iid=77606 人間の領域を超えなくても ぜんぜんオッケーです! 相沢蓮也
相沢です。 次のような相談を受けました。 ーーーーーーーーーーーーーー 複数人での会話が苦手です。 いちばん感じるのは会社の同期たちです。 たまに出張で東京に戻った時などに、 会社の同期たちが飲み会を開いて くれたりするんですが、 正直全然楽しくないです。 なんだか、女の子たちが自分を 相手にしていないような気がするからです。 どうしても女の子は、 複数の男がいると、イケメンとか、 話が上手い男、世間の言う 「イケてる男」と喋りたいと思うようで、 たとえ僕と話してても そっちに行きたそうにしています。 その場に僕と女性の2人しかいない時は 普通に話せるんですが、 複数になった途端そうなります。 女の子の価値観で、僕が下位ならそれは 仕方ないことだと思っています。 相沢さんがメルマガで仰っていた通り、 その場に複数人の男がいる時、 その場のナンバー2までの男しか、 女性は相手にしない、 というのはその通りだと本当に思います。 でも、やっぱり寂しいです。 その場において自分が 必要とされていない気がします。 じゃあ飲み会に行かなきゃいいじゃん というツッコミが 入るかもしれないですが、 飲み会に誘ってくれるのは 相手の好意ですし、 ムゲに断り続けるのも、 人としてどうなのかと思うわけです。 相沢さんの教材に出会ってから、 出会いの数を増やしていくと、 一定数は自分に興味を持ってくれる子が いることを知りました。 今は運命の彼女になりそうな子もいます。 しかし男が複数人いるときに、 2位以内に入ることができない。 特に今、同期の女の子はみんな若いです。 世間で言う「イケてる男」が優れているという 価値観をまだ心のどこかに持っています。 しかも飲み会という場では その価値観が顕著に表出されます。 そして、僕はその価値観では勝負できない。 だから最初から自分を気に入ってくれる子に 絞って口説いて彼女を手に入れたんですが… 会社の同期たちとの飲み会だけは、 上がりたくない土俵に 上がらなければなりません。 その時に、いちばんコンプレックスを感じます。 その場に必要とされてない気がしてならないです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さて。 念のため、おことわりして おきますが、 僕も、飲み会とかで その場のナンバー2に入れない ことは、あります 若いころ、 週に9回、合コンをやっていた 時期がありまして、 なので僕は、 「複数での会話が苦手なのか?」 って言われると、 「苦手では無い」 です。 もう若くないんで、 正直なところ、めんどくさいけど^^; でも、苦手ではありません。 苦手ではないのですが… それでも、 集まるメンバーによっては、 ナンバー2に入れません。 特に、親しくない男と一緒だったり、 気を使う男がいたり、 気心が知れていない男がいたりすると、 なんか、ダメですね… あと、 やたらと営業慣れ、合コン慣れしている、 バリバリ体育会系の社会で もまれてきた、 商社マンとか広告マンみたいな人が いたりしても、 なんか、引いちゃってダメです。 変に冷静になっちゃうっていうか、 醒(さ)めちゃうっていうか… なんか、苦手です … で、 「だから何?」 って思います。 この相談者さんが言うように、 >じゃあ飲み会に行かなきゃいいじゃん と思いますし、 そもそも、この相談者さんが 楽しめていない時点で、 それ、 >飲み会に誘ってくれるのは相手の好意ですし、 って、本当に好意なのか?? って僕なんかは思ってしまいます。 という前提で。 僕は自分の行動を決めるときに、 一番大切にしていることがあって、 それが、 ・そもそもその行動の目的は何? って部分を明確にすることです。 何がしたいんでしょうね。 この相談者さんは。 かりに、女性との出会いを求めているならば、 まさに、この相談者さんが >そして、僕はその価値観では勝負できない。 >だから最初から自分を気に入ってくれる子に >絞って口説いて彼女を手に入れたんですが… とおっしゃり、実践していることが 正解だし、 その結果、 >今は運命の彼女になりそうな子もいます。 というゴールを手に入れているわけです。 もっと言うと、 これはまあ、ちょっと言いすぎかも しれないのですが、 それでも、僕に言わせれば、 >その場において自分が >必要とされていない気がします。 と感じている時点で、 たぶん本当に、その場には 必要とされていないんですよ。 で、目的が、 「必要とされたい」 なら、 必要とされるメンバーで 飲めば良いだけです。 自分を必要としていない メンバーにまざって飲む理由も メリットもありませんし、 「必要とされていない」 と自分に感じさせてくる メンバーと一緒にいること そのものが、 あなたの人生にとっての 大きなマイナスです。 僕なら縁を切ります。 自分のためにならないんで。 もっと自分の時間と人生について、 プライドと自信を持つべきでしょう。 … とうぜん僕も、 合コンというものに出会いを 求めていましたから、 僕がちゃんとナンバー2以内に 入れて、 しかも僕をちゃんと必要として くれる仲間を集めて、 合コンしていました。 そうでないメンバーを集めるのも、 そうでないメンバーに参加するのも、 メリットが無さすぎます。 … この手の悩みには、 共通点があって、 それも、この相談者さんが はっきりと言っているのですが、 >その時に、いちばんコンプレックスを感じます。 ですね。 問題はコンプレックス。 コンプレックスは、 大切な目的を見失わせます。 本来は、 「目的」があって、 そのための「手段」とか「プラン」がある、 それだけのことなのですが、 コンプレックスという怪物は、 「目的」とは 無関係に、 無意味に、 無目的に、 あなたの心の中で暴れます。 ところがこれ、 冷静になって考えてみますと、 「目的」とは無関係な以上、 対処のしようが無いわけです。 「手段」も「プラン」も 考えようがありませんので。 「目的」=「ゴール」ですので、 ここを設定できないとなると、 道筋が計算できないんですよ。 なのであとは、単なる気分の問題。 単なる気分なので、 コンプレックスとは いつでも、泥沼です。 … そういえば、 これもまた、1つのコンプレックス なのでしょうけれども、 恋愛コンサルをしていると、 よく、 「(モテそうな職業)であることを 利用したくない」 「お金を使ったやりかたはしたくない」 みたいな意見を言う男性がいます。 「そういうやり方は、自分の 実力じゃないみたいで、嫌だ」 と言うんです。 出会いの段階で、医者とか、公務員とか 社長とか、モテそうな肩書って、 はっきり言って便利です。 お金も、上手く使えば、 入り口の部分では大きなアドバンテージです。 でも、これらを持っている本人にしてみたら、 「こういうものに頼っている時点で、 それは自分の実力じゃない」 って言うんですね。 で、こういう男性には、 僕は決まって、説教するわけです。 「いやいや。医者という肩書は、 あなたがこれまでの人生で、 ちゃんと努力して手に入れたものですよね? それはすでに、あなたの一部なんですよ。 あなたが、あなたの一部を否定して どうするんですか? あと、甘すぎます。 恋愛をナメすぎです。 厳しいようですけれども、 あなたから、医者という肩書をはずして、 他に『今のあなた』に、何があるんですか? あなたは、そんなに凄い人間なんですか? 何様のつもりですか? 他に、『今のあたな』には、これといった 長所が無いから、この現実なのでしょう? みんな、結果が欲しくて必死なんですよ。 そのために、使えるものは全部使って、 貪欲に、結果を取りにいっているんです。 みっともなくても、泥だらけでも、 勝つために必死なんです。 だから、あなただって、使えるものは 全て使わないと。 息をしているだけで女性が寄ってくる、 生まれながらのイケメンにでも なったつもりですか? 恋愛は戦争です。 真剣勝負です。 その真剣勝負に乗れないならば、 『今のあなた』からは変われませんよ?」 って。 これも、色々と愛のムチを ビシビシと打っていますけれども。 要するに、 ここでも重要なことは、 あなたの「目的」は何ですか? です。 で、その「目的」を達成するための 最短ルートを計算したときに、 イケてるとか、イケていないとか、 まあ、何でも良いのですけれども、 そんなあなたのコンプレックス なんてのは、いったん置いておいて、 どうしたら、目的を達成できるのか? だけが重要であって、 「手段」がどうだとか、 「過程」がどうだとか、 そんな思いは、すべて雑音です。 無駄です。 無駄。無駄。無駄。 コンプレックスとは、 出口の見えない泥沼です。 本気で「目的」を達成しようと 心に決めた男には、 コンプレックスに悩むなんていう ヒマな時間はありえません。 もっと純粋に、 あなたの「目的」=「ゴール」を追求してください。 あなたの「ゴール」は何ですか? そのゴールは、抽象的な コンプレックスではありませんか? ちゃんと、達成できる具体的なものですか? 相沢蓮也
相沢です。 次のような相談をもらいました。 ---------------------------- 今日ナンパで出会った女性と デートしたのですが、 いつもの困った質問が来たので 相談させてもらいます。 その質問は、 「自己紹介して!」です。 他には、 「趣味はなに?」 みたいな質問も、毎回とんできます。 ですが、僕は正直に 自己紹介したり、 趣味を言ったりしたら 引かれると思うので、 いつも困ってしまいます。 よく寝坊するので、 「昼寝」と答えたことも ありますが、 全く面白くないし、 デートをするために 「カフェ巡り」 と答えたこともありますが、 実際に全く場所なんて知らず、 デート中に迷ったこともあります。 なにかアイデアをいただけると 助かります。 ・・・ 以下、相沢の回答です。 > 「自己紹介して!」 > > とか > > 「趣味はなに?」 > > みたいな質問が毎回とんできます。 そんなに、正直に答えなくても、 「自己紹介して!」 なら、 「いやいや。そんな ふわっとした質問困るから笑」 「逆に、知りたいことは何でも聞いてよ。 答えられないことないんで。」 とか。 「自己紹介って、これ何の面接ですか?笑」 とか。 それがナンパであれば まあ、免許証見せちゃって、 「ほら、怪しくないでしょ。」 とかでも良いですし。 「趣味はなに?」 なら、 「っていうか、趣味って何?笑」 「趣味あるんですか? それ、教えてください」 とか。 「っていうか、こういう時、 どんな趣味を答えたら正解なんですか?笑」 とか。 「あれ、もしかしてこれ、お見合いですか? そしたら次、僕も同じこと聞きますよ。 趣味は何ですか?って笑」 とか。 そもそも、 > 「自己紹介して!」 > > とか > > 「趣味はなに?」 っていう質問って、誰でも普通に、 困りますよね。 だから、 「面白いこと言わなきゃならない」 「気のきいた切り返ししなきゃならない」 っていう発想ではなく、 こういうのって、 「お前、面白いこと言ってみろよ!」 って言う要求と同じで、 何を答えても、 「はい。つまんないー!」 って、もう、事前にゴールが 決まっているような質問なので、 そうやって、正直に 考えるのではなくて、 相手が、 「お前、面白いこと言ってみろよ!」 っていった、その質問そのものを、 どうやって、ネタにしてゆくか? っていう発想が良いと思います。 ・・・・・ 回答はここまで。 以下、補足です。 会話に苦手意識を持っている 男性ほど、 「自分が、何か面白いことを 言わなければっ!」 という思いこみが強いです。 ところがですね、 会話には、無理な『流れ』 みたいなのが、たまにあって、 それが今回の、 「自己紹介して」 とか 「趣味は何?」 とか。 お見合いならまだしも、 普通の、フランクな会話で、 これっていうのは、 その質問をした方に、 こちら側に対する 強い好奇心がないと、 成立しない『流れ』 ってのもあるんですよ。 「自己紹介して」 「趣味は何?」 って質問した『側』が、 「よ~し! どんな答えが 返ってきても、 絶対に食いついて、 盛り上げてやるっ!」 っていう。 で、例えば、 どうしても目の前の女性を 口説きたいと思っている男性 なんかが、 合コンで、こういう質問をして、 女性から出てきた回答を 全力で拾って、 全力でくいついて、 全力で盛り上げる、 とかだと、アリなんですけれども、 これが、ナンパとか、 まあ、キャバクラとかでも 同じかな、 女性側に、熱意が無くって、 テキトウにあしらっている状態、 「ちょっと相手してやろうかな」 くらいの感覚の時の、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 っていうのって、 本質的には、 優位に立っている女性が、 上から目線で、 「何か面白いこと言ってみてよ」 って要求しているのと 変わりませんので、 もう、何を答えても、 「はい! つまんないー!」」 っていうゴールが 事前に約束されていて、 こういうステージで 一生懸命に、 相手の裏をかいて、 絶対に笑わせてやるっ! とかって考えても、 普通は、無駄なんです。 僕たちはお笑い芸人じゃないんで。 あと、そこも目指していないんで。 なので、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 っていう質問に答えようと するのではなくて、 相手が発した、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 っていう言葉そのものを、 どうやって、いじって いこうかな、 っていう発想が求められます。 で、上下関係を、 フラットにしてあげます。 ・・・ ところで、こういう話をすると、 すぐに、 「女性からの質問をはぐらかすんですね」 って、なぜか言われるのですが、 そしてなぜか、 はぐらかすことが正解である、 と思いこんでいる男性が いるのですが、 ――謎めいた男を演出したいのだろうか… 分からん。。。 基本的に僕は、 フラットな関係性であれば、 わざわざ、変な風にはぐらかしたり、 ごまかしたりする必要は まったく無いと思っています。 わざわざ女性に対して、 不誠実である必要を感じません。 なので、質問されたら、 何でも素直に答えれば 良いと思っています。 普通に。 ただし、 ナンパとかで、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 って、ちょっと試されている 感じがするじゃないですか。 「何か面白いこと言ってみろよ コノヤロー!」 みたいな感じ。 そういう時は、 馬鹿正直に返しちゃうと、 「はい! つまんないー!」 っていうゴールしか 見えませんので、 ちょっとひねった 回答のほうが良いと 思っています。 なのでこれも、 相手の女性が、男性に対して つよく興味を持っていて、 むしろ、 「どうやって、この男を口説こうか」 くらいの時であれば、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 っていう質問に対して、 こちらが、 どのような回答をしても、 全部正解になりますし、 これが、お見合いとかであれば、 逆に、真面目で普通の回答の方が、 優れていると思います。 いつもと同じですね。 前提条件が変われば、 答えだって変わるんですよ。 ちなみに、この相談者さんからは 後日、 ------------------------ 他にも、 「彼女いるん?」 「いない」 「モテそうやのに」 「・・・」 みたいなのが多いんですが。 ここで、 モテそうやのにをネタにして、 自虐のように、 「ゲイにはね。笑」 とか 「彼氏いるん?」 「いない」 「モテそうやのに」 みたいな感じで、 全くおんなじことをすると、 笑いが生まれそうな気がしますが こんな感じであってますかね?? ------------------- というお返事をいただきましたので、 ----------------- ありですね^^ つかめてきた感じ、しますね。 他にも、 ナンパという前提なら、 ちょっとチャラくいきたい時なら、 「いや、君に会うために、 作らなかったんだよ」 とか。 誠実系を意識するなら、 「いやいや。いたら声かけたり してないでしょ。 オレ、そんなんじゃないし」 とか。 まあ、ここまで来ちゃうと、 本人のキャラとか、 あとは好みの問題ですけどね。 ほんと、なんでもいいんですよ。 正解を求めるよりも、 色々試してみて、しっくりくるのを 探すとよいです。 ------------------------------- と回答しました。 『前提条件』が正しく認識 されているのであれば、 あとは好みです。 一番、しっくり来るやつを 自分で探してみると良いと 思います。 相沢蓮也
相沢です。 何やかんやで、評判が良いので、 「美女を落とすための恋愛ノウハウ」 第6回目……くらい??? 忘れました(笑) さて、今日は ・男のカリスマ性 という切り口から、この話を スタートしてみます。 まず前提として、 ・人は『確信』を持った人間に魅力を感じる でしたね。 どんなに頭が良くても、 どんなに顔が良くても、 どんなに肩書があっても、 心に『確信』がないとダメです。 『確信』っていうのは、 ちょっと説明が難しいのですが、 「自分の存在・人生・考え方に対する強い肯定感」 とでも言えましょうか。 一般的によく言われる 『自信』という言葉を、もっともっと 強くした感じだと思います。 ですので、そういう意味では、 『自信』を持った人間は魅力的 ですし、 現実に、実際にモテているのは、 顔の良い男でも、頭の良い男でも、 ステータスの高い男でもなくて、 『自信』を持った男 だし、 もしもあなたが、 「顔が良い男がモテている」 とか 「お金持ちがモテている」 とか、 そういうふうに感じたのであれば、 それは、実際には、 顔が良い男がモテていたのは、 顔が良いからではなくて、 『自信』を持っていたから だし、 金持ちがモテていたのは、 お金を持っていたからではなくて、 『自信』を持っていたから、 だし、 この『自信』というやつを とことん高めていくと、 大きな決断が求められるような その瞬間に、 それは、『確信』となり、 イコール、それが ・カリスマ性 ってやつです。 「オレが言うんだから、間違いない」 「オレがそう思うんだから、そうなんだ」 という、 『自信』の根拠=『オレ』 というステージです。 ときどき世間を騒がせる、 カルト宗教の教祖とかって、 「オレが真実を知っている! というか、オレが真実そのものだ!」 「オレの言う通りにすれば 間違いがない!!」 っていう強烈な『確信』を 持っているじゃないですか。 だから、美男美女から、高学歴、 社会的地位の高い人間まで、 たくさんの、優秀な人間が集まります。 テレビで見ているぶんには 「うさんくさい」 で済みますが、 実際に会ってしまうと、 その『確信』は発する 凄まじい空気感に 当てられてしまうんです。 そう考えてみますと、 どのような条件・能力・技能も、 全ては、『自信』とか『確信』 の前にはひれ伏すしかありません。 圧倒的な『確信』の前には、 どのような美しさも どのような頭の良さも どのようなステータスも、 負けてしまいます。 「この人が言うんだから、大丈夫」 って言って、付いていって しまいます。 … さて。 じゃあ、どうやって僕たちは そういう『自信』を 身につけるのか っていうと、 これ、あんまり言う人が いないみたいなんですが、 実は、 ・生まれ育った家庭環境 による所が大きいです。 ここからが、今回のお話の 本題となるのですが、 『自信』とか『確信』の 根っこには、 安定した ・自己肯定感 が必要です。 で、この「自己肯定感」は どのようにして、育つのか? っていうと、 一番の根っこは、 『親』 です。 これを、一番小さな単位にまで 分解して取り出してみるならば、 たとえば、 子どものころに、親と一緒に ご飯を食べて、 あなたが、「楽しい」とか 「美味しい」と感じたとする。 そして、一緒にご飯を食べている 『親』と、その感情を、 「美味しいね」 「楽しいね」 といって、共感する。 共感することによって、 子どもは、 「ああ。自分のこの感覚は 正しく、好ましいものなんだ」 と『確信』してゆく。 そういう、 小さな小さな積み重ねです。 という事はですね、 逆から見てみますと、 虐待とか、ネグレクトとか、 親子という関係がうまく 機能しなかった家庭で育つと、 自己肯定感が育たずに、 『自信』や『確信』が 持ちづらくなります。 今僕は、虐待とかネグレクト という言い方をしましたが、 そういう分かりやすいもの ではなくとも、 ごくごく一般的に見える 家庭であっても、 親が極端に気分屋で、 同じことをしても 親のその時の感情で、褒められたり 怒られたりして、共感が不安定 とか、 親が鬱(うつ)っぽくて、いつも 逆に親を支えていた、 とか、 親のプロジェクトとして育てられた、 とか、 親が過保護すぎて、実際には 子どもは、自分の意思を許されずに コントロールされて育てられた とか、 親が抱えているコンプレックスを 満たすための代用品として 育てられた とか、 兄弟や姉妹と能力的に比較され 続けて育った、 とか、 家族間のしわよせを、いつも くらうような役割だった、 とか、 例をあげれば、まだまだ いくらでもありそうですが、 要するに、そういうパッと見では 分からないような、 安定した「自己肯定感」が育つのが 難しい家庭環境ってやつが 見えない形で沢山あるわけです。 で、このようにして、 「自己肯定感」 を、ほとんど与えられずに また、家庭以外の場所でも、 それを育てられるような チャンスが少なかった人ほど、 でも、生まれつきの外見とか IQが高かったりすると、 「こんなに恵まれた人がなんで…?」 とかっていって、カルト宗教に 取り込まれてしまったりもします。 自己肯定感が低いんで、 あの手の極端な『確信』に 簡単に取り込まれてしまう んですよ。 … 余談ですが、カルト宗教の 教祖なんかが持つ『確信』の正体は、 ・究極の自己否定 です。 自己肯定感が低すぎて、 逆に、ひっくり返っちゃった 感じの特殊なパターンです。 だから、その『確信』の内容は 幼稚で誇大妄想的だし、 矛盾だらけなのですが、 ここを詳しく書き出すと、 話がややこしくなるので、 戻します。 … さて。 『自信』とか『自己肯定感』 というキーワードを通じて、 家庭での見えないトラウマとか、 カルト宗教の話までしましたが、 これも毎度のことながら、 話を分かりやすくするために、 なるべく極端な例を 挙げてみただけの話で、 あとは、 ・程度の問題 です。 共感によって親から自己肯定感を 100%あたえられた人間と まったくゼロだった人間と、 この両極端はむしろマレで、 与えられた自己肯定感が、 10%の人も 20%の人も 30%の人も 40%の人も 50%も60%も70%も 80%も90%もいるでしょう。 だから、程度の問題。 僕にとっても、 あなたにとっても、 誰にとってだって、 ヒトゴトではありません。 僕たち人間というのは、 生まれたときから、 『自己肯定感』とか『自信』 というものを通じて、 悩み続けている生き物です。 で、その一番の根っこの部分は、 先ほども例をあげましたが、 子どものころに、親と一緒に ご飯を食べて、 あなたが、「楽しい」とか 「美味しい」と感じたとする。 そして、一緒にご飯を食べている 『親』と、その感情を、 「美味しいね」 「楽しいね」 といって、共感する。 共感することによって、 子どもは、 「ああ。自分のこの感覚は 正しく、好ましいものなんだ」 と『確信』してゆく。 とか、他にも、 転んだときに、子どもが泣いたら、 「痛かったね。痛かったね」 って共感されるとか。 一緒にテレビを見たり、 公園で遊んだり、 楽しかったこと、 悲しかったこと、 嬉しかったこと、 苦しかったこと、 そういう、日常の 小さな小さな体験と 『共感』の積み重ねであって、 そういう、幼少期に出来上がって しまった ・自己肯定感の基礎 みたいなものは、 大人になってからもずっと その個人に大きな影響を 与え続ける可能性が高いんです。 そうして、 思春期が終わりをむかえる ころまでに、 健全な「自己肯定感」が 育てられなかった人ほど、 その後、他人からは理解されづらい 複雑な劣等感に悩まされ続けます。 他人からは、 どれほど恵まれているように 見えようとも。 で、こういった経緯で、 『自己肯定感』とか『自信』 が弱い女性ほど、 『確信』を持った男性に コロっと落とされます。 … どうです? あんまし、関係無くないですか? 女の子の、外見のレベルが 高いとか低いとかなんて。 「自己肯定感」の大部分の基礎は 幼いころからの親子関係で 作られるものなので、 美人だからどうとかって、 関係無いんですよ。 外見のレベルがどうとかって。 親子なんで。 そういうのとは関係なく、 みんな、それぞれに 複雑なナニカを抱えていて、 男は、『自信』を持って、 そういう部分に対して、 丁寧に、丁寧に アプローチしてゆけば 良いわけです。 … で、僕が、これもう、 あっちこっちで、 繰り返し繰り返し、 繰り返し、繰り返し、 言っていることをまた 言うんですけれどもね、 「ちゃんと、目の前の人間を 見てください」 と、いうのは、 今日お話したようなことなんです。 相沢蓮也
相沢です。 「ヒモ男に負けました… あんなダメ野郎に、自分が好きな 女を喰われるなんて、 悔しすぎて、涙が出ました…」 というメールをもらいました。 ですので今日は、 なぜヒモ男は、一部の女性の心を 強烈に惹きつけるのか? そうして、 僕たちは、彼らの何を真似して、 武器にすれば良いのか? というテーマでお話します。 ちなみに、念のため説明しますと、 ヒモ男とは、 自分ではお金を稼がずに、 生活費から遊び代まで、 すべて女性に負担させて 生きている男を言います。 … さてさて。 まず、ヒモ男にハマりやすい 女性の特徴を挙げますと、 1、日ごろから強いストレスを感じていて、 そのストレスを、『お金を使う』という形で 発散するタイプ 2、母親が稼いで、家族を支えている家庭で 育った女性 3、心を許せる友達が少ない女性 4、自分に自信がなく、特定の誰かから 強く必要とされることで安心する女性 あたりだと思います。 で、こういった傾向を持つ女性 に対して、 トコトン優しく接します。 基本的に、ヒモ男は、 めちゃくちゃ優しいです。 相手の女性を120%肯定 してくれます。 女性のいうことは、どんな わがままも、全て受け入れますし、 そのうえで、 「僕は、君がいないと生きていけない」 といって、子犬のように、 完全に自分の腹を見せて、 無邪気に、かわいく甘えて 見せます。 その女性の全てを 120%絶対的に肯定して、 そのうえでさらに、 「君がいないと、オレはダメなんだ」 と、女性の中の、 ・誰かに、強く必要とされたい私 を満たします。 なんだか、「昭和の男」が求める 理想のお嫁さん像って感じもしますが(笑) 需要と供給がマッチして いるのだから、 これもまた、1つの愛の形 なのでしょう。 ただし、ほとんどのヒモ男は、 時間とともに、怠け者になり、 最初の優しさも、マメさも 徐々に無くなっていきます。 ん? これもなんだか、どこかの 夫婦みたいだぞ。。。 さだまさしの、 『関白宣言』→『関白失脚』 の男女が逆転した、 みたいなものでしょうか。。。 これが、ヒモ男と、それを養う 女性の基本型です。 こうして見ると、単に、 ある種の男女関係を、 ただ逆転させただけ、 って感じもします。 なので、『理想の主夫』を 貫ける男と、 バリバリ働いて、 バリバリ稼いで、 家庭で癒されたい女、 の組み合わせであれば、 僕は、ヒモってのも、 アリなんじゃないかって 思ってます。 これも1つの愛の形です。 んでもって、こういう 正統派の『ヒモ』とは別に、 少しばかり病んだ形も 存在していて、 (実はこちらの方が多いような 気もするのだが…) それが、 上記の正統派なヒモ関係に、 ・男の暴力 が加わる形です。 これが、なかなか深い闇を はらんでいます。 言葉でも、直接でもどちらでも よいのですが、 男が、女性に対して暴力を ふるったとしますよね。 するとその後に、 生粋のヒモ男は、 ・全力で、泣いて謝ります 「オレは、お前がいないと ダメなんだよ。 愛しているから、 愛しすぎているから、 こんなことしたんだよ」 とか。 で、その後に、すっごい 優しくします。 そうすると、 暴力 → 優しさ というギャップに加えて、 ・私はこんなに強く必要とされている という感情まで加わって、 ある種の女性は、 どっぷりと、その男に ハマります。 ある種の女性とは、 ・極端に自信がなかったり 極端に自己愛の低い女性 です。 普通は、 暴力 → 優しさ のギャップがどうとか いう前に、 暴力の時点で、その関係は 終わりますので。 でも、ごくごく少数ですが、 暴力 → 優しさ の強烈すぎるギャップを 受け止めてしまい、 その感情のジェットコースターに 酔いしれてしまったり、 あと、同じ暴力でも、 言葉の暴力程度なら 受け入れてしまう女性もいて、 こういった特殊な関係性が 成立しています。 … さてさて。 『ヒモ』について分析して みましたが、 これを読んだ僕たちは、 何を学べば良いのでしょうか? っていうと、 1、誰かから必要とされたい 2、感情のジェットコースター あたりだと思います。 ところで、最初に ヒモ男にハマりやすい 女性の特徴の1つとして、 4、自分に自信がなく、特定の誰かから 強く必要とされることで安心する女性 を挙げました。 これって、思春期の男女であれば 大半が抱えるメンタリティですし、 この感覚を解決できないまま 大人になり、歳をとっている 男女って、かなり多いです。 ・誰かに強く、必要とされたい! もしくは、 ・特定の女性から、強く必要とされたい! … これを読んでいる中にも、 「え? それってオレのことじゃん…」 って人、いると思います。 思春期のころのは別格としても、 多かれ少なかれ、 人間っていうのは、 ・誰かに必要とされたい生き物 です。 この気持ちが強い女性ほど、 ・私を必要としてくれる という感覚が、そのまま 恋愛感情に結びついたり するものです。 すると、 「じゃあどうやって、 『私を必要としてくれる』 って思わせれば良いのですか?」 っていう疑問がわくと 思うのですが、 その答えは、 まずは、 簡単なお願いごとをして 「ありがとう」 って伝えること。 男っていう生き物は、 なぜか、惚れてしまった 女性に対して、 お願いごとをしなくなる 傾向があります。 なので、ちゃんと お願いごと をしてください。 それから、立場とか 相手によっては、 中くらいから、けっこう 重たいお願いごとをして、 「ほんと、ありがとうね。 全部、○○さんのおかげ。 オレって○○さんがいないと 全然だめだね」 って大げさに伝えること。 です。 サークルの先輩と後輩とか、 職場の上司と部下とかだと 成立しやすいかもです。 それなりに重たい仕事を お願いして、 ちょっと大げさなくらい 感謝するとか。 本当は自分の方が大変なんだけど、 そんなのは、少しも出さずに、 「このプロジェクトがうまく いったのは、全部○○さんの おかげだよ^^」 くらいに大げさに。 重たいお願いごとの時ほど、 しっかりと。 でも、小さいお願いごとの時に 大げさにお礼をいうと、ちょっと あざといし、変な感じになるので、 小さいときは、サラっと。 … こういう話をすると、すぐに 「お礼にご飯とか誘えば いいんですよね?」 って聞かれますが、 そこは微妙ですね… ご飯に誘うこと自体は 悪くないのですが、 やってくれた事に対するお礼 という形にしてしまうと、 ・私を必要としてくれる という感覚の純度が下がる 気がします。 何かをやってもらう、 という事の報酬は、 「あなたが必要です。 あなたのおかげです。 あなたがいないとダメなんです」 という言葉なので、 ここに、 「お礼にご飯でも」 が加わると、不純な感じがします。 なので、お礼がどうとか 妙な理屈はつけずに、 ご飯はご飯で、普通に誘えば 良いと思います。 あと、いつもやってくれて いることへの感謝の言葉とか 重要です。 サークルでも職場でも 良いのですが、 それぞれに、『役割』が 与えられますよね。 で、男ってのは特に、 「それは、君の役割なんだから やって当然でしょ。 それが仕事なんだから」 と考えがちなのですが、 逆に言うと、他の男たちがほぼ、 こういった態度ですので、 あえて、逆を行ってください。 たまにで良いので、 その当たり前の『いつも』 に感謝するんです。 「いつもありがとね。 ○○さんがいるから、 ○○さんが、それをちゃんと やってくれるから、 今、全体が、こんなに上手くいっているし、 オレもこんなにやれているんだよ」 とか。 彼女や奥さんがいて、 毎日お弁当を作ってくれるとか、 いつも掃除してくれるとかなら、 その「毎日」や「いつも」に、 たまにで良いので、 ちゃんと、感謝を伝えるとか。 全部、根っこは同じです。 ・オレにはお前が必要なんだ! です。 そういう『必要感』が 恋愛感情にすり替わっていく タイプの女性が、いるんですよ。 なので、 「言わなくても分かるだろ?」 ではダメだし、 「言わなくても分かるだろ?」 が大半の日本人男性ですから、 あえて、その逆を行くことで、 ライバルと差別化してください。 次、 2、感情のジェットコースター について。 … … は… なんか、今日はもう沢山書いて 疲れたので、別の日にします。 相沢蓮也
相沢です。 「悪い男がモテる」 というイメージがあります。 これは、僕に言わせると、 半分正解で、半分ハズレ、 みたいな言葉なのですが、 今日は、正解の方。 悪い男がモテる理由のひとつ、 について。 「なぜ、あんな不誠実な 男がモテるんだっ!?」 の、その理由と、 あなたがこれを知って、 じゃあどうやって、 そのノウハウを上手に 取り入れれば良いのか? について、お伝えします。 そして、今日のお話は、 ひとことで言うと、 ・洗脳ノウハウ でもあります。 特に、現実では、 お金もうけ主義の企業や、 マスメディアが、 大衆からお金を しぼり取ったり、 自分に都合の良いように 誘導、洗脳するための 手段として、 かなりひんぱんに、 そして実は、 かなり意識的にやられている、 実用性ばつぐんの 洗脳技術です。 ・・ その技術の本質とは、 ひとことで言えば、 「誰かのせいにしてあげる」 あるいは、 「何かのせいにしてあげる」 です。 人は、 誰かから優しく、 「あなたのせいでは無いですよ」 って言ってもらうと、 びっくりするくらいに あっさりと、 その人を受け入れます。 僕は最初に、 これを、 「お金もうけ主義の 企業のやりかた」 と言いましが、 例えば、 企業がダイエット関係の 食品を売ろうとしたら、 そこにはだいたい、 「あなたが、やせられないのは、 あなたの意志が弱いとか、 努力が足りないせいではありません」 「炭水化物のせいなんです」 「人工甘味料のせいなんです」 「悪い油を取っているせいなんです」 といったメッセージを 発信します。 「だから、〇〇を食べれば 簡単に解決しますよ」 っていって、 その「〇〇」を売り付けますよね? 「炭水化物のかわりに、 これを食べましょう!」 「人工甘味料をやめて、 こちらを食べるようにしましょう!」 「本当にやせる油は、これです!」 って。 他にも、 例えば、 あなたがモテないのは、 髪の毛が薄いからです。 これを使えば、全部解決! あなたが自信を持てないのは、 ファッションがダサいからです。 こちらのコースに申し込めば… あなたが不自由なのは、 収入が少ないからです。 副業をやって、自由な時間を 手に入れましょう。 そのためには… … こんな感じですね。 おおむね、 みんさん、 「原因はこれです」 という言い方をしながら、 「何かのせい」 にすることで、 「あなたのせいではありませんよ」 って、まずは、 優しく、あなたの理解者となり、 そして、 「〇〇のせいなんです」 と、 「何かのせい」 にしつつ、 その「何か」を解決する ための方法を、売り付けます。 売られたほうも、 「あなたのせいでは無いですよ」 という言葉とセットで、 お金を払えば、簡単に解決 という甘い言葉に乗ってしまい、 企業側がこれを、 エグくやればやるほど、 言われた方は、 お金を支払ってしまいます。 それから、 「誰かのせい」 これも本質的には 同じことなのですが、 お金が目的ではなくても、 例えば、マスメディア なんかはよく、 「政治家の●●が悪い!」 「学校が悪い!」 「世の中が悪い!」 っていうメッセージを 喜んで流しておりますが、 あれも、 メディアは、 見ている人達を 取り込んでしまいたいわけです。 視聴率が欲しいから。 で、こういう洗脳に 弱い人っていうのが、 いつの時代も必ず 一定数いて、 「そうだ!そうだ! おれがこんなに貧乏なのは 全部、政治が悪いんだ!!」 「おれがこんなに不幸なのは、 世の中が悪いんだ!」 「自分はこんなに真面目に 生きているのに、 世の中、バカばかりだから」 というふうにして、 こういう人たちは マスメディアに 取り込まれてゆくわけです。 マスコミの洗脳。 こうやってマスメディアは 必死になって、 視聴率を集めるわけです。 まあ、それも、要するに お金のためなのですが… … こうしてみると、 構造的には 怪しげな新興宗教と同じですよね? 「自分が不幸なのは、 悪霊のせい」 「先祖をまつらないせい」 「厄年のせい」 … さて。 僕はべつに、 道徳の先生でもなければ、 社会活動家でもありません。 ここで重要なのは、 こういった技術を どうやって、 あなたが狙っている女性に 対して、使っていくのか? これは、 突き詰めると、 かなり奥が深くて、 900ページくらいの 専門書が書けてしまう レベルのお話なので、 ※実際に書いてます(笑) ここでは、 そのほんの入り口の部分を お伝えしますが、 それは、 狙っている女性に対しては、 120%、 その女性を甘やかす。 どんなに、その女性に 原因があっても、 あなただけは、 そこを絶対に、追及しない。 正論を言わない。 説教しない。 「本当に、あなたのことを考えて、 心から、あなたのためを思って、 あえて厳しいことを言うんだよ」 っていうような、 「正しいこと」を言わない。 … 「ダイエットができないの」 →太るようなお菓子を売ってる 企業が悪い 「仕事でミスしちゃった」 →ミスするような指示を出した 上司が悪い 「友達とケンカしちゃった」 →そんな言い方をする、 その友達が悪い 「遅刻しちゃった」 →君を待たなかった 電車が悪い … 無茶だと思いますか?笑 でも、本気で女性を 洗脳しようと思ったら、 このくらい極端に やって、ちょうど良いです。 女性も、本当は、 分かってるんですよ。 「悪いのは自分だ」 って。 そして、 あなた以外の全員は、 それをそのまま伝えます。 「悪いのは、あなたでしょ?」 「大人なんだから、 そのくらい責任持ちなさい」 って。 その女性、本人も分かっているし、 周りも分かっている。 だから、あなたが やることに、 意味があるんです。 そんな当たり前のなか、 あなただけは、 甘やかしてくれる。 許してくれる。 めちゃくちゃでも、 味方でいてくれる。 そこに、 大きな意味が生まれます。 そうやって、 あなたが、 わがままいっぱいの 子どもみたいに、 受け入れてくれるから、 逆に女性は、 あなたから、 エネルギーをもらって、 前へ進めるんです。 そして、 あなたから、 離れられなくなります。 … 男ってやつは、 ついつい、 相手のためを思えば思うほど、 正論をいったり、 説教したり、 アドバイスをしたり してしまうものです。 逆に言うと、 本当は、その女性のこと なんか、どうでもイイと 思っている、 ただ、せっ○スさえできれば 相手の人生なんて知ったこと ではない、 くらいに割り切っている いわゆる、 「悪い男」 「冷たい男」 「不誠実な男」 のほうが、 心の底では、 どうでもイイ って思っているぶん、 無責任に、とことん 女性に甘い言葉を あたえられるので、 それがまた、 悪い男ほどモテる、 みたいな、 現実とつながったりします。 まあ、ともかくですね、 「オレは、お前のことを 心のそこから、 ちゃんと考えて」 とか、 「おまえのためを思って」 みたいな、 「男の本能」ともいえる 性質を、ぐっと我慢して、 とことん、狙っている 女性を甘やかす ことが出来るのか? ここが、よく、 女性が、 「あなたのためなら、 いつでも死ねるし、 なんでもできるよ」 となるか? 「すごーい。 ほんとうに、あなたの 言うとおりですよねー」 と、その場限りの 社交辞令で終わって、 2度と連絡をもらえなくなるか? の重要な、分かれ道に なったりもします。 相沢蓮也
相沢です。 「本気で好きな人とは、 いつも本音で話したい」 「大切に思っているからこそ、 ウソはつきたくない」 とても正しいように 聞こえます。 美しいです。 誠実に思えます。 … が、本当にそうでしょうか? っていう、 いつもの、 ひねくれた、 僕の見かたを書いてみます。 さて。 最近、実際にあった 相談者さんの事例でいうと、 例えば、 女性と話をしていて、 その女性が、 「私、犬が大好きなの」 って言ったのだが、 その男性は、どうしても 犬が可愛いとは思えない、 とのこと。 「この場合、 自分は、自分にウソをついてでも 共感すべきなのでしょうか? それとも、 思ってもいないことを言って 薄っぺらくなるくらいならば、 本音で、 いや、オレ、犬の可愛さとか ぜんぜん分からんわ。 って答えるべきでしょうか? 自分は、本気で好きな女性には 正々堂々と、本音でぶつかるべき だと思っています」 とのことです。 … ちなみに、僕個人の 話をしますと、 例えば最近ですと、 僕、ヤクルトって、 どちらかというと 嫌いなんですけども、 「ヤクルトレディを やったことがあって、 ヤクルトが好き」 っていう女性を 口説いていた僕は、 まったく、何のストレスも ひっかかりもなく、 当然のように、 「ヤクルトっておいしいし、 健康にもいいし、すごいよね」 っていう言葉が、 反射的に、 考えるよりも先に、 自分の口から出ていまして、 ここまでくると、 これはこれで、 少し頭がおかしいような 気もするのですが、 しかし、 そういう感性の持ち主 である、僕からすると、 「……いぬ……だよね……??」 というのが、 正直な感想なのですが、 これだけだと、 分からないかたも 多いと思いますので、 もう少し真面目に、 解説します。 まず、 この手の疑問にぶつかる 男性の多くは、 ・人生の優先順位があいまい なんじゃないかな、 って思います。 僕は、 「……いぬ……だよね……??」 と書きましたが、 そもそも、 この男性にとって、 ・犬が可愛く思えない。 という事実は、 そんなに重要なことなのだろうか? それは、 血反吐(ちへど)をはいてでも、 泥水(どろみず)をすすってでも、 恥辱(ちじょく)にまみれてでも、 何が何でも、 曲げられない、 最後の最後まで、 相手に、ナイフをつきたてられて、 命を落とすその瞬間まで、 そして命を落としたそのあとまでも、 絶対に、譲(ゆず)れない、 「それでもオレは、 犬をかわいいとは 思えないんだっっ!!」 っていう、 そのくらいの覚悟を持った、 人生の重要事項なのでしょうか? … で、もしそうであれば、 そのくらいの重要事項であれば、 僕は、 そこは、譲(ゆず)っては いけないと思います。 結果をつかめる人間というのは、 100のうち、 たった1つを死守しますが、 残りの99は、 すべて切り捨てられる。 譲(ゆず)ってしまえる。 そういう人間だと 思っていますので。 ですのでこれ、 犬を可愛いと思えるか? を事例としてあげましたが、 こんなの、 なんだって一緒です。 僕のヤクルトの話だってそう。 あるいは、 フクロウを見て、 愛らしいと感じるのか、 気持ち悪いと感じるのか、 とか、 スイーツを食べて、 幸せと感じるのか、 甘くて気持ち悪いと感じるのか、 とか、 音楽、映画、物語、 スポーツに、絵画、芸術、 お笑い、 なんでも同じです。 それらの、 ちょっとした1つ1つについて、 目の前の女性とは、 感性が合わなかったときに、 それって、 あなたにとって、 そんなに譲れないもの なんですかね? もっと分かりやすく言うと、 それって、 目の前のその女性を 口説き落とすことよりも あなたにとって、 重要なことなんですか? ってのが、まず1点。 どちらが重要なのか? 何が目的なのか? 何が欲しいのか? 優先順位の問題。 次。 だいたい、こういうことを 言う男性は、 オールオアナッシング ゼロか100か。 「肯定する」か「否定する」か。 なぜか2択しかありません。 「全部正直に話す」 「全部正直に話さない」 とかですね。 でも本来、 コミュニケーションには、 グレーで曖昧な部分 というものが求められます。 例えば、宗教の問題とかが、 分かりやすいと思うのですが、 目の前の人が、何か特定の信仰を 持っていたとして、 むやみに、否定しませんよね。 「私は、キリスト教徒です」 「キリスト教の教えでは●●です」 って言った人に対して、 「自分はそれ、無理だわ」 とは、思っても、 言わないわけですよ。 宗教というのは、 その人個人の、 感性の根源にかかわる 部分ですので。 じゃあ、どうするのかっていうと、 「そういう考えかたも、あると思う」 という形で、肯定も否定もしません。 そもそも、議論を求められているか どうかが分からないからです。 そのうえで、さらに、 「その部分について、君はどう思うの?」 って突っ込んで質問されたら、 これは、意見を求められていますので、 「自分は、どう考える」 という部分を、あくまでも、 自分個人の考えとして、述べます。 相手の大切な部分を 否定しないよう 細心の注意を払いながら。 こうして、 相手を不必要に、否定せず、 やんわりと、相手との思想の違いを 伝えながら、 自分の考えも、ちゃんと述べます。 個人の、感性の深い部分であれば あるほど、そういう気遣いをします。 そしてこれは、 例として宗教をあげましたが、 犬や猫、ふくろう、音楽や映画の 趣味だって、本質的には同じです。 なぜかというと、 その人が、例えば、 「わたし、犬が好きなの」 って言った時に、 その個人が、どのような背景、 どのような歴史を持って、 犬を好きなのか、 すぐには分からないからです。 例えば、かなり極端な フィクションですが、 その人が、子供のころ、 両親は共働きで、家ではいつも ひとりきりで、 友達からもいじめられていて、 そんな中、いつも一緒にいてくれた、 ペットの犬だけが、心のささえで、 そのペットの犬がいたから、 幼少期の孤独を乗り越えられた。 そんな幼少期を送ってきたとします。 その人が、 「わたし、犬が好きなの」 って言ったとして、 その場で、 よくわからないうちに、 なんの悪気も無く、 「なんでも本音で語り合うのが正しい」 という感性のもと、 素直に、ストレートに、 ただ、反射的に、 「おれ、犬って嫌いなんだよね。 吠えるし。くさいし」 っていう言葉を投げかけることは、 「正しい」ことですか? あるいは、 震災で子供が行方不明に なって必死に探していたとき、 がれきの下から、子供を発見して くれたのが、ペットの犬だった。 そういう背景を持っている人が、 「犬が好き」 と言った発言に対して、 「なんでも本音で語り合うのが正しい」 という感性のもと、 素直に、ストレートに、 ただ、反射的に、 「おれ、犬って嫌いなんだよね。 吠えるし。くさいし」 っていう言葉を投げかけることは、 「正しい」ことですか? もちろん上記は、 分かりやすさ重視で、 かなり極端にしましたが、 つまり、 その人が言う、 「好き」とか「嫌い」の ・「重み」の問題 です。 そしてそれは、 関係性が浅いうちほど、 分からないものなんです。 どの程度の「重み」でもって、 どんな背景があって、 そういう、犬でも猫でも、 音楽でも、漫画でも、映画でも、 「好き」とか「嫌い」と 感じているのか、 それが、分からない。 だから、わざわざ、 否定しないのが、 マナーなんですよ。 どうしても、 共感できないなら、 そして、どうしても、 共感する努力も できないならば、 無理して、嘘を つかなくても良いですが、 わざわざ否定する 必要性がありません。 だから、共感できないならば、 肯定も否定もしない。 もしくは、無難に、合わせておく。 なぜなら、 「悪気が無ければ、何を言っても良い」 「知らなかったで済む」 とは、僕は思わないから、 です。 「先に言ってよ。 そしたらオレ、そんな無神経なこと 言わない人間だよ」 は、通用しません。 なぜならば、言われた方からすると、 「なんであなたに、そんなこと 言わなきゃならないの? 自分の大切な部分なんだよ」 だからです。 そのステージに入って しまった時点で、 恋愛としては、おおむね、 手遅れなんです。 最後に3点目。 こっちのほうが、 恋愛相談を受ける立場から すると重要なのですが、 「本気で好きな人とは、 いつも本音で話したい」 「大切に思っているからこそ、 ウソはつきたくない」 これは、非常に「正しい」です。 そして、こういう「正しさ」を 主張する人ほど、 おおむね、 友人としては尊敬されるが、 男としては「無し」判定を くらうことが多いです。 あと、 彼女から、突然フラれたりします。 だいたい、こういう「正しい」人に よくそれあります。 相手が「正しい」ときほど、 反論が難しく、 よって、心では、 納得できなくても、 その「正しさ」に うなづくしかない 場合が多いからです。 なので、多くの場合、 特に女性とかは、 「ほんとに、その通りだよね」 「すごいよね、よく考えてるよね」 「立派だよね」 って言って、 「尊敬できる友人 (男としては無し)」 というポジションを その男性に与えることで、 その男性を、 恋愛対象から外します。 そうやって、 「あくまでも友人だから」 という距離感を、 確立することで、 上手に、突き放します。 表面上、波風をたたせず、 良好な関係を維持し続けます。 あるいは、 途中までは、その「正しさ」に 対して、 ある種の、カリスマ性とか、 頼りがいとかを感じて、 付き合う女性もいますが、 その「正しさ」が行き過ぎたり、 どこかで、その「正しさ」に ついていけない時が来ると、 何かしら、別の理由を引っ張り 出してきて、男性を、ふります。 急に手のひらを返したように。 ところが、男性は、 なぜ、自分がふられたのか 分かりません。 なぜならば、 自分はずっと「正しい」ことを 言い続けてきたし、 なんでも本心で話しあうべき だと考えているし、 パートナーにも、それを 求めてきた。 そして、パートナーも、 それに同意してくれたはずなので、 なぜ、こうなってしまうのか? なぜ、話しあえないのか? それが、分かりません。 「正しい」から 彼女は、その「正しさ」に 反論できないから。 … 最後にひとつ、 これはある意味、 非常に男性的なやつ。 それも、 仕事が出来る男性とかに 一番ありがちなやつを とりあげます。 「マッチングアプリで やりとりをしていて、 見た目が可愛いのに 5年間彼氏がいないという 26歳の女性だったんですけど、 深い話になっていくほど まあまあ 面倒くさい性格が 見え隠れするようになってたんですよ。 頭がいいから 色々考え過ぎちゃうんですねー、 とか適当に持ち上げつつ 話聞いてたんですけど、 だんだん、 行動していないけど冷静に 状況見れてる私頭良い、 感が鼻につくようになってきて、 僕の方がイライラしてきちゃって。 言ってはいけないと 分かってはいたんですけど、 まあ相沢さんが言ってたこと 検証してみるかという 言い訳とともに、 ちょっとアドバイスじみた 発言したんですね。 そしたら、 『分かりました!そういうふうに考えます!』 って、今まで結構長文で語ってたのが パタっとなくなって、 あ、見事に扉を閉じたな、 って感じになってしまいました。 いやー、自分とは違う 価値観の人の話を前向きに 聞くって難しいですよね。」 … ちゃんと行動して、 それなりに結果を出したことの ある男性なら、 「あー。これ、オレも やっちまったことあるわ~」 って共感、あると思いますが、 そうですね。 恋愛について、 理論ばかりを学んでいる人には 分からなくて、 逆に、ちゃんと行動した人、 実際に、何人もの女性を 口説いてみた人にしか 分からないこと。 実践をしてみて ほとんどの男性が、 恋愛で一番、苦しむポイントって、 実はこの、 ・価値観の違い です。 そしておおむね、 あなたが魅力的だと 感じる、 美しい、可愛い、 スタイルの良い、 性格がすばらしい、 話が合う、 女性と、 あなたとは、 けっこう価値観が違うものです。 あるいは、今はぴったりの ように感じていても 必ず、どこかで、すれ違います。 その時が、やっと、 本当の恋愛の 始まりなのですよ。 相沢蓮也
相沢です。 先日、 ・コミュ力お化け という言葉を初めて知り、 その語感が気に入って しまいましたので(笑)、 今日は、 コミュニケーション能力が 高いとは、どういうことか? というテーマで書きます。 ある日、相談者さんと お話していて、 とても面白い質問を いただきました。 それが、 「相沢さんから見て、 僕って、コミュ力おばけに 見えますか? それとも、コミュ障に見えますか?」 です。 ※僕はこのとき、コミュ力お化け という言葉を初めて聞きました。 彼は、彼の友人たちからは その両方を言われることが あるそうで、 おもな傾向としては、 わりと多くの人からは、 コミュ力お化けと見られ、 コミュニケーションを仕事と しているような人からは、 コミュ障と言われるようでした。 ちなみに、僕の印象は まさにそのままで、 「わりと多くの人からは、 コミュニケーションが 上手だと思われ、 一部の、そもそも、 コミュニケーションとは何か? を理解している人からすると、 コミュニケーション能力は けっして高くはないと 思われるだろうな」 でした。 そもそも、本当に コミュニケーション能力が高い人は、 初対面の、歳の離れた人間に対して、 「コミュ力お化け」 とか、 「コミュ障」 とかいった、 世代間で好みが別れたり、 通じたり通じなかったりしそうな 単語を、選んだりはしません。 ※彼と僕とは、一回りくらい年齢が 離れていて、その日は初対面でした。 ですので、この質問の単語だけでも、 「ああ。そういう感じね」 と、分かる人には、分かって しまったりするのですが。 ところで、さて、 今回のお話の大切なポイントとして、 そもそも、コミュニケーション能力が 高いってどういうことですか? という疑問について、ていねいに 見ていきましょう。 まず、よくある傾向なのですが、 自分のコミュニケーション能力 というものについて、 自信が持てない人間ほど、 つまり、彼の言葉を借りれば、 自分のことを、 ・コミュ障 と思っている人間ほど、 コミュニケーション と、 パフォーマンス の違いが分かっていません。 少し話がそれるのですが、 そういえば以前、 僕のこのメールマガジンで、 zoomで女性を口説くことが 非常に上手な男性を、 『達人』としてご紹介しました。 この『達人』は、僕との付き合いが 長いのですが、 zoomに限らず、 10年以上の路上での ナ ン パ での実践経験もあり、 その女性遍歴とかも、 非常に派手で、 おそらく、一般的に言えば、 めちゃくちゃモテるタイプの 男性です。 というか、 「将来は自分も恋愛教材を作って、 モテない男性の力になりたいです!」 とか、口では言い続けているくせに、 もう、何年にもわたって、 えんえんと、次から次へと、 新しい女を抱きまくって、 その報告をひたすら僕に し続けてくるという、 「いや、それもう絶対に、 新しい女を落とすのが 大好きなだけだよねっ!!」 と、突っ込みたくなる感じの 男性なのですが(笑)、 そんな彼も、 たまには本気になるようで、 「今度こそっ!」 みたいな感じで、 情報配信に乗り出そうと したことがありまして、 なら、やってみましょうよ、 ってことで、 彼を『達人』として ご紹介して、 対談を行い、その録音した 音声を公開したところ、 これまた、 以下のような、 非常に興味深い感想を いただきました。 ーーここからーーーーー 達人と称してよいしょしてる感が、 終始伝わってきて大変残念です。 相沢さんが会話をリードすることで コミュニケーションが成立している のが明らかで、 本当にナンパ歴10年?と 疑ってしまいますし、 この方のビジネス支援だろうなーと 想定しながら聞いてました。 設定に無理があると思いますし、 恋愛初心者向けの音声などと 記載があった方が誠実だと感じます。 いつも楽しく拝見していただけに ガッカリしたので、 レスポンスさせて頂きました。 ーーここまでーーーーーーーーー 当時の対談音声を知らない 読者さんのために、 少し追加で情報を補足 しますと、 対談した『達人』ですが、 声の印象が非常に暗くて、 あと、僕に気を使ってくれて いるっていうのもあって、 態度も控えめで、 こういう不特定多数を 意識して お話をするという体験も もちろん初めてであるため、 かなり緊張もしていました。 ですので、対談についても、 僕の頭の中にあった流れを やや強引に実行することによって、 成立させてしまった、 という、まあこれは、 僕自身の反省点でも あったのですが、 ともかく、そんな感じでした。 … さて。 実はこの問題も、 冒頭の問題と本質的には 全く同じでして、 そもそも、 コミュニケーション と、 パフォーマンス とは、 まったくの別物なんですよ、 っていうのが、 僕の答えだったりします。 例えば、 僕はときどき、 みなさんに向けて、 自分の声でお話して、 それを録音したものを 公開したりしています。 最近、このメルマガに登録 してくれた、 新しい読者さんでなければ、 聞いたことある人、 けっこういると思うのですが、 僕ってたぶん、 そこそこ、話すの上手いと 思うんですよ。 わりとはっきりした声で すらすらと、しゃべりますでしょ? でもこれって、 ・コミュニケーション能力 ではなくて、 しいて、分類するのであれば、 ・パブリックスピーキング っていう技術なんです。 ですので、 女性を口説くのが 上手いとか下手とか、 モテるとか、 モテないとかとは、 基本的には、別物です。 だって、そうでしょ。 パブリックスピーキングが 上手いことが イコール 女性を口説くのが上手いとか モテるとかであれば、 塾の講師とか、 カルチャーセンターの先生とか、 ユーチューバーとか、 どんだけモテる職業なんだっ!? って感じ、しません?笑 でも現実的には、 そういった職業のかたであっても、 女性を口説くのが上手かったり、 へたくそだったり、 モテたり、モテなかったり、 してますよね? ですので、 僕が、わりと上手に、 みなさんの前で、 ペラペラと お話したりできることと、 僕が、恋愛を教えていて、 わりと、そういった方面での 知識と技術を持っていることとは、 原則、別問題なんです。 … パブリックスピーキングと、 コミュニケーションとは、 別である。 … ちなみに、僕がこうして 恋愛について、 メールマガジンであったり、 恋愛教材であったりで、 色々と上手に書いていますでしょ? みなさんは、 僕が書いた、こういう文章を 読んでみて、 「この人はモテるに違いないっ!」 って、やっぱり勘違いして くれるわけですが(笑) これも、ジャンルとしては、 ・ライティング とか、 ・レトリック とか、 ・コピーライティング と呼ばれる技術であって、 僕が本当に、女性を口説くのが 上手いのか、下手なのか? モテるのか? モテないのか? とは、実は、原則的には、 別問題であったりします。 「いやいや。相沢さん。 相沢さんの文章は、実際に 体験した人にしか書けませんよ」 って、たまに言われますが、 「いやいや。実際に体験しないと リアリティを演出できないのであれば、 小説家なんていう職業は 成り立ちませんよね? 人を殺さないと、 推理小説は書けないんですか?」 というのが僕の答えであって、 やっぱり、実は、そこは、 別問題なんです。 なので、実は僕は、 恋愛経験ゼロの、 童貞おじさんかもしれません。 … まさかの。 相沢童貞説はおいておいて(笑) さて。 最初に戻りますと、 この相談者さんが、 もう1つ、 面白い質問をくれまして、 たしか、 「木村拓哉さんみたいなのと、 ロンブーのあつしさんみたいなのと、 コミュニケーションのやり方として どっちが、良いのですか?」 みたいな感じだったか。 すみません。 ちょっと忘れましたが、 たしか、そんな方向性の質問でした。 そして僕の答えは、 「分かりません」 で、 なぜ分からないのか? と言うと、 僕は、そしておそらく彼も、 テレビの中の、 木村拓哉さんとか、 テレビの中の、 あつしさんとかしか しらないからです。 そしてそれは、 木村さんでも、あつしさん でもそうなのですが、 あくまでも、 芸能人として、 みんなの目=カメラの あるところでは、 計算、演出、脚本、 といった、何かしらの 意図や目的があって おこなっている、 それはやっぱり、 ・パフォーマンス の部分であって、 彼らの ・コミュニケーション では、けっして、 ありえないからです。 カメラの前で、 木村さんやあつしさんが、 誰かと対談を行って いたとしても、 『カメラの前』である以上、 パフォーマンスでしか ありえません。 … そうなんですよ。 よく、芸能人とかを 引き合いに出す人、 いますけれども、 そもそも、僕たちは、 芸能人の、本当の ・コミュニケーション を見ることはできないんです。 … コミュニケーション と、 パフォーマンス は違う。 何となく、ご理解 いただけましたでしょうか。 そのうえで、 彼が言うところの、 ・コミュ力お化け というものについて、 僕なりに考えてみたのですが、 そうですね。 一番、身近で、 それを体験できる可能性が あるとすれば、 例えば、 しっかりと教育された、 非常にプロ意識が高い、 高級なクラブの ホステスさんとか かもしれません。 そもそも、 僕が定義する、 「コミュニケーションが上手い」 とは、 「会話のキャッチボールが上手い」 ということなのです。 「キャッチボールの様子を第三者に 見せることが上手い」 のではなくて、 「キャッチボールが上手い」 です。 この差、重要ですよ。 これは、 さらに具体的に言うと、 相手が受け取りやすい場所に ちょうどよい力でボールを投げて、 相手のボールを、 「バチンっ!」って気持ち良い 音をたてて、受け取ってあげる技術、 これが、上手い、ということです。 銀座のホステスさんとかって、 毎朝、主要な新聞を一通り 読んでたりしますよね。 あれって、 自分が、時事ネタや社会に 強い関心があるとか、 そういうことではなくて、 もっと純粋に、 「自分のお店に来るのは、 新聞を読んでいるお客さんが 多いから、 そういうお客さんの話を ちゃんと聞けるようにする」 という目的があります。 他人の話を上手に聞く、 つまり、 相手のボールを、 「バチンっ!」って気持ち良い 音をたてて、受け取ってあげる には、 最低限の、土台となる 知識が必要なんです。 話はそれますが、 以前、すご腕の探偵さんと、 すご腕の ナ ン パ 師さんとが、 偶然、まったく同じ習慣を持って いたのを知り、驚いたことが ありました。 それが、 お風呂に入っている時間を 使って、いつも、 最新の女性誌をチェックしている、 というものでした。 これも、上記のホステスさんと まったく同じ理屈です。 また、 ちゃんとしたお店の ホステスさんであれば、 例えばこのメルマガの 最初で僕が指摘したように、 初対面の、歳の離れた人間に対して、 「コミュ力お化け」 とか、 「コミュ障」 とかいった、 世代間で好みが別れたり、 通じたり通じなかったりしそうな 単語を、選んだりはしません。 それが、 相手が受け取りやすい場所に ちょうどよい力でボールを投げる、 ということです。 それを、単語レベル、 感性のレベルでもって、 相手に合わせてゆきます。 いかに、相手が気持ちよく、 違和感なく、 ボールを投げられるか、 受け取れるか、 そこを追求してゆく。 「最近の若者は言葉がみだれている!」 という老人には、その老人が 「ただしい」と信じている言葉を使い、 一方で、 「みだれている」と老人から言われる 若者に対しては、その 「みだれている」言葉を選ぶ。 ※ただし後者は非常に難易度が高いため、 普通は、前者のみやっておくのがベター 銀座とかで、 1回席についただけで、 最低10万円~ っていうお店のホステスさんには、 そういう高度な繊細さと 技術が求められますし、 厳しく教育されます。 … しかし、それを ・コミュ力お化け のように、 『お化け』とまで 言ってしまえるのか? っていうと、 う~ん… お化け… 言いすぎかなあ… 例えば、 僕がここでお伝えした ような方向性でもって、 コミュニケーション というものを追求して ゆくとすると、 単語、感性のレベルで 相手に合わせてゆく以上に、 例えば、 呼吸とか、姿勢とか、 声のトーンとか、 会話の間とか、 体の重心とかまでも 合わせましょうね、 って話になって、 まあ、上記は、 NLPでは定番の話なのですが、 さらには、 相手の趣味、思考、クセ、 リズムまでも 合わせてゆく、 究極的には、 例えば、 昼間から競馬やって 飲んだくれている、 下町のおっさんたちと、 政治について、不平不満を 愚痴り合う、 かと思えば、 年収数億円の人達が集まる 社交パーティーで、 高級ブランドを着こなして、 芸能人やスポーツ選手と 盛り上がる、 かと思えば、 夜のクラブで、 ガンガン音楽が鳴る中、 そういうファッションで 女性を ナ ン パとかして、 周囲の初対面とすぐに 打ち解けて、いつの間にか 中心にいる、 かと思えば、 秋葉原のメイドカフェで、 4人くらいのコアな仲間と 集まって、 朝から6時間くらいかけて、 萌え系のアニメの未来について 熱く論じる。 などなど。 あらゆるシーンにおいて、 それぞれの、 雰囲気から、ファッション、 しゃべりかたまで、 完璧と思えるほどに、 擬態(ぎたい)してみせる… とか。 う~ん。 こういう人がいたら、 人間の領域を超えている、 という意味で、 「あ、化け物だ…」 つまり、 ・コミュ力お化け って定義できるかな~ なんて、 役にも立たない、 思考をめぐらせて、 遊んでみたり、します。 … なんだっけな。 そうそう。 コミュニケーションとは何か? っていうお話でした。 色々と考えを めぐらせてみましたけれども、 ・恋愛 という立場から言わせてもらうと、 女性が、男性に対して 恋愛感情をいだくっていうのは、 実はもっと複数の要素が からみあっていますので、 別に、 化け物レベルの コミュニケーション能力は、 必要ないのですよ。 じゃあ、どの程度があれば 『恋愛』というステージで 戦えますか? っていうと、 その答えが、こちらです。 https://www.infotop.jp/click.php?aid=128369&iid=77606 人間の領域を超えなくても ぜんぜんオッケーです! 相沢蓮也
相沢です。 次のような相談を受けました。 ーーーーーーーーーーーーーー 複数人での会話が苦手です。 いちばん感じるのは会社の同期たちです。 たまに出張で東京に戻った時などに、 会社の同期たちが飲み会を開いて くれたりするんですが、 正直全然楽しくないです。 なんだか、女の子たちが自分を 相手にしていないような気がするからです。 どうしても女の子は、 複数の男がいると、イケメンとか、 話が上手い男、世間の言う 「イケてる男」と喋りたいと思うようで、 たとえ僕と話してても そっちに行きたそうにしています。 その場に僕と女性の2人しかいない時は 普通に話せるんですが、 複数になった途端そうなります。 女の子の価値観で、僕が下位ならそれは 仕方ないことだと思っています。 相沢さんがメルマガで仰っていた通り、 その場に複数人の男がいる時、 その場のナンバー2までの男しか、 女性は相手にしない、 というのはその通りだと本当に思います。 でも、やっぱり寂しいです。 その場において自分が 必要とされていない気がします。 じゃあ飲み会に行かなきゃいいじゃん というツッコミが 入るかもしれないですが、 飲み会に誘ってくれるのは 相手の好意ですし、 ムゲに断り続けるのも、 人としてどうなのかと思うわけです。 相沢さんの教材に出会ってから、 出会いの数を増やしていくと、 一定数は自分に興味を持ってくれる子が いることを知りました。 今は運命の彼女になりそうな子もいます。 しかし男が複数人いるときに、 2位以内に入ることができない。 特に今、同期の女の子はみんな若いです。 世間で言う「イケてる男」が優れているという 価値観をまだ心のどこかに持っています。 しかも飲み会という場では その価値観が顕著に表出されます。 そして、僕はその価値観では勝負できない。 だから最初から自分を気に入ってくれる子に 絞って口説いて彼女を手に入れたんですが… 会社の同期たちとの飲み会だけは、 上がりたくない土俵に 上がらなければなりません。 その時に、いちばんコンプレックスを感じます。 その場に必要とされてない気がしてならないです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さて。 念のため、おことわりして おきますが、 僕も、飲み会とかで その場のナンバー2に入れない ことは、あります 若いころ、 週に9回、合コンをやっていた 時期がありまして、 なので僕は、 「複数での会話が苦手なのか?」 って言われると、 「苦手では無い」 です。 もう若くないんで、 正直なところ、めんどくさいけど^^; でも、苦手ではありません。 苦手ではないのですが… それでも、 集まるメンバーによっては、 ナンバー2に入れません。 特に、親しくない男と一緒だったり、 気を使う男がいたり、 気心が知れていない男がいたりすると、 なんか、ダメですね… あと、 やたらと営業慣れ、合コン慣れしている、 バリバリ体育会系の社会で もまれてきた、 商社マンとか広告マンみたいな人が いたりしても、 なんか、引いちゃってダメです。 変に冷静になっちゃうっていうか、 醒(さ)めちゃうっていうか… なんか、苦手です … で、 「だから何?」 って思います。 この相談者さんが言うように、 >じゃあ飲み会に行かなきゃいいじゃん と思いますし、 そもそも、この相談者さんが 楽しめていない時点で、 それ、 >飲み会に誘ってくれるのは相手の好意ですし、 って、本当に好意なのか?? って僕なんかは思ってしまいます。 という前提で。 僕は自分の行動を決めるときに、 一番大切にしていることがあって、 それが、 ・そもそもその行動の目的は何? って部分を明確にすることです。 何がしたいんでしょうね。 この相談者さんは。 かりに、女性との出会いを求めているならば、 まさに、この相談者さんが >そして、僕はその価値観では勝負できない。 >だから最初から自分を気に入ってくれる子に >絞って口説いて彼女を手に入れたんですが… とおっしゃり、実践していることが 正解だし、 その結果、 >今は運命の彼女になりそうな子もいます。 というゴールを手に入れているわけです。 もっと言うと、 これはまあ、ちょっと言いすぎかも しれないのですが、 それでも、僕に言わせれば、 >その場において自分が >必要とされていない気がします。 と感じている時点で、 たぶん本当に、その場には 必要とされていないんですよ。 で、目的が、 「必要とされたい」 なら、 必要とされるメンバーで 飲めば良いだけです。 自分を必要としていない メンバーにまざって飲む理由も メリットもありませんし、 「必要とされていない」 と自分に感じさせてくる メンバーと一緒にいること そのものが、 あなたの人生にとっての 大きなマイナスです。 僕なら縁を切ります。 自分のためにならないんで。 もっと自分の時間と人生について、 プライドと自信を持つべきでしょう。 … とうぜん僕も、 合コンというものに出会いを 求めていましたから、 僕がちゃんとナンバー2以内に 入れて、 しかも僕をちゃんと必要として くれる仲間を集めて、 合コンしていました。 そうでないメンバーを集めるのも、 そうでないメンバーに参加するのも、 メリットが無さすぎます。 … この手の悩みには、 共通点があって、 それも、この相談者さんが はっきりと言っているのですが、 >その時に、いちばんコンプレックスを感じます。 ですね。 問題はコンプレックス。 コンプレックスは、 大切な目的を見失わせます。 本来は、 「目的」があって、 そのための「手段」とか「プラン」がある、 それだけのことなのですが、 コンプレックスという怪物は、 「目的」とは 無関係に、 無意味に、 無目的に、 あなたの心の中で暴れます。 ところがこれ、 冷静になって考えてみますと、 「目的」とは無関係な以上、 対処のしようが無いわけです。 「手段」も「プラン」も 考えようがありませんので。 「目的」=「ゴール」ですので、 ここを設定できないとなると、 道筋が計算できないんですよ。 なのであとは、単なる気分の問題。 単なる気分なので、 コンプレックスとは いつでも、泥沼です。 … そういえば、 これもまた、1つのコンプレックス なのでしょうけれども、 恋愛コンサルをしていると、 よく、 「(モテそうな職業)であることを 利用したくない」 「お金を使ったやりかたはしたくない」 みたいな意見を言う男性がいます。 「そういうやり方は、自分の 実力じゃないみたいで、嫌だ」 と言うんです。 出会いの段階で、医者とか、公務員とか 社長とか、モテそうな肩書って、 はっきり言って便利です。 お金も、上手く使えば、 入り口の部分では大きなアドバンテージです。 でも、これらを持っている本人にしてみたら、 「こういうものに頼っている時点で、 それは自分の実力じゃない」 って言うんですね。 で、こういう男性には、 僕は決まって、説教するわけです。 「いやいや。医者という肩書は、 あなたがこれまでの人生で、 ちゃんと努力して手に入れたものですよね? それはすでに、あなたの一部なんですよ。 あなたが、あなたの一部を否定して どうするんですか? あと、甘すぎます。 恋愛をナメすぎです。 厳しいようですけれども、 あなたから、医者という肩書をはずして、 他に『今のあなた』に、何があるんですか? あなたは、そんなに凄い人間なんですか? 何様のつもりですか? 他に、『今のあたな』には、これといった 長所が無いから、この現実なのでしょう? みんな、結果が欲しくて必死なんですよ。 そのために、使えるものは全部使って、 貪欲に、結果を取りにいっているんです。 みっともなくても、泥だらけでも、 勝つために必死なんです。 だから、あなただって、使えるものは 全て使わないと。 息をしているだけで女性が寄ってくる、 生まれながらのイケメンにでも なったつもりですか? 恋愛は戦争です。 真剣勝負です。 その真剣勝負に乗れないならば、 『今のあなた』からは変われませんよ?」 って。 これも、色々と愛のムチを ビシビシと打っていますけれども。 要するに、 ここでも重要なことは、 あなたの「目的」は何ですか? です。 で、その「目的」を達成するための 最短ルートを計算したときに、 イケてるとか、イケていないとか、 まあ、何でも良いのですけれども、 そんなあなたのコンプレックス なんてのは、いったん置いておいて、 どうしたら、目的を達成できるのか? だけが重要であって、 「手段」がどうだとか、 「過程」がどうだとか、 そんな思いは、すべて雑音です。 無駄です。 無駄。無駄。無駄。 コンプレックスとは、 出口の見えない泥沼です。 本気で「目的」を達成しようと 心に決めた男には、 コンプレックスに悩むなんていう ヒマな時間はありえません。 もっと純粋に、 あなたの「目的」=「ゴール」を追求してください。 あなたの「ゴール」は何ですか? そのゴールは、抽象的な コンプレックスではありませんか? ちゃんと、達成できる具体的なものですか? 相沢蓮也
相沢です。 次のような相談をもらいました。 ---------------------------- 今日ナンパで出会った女性と デートしたのですが、 いつもの困った質問が来たので 相談させてもらいます。 その質問は、 「自己紹介して!」です。 他には、 「趣味はなに?」 みたいな質問も、毎回とんできます。 ですが、僕は正直に 自己紹介したり、 趣味を言ったりしたら 引かれると思うので、 いつも困ってしまいます。 よく寝坊するので、 「昼寝」と答えたことも ありますが、 全く面白くないし、 デートをするために 「カフェ巡り」 と答えたこともありますが、 実際に全く場所なんて知らず、 デート中に迷ったこともあります。 なにかアイデアをいただけると 助かります。 ・・・ 以下、相沢の回答です。 > 「自己紹介して!」 > > とか > > 「趣味はなに?」 > > みたいな質問が毎回とんできます。 そんなに、正直に答えなくても、 「自己紹介して!」 なら、 「いやいや。そんな ふわっとした質問困るから笑」 「逆に、知りたいことは何でも聞いてよ。 答えられないことないんで。」 とか。 「自己紹介って、これ何の面接ですか?笑」 とか。 それがナンパであれば まあ、免許証見せちゃって、 「ほら、怪しくないでしょ。」 とかでも良いですし。 「趣味はなに?」 なら、 「っていうか、趣味って何?笑」 「趣味あるんですか? それ、教えてください」 とか。 「っていうか、こういう時、 どんな趣味を答えたら正解なんですか?笑」 とか。 「あれ、もしかしてこれ、お見合いですか? そしたら次、僕も同じこと聞きますよ。 趣味は何ですか?って笑」 とか。 そもそも、 > 「自己紹介して!」 > > とか > > 「趣味はなに?」 っていう質問って、誰でも普通に、 困りますよね。 だから、 「面白いこと言わなきゃならない」 「気のきいた切り返ししなきゃならない」 っていう発想ではなく、 こういうのって、 「お前、面白いこと言ってみろよ!」 って言う要求と同じで、 何を答えても、 「はい。つまんないー!」 って、もう、事前にゴールが 決まっているような質問なので、 そうやって、正直に 考えるのではなくて、 相手が、 「お前、面白いこと言ってみろよ!」 っていった、その質問そのものを、 どうやって、ネタにしてゆくか? っていう発想が良いと思います。 ・・・・・ 回答はここまで。 以下、補足です。 会話に苦手意識を持っている 男性ほど、 「自分が、何か面白いことを 言わなければっ!」 という思いこみが強いです。 ところがですね、 会話には、無理な『流れ』 みたいなのが、たまにあって、 それが今回の、 「自己紹介して」 とか 「趣味は何?」 とか。 お見合いならまだしも、 普通の、フランクな会話で、 これっていうのは、 その質問をした方に、 こちら側に対する 強い好奇心がないと、 成立しない『流れ』 ってのもあるんですよ。 「自己紹介して」 「趣味は何?」 って質問した『側』が、 「よ~し! どんな答えが 返ってきても、 絶対に食いついて、 盛り上げてやるっ!」 っていう。 で、例えば、 どうしても目の前の女性を 口説きたいと思っている男性 なんかが、 合コンで、こういう質問をして、 女性から出てきた回答を 全力で拾って、 全力でくいついて、 全力で盛り上げる、 とかだと、アリなんですけれども、 これが、ナンパとか、 まあ、キャバクラとかでも 同じかな、 女性側に、熱意が無くって、 テキトウにあしらっている状態、 「ちょっと相手してやろうかな」 くらいの感覚の時の、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 っていうのって、 本質的には、 優位に立っている女性が、 上から目線で、 「何か面白いこと言ってみてよ」 って要求しているのと 変わりませんので、 もう、何を答えても、 「はい! つまんないー!」」 っていうゴールが 事前に約束されていて、 こういうステージで 一生懸命に、 相手の裏をかいて、 絶対に笑わせてやるっ! とかって考えても、 普通は、無駄なんです。 僕たちはお笑い芸人じゃないんで。 あと、そこも目指していないんで。 なので、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 っていう質問に答えようと するのではなくて、 相手が発した、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 っていう言葉そのものを、 どうやって、いじって いこうかな、 っていう発想が求められます。 で、上下関係を、 フラットにしてあげます。 ・・・ ところで、こういう話をすると、 すぐに、 「女性からの質問をはぐらかすんですね」 って、なぜか言われるのですが、 そしてなぜか、 はぐらかすことが正解である、 と思いこんでいる男性が いるのですが、 ――謎めいた男を演出したいのだろうか… 分からん。。。 基本的に僕は、 フラットな関係性であれば、 わざわざ、変な風にはぐらかしたり、 ごまかしたりする必要は まったく無いと思っています。 わざわざ女性に対して、 不誠実である必要を感じません。 なので、質問されたら、 何でも素直に答えれば 良いと思っています。 普通に。 ただし、 ナンパとかで、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 って、ちょっと試されている 感じがするじゃないですか。 「何か面白いこと言ってみろよ コノヤロー!」 みたいな感じ。 そういう時は、 馬鹿正直に返しちゃうと、 「はい! つまんないー!」 っていうゴールしか 見えませんので、 ちょっとひねった 回答のほうが良いと 思っています。 なのでこれも、 相手の女性が、男性に対して つよく興味を持っていて、 むしろ、 「どうやって、この男を口説こうか」 くらいの時であれば、 「自己紹介して」 「趣味は何?」 っていう質問に対して、 こちらが、 どのような回答をしても、 全部正解になりますし、 これが、お見合いとかであれば、 逆に、真面目で普通の回答の方が、 優れていると思います。 いつもと同じですね。 前提条件が変われば、 答えだって変わるんですよ。 ちなみに、この相談者さんからは 後日、 ------------------------ 他にも、 「彼女いるん?」 「いない」 「モテそうやのに」 「・・・」 みたいなのが多いんですが。 ここで、 モテそうやのにをネタにして、 自虐のように、 「ゲイにはね。笑」 とか 「彼氏いるん?」 「いない」 「モテそうやのに」 みたいな感じで、 全くおんなじことをすると、 笑いが生まれそうな気がしますが こんな感じであってますかね?? ------------------- というお返事をいただきましたので、 ----------------- ありですね^^ つかめてきた感じ、しますね。 他にも、 ナンパという前提なら、 ちょっとチャラくいきたい時なら、 「いや、君に会うために、 作らなかったんだよ」 とか。 誠実系を意識するなら、 「いやいや。いたら声かけたり してないでしょ。 オレ、そんなんじゃないし」 とか。 まあ、ここまで来ちゃうと、 本人のキャラとか、 あとは好みの問題ですけどね。 ほんと、なんでもいいんですよ。 正解を求めるよりも、 色々試してみて、しっくりくるのを 探すとよいです。 ------------------------------- と回答しました。 『前提条件』が正しく認識 されているのであれば、 あとは好みです。 一番、しっくり来るやつを 自分で探してみると良いと 思います。 相沢蓮也
相沢です。 何やかんやで、評判が良いので、 「美女を落とすための恋愛ノウハウ」 第6回目……くらい??? 忘れました(笑) さて、今日は ・男のカリスマ性 という切り口から、この話を スタートしてみます。 まず前提として、 ・人は『確信』を持った人間に魅力を感じる でしたね。 どんなに頭が良くても、 どんなに顔が良くても、 どんなに肩書があっても、 心に『確信』がないとダメです。 『確信』っていうのは、 ちょっと説明が難しいのですが、 「自分の存在・人生・考え方に対する強い肯定感」 とでも言えましょうか。 一般的によく言われる 『自信』という言葉を、もっともっと 強くした感じだと思います。 ですので、そういう意味では、 『自信』を持った人間は魅力的 ですし、 現実に、実際にモテているのは、 顔の良い男でも、頭の良い男でも、 ステータスの高い男でもなくて、 『自信』を持った男 だし、 もしもあなたが、 「顔が良い男がモテている」 とか 「お金持ちがモテている」 とか、 そういうふうに感じたのであれば、 それは、実際には、 顔が良い男がモテていたのは、 顔が良いからではなくて、 『自信』を持っていたから だし、 金持ちがモテていたのは、 お金を持っていたからではなくて、 『自信』を持っていたから、 だし、 この『自信』というやつを とことん高めていくと、 大きな決断が求められるような その瞬間に、 それは、『確信』となり、 イコール、それが ・カリスマ性 ってやつです。 「オレが言うんだから、間違いない」 「オレがそう思うんだから、そうなんだ」 という、 『自信』の根拠=『オレ』 というステージです。 ときどき世間を騒がせる、 カルト宗教の教祖とかって、 「オレが真実を知っている! というか、オレが真実そのものだ!」 「オレの言う通りにすれば 間違いがない!!」 っていう強烈な『確信』を 持っているじゃないですか。 だから、美男美女から、高学歴、 社会的地位の高い人間まで、 たくさんの、優秀な人間が集まります。 テレビで見ているぶんには 「うさんくさい」 で済みますが、 実際に会ってしまうと、 その『確信』は発する 凄まじい空気感に 当てられてしまうんです。 そう考えてみますと、 どのような条件・能力・技能も、 全ては、『自信』とか『確信』 の前にはひれ伏すしかありません。 圧倒的な『確信』の前には、 どのような美しさも どのような頭の良さも どのようなステータスも、 負けてしまいます。 「この人が言うんだから、大丈夫」 って言って、付いていって しまいます。 … さて。 じゃあ、どうやって僕たちは そういう『自信』を 身につけるのか っていうと、 これ、あんまり言う人が いないみたいなんですが、 実は、 ・生まれ育った家庭環境 による所が大きいです。 ここからが、今回のお話の 本題となるのですが、 『自信』とか『確信』の 根っこには、 安定した ・自己肯定感 が必要です。 で、この「自己肯定感」は どのようにして、育つのか? っていうと、 一番の根っこは、 『親』 です。 これを、一番小さな単位にまで 分解して取り出してみるならば、 たとえば、 子どものころに、親と一緒に ご飯を食べて、 あなたが、「楽しい」とか 「美味しい」と感じたとする。 そして、一緒にご飯を食べている 『親』と、その感情を、 「美味しいね」 「楽しいね」 といって、共感する。 共感することによって、 子どもは、 「ああ。自分のこの感覚は 正しく、好ましいものなんだ」 と『確信』してゆく。 そういう、 小さな小さな積み重ねです。 という事はですね、 逆から見てみますと、 虐待とか、ネグレクトとか、 親子という関係がうまく 機能しなかった家庭で育つと、 自己肯定感が育たずに、 『自信』や『確信』が 持ちづらくなります。 今僕は、虐待とかネグレクト という言い方をしましたが、 そういう分かりやすいもの ではなくとも、 ごくごく一般的に見える 家庭であっても、 親が極端に気分屋で、 同じことをしても 親のその時の感情で、褒められたり 怒られたりして、共感が不安定 とか、 親が鬱(うつ)っぽくて、いつも 逆に親を支えていた、 とか、 親のプロジェクトとして育てられた、 とか、 親が過保護すぎて、実際には 子どもは、自分の意思を許されずに コントロールされて育てられた とか、 親が抱えているコンプレックスを 満たすための代用品として 育てられた とか、 兄弟や姉妹と能力的に比較され 続けて育った、 とか、 家族間のしわよせを、いつも くらうような役割だった、 とか、 例をあげれば、まだまだ いくらでもありそうですが、 要するに、そういうパッと見では 分からないような、 安定した「自己肯定感」が育つのが 難しい家庭環境ってやつが 見えない形で沢山あるわけです。 で、このようにして、 「自己肯定感」 を、ほとんど与えられずに また、家庭以外の場所でも、 それを育てられるような チャンスが少なかった人ほど、 でも、生まれつきの外見とか IQが高かったりすると、 「こんなに恵まれた人がなんで…?」 とかっていって、カルト宗教に 取り込まれてしまったりもします。 自己肯定感が低いんで、 あの手の極端な『確信』に 簡単に取り込まれてしまう んですよ。 … 余談ですが、カルト宗教の 教祖なんかが持つ『確信』の正体は、 ・究極の自己否定 です。 自己肯定感が低すぎて、 逆に、ひっくり返っちゃった 感じの特殊なパターンです。 だから、その『確信』の内容は 幼稚で誇大妄想的だし、 矛盾だらけなのですが、 ここを詳しく書き出すと、 話がややこしくなるので、 戻します。 … さて。 『自信』とか『自己肯定感』 というキーワードを通じて、 家庭での見えないトラウマとか、 カルト宗教の話までしましたが、 これも毎度のことながら、 話を分かりやすくするために、 なるべく極端な例を 挙げてみただけの話で、 あとは、 ・程度の問題 です。 共感によって親から自己肯定感を 100%あたえられた人間と まったくゼロだった人間と、 この両極端はむしろマレで、 与えられた自己肯定感が、 10%の人も 20%の人も 30%の人も 40%の人も 50%も60%も70%も 80%も90%もいるでしょう。 だから、程度の問題。 僕にとっても、 あなたにとっても、 誰にとってだって、 ヒトゴトではありません。 僕たち人間というのは、 生まれたときから、 『自己肯定感』とか『自信』 というものを通じて、 悩み続けている生き物です。 で、その一番の根っこの部分は、 先ほども例をあげましたが、 子どものころに、親と一緒に ご飯を食べて、 あなたが、「楽しい」とか 「美味しい」と感じたとする。 そして、一緒にご飯を食べている 『親』と、その感情を、 「美味しいね」 「楽しいね」 といって、共感する。 共感することによって、 子どもは、 「ああ。自分のこの感覚は 正しく、好ましいものなんだ」 と『確信』してゆく。 とか、他にも、 転んだときに、子どもが泣いたら、 「痛かったね。痛かったね」 って共感されるとか。 一緒にテレビを見たり、 公園で遊んだり、 楽しかったこと、 悲しかったこと、 嬉しかったこと、 苦しかったこと、 そういう、日常の 小さな小さな体験と 『共感』の積み重ねであって、 そういう、幼少期に出来上がって しまった ・自己肯定感の基礎 みたいなものは、 大人になってからもずっと その個人に大きな影響を 与え続ける可能性が高いんです。 そうして、 思春期が終わりをむかえる ころまでに、 健全な「自己肯定感」が 育てられなかった人ほど、 その後、他人からは理解されづらい 複雑な劣等感に悩まされ続けます。 他人からは、 どれほど恵まれているように 見えようとも。 で、こういった経緯で、 『自己肯定感』とか『自信』 が弱い女性ほど、 『確信』を持った男性に コロっと落とされます。 … どうです? あんまし、関係無くないですか? 女の子の、外見のレベルが 高いとか低いとかなんて。 「自己肯定感」の大部分の基礎は 幼いころからの親子関係で 作られるものなので、 美人だからどうとかって、 関係無いんですよ。 外見のレベルがどうとかって。 親子なんで。 そういうのとは関係なく、 みんな、それぞれに 複雑なナニカを抱えていて、 男は、『自信』を持って、 そういう部分に対して、 丁寧に、丁寧に アプローチしてゆけば 良いわけです。 … で、僕が、これもう、 あっちこっちで、 繰り返し繰り返し、 繰り返し、繰り返し、 言っていることをまた 言うんですけれどもね、 「ちゃんと、目の前の人間を 見てください」 と、いうのは、 今日お話したようなことなんです。 相沢蓮也
相沢です。 「ヒモ男に負けました… あんなダメ野郎に、自分が好きな 女を喰われるなんて、 悔しすぎて、涙が出ました…」 というメールをもらいました。 ですので今日は、 なぜヒモ男は、一部の女性の心を 強烈に惹きつけるのか? そうして、 僕たちは、彼らの何を真似して、 武器にすれば良いのか? というテーマでお話します。 ちなみに、念のため説明しますと、 ヒモ男とは、 自分ではお金を稼がずに、 生活費から遊び代まで、 すべて女性に負担させて 生きている男を言います。 … さてさて。 まず、ヒモ男にハマりやすい 女性の特徴を挙げますと、 1、日ごろから強いストレスを感じていて、 そのストレスを、『お金を使う』という形で 発散するタイプ 2、母親が稼いで、家族を支えている家庭で 育った女性 3、心を許せる友達が少ない女性 4、自分に自信がなく、特定の誰かから 強く必要とされることで安心する女性 あたりだと思います。 で、こういった傾向を持つ女性 に対して、 トコトン優しく接します。 基本的に、ヒモ男は、 めちゃくちゃ優しいです。 相手の女性を120%肯定 してくれます。 女性のいうことは、どんな わがままも、全て受け入れますし、 そのうえで、 「僕は、君がいないと生きていけない」 といって、子犬のように、 完全に自分の腹を見せて、 無邪気に、かわいく甘えて 見せます。 その女性の全てを 120%絶対的に肯定して、 そのうえでさらに、 「君がいないと、オレはダメなんだ」 と、女性の中の、 ・誰かに、強く必要とされたい私 を満たします。 なんだか、「昭和の男」が求める 理想のお嫁さん像って感じもしますが(笑) 需要と供給がマッチして いるのだから、 これもまた、1つの愛の形 なのでしょう。 ただし、ほとんどのヒモ男は、 時間とともに、怠け者になり、 最初の優しさも、マメさも 徐々に無くなっていきます。 ん? これもなんだか、どこかの 夫婦みたいだぞ。。。 さだまさしの、 『関白宣言』→『関白失脚』 の男女が逆転した、 みたいなものでしょうか。。。 これが、ヒモ男と、それを養う 女性の基本型です。 こうして見ると、単に、 ある種の男女関係を、 ただ逆転させただけ、 って感じもします。 なので、『理想の主夫』を 貫ける男と、 バリバリ働いて、 バリバリ稼いで、 家庭で癒されたい女、 の組み合わせであれば、 僕は、ヒモってのも、 アリなんじゃないかって 思ってます。 これも1つの愛の形です。 んでもって、こういう 正統派の『ヒモ』とは別に、 少しばかり病んだ形も 存在していて、 (実はこちらの方が多いような 気もするのだが…) それが、 上記の正統派なヒモ関係に、 ・男の暴力 が加わる形です。 これが、なかなか深い闇を はらんでいます。 言葉でも、直接でもどちらでも よいのですが、 男が、女性に対して暴力を ふるったとしますよね。 するとその後に、 生粋のヒモ男は、 ・全力で、泣いて謝ります 「オレは、お前がいないと ダメなんだよ。 愛しているから、 愛しすぎているから、 こんなことしたんだよ」 とか。 で、その後に、すっごい 優しくします。 そうすると、 暴力 → 優しさ というギャップに加えて、 ・私はこんなに強く必要とされている という感情まで加わって、 ある種の女性は、 どっぷりと、その男に ハマります。 ある種の女性とは、 ・極端に自信がなかったり 極端に自己愛の低い女性 です。 普通は、 暴力 → 優しさ のギャップがどうとか いう前に、 暴力の時点で、その関係は 終わりますので。 でも、ごくごく少数ですが、 暴力 → 優しさ の強烈すぎるギャップを 受け止めてしまい、 その感情のジェットコースターに 酔いしれてしまったり、 あと、同じ暴力でも、 言葉の暴力程度なら 受け入れてしまう女性もいて、 こういった特殊な関係性が 成立しています。 … さてさて。 『ヒモ』について分析して みましたが、 これを読んだ僕たちは、 何を学べば良いのでしょうか? っていうと、 1、誰かから必要とされたい 2、感情のジェットコースター あたりだと思います。 ところで、最初に ヒモ男にハマりやすい 女性の特徴の1つとして、 4、自分に自信がなく、特定の誰かから 強く必要とされることで安心する女性 を挙げました。 これって、思春期の男女であれば 大半が抱えるメンタリティですし、 この感覚を解決できないまま 大人になり、歳をとっている 男女って、かなり多いです。 ・誰かに強く、必要とされたい! もしくは、 ・特定の女性から、強く必要とされたい! … これを読んでいる中にも、 「え? それってオレのことじゃん…」 って人、いると思います。 思春期のころのは別格としても、 多かれ少なかれ、 人間っていうのは、 ・誰かに必要とされたい生き物 です。 この気持ちが強い女性ほど、 ・私を必要としてくれる という感覚が、そのまま 恋愛感情に結びついたり するものです。 すると、 「じゃあどうやって、 『私を必要としてくれる』 って思わせれば良いのですか?」 っていう疑問がわくと 思うのですが、 その答えは、 まずは、 簡単なお願いごとをして 「ありがとう」 って伝えること。 男っていう生き物は、 なぜか、惚れてしまった 女性に対して、 お願いごとをしなくなる 傾向があります。 なので、ちゃんと お願いごと をしてください。 それから、立場とか 相手によっては、 中くらいから、けっこう 重たいお願いごとをして、 「ほんと、ありがとうね。 全部、○○さんのおかげ。 オレって○○さんがいないと 全然だめだね」 って大げさに伝えること。 です。 サークルの先輩と後輩とか、 職場の上司と部下とかだと 成立しやすいかもです。 それなりに重たい仕事を お願いして、 ちょっと大げさなくらい 感謝するとか。 本当は自分の方が大変なんだけど、 そんなのは、少しも出さずに、 「このプロジェクトがうまく いったのは、全部○○さんの おかげだよ^^」 くらいに大げさに。 重たいお願いごとの時ほど、 しっかりと。 でも、小さいお願いごとの時に 大げさにお礼をいうと、ちょっと あざといし、変な感じになるので、 小さいときは、サラっと。 … こういう話をすると、すぐに 「お礼にご飯とか誘えば いいんですよね?」 って聞かれますが、 そこは微妙ですね… ご飯に誘うこと自体は 悪くないのですが、 やってくれた事に対するお礼 という形にしてしまうと、 ・私を必要としてくれる という感覚の純度が下がる 気がします。 何かをやってもらう、 という事の報酬は、 「あなたが必要です。 あなたのおかげです。 あなたがいないとダメなんです」 という言葉なので、 ここに、 「お礼にご飯でも」 が加わると、不純な感じがします。 なので、お礼がどうとか 妙な理屈はつけずに、 ご飯はご飯で、普通に誘えば 良いと思います。 あと、いつもやってくれて いることへの感謝の言葉とか 重要です。 サークルでも職場でも 良いのですが、 それぞれに、『役割』が 与えられますよね。 で、男ってのは特に、 「それは、君の役割なんだから やって当然でしょ。 それが仕事なんだから」 と考えがちなのですが、 逆に言うと、他の男たちがほぼ、 こういった態度ですので、 あえて、逆を行ってください。 たまにで良いので、 その当たり前の『いつも』 に感謝するんです。 「いつもありがとね。 ○○さんがいるから、 ○○さんが、それをちゃんと やってくれるから、 今、全体が、こんなに上手くいっているし、 オレもこんなにやれているんだよ」 とか。 彼女や奥さんがいて、 毎日お弁当を作ってくれるとか、 いつも掃除してくれるとかなら、 その「毎日」や「いつも」に、 たまにで良いので、 ちゃんと、感謝を伝えるとか。 全部、根っこは同じです。 ・オレにはお前が必要なんだ! です。 そういう『必要感』が 恋愛感情にすり替わっていく タイプの女性が、いるんですよ。 なので、 「言わなくても分かるだろ?」 ではダメだし、 「言わなくても分かるだろ?」 が大半の日本人男性ですから、 あえて、その逆を行くことで、 ライバルと差別化してください。 次、 2、感情のジェットコースター について。 … … は… なんか、今日はもう沢山書いて 疲れたので、別の日にします。 相沢蓮也