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「男」という動物の価値

  • 天才になりたいですか?

    相沢です。 最近、若い子の相談に 乗る機会が多くて、 だいたい、彼らの多くが 共通して抱えている 悩み、 が見えてきたので、 今日は、そういうお話をします。   ところで、あなたは、 「天才になりたい!」 「自分は特別な人間だ!」 逆に言うと、 ・天才でない自分が許せない ・特別でない自分が嫌だ   っていう感覚を持ったことって ありますか?   学生時代、 クラスには、ヒエラルキーが ありました。 学校内でのカースト制度 みたいなものです。 クラスでも、 目立っている、 イケている、 みんなから一目置かれている、   そんな少年、青年。   そういう青春時代を 送ってきた男性もいますし、   そういう男性をうらやましく 思い、 自分も、そうなりたい、 そうありたい、 と、願いながらも、 クラスの、イケてるチームに 所属できない自分に 強い劣等感をいだいていた、 そういう青春を送った 男性も、沢山います。   で、こういう彼らが、 その後、どうなるのか? っていうと、 まず、   イケてた男性は、 だいたい、 社会人くらいになると、 おおむね、 イケて無くなります(笑) 20代くらいの男性で、 「中学とか高校の時は、 自分は凄かった。 いつもクラスの中心にいたし、 いつも自分が盛り上げ役で、 自信に満ちていた。 ヒエラルキーのトップだった。 … それが、今では、 自分に自信が持てないし、 周りの目が気になって しかたがありません。 あれも出来ない。 これも出来ない。 劣等感のカタマリです」 … 学生時代に感じていた、 万能感。 自分は、世界の主人公であり、 自分なら、何にでもなれるし 何でもやれる。 … はずだったのに… … そういう男性にとっては、 どうやって、 「あの頃」を取り戻すのか? っていうテーマがあって、 万能でない自分、 なんでもやれない自分、 自分より優れた人間が いくらでもいることへの 「感覚的な」絶望。 ここで、 「感覚的な」 と言ったのは、 頭ではみんな、 分かっているわけです。 自分は、特別な人間 なんかじゃない、 って。 でも、「感覚」が それを許さない。 だから、 スーパーマンで無い自分に、 絶望してしまう。 苦しい。 そんな自分は、耐えられない …   っていう人、 すっごく多いんですよ。 意外に思われるかもですけど。 ほんと、多いです。   冷静な話をしちゃいますと、 まあ、しょせんは、 クラスの男子のトップ なんていうのは、 1クラス30人いて、 そのうちの半分が 男子だと計算しても、 数になおせば、 15人に1人くらい、 クラスのイケてる『グループ』 だなんて言ってみても、 こちらも割合的には、 15人のうちの、3人くらい?   それって、5人に1人の 割合ですので、   あなたの、学生時代の 『主観』とか『体感』的には、 その、せまいクラスが世界 でしたから、   イケている人たち、 クラスのヒエラルキーの、 カースト制度の、 トップの人達が 凄い人に見えたかもだし、 あるいは、 自分たちは、凄いと 思えていたかもなのですが、 それは、 1クラス30人という 世界でのお話。   15人に1人とか、 5人に1人とかの   ・凄い人達 なんていうのは、 学校のような『箱庭』を 一歩でも出てみれば、 世の中には、 あまりにも沢山いる、 十把(じっぱ)ひとからげの 凡人でしかなくて、 なので、 「中学とか高校の時は、 自分は凄かった。 いつもクラスの中心にいたし、 いつも自分が盛り上げ役で、 自信に満ちていた。 ヒエラルキーのトップだった。 … それが、今では、 自分に自信が持てないし、 周りの目が気になって しかたがありません。 あれも出来ない。 これも出来ない。 劣等感のカタマリです」   と感じてしまうこと自体が、 根本的に、ズレていると 言いますか、 いつまで『箱庭』を 引きずっているんだよ^^; という話なわけです。 … これ、 逆もまったく同じですよ? 例えばあなたが、 学生時代、 クラスのヒエラルキーの 一番下とか、 下のグループだったと するじゃないですか。   で、 「自分は底辺の人間なんです」 「自分がみじめで大嫌いです」 「イケてる人達がうらやましい…」 「自信がありません」 と。 これだってしょせんは、 狭いせまい、 『箱庭』のヒエラルキー。   あなたが言う、 底辺の人間は、 数字になおせば、 5人に1人は いることになるわけです。   いやいや、 底辺、多すぎじゃね?笑 あなたが、それを 「自分は底辺の人間なんです」 と、見下すということは、   世の中の男性の、 5人に1人を あなたが、見下している、 ってことですからね!? 「自信がありません」 とか言いながら、 実は、とんでもない ・傲慢(ごうまん) です。   つまりこれ、 この種類のコンプレックスって いうのは、 本質的には、 まったく同じこと。 コインの表と裏なだけで、 実は根っこは同じ。   ・世界の広さを知らない   ことが原因なわけです。 ガキじゃないんだから、 いつまでも、 『箱庭』の価値観を 引きずってんなよな。 と。   もちろん、ここで言う、 世界の広さ、 っていうのは、 地理的な、物理的な意味では ありませんので、 「世界を知るために、海外に行きます!」 とかって言いだすと、 ちょっと、本質を理解できて いないのでは?? とも思いますが、 まあ、それも含めて、 一度、海外で生活してみるとか っていうのも、 ぜんぜん、アリだとも、思いますが。 ただ机に座って考え込むよりも、 海外だろうが、 会社だろうが、 サークルだろうが、 バイトだろうが、 様々な組織、様々な空気、 様々な価値観、 それも、なるべく、今までの 自分の価値観とは違ったもの、 に実際に触れてみる、 ってことが大切ですので。 そういう意味では、 僕はもちろん、 沢山の女の子を口説くこと、 をお勧めしてます。 ほんとに、 女の子って、一人ひとり、 みんな違うんで。 Aという女の子に通用したことが、 Bという女の子には全く通じない、 なんて、しょっちゅうあります。   そういう『多様性』にもまれて いるうちに、 何が正解か、分からなくなる。   でも、正解が無いってことは、 つまり、 たった1つの、 絶対的な価値とか、 基準というものが無い、 ってことですので、 つまり、 あなたが過去に感じていた、 ヒエラルキーも、 実は、 ・小さな箱庭の幻想 でしかなかった、 ってことに気が付けるわけです。   つまり、   価値とか基準を、 たった1つに決めつけて、 その中で、順位を争うことに そんなにクリティカルな、 少なくとも、 あなたの人生の価値を 決めるほどの、意味は無い、 他人と比較しても しょーがない、 ってことが分かってくるわけです。 例えばそれは、 それってのは、 順位づけとか、 他人と比較して争うこと っていうのは、 1つの、ゲームであり、 エンターテイメント、 では、あるんですよ。 プロのスポーツとかは その典型ですよね。 芸術とかもそうかな。 ○○賞受賞とか、 あと、人気とか テレビの視聴率とか、 学校の成績とか、 学歴とか、 年収とか、 営業成績とか、 ○○大会1位とか、 もちろん、それらの 1つ1つは、 大きな価値があるし、 尊敬されるべきものだし、 素晴らしいものだけれども、 それでも、 究極のところ、 ・沢山ある価値・基準の1つ でしかないわけです。 どれも、 人生を楽しむための ゲームであり、 設定であり、 エンターテイメントでは あるのだけれども、 逆に言うと、 それ以上のものでは無い。   「じゃあ、自分の人生の 価値って何なんでしょうか?」   っていうと、 う~ん… 分かりません。 そういうのって、やっぱり、 自分で決めるものだから。 それを、 つまり、 自分の人生の価値ってやつを、 誰かに聞いたり、 ヒエラルキーの上位争いみたいに、 他人とか、マスメディアとか、 その他大勢が評価するような 価値観に見出すのではなくて、   他人の評価とか、 他人の考えとかは、 いったん置いておいて、 ・結局自分は、何がしたいのか? ・結局自分は、どうしたいのか? だけが、重要なのでは ないでしょうか。   他人と比較することに 一生懸命な人間に限って、 他人の物差しで自分を 測ろうとする人間に限って、 だいたい、そのへんが、 分かっていないのですよ。   「あなたは、何がしたいのですか?」

  • やりたいことは、ありますか?

    相沢です。 「どうしたら、自分自身の価値を 生涯上げていくことができるのでしょうか。 どうやって、自分を磨いていけば 良いのでしょうか。 自分のやりたいことを見つけるには、 どうすれば良いでしょうか」 という質問をもらいました。   自分の価値に自信が持てない。 という男性は多いです。 ところで、『価値』って なんでしょうか? っていう、そもそも論から 始めてみますと、 今回の質問には、 とても興味深いフレーズが 含まれています。 それが、 「自分のやりたいこと」 です。 自分の価値に自信が持てない 男性がよく口にするフレーズの 第1位です。 「自分のやりたいことが分からない」   ちなみに第2位は、 「自分は○○をやらなければならない」 で、第3位くらいが、 「何者かになりたいし、何かを成し遂げたい けれども、それが何なのかが分からない」 とかかな。   一方で、あなたがもし、 自分の『価値』というものを 磨き上げていきたいのであれば、   「自分には、○○が出来ます」 という言葉を使った方が 良いでしょう。   つまり、 ・自分がやりたいこと や ・自分がやるべきこと ・自分がなりたいもの について考えるのではなくて、 ・誰かのために自分に出来ること について考えるんです。   もちろん、恋愛も同じです。   だいたい、自分の価値に自信が 持てない男性ほど、 自分が、あの女と付き合いたい 自分が、あの女とやりたい。 そのためには、何をやらなければ ならないのか? という発想が根強いです。   ところがここには、   その女性のために、 自分には何ができるのか? その女性は、本当は 何をして欲しいのか? という発想が抜けているんですよ。 そうすると、 自分がやりたい ↑ 女性に対してその気持ちを 一方的に押し付ける   女性とせっ○スするためには 何をやらなければならないのか? ↑ 恋愛マニュアルとかを読んで、 「そうか! 上から目線で 強気でボディタッチすればいいんだ!」 と、自分のキャラクターから大きく 外れたことをやろうとして、 でも、実際は出来もしないことを やろうとしているので、 マニュアル=やらなければならないこと の通りにやろうとしたいけれども 「行動」ができません。 しまいには、 「恋愛マスターになりたいです!」 とか、間抜けすぎて逆に笑えません… … で、ここには決定的に 欠けているものがあって、 まあ、ここまで書けばもう 言うまでもないかもしれませんが、 口説くべきはずの 「目の前の女性」 が、すっぽりと抜け落ちています。 「私が」やりたい。 「私は」やらなければならない。 「私は」なりたい。 あれ? 「その女性は」何をして欲しいの? 「相手は」何を望んでいるの? そのために、 「あなたには」、何ができるの?   『価値』とはそういうことです。 「私が」から『価値』は生まれません。 『価値』とは、 何かを欲している人間と、 何かを与える人間の、 2人がいて、はじめて生まれます。 例えば、あなたは今、この メールマガジンを読んで くれていますでしょ。 で、何年もの間、長く読んでくれて いる人ほど、 「相沢蓮也」という男に『価値』を 感じているはずなんですね。 『価値』を感じているからこそ、 こうして、僕のメールマガジンを 読んでます。 ところがこれ、 ちょっと難しい話をしますが、 僕ひとりでは、成り立たないんですよ。 僕ひとりからは、『価値』は生まれません。 恋愛について、もっと知りたい と欲望する、あなたがいて、 その欲望に答える、僕がいて。 欲するあなたと、提供する僕。 この需要と供給が同時に存在する からこそ、 はじめて僕に、『価値』が 生まれます。 ですので、『価値』が生まれたり 高まったりするには、 誰かの、第三者の、そしてそれが 恋愛であれば女性の、 欲望が必要だし、 需要が必要だし、 欲しがっている「何か」が必要です。 だから、『価値』の高い男 っていうのは、 けっして、 自分が「やりたい事」をやっている男 でもなければ、 自分が「やらなければならない事」を やっている男でもありません。 相手が、女性が、他人が、本当に 欲しがっているものを、与えている 男なんです。 ですので、 とりあえず、あなた自身のことは 置いておいて、 目の前の他人、 目の前の女性は、 本当は何を望んでいるのか? 相手が、望んでいるものを見つけて、 相手が、望んでいるものを与える。 ここが分かっていれば、 例えば、 「女性へのLINEの返信スピードは どのくらいがベストなんですか?」 という質問も、生まれるはずが ありません。 この質問は、 「○○をやらなければならない」 という発想から生まれていますでしょ。 そうではなくて、 すぐに返信して欲しいと 思っている女性に対しては、 すぐに返信すれば良いし、 あなたとは、1日1回で充分だと 思っている女性には、 1日1回で充分です。 でもそれは、意外と分かりづらい ものですので、 実際には女性の言葉とか行動から、 その女性はどんな女性なのかを、 『推理』してゆく必要があります。 でも、経験不足のうちは、 思うような『推理』ができない。 じゃあ、相沢に聞いてみよう。 という感じですね。 なので、僕に対する質問も、 過去のその女性とのLINEの やり取りの履歴であったり、 その女性との出会いから 今までの関係性をなるべく詳しく 僕に伝えながら、 つまり、そういう『推理』の材料を しっかりとそろえたうえで、 「この女性にたいするLINEは どのくらいの頻度がベストだと思いますか?」 って相談する、 という発想に切り替わるはずなんですね。 『価値』とは何か? という本質が分かっているならば。 そうそう。 質問の仕方でね、だいたい 分かっちゃうんですよ。 相談者さんがどういうレベルの人かが。 ついでですので、 若い人たちに説教します。 僕は、若い人には、本当は 「やりたいこと」ってのは 無いと思ってます。 あれは、現実がつまらないと 感じている人が、 自分の人生に言い訳しているんです。 それか、メディアや学校教育の洗脳です。 あと、そもそも、社会=誰か=他人は、 「やりたいこと」 をやらせてはくれないし、 求めてはくれません。 あなたがどんなに歌手に なりたかったとしても、 才能がなければ、 社会=誰か=他人が、あなたの 歌を欲しなければ、 あなたは歌手にはなれないんです。 社会=誰か=他人が求めるのは、 あなたが、 「何がやりたいか?」 じゃなくて、 「何ができるか?」 です。 学校では教えてくれないのです けれどもね。 本当はね。 そうなんですよ。 社会=誰か=他人のために、 自分には何ができるのか? そうやって、自分に出来ることについて 真面目に取り組んでいるうちに、 その人は、その分野に詳しくなり、 人より秀でます。 詳しくなり、秀でるようになると、 その時はじめて、 社会=他人は、 「やりたいこと」 をやらせてくれるし、 メディアの扇動とかではなくて、 自分の内側から湧きあがる、 本物の「やりたいこと」 っていうのは、そういう 磨き上げた、プロフェッショナルの 領域に行って、はじめて分かるものです。 で、そういう生き方が、 つまり、自分に出来ることを せいいっぱい提供し続けることが、 誰かに『価値』を全力で 与え続けることが、 ますます、社会=他人から求められる あなたを作り上げ、磨き上げ、 あなたの『価値』を高め続けて くれるんです。   なので、スタートは、 やりたいことを探すのではなく、 自分が出来ることで、社会=誰か=他人 に精一杯貢献しながら、 その分野の一流を目指してみてください。 そうやって、本当のやりたいことって やっと分かってくるんだと思います。 「やりたいこと」を語れるのは 40過ぎてからです。 相沢蓮也

  • 自分に自信が持てないならば、

    相沢です。 本当にレベルの高い女性を 手に入れたいならば、 小手先の知識やテクニック を勉強するのではなくて、 あなた自身のレベルを 上げるしかありません。 ところで、レベルって なんだろうか…? っていうと、 その答は、 あなたの外見とか雰囲気とか、 社会的ステータスとか、 会話のうまさとか、 そういうのではなくて、 ・安定した自信 なんだと思います。 そして、 外見や雰囲気が良いとか、 社会的ステータスが高いとか、 会話が上手いとか、 そういう理由で、 『安定した自信』が身につく というのも、あるとは思いますが、   それ以上に、 『安定した自信』があるから、 そういったものが、後から 付いてくるんだと思います。 もちろん、お金も、イイ女も。 後から付いてきます。 じゃあ、どうやったら 安定した自信が身に付くんだろう… って考えてみたのですが、 コンサルタントとして、 非常にたくさんの相談を 受けているうちに、 自信がある人と、 自信が無い人との間にある、 ある、決定的な違いに 気が付きました。   その違いとは、 『理想』に対する考え方の違い です。 今から書き出してみますので、 じっくりと、あなた自身を 振り返ってみてください。   まず、『自信が無い人』の 特徴から。   特徴1: 「自分はこうでなければならない」 という考え方をする。 ねばならない、という思いこみと執着。 特徴2: 「その理想さえ手に入れば、 すべてが上手くいく」 と考える 特徴3: 「ゼロか100か。全か無か。 オール・オア・ナッシング。 完璧でなければ意味はない」 と考える 特徴4: 理想通りにいかないと、激しい 自己嫌悪におちいる。 そして、なかなか立ち直れない。 ・・・ 次は、『自信がある人』の特徴。 特徴1: 「自分はこうありたい(希望)」 という考え方をする 特徴2: 理想が手に入ることを理想化しない。 「手に入ったら嬉しいけれども、 それで全てが解決はしないよね」 と考える 特徴3: 理想の一部でも達成できれば それなりに納得できる 特徴4: 理想通りにいかなくても、 「私には能力がなかった」 とは考えずに、 「この点とこの点がいけなかった」 と、悪かったところを限定し、 反省したら気持ちを切り替えられる ・・・   どうでしたか? 自信があるとか無いとかいう 言い方をしてしまいましたが、 実際は程度の問題ですので、 完全にどちらかってことも 少ないとは思いますが。 ひとつ、面白いのが、 こういう質問をしたときに、 意外と、 例えばイケメンや金持ちや エラい人が 自信がある側で、 そうでない人たちが 自信が無い側であるとは 限らないんです。   自信って、主観の問題ですので。   本人が心の中に抱いている 理想的な自分と、 本人が現時点で抱いている 現実の自分とのギャップとか、 あと、他人から何と言われ ようとも、 本人が価値を感じている分野で 本人が納得しているか、 ですので。 例えば、なんらかの事情で、 本人はめちゃくちゃ 金持ちであったとしても、 実はその人は、漫画家になりたい と心の底から思っていて、 でも、絵も下手だし考える 物語もつまらなくて、 誰からも認めてもらえなければ、 自信は育てられませんし、 すっごいイケメンで、 よく女の子の方からアプローチ されていても、 自分が好きになった女性からは いつも振り向いてもらえなければ、 自信は消えていく一方です。 オレの価値は、顔だけなのか… って。 … … この特徴は、恋愛観にも そのまま反映されるようで、 自分に自信が持てない男性ほど、 特徴1: 「自分には、あの女でなければならない」 という考え方をする。 ねばならない、という思いこみと執着。 特徴2: 「あの女さえ手に入れば、 すべてが上手くいく」 と考える 特徴3: 「ゼロか100か。全か無か。 オール・オア・ナッシング。 完璧な恋愛でなければ意味はない」 と考える 特徴4: 理想通りに恋愛が進まないと 激しい自己嫌悪におちいる。 そして、なかなか立ち直れない。 という傾向がありますし、 自分に自信がある男性ほど、 この逆でいられます。 …   最近、 「自信=魅力だということは 分かっています。 でも、どうすれば自信を身に つけることができるんですか?」 という質問をよくされるのですが、 まずは、この辺の考えかたから 自分を見つめなおしてみては いかがでしょうか。   人間は、不老不死ではありません。 時間は有限です。 若さは、あっという間に過ぎ去ります。 「手に入らないこと」 よりも、 「立ち止まっていること」 を恐れてください。 相沢蓮也

  • 努力はむくわれるのか?

    相沢です。 ずいぶん沢山の『モテる男』 に会って来ましたが、 今まで僕が出あってきた中でも 最高に凄いやつを、 一人だけあげるとすると、 僕の浪人時代の友達である、 N君です。 彼は、とにかく笑顔が素敵で、 男でも女でも、 片っ端から、すぐに 仲良くなってしまうのですが、 彼が高校時代の夏休みに、 一人旅をした時に、 たまたま旅先で出会った、 大学生のお姉さんと仲良くなって、 そのお姉さんの家に 転がり込んで、 そしたら、お姉さんの友達が 他に4人集まってきて、 高校生のN君ひとりと、 女子大生のお姉さん5人で 飲み会が始まって、 朝、気が付いたらみんな 素っ裸だったそうです(笑) 6P(???)(笑) N君には、この手のエピソードが 他にいくらでもあって、 不思議と、それを当たり前の ようにやれてしまう、 ある種のオーラがありました。 いつもニコニコしていて、 当時の僕は、 『ニヤニヤ』と『ニコニコ』の 違いを理解するセンスも頭も無く、 N君に対して、 「そんなふうに、いつも笑っていて、 ナメられない?」 っていう質問をしていました。 う~ん。 当時のオレ。なんてダメなんだ… ・・・ まあ、それはそれとして、 今日は、『努力』とか『才能』 についてのお話です。 そういえば、以前のメールマガジンで、 「昨日また、モデルの卵を落としました。 1回目のデートですが、何の問題もなく いつものように、ホテルへ直行です。 21歳ですが、ファッション誌にも出ていて、 はっきりいって、とてつもない美女です。 この子はこのまま芸能界デビューすると思います。 相沢さんのおかげで、すっかり、こういう 経験が当たり前になりました。 本当に、感謝しています。 しかし一方で、最近なんだか疲れました。 出会って、口説いて、やって。 毎回同じような流れ作業の繰り返しです。 私は面食いですので、スタイルも外見も イイ女しか狙いません。 なので充分に満足できるはずなのに、 ふと思い返せば、今まで抱いた女の 名前も顔も、思い出せません。 自分はいったい何をやっているのか? 何を目指しているのか? なんだか疲れました… 愚痴です。すみません。」   という人からの相談を 取り上げたところ、   「うらやましすぎて、 何がなんだか分かりません。 自分はビジネスでは、 それなりの成功をおさめました。 努力をすれば、たいていのものは 手に入れる自信があります。 しかし恋愛に関しては、 どんなにやっても、上手くなっている 実感が持てません。 同年代でも、結果を出している男は いくらでもいるというのに、 何がいけないのでしょうか…」 というメールをもらいました。 恋愛に限りませんが、 ・努力はむくわれるのか? というのは、あなたにとっても、 僕にとっても、 重要なテーマの1つであると 思います。 ちなみに、『努力』か『才能か』 というテーマについては、 オリンピックのメダリスト である、為末大さんが、 たしか、 『努力をすれば必ず報われる』 という考え方は、裏を返せば、 『結果が出ない人間は全員努力が足りない』 ということになってしまう。 それでは、あまりにも救いがない じゃないか、 みたいなお話をされていました。 さすが、世界で戦ってきた人が 言うと、重みが違いますよね。。。   なので、僕は、 「最後は才能だから、 あきらめるしかないよね」 というのは、1つの救いだとは 思っています。 僕も、N君なみにモテられる日が 自分にやってくるとは、 まったく思えません。 『才能』ってやっぱりあると 思います。   一方で、恋愛というのは、 世界でたった1人の女性をめぐって 100万人の男が競争を繰り広げる、 とか、そういうのでは ありませんので、 そこまで飛びぬけた『才能』は いらないと思っています。 ところが、焦りってありますよね? 特に今回メールをくれた男性 のように、 「同年代の男たちは次々と結果を 出しているのに、なぜ自分は…」 とか。 知人や友人たちと、 一緒にお酒を飲んだりすると、 誰かしら、モテ自慢なんかを 始めたりするものです。 「おれ、あいつとやったぜ(ドヤ顔)」 みたいなの。 男ってホントにアホですね^^; こういうのってキリがなくて、 誰かしらの、モテ自慢を見たり 聞いたりするたびに、 「あいつはあんなに、モテている。 おいしい思いをしている。 こんなに頑張っているのに、 どうしてオレは…」 という、ある種の泥沼といいますか、 無限ループにはまってしまう 男性というのが、けっこういます。 いつも、自分よりモテる、 自分よりモテていそうな、 自分より沢山せっ○スしている、 自分より沢山せっ○スしていそうな、 自分がうらやましいと 感じるような相手を 敏感に感じ取っては、 その人と、自分を比較して、 焦る、うらやむ、じれる、苦しむ、 という、無限のループです。 「あの女が欲しい」 というよりも、 「どの女でも、外見が良ければ なんでもいい。 そういう女たちをものにして、 自分が優れている男であることを 確認したい。 同僚、友人、知人たちに、自分の 凄さを認めさせたい」 という願望。 で、こういうメンタリティは ひとつ、致命的な欠点をかかえる こととなります。 それは、 他人と比較して、その上に 立ちたいというメンタルの 根底には、 ・他人に認められたい ・他人を認めさせたい という欲求があって、 それって、もっと俗っぽい 言いかたをすると、 ほめられたい、うらやましがられたい。 こういう種類の承認欲求 というのは、 劣等感の現れ方のひとつであって、 ※劣等感が強いほど承認欲求は高まり 他者のモノサシに依存してしまう それは、 男としての根源的な自信が 欠けている ということなんです。 根源的な自信の欠如 ありのままの自分を 肯定しきれない 弱さのひとつの形です。 で、こういうものを 抱えていると、 その、 「認められたい」 「認めさせたい」 という気持ちは、 必ず女の子にも向かいますし、 そういう自信の無さというのは、 女の子を口説いている、ある瞬間、 それも非常に重要な 場面で、ふっと表れて、 突然、あなたの足を引っ張ります。 本当は逆でないとダメなんです。 女の子から、 「認めて欲しい」 「認めさせたい」 と思われないと。 で、そういう女の子を 認めてあげないと。 よく、女の子との 上下関係の話をする ひとっているじゃないですか。 女の子の下になりたくない。 上でないと、口説けないって。 あれを思い出してみてください。   他人から、 ほめて欲しい人間。 認められたい人間。 と、 他人を、 ほめてあげる人間。 認めてあげる人間。 はたして、どちらが 『上』と言えるでしょうか? 恋愛だって同じです。 「認めて欲しい!」 「認めさせたい!」 じゃあダメなんですよ。 そっちは逆です。 褒めて欲しい側ではなくて、 褒めてあげる側に立たないと。 で、話を戻しますと、 どうしてもね、 劣等感を根っこにもった、 「他人がうらやましい」 というメンタリティは、 こんな感じで、 めぐりめぐって、 必ず、あなたの恋愛にも 陰から大きな影響を 及ぼすものです。 … 「理屈は分かります。相沢さん。 それでも、どうしても 他人と比べてしまいます。 何かを頑張るということは、 そういうことじゃあないでしょうか?」 そうですね… 頑張るためには基準が必要です。   なので今日から、 他人とではなく、 ・過去の自分 と比較してください。   僕は、弱点のかたまりです。 メールマガジンではエラそうな ことばかり言っていますが、 こういうのは、文章としての 完成品をお送りしているだけで、 現実の僕なんて、 ほんとに、その辺にいる、 しがない普通のオッサンです。 失敗ばかりしていますし、 それこそ、他人と比較しはじめたら、 負けてばかりです。 それでも。 僕が、唯一、絶対に負けないと 言い切れる相手がいて、 そいつが、 ・過去の自分 です。 僕は、3か月前の自分には 負ける気がしません。 半年前の自分なら楽勝です。 1年、2年前なんてもう お話になりません。 あなたはどうですか? よ~く振り返ってみてください。 「こんなことが出来るようになった」 「こんなものも手に入れた」 「あんなものまで分かるようになった」 「以前はこうだったけれども、 今ならこういうふうにやれる」 どんな小さなことでも かまいませんし、 むしろ、小さい方が良いです。 こういうのは、「小さいこと」 を具体的に、ちゃんと認識できた ほうが優れています。 劣等感の強いひとほど、 大ざっぱなんですよ。 ゼロか100か。 100以外は全部、無意味。 そういう価値観だと 永久にそのどろ沼からは 抜けられません。 小さく、沢山、 勝ってください。 過去の自分に。 昨日の自分に。 相沢蓮也

  • 死にたいから健康です。

    相沢です。 恋愛相談を受けていて、 圧倒的に多いのが、 「自分に自信がありません」 です。 自信が無いから、 声かけが出来ない 自信が無いから、 返信が無いと不安 自信が無いから、 周囲の目が怖い 自信が無いから、 押しきれない … … なので、今日は、 人の一生の中で、 自信というものが、 どのように生まれ どのように失われて、 どのように、再生するのか、 というお話です。 ところで、たぶん僕は、 男女合わせると、 数百人を超える この手の相談を 受け続けているのですが、 その中で1つ、 気が付いた事があります。 自信があるっていうのは、 ・大人として成熟している、 という事です。 そうして、 『青春』とは、 『自信を失うこと』です。 テレビの青春ドラマとか、 ああゆう、 キラキラしたのは、 みなさんが自信を失う中で、 本当は欲しかったもの、 あこがれていたもの、 ですから、 99%の人は、 ああはいきません。 99%の人が、 ああはいかないから、 学園青春ものは、 その未練の裏返しでもって、 いつまでたっても 大人気なわけです。 だから、 現実の若い人は、 ほとんど皆さん、 自信がありません。 周囲からは、 「自信と輝きにあふれている若者」 のように、見えたとしても、 単に、それが、 強いコンプレックスの 裏返しであったりとか、 自意識過剰の、 1つの表れ方という だけのことで、 当の本人の内面は、 もっと、ドロドロ、 ビクビクした 劣等感でいっぱい だったりします。 もちろん、みなさん、 周囲にそれを悟られないよう、 隠していますけれども。 ・・・ 産まれたばかりの頃、 一般的には、みなさん、 自信にあふれています。 両親からの、 絶対的な肯定に 支えられていますから。 泣こうが、わめこうが、 おしっこをもらそうが、 う○ちをもらそうが、 全部、受け入れてもらえます。 寝返りをうった。 はいはいした。 立ち上がれた。 笑った。 それだけで、大絶賛。 こういう強い肯定感が、 人間の根源的な自信の 基礎となります。 だから、子供のときに 親と一緒に食事をするとか、 一緒にテレビを見る とかってすごく大事です。 同じものを食べる。 一緒に 「美味しいね」って言う。 同じものを見て、 一緒に 「面白いね」って共感する。 この共感が、 「自分の、この感情は正しいんだ」 という、自己肯定感を育て、 生命としての、根源的な 自信を育てます。 こうして、根源的な自信を 身に付けた皆さんが、 やがて、小さな社会に出ます。 小学校・中学校・高校…… まだまだ、守られた箱庭では ありますが、 じょじょに、自分と他人を 比較することを覚えます。 性欲も育ち、その事が、 比較の意識を強くします。 比較は、たくさんの敗北感を 味わわせます。 自分よりイケメンがいて、 自分より足の速いやつがいて、 自分よりスタイルの良いやつがいて、 自分より頭の良いやつがいて、 自分より成績の良いやつがいて、 自分より人気者がいて、 自分より話が面白いやつがいて、 自分より背の高いやつがいて、 … … 成長とともに、 自分が、 完ぺきとは程遠い、 弱点だらけである事に 気が付きます。 当然、完璧な人間など いないわけですから、 こういった敗北感は、 ほとんど全員が味わいます。 これが、青春の時代。 自信を失う時代。 面白いことに、 ほとんど皆、 その胸にいだいた、 敗北感を隠します。 敗北感が強い人間ほど、 「自分は勝ち組み」 みたいな顔をしたがるし、 それを演じます。 そんな、 「勝ち組みたいな顔をした奴ら」 をみて、 「ああ…自分は負け組なんだ…」 と落ち込む人も、いる。 でも本当は、 みんな、すべからく 劣等感と敗北感に 落ち込んでいる。 それが、 青春というものだし、 人間の健全な 成長過程だし、 ここから、また 「別の種類の自信」 を築きあげるという作業を、 ・大人になる とか、 ・人格が成熟する と、いいます。 「別の種類の自信」とは、 何でしょうか? 僕は、 ・選択された自信 だと思います。 言うまでも無く、 人間には寿命があります。 だから、全てを手に入れる ことは出来ません。 自分には才能が 無いのだけれども、 200年くらい続けて、 とりあえず音楽の世界で、 モーツァルトと並んで、 そのあと、 200年くらいかけて、 水泳のオリンピックで 金メダルを取って、 あ、でも、ビートルズにも ならびたいし、 そういえば、 陸上でも、スケートでも 金メダルを取っておかなきゃ。 いやいや、 完璧な人間になるには、 文学と物理学と 化学の分野で ノーベル賞も 取らなきゃならいなし… 1万ぐらいのジャンルで、 全部1位を取り続けなきゃ いけないから、 僕には、 最低でも10万年の 寿命が必要だなぁ… とか、まったくナンセンスな わけでして、 人間はみな、 それぞれの才能と かたよった性質や環境、 そして、 ・寿命 の中でしか生きられません。 だから、全てを 選ぶことは出来ない。 完璧など、求められない。 「何かを選ぶ」 という事は、 「何かを選ばない」 という事だし、 「何かを得る」 という事は、 その時間で 得られたであろう、 他の何かを、 「あきらめる」 という事なんです。 こうして、 選択し続けた結果、 得られる、 完璧とは程遠い、 にもかかわらず 自分の根っこを 支えてくれる『自信』 を身につけること。 大人になるとは、 そういう事です。 ・・・ 僕は、21歳だったか 22歳だったか、 そのくらいの時期、 毎日、死にたいと 思っていました。 生きている事がキツすぎて、 精神安定剤を飲んでいました。 催眠療法とかにも 通っていました。 でも、今から思うと、 それってとても健全な メンタルだったな… って思います。 大学生くらいまでにね、 1回くらい ちゃんと絶望しておかないと、 こういうのって、 青春の「はしか」 みたいなものだから、 歳をとってからだと、 返ってヤバいんですよ。 この時期の苦悩が深い人ほど、 大人になってから、 ずうずうしく、 ずぶとく、 強靭(きょうじん) に育ちます。 繊細さと厚かましさを、 イイ感じに使い分けられる ようになります。 もちろん、 「だから全員、 死にたいと思わないとダメ」 とか、ではなくって、 僕はちょっと、人よりも 根暗で神経質なんで、 極端な表れ方をしましたよ、 というだけの話なのですが、 ともあれ、 これを読んでくれている 10代後半から 20代前半くらいまでの、 劣等感にさいなまれ、 敗北感に押しつぶされて、 苦しくて苦しくて、仕方がない っていう若いひと。 今はそういう時期だと思って、 あきらめてください(笑) で、自分の中の、 その苦しさとか、 劣等感から目をそらさないで、 ごまかさないで、 逃げないで、 ひたすら、 あがいてみてください。 具体的な方法論なんか ありません。 ただ、逃げずに、 あがくんです。 根性論の世界です。 そこで頑張ったぶんだけ、 将来、 ・大人の自信 ・大人の格好良さ を手に入れられますから。 ・・・ 僕は、いつも20代後半から 40代くらいの人に向けて メールマガジンを書いて いるものですから、 まあ、たまには、若い奴らに メッセージを送るのも、 悪くないのかな、 と思い、書きました。 相沢蓮也

  • あきらめたら試合は終了なのか?

    恋愛には、 ・運動神経のようなもの があると思います。 僕が、学生時代に読んだ、 大江健三郎という人の小説 の中に、 ・人生の運動神経が良い というフレーズがあって、 気にいってます。 確かに、 成功するとかしないとか、 欲しいモノを手に入れられるとか、 手に入れられないとか、 生き方が、器用とか不器用とか、 そういうのって、 頭の良し悪しじゃあ、 ないですよね? 恋愛で言うならば、 高学歴で、めちゃくちゃ 頭が切れる、 すごい人が、 必ずしも、気にいった 女性を手に入れている とは限りません。 「この人、頭いいな~」 って思う人が、小悪魔みたいな 女性に振り回されて、 1人で苦しんでいる間に、 しょーもない男に、 サラっと、その女性を目の前で 奪われたりとか、しています。 やっぱ、 人生っていうのは、 頭の良し悪しじゃあ、無いんですよ。 恋愛も。 じゃあ、何なのか? っていうと、 ・センス とか、 ・器用さ とか、 ・運動神経 としか、表現しようのない、 『何か』 でしょう。 スポーツで言えば、 特に意識しなくても、 正解に向けて、体を 動かせてしまう、センス。 僕は、スポーツで言うところの 運動神経が極端に悪いのですが、 子供のころ、 例えば、友人とボウリングに 行って、 全く同じ説明を受けたのに、 そして、その説明通りに 体を動かしている『つもり』 なのに、 友人は、あっさりとスペアや ストライクを出し、 僕は、何回、投げても、 ガーターばっかり。 ダーツだろうが、スキーだろうが、 バレーだろうが、テニスだろうが、 何をやっても、こんな調子 だったので、 ・運動神経 というものが、とても不思議でした。 僕も、彼らも、 同じ条件で、 同じコーチを受け、 同じように、体を 動かしている『つもり』なのに、 なぜ、こんなにも 差が出てしまうのか? そういう意味での、 運動神経というものは、 『人生』にも『恋愛』にも 存在していて、 今日は、 ・恋愛の運動神経 のお話です。   もちろん、スポーツの場合と 同じで、 生まれ持った才能、 的な部分は大きいのですが、 しかし、一方で、 スポーツの何倍も、 鍛えやすいのが、 「恋愛の運動神経」 だと感じています。 あなたが、恋愛の運動神経を 伸ばすには、 どうすれば良いのか? その正体にアプローチする ために、 1度、話を脱線します。 少し、お付き合いください。 ・・・   「あきらめたら そこで試合は終了ですよ」 とは、スラムダンクという漫画の 有名なセリフです。 「夢をあきらめないで」 「あきらめるなよっ!」 「あきらめなければ、いつかはきっと…」 「成功の秘訣は何ですか? あきらめなかった事です」 ・・・ とかく、現代人というのは この手の言葉が大好きなようで、 うっかり、 「あきらめちゃえば?」 なんて言おうものなら、 やる気の無い、ネガティブな男 と軽蔑されそうです。 … が、どうなんでしょうね? 特に、恋愛においては、 僕は、 ・あきらめる事の方が、重要な場面が多い と感じています。 具体的に言うと、 1度、はっきりとフラれた とか、 遠まわしに拒絶された とか、 メールを無視された とか、   つまり、 女性の中で、あなたに対して 『男として無し』 という結論が出てしまった時、 この時、 「この後、どうすれば良いですか?」 「どうすれば、挽回できますか?」 と、質問してくる人が 非常に多いのですが、 そして、質問された以上、 僕も、立場上、 「○○すると良いですよ」 みたいな事を答えたりも するのですが、 「あきらめて、さっさと次に 行っちゃった方が、 100倍は合理的ですよ…」 というのが本音です。 女性の中で、 「この人は、男として無し」 という結論が出てしまった 時点で、 その試合は、終わっています。 重要だから、繰り返しますね。 『その試合は、終わっている』 んです。 終わっていないと思って いるのは、あなただけ。 「ピー!」 って試合終了のホイッスルが 鳴って、 「ありがとうございました~」 って向こうは挨拶してきて、 さっさと帰り仕度を している状態。 「カンカンカンっ!」 ってゴングが鳴って、 「KOではないが、判定負け」 そして、相手は既に リングを降りていて、 その場にいるのは、 あなた、ひとり。   女性の中で、 「この人は、男として無し」 という結論が出てしまった 状態で、 つまり、例えば、 1度、はっきりとフラれた とか、 遠まわしに拒絶された とか、 メールを無視された とか、 この状態で、 「この後、どうすれば挽回 出来ますか?」 という質問をしてくる、 という事は、 既に試合が終わって、 リングにポツンと、ひとり、 立ちすくんでいる、 そんな状態で、 「この後、どうすれば、 相手をKOできますか?」 って質問しているのと 同じなんですよ。 だから、僕としても、 「一度、時間をおいて…」 とか、答えちゃう わけですが、 それはつまり、 「もう、相手はリングから 立ち去って、帰っちゃい ましたよね。 じゃあ、時間をおいて、 再戦を申し込むしかありません。 もちろん、ボクシングだろうが、 サッカーだろうが、どんな勝負 の世界であれ、 負けた直後に、再戦を申し込んで 受けてくれる相手なんかいません。 相手からしたら、再度、戦う メリットがありませんから。 なら、半年とか2年とか、 時間をおいて、 十分に実力をつけて、 そして、十分に実力がついた事を 相手に納得させたうえで、 再戦を申し込めば、 もう1度、戦ってくれるかも しれません」 という、非常に まっとうな答えしか、 出来ないわけです。 最初の 「あきらめたら そこで試合は終了ですよ」 に照らしてみるならば、 「あきらめたら、 そこで試合は終了です。 でも、試合が終わったら、 ちゃんとあきらめましょうね」 です。 試合が終わった後で、 審判にむかってゴネたり、 対戦相手に向かって、 「何で勝たせてくれないんだっ!」 って逆切れしたり、 僕に向かって 「この後、どうすれば勝てますか?」 って質問しても、 その試合は、くつがえせません。 時間を空けて、 相手を納得させれば、 再戦は出来るかもしれない。 でも、『その試合』は 終わったんです。 だから、少なくとも、 『その試合』に関しては さっさと、あきらめて しまわなければ、ならない。 負けを認め、 気持ちを切り替えて、 前に進まないと。 これを、投資の世界では、 ・損切り と言います。 そして僕は、 この、 ステップ1: 負けを認め、受け入れる ステップ2: 頭と気持ちを切り替える の、2ステップからなる、 ・損切り を、どれだけ、ちゃんと やれるのか? これこそが、 ・恋愛の運動神経 のもっとも重要な要素 だと考えています。   損切りが出来ない素人投資家が、 1つの銘柄に執着しつづけて、 「負け」を曖昧にしたまま、 「上がれっ! 上がれっ! お願いだから上がって!! 自分には、これしかないんだから…」 って願い続けて、気が付いたら 借金地獄。 ケツ毛一本、残らなかった…   同じですよ。 恋愛も。 損切りが出来ないモテない男が、 1人の女性に執着しつづけて、 「負け」を曖昧にしたまま、 「振り向けっ! 振り向けっ! お願いだから振り向いて!! オレには、お前しかいないんだから」 って願い続けて、気が付いたら もう、50歳。 時間もお金も、エネルギーも、 残されていない…   1人の女性に執着して、 たった一人、リングの上で、 既に、いなくなってしまった、 対戦相手を思い続ける。 時間も、労力も、お金も、 目の前にいない、相手に向けて 使い続ける… 隠しアカウントとか作って、 彼女にバレないように、 ツイッターやフェイスブックで 彼女の日常の、一挙手一投足を 追いかけ続ける。 そして、彼女が、新しい男と 仲が良いのを見ては、 ジリジリと苦しみ、 新しい彼氏と、ケンカした のを見ては、 「これってチャンスですよね? 相沢さんっ!!」 って報告してくる。 隠しアカウントで、 ストーカーしている時点で、 「他の男性にとってはチャンス かもしれませんね… でも、あなたは、無理でしょう」 としか、答えようがない。 ↑心当たりある人、多いんじゃ ないですか(笑) 本当に、この手の相談、 この手の男が多い。 結局、彼らに共通していることは、 ・損切りが出来ない ことなんです。 損切りができないから、 大切な、 「お金」「時間」「エネルギー」 を、無駄に費やしてしまう。 既に終わってしまった試合に 執着して、 その女性に隠れて、裏アカウントを 作って、 その女性の日常を追跡する、 毎日、その女性のことを 考え続ける、 その時間。そのエネルギー。 「今は好きな人がいるから」 といって、他のチャンスに 目を向けられない、 その、視野の狭さ。 「フラれたけれども、忘れられない 本当に好きだったから」 と、純愛の『せい』にして、 自分の負けを受け入れられない、 その心の固さ。   視野を広く持ち、 心を柔らかくして、 限られた時間と、お金と、エネルギーを、 別の出会いに使えていれば、 本当の、運命の女性に 出会えたかもしれないのに… すっごい気が合う、都合も合う、 セックスフレンドに会えたかも しれないのに… 総じて、 損切りが出来ない。 負けを受け入れられない。 頭と気持ちを切り替えられない。 これを、 ・恋愛の運動神経が悪い と、言います。 では、なぜ、 みなさん、損切りが出来ないのか? この本質には、 ・負けてしまう(フラれてしまう)自分には 価値を感じることが出来ない だから、フラれると、 極端に苦しく、 不安になってしまう。 だから、 受け入れられないし、 取り戻そうとしてしまう。 という、 生命としての、根源的な『自信の欠如』 があったりする わけですが、 長くなったので、 続きはまた、別の機会に。 相沢蓮也

  • 依存心の強い女性

      相沢です。 面白い質問をもらいました。 「女性に 依存されたくありません。 そういう女性を 避けたいのですが どうしたら 依存心の強い女性を 見極められますか?」 答えは、 「好きになった男に対して やたらとメールやLINEを 求めてくる女性は、 依存傾向が強いと言えます」 なんですが これ、立場を逆転したとき あなたは大丈夫ですか? そもそもLINEが好きで 誰に対してもLINEを 頻繁にする というのとは ちょっと違って、 好きになった異性に限って 『やたらと』 LINEをしたがる。 欲しがる。 毎日毎日 何通も何通も 特定の異性と やり取りしたがり 特定の誰かからのLINEが 1時間や2時間 返信が遅れただけで 不安で不安で たまらなくなる。 SNSなんかで その人の動向を チェックしてしまう。 こういう人は自分の人生を、 その異性に依存しています。 で、冒頭の 「女性に 依存されたくありません。 そういう女性を 避けたいのですが どうしたら 依存心の強い女性を 見極められますか?」 という質問からも 分かるように 「共依存」 のような 一部の関係を除いて そもそも人は 依存なんかされたくありません。 ましてや 好きでも無い異性からの 依存ほど 重たくてうっとおしい ものは、ない。 その依存心が 負のオーラとして 伝わっちゃうから、 フラれるんです。 友人のキャバ嬢いわく 「私って  すごくマメに構って欲しいの  でも、すごくマメに  構ってくる男に限って  みんな魅力が無いのよね  魅力的な男って面白いことを  沢山知っていて  面白い毎日を送っていて  女以外にも  面白いことをが  ありすぎるから、  いちいち、女なんかに  チマチマとLINEなんか  して来ないし、  たまにしか  会ってくれないの」 だそうです。 面白い人生、送っていますか? 恋愛に自分の人生を 依存しすぎてやしませんか? 相沢蓮也  

  • 天才になりたいですか?

    相沢です。 最近、若い子の相談に 乗る機会が多くて、 だいたい、彼らの多くが 共通して抱えている 悩み、 が見えてきたので、 今日は、そういうお話をします。   ところで、あなたは、 「天才になりたい!」 「自分は特別な人間だ!」 逆に言うと、 ・天才でない自分が許せない ・特別でない自分が嫌だ   っていう感覚を持ったことって ありますか?   学生時代、 クラスには、ヒエラルキーが ありました。 学校内でのカースト制度 みたいなものです。 クラスでも、 目立っている、 イケている、 みんなから一目置かれている、   そんな少年、青年。   そういう青春時代を 送ってきた男性もいますし、   そういう男性をうらやましく 思い、 自分も、そうなりたい、 そうありたい、 と、願いながらも、 クラスの、イケてるチームに 所属できない自分に 強い劣等感をいだいていた、 そういう青春を送った 男性も、沢山います。   で、こういう彼らが、 その後、どうなるのか? っていうと、 まず、   イケてた男性は、 だいたい、 社会人くらいになると、 おおむね、 イケて無くなります(笑) 20代くらいの男性で、 「中学とか高校の時は、 自分は凄かった。 いつもクラスの中心にいたし、 いつも自分が盛り上げ役で、 自信に満ちていた。 ヒエラルキーのトップだった。 … それが、今では、 自分に自信が持てないし、 周りの目が気になって しかたがありません。 あれも出来ない。 これも出来ない。 劣等感のカタマリです」 … 学生時代に感じていた、 万能感。 自分は、世界の主人公であり、 自分なら、何にでもなれるし 何でもやれる。 … はずだったのに… … そういう男性にとっては、 どうやって、 「あの頃」を取り戻すのか? っていうテーマがあって、 万能でない自分、 なんでもやれない自分、 自分より優れた人間が いくらでもいることへの 「感覚的な」絶望。 ここで、 「感覚的な」 と言ったのは、 頭ではみんな、 分かっているわけです。 自分は、特別な人間 なんかじゃない、 って。 でも、「感覚」が それを許さない。 だから、 スーパーマンで無い自分に、 絶望してしまう。 苦しい。 そんな自分は、耐えられない …   っていう人、 すっごく多いんですよ。 意外に思われるかもですけど。 ほんと、多いです。   冷静な話をしちゃいますと、 まあ、しょせんは、 クラスの男子のトップ なんていうのは、 1クラス30人いて、 そのうちの半分が 男子だと計算しても、 数になおせば、 15人に1人くらい、 クラスのイケてる『グループ』 だなんて言ってみても、 こちらも割合的には、 15人のうちの、3人くらい?   それって、5人に1人の 割合ですので、   あなたの、学生時代の 『主観』とか『体感』的には、 その、せまいクラスが世界 でしたから、   イケている人たち、 クラスのヒエラルキーの、 カースト制度の、 トップの人達が 凄い人に見えたかもだし、 あるいは、 自分たちは、凄いと 思えていたかもなのですが、 それは、 1クラス30人という 世界でのお話。   15人に1人とか、 5人に1人とかの   ・凄い人達 なんていうのは、 学校のような『箱庭』を 一歩でも出てみれば、 世の中には、 あまりにも沢山いる、 十把(じっぱ)ひとからげの 凡人でしかなくて、 なので、 「中学とか高校の時は、 自分は凄かった。 いつもクラスの中心にいたし、 いつも自分が盛り上げ役で、 自信に満ちていた。 ヒエラルキーのトップだった。 … それが、今では、 自分に自信が持てないし、 周りの目が気になって しかたがありません。 あれも出来ない。 これも出来ない。 劣等感のカタマリです」   と感じてしまうこと自体が、 根本的に、ズレていると 言いますか、 いつまで『箱庭』を 引きずっているんだよ^^; という話なわけです。 … これ、 逆もまったく同じですよ? 例えばあなたが、 学生時代、 クラスのヒエラルキーの 一番下とか、 下のグループだったと するじゃないですか。   で、 「自分は底辺の人間なんです」 「自分がみじめで大嫌いです」 「イケてる人達がうらやましい…」 「自信がありません」 と。 これだってしょせんは、 狭いせまい、 『箱庭』のヒエラルキー。   あなたが言う、 底辺の人間は、 数字になおせば、 5人に1人は いることになるわけです。   いやいや、 底辺、多すぎじゃね?笑 あなたが、それを 「自分は底辺の人間なんです」 と、見下すということは、   世の中の男性の、 5人に1人を あなたが、見下している、 ってことですからね!? 「自信がありません」 とか言いながら、 実は、とんでもない ・傲慢(ごうまん) です。   つまりこれ、 この種類のコンプレックスって いうのは、 本質的には、 まったく同じこと。 コインの表と裏なだけで、 実は根っこは同じ。   ・世界の広さを知らない   ことが原因なわけです。 ガキじゃないんだから、 いつまでも、 『箱庭』の価値観を 引きずってんなよな。 と。   もちろん、ここで言う、 世界の広さ、 っていうのは、 地理的な、物理的な意味では ありませんので、 「世界を知るために、海外に行きます!」 とかって言いだすと、 ちょっと、本質を理解できて いないのでは?? とも思いますが、 まあ、それも含めて、 一度、海外で生活してみるとか っていうのも、 ぜんぜん、アリだとも、思いますが。 ただ机に座って考え込むよりも、 海外だろうが、 会社だろうが、 サークルだろうが、 バイトだろうが、 様々な組織、様々な空気、 様々な価値観、 それも、なるべく、今までの 自分の価値観とは違ったもの、 に実際に触れてみる、 ってことが大切ですので。 そういう意味では、 僕はもちろん、 沢山の女の子を口説くこと、 をお勧めしてます。 ほんとに、 女の子って、一人ひとり、 みんな違うんで。 Aという女の子に通用したことが、 Bという女の子には全く通じない、 なんて、しょっちゅうあります。   そういう『多様性』にもまれて いるうちに、 何が正解か、分からなくなる。   でも、正解が無いってことは、 つまり、 たった1つの、 絶対的な価値とか、 基準というものが無い、 ってことですので、 つまり、 あなたが過去に感じていた、 ヒエラルキーも、 実は、 ・小さな箱庭の幻想 でしかなかった、 ってことに気が付けるわけです。   つまり、   価値とか基準を、 たった1つに決めつけて、 その中で、順位を争うことに そんなにクリティカルな、 少なくとも、 あなたの人生の価値を 決めるほどの、意味は無い、 他人と比較しても しょーがない、 ってことが分かってくるわけです。 例えばそれは、 それってのは、 順位づけとか、 他人と比較して争うこと っていうのは、 1つの、ゲームであり、 エンターテイメント、 では、あるんですよ。 プロのスポーツとかは その典型ですよね。 芸術とかもそうかな。 ○○賞受賞とか、 あと、人気とか テレビの視聴率とか、 学校の成績とか、 学歴とか、 年収とか、 営業成績とか、 ○○大会1位とか、 もちろん、それらの 1つ1つは、 大きな価値があるし、 尊敬されるべきものだし、 素晴らしいものだけれども、 それでも、 究極のところ、 ・沢山ある価値・基準の1つ でしかないわけです。 どれも、 人生を楽しむための ゲームであり、 設定であり、 エンターテイメントでは あるのだけれども、 逆に言うと、 それ以上のものでは無い。   「じゃあ、自分の人生の 価値って何なんでしょうか?」   っていうと、 う~ん… 分かりません。 そういうのって、やっぱり、 自分で決めるものだから。 それを、 つまり、 自分の人生の価値ってやつを、 誰かに聞いたり、 ヒエラルキーの上位争いみたいに、 他人とか、マスメディアとか、 その他大勢が評価するような 価値観に見出すのではなくて、   他人の評価とか、 他人の考えとかは、 いったん置いておいて、 ・結局自分は、何がしたいのか? ・結局自分は、どうしたいのか? だけが、重要なのでは ないでしょうか。   他人と比較することに 一生懸命な人間に限って、 他人の物差しで自分を 測ろうとする人間に限って、 だいたい、そのへんが、 分かっていないのですよ。   「あなたは、何がしたいのですか?」

  • やりたいことは、ありますか?

    相沢です。 「どうしたら、自分自身の価値を 生涯上げていくことができるのでしょうか。 どうやって、自分を磨いていけば 良いのでしょうか。 自分のやりたいことを見つけるには、 どうすれば良いでしょうか」 という質問をもらいました。   自分の価値に自信が持てない。 という男性は多いです。 ところで、『価値』って なんでしょうか? っていう、そもそも論から 始めてみますと、 今回の質問には、 とても興味深いフレーズが 含まれています。 それが、 「自分のやりたいこと」 です。 自分の価値に自信が持てない 男性がよく口にするフレーズの 第1位です。 「自分のやりたいことが分からない」   ちなみに第2位は、 「自分は○○をやらなければならない」 で、第3位くらいが、 「何者かになりたいし、何かを成し遂げたい けれども、それが何なのかが分からない」 とかかな。   一方で、あなたがもし、 自分の『価値』というものを 磨き上げていきたいのであれば、   「自分には、○○が出来ます」 という言葉を使った方が 良いでしょう。   つまり、 ・自分がやりたいこと や ・自分がやるべきこと ・自分がなりたいもの について考えるのではなくて、 ・誰かのために自分に出来ること について考えるんです。   もちろん、恋愛も同じです。   だいたい、自分の価値に自信が 持てない男性ほど、 自分が、あの女と付き合いたい 自分が、あの女とやりたい。 そのためには、何をやらなければ ならないのか? という発想が根強いです。   ところがここには、   その女性のために、 自分には何ができるのか? その女性は、本当は 何をして欲しいのか? という発想が抜けているんですよ。 そうすると、 自分がやりたい ↑ 女性に対してその気持ちを 一方的に押し付ける   女性とせっ○スするためには 何をやらなければならないのか? ↑ 恋愛マニュアルとかを読んで、 「そうか! 上から目線で 強気でボディタッチすればいいんだ!」 と、自分のキャラクターから大きく 外れたことをやろうとして、 でも、実際は出来もしないことを やろうとしているので、 マニュアル=やらなければならないこと の通りにやろうとしたいけれども 「行動」ができません。 しまいには、 「恋愛マスターになりたいです!」 とか、間抜けすぎて逆に笑えません… … で、ここには決定的に 欠けているものがあって、 まあ、ここまで書けばもう 言うまでもないかもしれませんが、 口説くべきはずの 「目の前の女性」 が、すっぽりと抜け落ちています。 「私が」やりたい。 「私は」やらなければならない。 「私は」なりたい。 あれ? 「その女性は」何をして欲しいの? 「相手は」何を望んでいるの? そのために、 「あなたには」、何ができるの?   『価値』とはそういうことです。 「私が」から『価値』は生まれません。 『価値』とは、 何かを欲している人間と、 何かを与える人間の、 2人がいて、はじめて生まれます。 例えば、あなたは今、この メールマガジンを読んで くれていますでしょ。 で、何年もの間、長く読んでくれて いる人ほど、 「相沢蓮也」という男に『価値』を 感じているはずなんですね。 『価値』を感じているからこそ、 こうして、僕のメールマガジンを 読んでます。 ところがこれ、 ちょっと難しい話をしますが、 僕ひとりでは、成り立たないんですよ。 僕ひとりからは、『価値』は生まれません。 恋愛について、もっと知りたい と欲望する、あなたがいて、 その欲望に答える、僕がいて。 欲するあなたと、提供する僕。 この需要と供給が同時に存在する からこそ、 はじめて僕に、『価値』が 生まれます。 ですので、『価値』が生まれたり 高まったりするには、 誰かの、第三者の、そしてそれが 恋愛であれば女性の、 欲望が必要だし、 需要が必要だし、 欲しがっている「何か」が必要です。 だから、『価値』の高い男 っていうのは、 けっして、 自分が「やりたい事」をやっている男 でもなければ、 自分が「やらなければならない事」を やっている男でもありません。 相手が、女性が、他人が、本当に 欲しがっているものを、与えている 男なんです。 ですので、 とりあえず、あなた自身のことは 置いておいて、 目の前の他人、 目の前の女性は、 本当は何を望んでいるのか? 相手が、望んでいるものを見つけて、 相手が、望んでいるものを与える。 ここが分かっていれば、 例えば、 「女性へのLINEの返信スピードは どのくらいがベストなんですか?」 という質問も、生まれるはずが ありません。 この質問は、 「○○をやらなければならない」 という発想から生まれていますでしょ。 そうではなくて、 すぐに返信して欲しいと 思っている女性に対しては、 すぐに返信すれば良いし、 あなたとは、1日1回で充分だと 思っている女性には、 1日1回で充分です。 でもそれは、意外と分かりづらい ものですので、 実際には女性の言葉とか行動から、 その女性はどんな女性なのかを、 『推理』してゆく必要があります。 でも、経験不足のうちは、 思うような『推理』ができない。 じゃあ、相沢に聞いてみよう。 という感じですね。 なので、僕に対する質問も、 過去のその女性とのLINEの やり取りの履歴であったり、 その女性との出会いから 今までの関係性をなるべく詳しく 僕に伝えながら、 つまり、そういう『推理』の材料を しっかりとそろえたうえで、 「この女性にたいするLINEは どのくらいの頻度がベストだと思いますか?」 って相談する、 という発想に切り替わるはずなんですね。 『価値』とは何か? という本質が分かっているならば。 そうそう。 質問の仕方でね、だいたい 分かっちゃうんですよ。 相談者さんがどういうレベルの人かが。 ついでですので、 若い人たちに説教します。 僕は、若い人には、本当は 「やりたいこと」ってのは 無いと思ってます。 あれは、現実がつまらないと 感じている人が、 自分の人生に言い訳しているんです。 それか、メディアや学校教育の洗脳です。 あと、そもそも、社会=誰か=他人は、 「やりたいこと」 をやらせてはくれないし、 求めてはくれません。 あなたがどんなに歌手に なりたかったとしても、 才能がなければ、 社会=誰か=他人が、あなたの 歌を欲しなければ、 あなたは歌手にはなれないんです。 社会=誰か=他人が求めるのは、 あなたが、 「何がやりたいか?」 じゃなくて、 「何ができるか?」 です。 学校では教えてくれないのです けれどもね。 本当はね。 そうなんですよ。 社会=誰か=他人のために、 自分には何ができるのか? そうやって、自分に出来ることについて 真面目に取り組んでいるうちに、 その人は、その分野に詳しくなり、 人より秀でます。 詳しくなり、秀でるようになると、 その時はじめて、 社会=他人は、 「やりたいこと」 をやらせてくれるし、 メディアの扇動とかではなくて、 自分の内側から湧きあがる、 本物の「やりたいこと」 っていうのは、そういう 磨き上げた、プロフェッショナルの 領域に行って、はじめて分かるものです。 で、そういう生き方が、 つまり、自分に出来ることを せいいっぱい提供し続けることが、 誰かに『価値』を全力で 与え続けることが、 ますます、社会=他人から求められる あなたを作り上げ、磨き上げ、 あなたの『価値』を高め続けて くれるんです。   なので、スタートは、 やりたいことを探すのではなく、 自分が出来ることで、社会=誰か=他人 に精一杯貢献しながら、 その分野の一流を目指してみてください。 そうやって、本当のやりたいことって やっと分かってくるんだと思います。 「やりたいこと」を語れるのは 40過ぎてからです。 相沢蓮也

  • 自分に自信が持てないならば、

    相沢です。 本当にレベルの高い女性を 手に入れたいならば、 小手先の知識やテクニック を勉強するのではなくて、 あなた自身のレベルを 上げるしかありません。 ところで、レベルって なんだろうか…? っていうと、 その答は、 あなたの外見とか雰囲気とか、 社会的ステータスとか、 会話のうまさとか、 そういうのではなくて、 ・安定した自信 なんだと思います。 そして、 外見や雰囲気が良いとか、 社会的ステータスが高いとか、 会話が上手いとか、 そういう理由で、 『安定した自信』が身につく というのも、あるとは思いますが、   それ以上に、 『安定した自信』があるから、 そういったものが、後から 付いてくるんだと思います。 もちろん、お金も、イイ女も。 後から付いてきます。 じゃあ、どうやったら 安定した自信が身に付くんだろう… って考えてみたのですが、 コンサルタントとして、 非常にたくさんの相談を 受けているうちに、 自信がある人と、 自信が無い人との間にある、 ある、決定的な違いに 気が付きました。   その違いとは、 『理想』に対する考え方の違い です。 今から書き出してみますので、 じっくりと、あなた自身を 振り返ってみてください。   まず、『自信が無い人』の 特徴から。   特徴1: 「自分はこうでなければならない」 という考え方をする。 ねばならない、という思いこみと執着。 特徴2: 「その理想さえ手に入れば、 すべてが上手くいく」 と考える 特徴3: 「ゼロか100か。全か無か。 オール・オア・ナッシング。 完璧でなければ意味はない」 と考える 特徴4: 理想通りにいかないと、激しい 自己嫌悪におちいる。 そして、なかなか立ち直れない。 ・・・ 次は、『自信がある人』の特徴。 特徴1: 「自分はこうありたい(希望)」 という考え方をする 特徴2: 理想が手に入ることを理想化しない。 「手に入ったら嬉しいけれども、 それで全てが解決はしないよね」 と考える 特徴3: 理想の一部でも達成できれば それなりに納得できる 特徴4: 理想通りにいかなくても、 「私には能力がなかった」 とは考えずに、 「この点とこの点がいけなかった」 と、悪かったところを限定し、 反省したら気持ちを切り替えられる ・・・   どうでしたか? 自信があるとか無いとかいう 言い方をしてしまいましたが、 実際は程度の問題ですので、 完全にどちらかってことも 少ないとは思いますが。 ひとつ、面白いのが、 こういう質問をしたときに、 意外と、 例えばイケメンや金持ちや エラい人が 自信がある側で、 そうでない人たちが 自信が無い側であるとは 限らないんです。   自信って、主観の問題ですので。   本人が心の中に抱いている 理想的な自分と、 本人が現時点で抱いている 現実の自分とのギャップとか、 あと、他人から何と言われ ようとも、 本人が価値を感じている分野で 本人が納得しているか、 ですので。 例えば、なんらかの事情で、 本人はめちゃくちゃ 金持ちであったとしても、 実はその人は、漫画家になりたい と心の底から思っていて、 でも、絵も下手だし考える 物語もつまらなくて、 誰からも認めてもらえなければ、 自信は育てられませんし、 すっごいイケメンで、 よく女の子の方からアプローチ されていても、 自分が好きになった女性からは いつも振り向いてもらえなければ、 自信は消えていく一方です。 オレの価値は、顔だけなのか… って。 … … この特徴は、恋愛観にも そのまま反映されるようで、 自分に自信が持てない男性ほど、 特徴1: 「自分には、あの女でなければならない」 という考え方をする。 ねばならない、という思いこみと執着。 特徴2: 「あの女さえ手に入れば、 すべてが上手くいく」 と考える 特徴3: 「ゼロか100か。全か無か。 オール・オア・ナッシング。 完璧な恋愛でなければ意味はない」 と考える 特徴4: 理想通りに恋愛が進まないと 激しい自己嫌悪におちいる。 そして、なかなか立ち直れない。 という傾向がありますし、 自分に自信がある男性ほど、 この逆でいられます。 …   最近、 「自信=魅力だということは 分かっています。 でも、どうすれば自信を身に つけることができるんですか?」 という質問をよくされるのですが、 まずは、この辺の考えかたから 自分を見つめなおしてみては いかがでしょうか。   人間は、不老不死ではありません。 時間は有限です。 若さは、あっという間に過ぎ去ります。 「手に入らないこと」 よりも、 「立ち止まっていること」 を恐れてください。 相沢蓮也

  • 努力はむくわれるのか?

    相沢です。 ずいぶん沢山の『モテる男』 に会って来ましたが、 今まで僕が出あってきた中でも 最高に凄いやつを、 一人だけあげるとすると、 僕の浪人時代の友達である、 N君です。 彼は、とにかく笑顔が素敵で、 男でも女でも、 片っ端から、すぐに 仲良くなってしまうのですが、 彼が高校時代の夏休みに、 一人旅をした時に、 たまたま旅先で出会った、 大学生のお姉さんと仲良くなって、 そのお姉さんの家に 転がり込んで、 そしたら、お姉さんの友達が 他に4人集まってきて、 高校生のN君ひとりと、 女子大生のお姉さん5人で 飲み会が始まって、 朝、気が付いたらみんな 素っ裸だったそうです(笑) 6P(???)(笑) N君には、この手のエピソードが 他にいくらでもあって、 不思議と、それを当たり前の ようにやれてしまう、 ある種のオーラがありました。 いつもニコニコしていて、 当時の僕は、 『ニヤニヤ』と『ニコニコ』の 違いを理解するセンスも頭も無く、 N君に対して、 「そんなふうに、いつも笑っていて、 ナメられない?」 っていう質問をしていました。 う~ん。 当時のオレ。なんてダメなんだ… ・・・ まあ、それはそれとして、 今日は、『努力』とか『才能』 についてのお話です。 そういえば、以前のメールマガジンで、 「昨日また、モデルの卵を落としました。 1回目のデートですが、何の問題もなく いつものように、ホテルへ直行です。 21歳ですが、ファッション誌にも出ていて、 はっきりいって、とてつもない美女です。 この子はこのまま芸能界デビューすると思います。 相沢さんのおかげで、すっかり、こういう 経験が当たり前になりました。 本当に、感謝しています。 しかし一方で、最近なんだか疲れました。 出会って、口説いて、やって。 毎回同じような流れ作業の繰り返しです。 私は面食いですので、スタイルも外見も イイ女しか狙いません。 なので充分に満足できるはずなのに、 ふと思い返せば、今まで抱いた女の 名前も顔も、思い出せません。 自分はいったい何をやっているのか? 何を目指しているのか? なんだか疲れました… 愚痴です。すみません。」   という人からの相談を 取り上げたところ、   「うらやましすぎて、 何がなんだか分かりません。 自分はビジネスでは、 それなりの成功をおさめました。 努力をすれば、たいていのものは 手に入れる自信があります。 しかし恋愛に関しては、 どんなにやっても、上手くなっている 実感が持てません。 同年代でも、結果を出している男は いくらでもいるというのに、 何がいけないのでしょうか…」 というメールをもらいました。 恋愛に限りませんが、 ・努力はむくわれるのか? というのは、あなたにとっても、 僕にとっても、 重要なテーマの1つであると 思います。 ちなみに、『努力』か『才能か』 というテーマについては、 オリンピックのメダリスト である、為末大さんが、 たしか、 『努力をすれば必ず報われる』 という考え方は、裏を返せば、 『結果が出ない人間は全員努力が足りない』 ということになってしまう。 それでは、あまりにも救いがない じゃないか、 みたいなお話をされていました。 さすが、世界で戦ってきた人が 言うと、重みが違いますよね。。。   なので、僕は、 「最後は才能だから、 あきらめるしかないよね」 というのは、1つの救いだとは 思っています。 僕も、N君なみにモテられる日が 自分にやってくるとは、 まったく思えません。 『才能』ってやっぱりあると 思います。   一方で、恋愛というのは、 世界でたった1人の女性をめぐって 100万人の男が競争を繰り広げる、 とか、そういうのでは ありませんので、 そこまで飛びぬけた『才能』は いらないと思っています。 ところが、焦りってありますよね? 特に今回メールをくれた男性 のように、 「同年代の男たちは次々と結果を 出しているのに、なぜ自分は…」 とか。 知人や友人たちと、 一緒にお酒を飲んだりすると、 誰かしら、モテ自慢なんかを 始めたりするものです。 「おれ、あいつとやったぜ(ドヤ顔)」 みたいなの。 男ってホントにアホですね^^; こういうのってキリがなくて、 誰かしらの、モテ自慢を見たり 聞いたりするたびに、 「あいつはあんなに、モテている。 おいしい思いをしている。 こんなに頑張っているのに、 どうしてオレは…」 という、ある種の泥沼といいますか、 無限ループにはまってしまう 男性というのが、けっこういます。 いつも、自分よりモテる、 自分よりモテていそうな、 自分より沢山せっ○スしている、 自分より沢山せっ○スしていそうな、 自分がうらやましいと 感じるような相手を 敏感に感じ取っては、 その人と、自分を比較して、 焦る、うらやむ、じれる、苦しむ、 という、無限のループです。 「あの女が欲しい」 というよりも、 「どの女でも、外見が良ければ なんでもいい。 そういう女たちをものにして、 自分が優れている男であることを 確認したい。 同僚、友人、知人たちに、自分の 凄さを認めさせたい」 という願望。 で、こういうメンタリティは ひとつ、致命的な欠点をかかえる こととなります。 それは、 他人と比較して、その上に 立ちたいというメンタルの 根底には、 ・他人に認められたい ・他人を認めさせたい という欲求があって、 それって、もっと俗っぽい 言いかたをすると、 ほめられたい、うらやましがられたい。 こういう種類の承認欲求 というのは、 劣等感の現れ方のひとつであって、 ※劣等感が強いほど承認欲求は高まり 他者のモノサシに依存してしまう それは、 男としての根源的な自信が 欠けている ということなんです。 根源的な自信の欠如 ありのままの自分を 肯定しきれない 弱さのひとつの形です。 で、こういうものを 抱えていると、 その、 「認められたい」 「認めさせたい」 という気持ちは、 必ず女の子にも向かいますし、 そういう自信の無さというのは、 女の子を口説いている、ある瞬間、 それも非常に重要な 場面で、ふっと表れて、 突然、あなたの足を引っ張ります。 本当は逆でないとダメなんです。 女の子から、 「認めて欲しい」 「認めさせたい」 と思われないと。 で、そういう女の子を 認めてあげないと。 よく、女の子との 上下関係の話をする ひとっているじゃないですか。 女の子の下になりたくない。 上でないと、口説けないって。 あれを思い出してみてください。   他人から、 ほめて欲しい人間。 認められたい人間。 と、 他人を、 ほめてあげる人間。 認めてあげる人間。 はたして、どちらが 『上』と言えるでしょうか? 恋愛だって同じです。 「認めて欲しい!」 「認めさせたい!」 じゃあダメなんですよ。 そっちは逆です。 褒めて欲しい側ではなくて、 褒めてあげる側に立たないと。 で、話を戻しますと、 どうしてもね、 劣等感を根っこにもった、 「他人がうらやましい」 というメンタリティは、 こんな感じで、 めぐりめぐって、 必ず、あなたの恋愛にも 陰から大きな影響を 及ぼすものです。 … 「理屈は分かります。相沢さん。 それでも、どうしても 他人と比べてしまいます。 何かを頑張るということは、 そういうことじゃあないでしょうか?」 そうですね… 頑張るためには基準が必要です。   なので今日から、 他人とではなく、 ・過去の自分 と比較してください。   僕は、弱点のかたまりです。 メールマガジンではエラそうな ことばかり言っていますが、 こういうのは、文章としての 完成品をお送りしているだけで、 現実の僕なんて、 ほんとに、その辺にいる、 しがない普通のオッサンです。 失敗ばかりしていますし、 それこそ、他人と比較しはじめたら、 負けてばかりです。 それでも。 僕が、唯一、絶対に負けないと 言い切れる相手がいて、 そいつが、 ・過去の自分 です。 僕は、3か月前の自分には 負ける気がしません。 半年前の自分なら楽勝です。 1年、2年前なんてもう お話になりません。 あなたはどうですか? よ~く振り返ってみてください。 「こんなことが出来るようになった」 「こんなものも手に入れた」 「あんなものまで分かるようになった」 「以前はこうだったけれども、 今ならこういうふうにやれる」 どんな小さなことでも かまいませんし、 むしろ、小さい方が良いです。 こういうのは、「小さいこと」 を具体的に、ちゃんと認識できた ほうが優れています。 劣等感の強いひとほど、 大ざっぱなんですよ。 ゼロか100か。 100以外は全部、無意味。 そういう価値観だと 永久にそのどろ沼からは 抜けられません。 小さく、沢山、 勝ってください。 過去の自分に。 昨日の自分に。 相沢蓮也

  • 死にたいから健康です。

    相沢です。 恋愛相談を受けていて、 圧倒的に多いのが、 「自分に自信がありません」 です。 自信が無いから、 声かけが出来ない 自信が無いから、 返信が無いと不安 自信が無いから、 周囲の目が怖い 自信が無いから、 押しきれない … … なので、今日は、 人の一生の中で、 自信というものが、 どのように生まれ どのように失われて、 どのように、再生するのか、 というお話です。 ところで、たぶん僕は、 男女合わせると、 数百人を超える この手の相談を 受け続けているのですが、 その中で1つ、 気が付いた事があります。 自信があるっていうのは、 ・大人として成熟している、 という事です。 そうして、 『青春』とは、 『自信を失うこと』です。 テレビの青春ドラマとか、 ああゆう、 キラキラしたのは、 みなさんが自信を失う中で、 本当は欲しかったもの、 あこがれていたもの、 ですから、 99%の人は、 ああはいきません。 99%の人が、 ああはいかないから、 学園青春ものは、 その未練の裏返しでもって、 いつまでたっても 大人気なわけです。 だから、 現実の若い人は、 ほとんど皆さん、 自信がありません。 周囲からは、 「自信と輝きにあふれている若者」 のように、見えたとしても、 単に、それが、 強いコンプレックスの 裏返しであったりとか、 自意識過剰の、 1つの表れ方という だけのことで、 当の本人の内面は、 もっと、ドロドロ、 ビクビクした 劣等感でいっぱい だったりします。 もちろん、みなさん、 周囲にそれを悟られないよう、 隠していますけれども。 ・・・ 産まれたばかりの頃、 一般的には、みなさん、 自信にあふれています。 両親からの、 絶対的な肯定に 支えられていますから。 泣こうが、わめこうが、 おしっこをもらそうが、 う○ちをもらそうが、 全部、受け入れてもらえます。 寝返りをうった。 はいはいした。 立ち上がれた。 笑った。 それだけで、大絶賛。 こういう強い肯定感が、 人間の根源的な自信の 基礎となります。 だから、子供のときに 親と一緒に食事をするとか、 一緒にテレビを見る とかってすごく大事です。 同じものを食べる。 一緒に 「美味しいね」って言う。 同じものを見て、 一緒に 「面白いね」って共感する。 この共感が、 「自分の、この感情は正しいんだ」 という、自己肯定感を育て、 生命としての、根源的な 自信を育てます。 こうして、根源的な自信を 身に付けた皆さんが、 やがて、小さな社会に出ます。 小学校・中学校・高校…… まだまだ、守られた箱庭では ありますが、 じょじょに、自分と他人を 比較することを覚えます。 性欲も育ち、その事が、 比較の意識を強くします。 比較は、たくさんの敗北感を 味わわせます。 自分よりイケメンがいて、 自分より足の速いやつがいて、 自分よりスタイルの良いやつがいて、 自分より頭の良いやつがいて、 自分より成績の良いやつがいて、 自分より人気者がいて、 自分より話が面白いやつがいて、 自分より背の高いやつがいて、 … … 成長とともに、 自分が、 完ぺきとは程遠い、 弱点だらけである事に 気が付きます。 当然、完璧な人間など いないわけですから、 こういった敗北感は、 ほとんど全員が味わいます。 これが、青春の時代。 自信を失う時代。 面白いことに、 ほとんど皆、 その胸にいだいた、 敗北感を隠します。 敗北感が強い人間ほど、 「自分は勝ち組み」 みたいな顔をしたがるし、 それを演じます。 そんな、 「勝ち組みたいな顔をした奴ら」 をみて、 「ああ…自分は負け組なんだ…」 と落ち込む人も、いる。 でも本当は、 みんな、すべからく 劣等感と敗北感に 落ち込んでいる。 それが、 青春というものだし、 人間の健全な 成長過程だし、 ここから、また 「別の種類の自信」 を築きあげるという作業を、 ・大人になる とか、 ・人格が成熟する と、いいます。 「別の種類の自信」とは、 何でしょうか? 僕は、 ・選択された自信 だと思います。 言うまでも無く、 人間には寿命があります。 だから、全てを手に入れる ことは出来ません。 自分には才能が 無いのだけれども、 200年くらい続けて、 とりあえず音楽の世界で、 モーツァルトと並んで、 そのあと、 200年くらいかけて、 水泳のオリンピックで 金メダルを取って、 あ、でも、ビートルズにも ならびたいし、 そういえば、 陸上でも、スケートでも 金メダルを取っておかなきゃ。 いやいや、 完璧な人間になるには、 文学と物理学と 化学の分野で ノーベル賞も 取らなきゃならいなし… 1万ぐらいのジャンルで、 全部1位を取り続けなきゃ いけないから、 僕には、 最低でも10万年の 寿命が必要だなぁ… とか、まったくナンセンスな わけでして、 人間はみな、 それぞれの才能と かたよった性質や環境、 そして、 ・寿命 の中でしか生きられません。 だから、全てを 選ぶことは出来ない。 完璧など、求められない。 「何かを選ぶ」 という事は、 「何かを選ばない」 という事だし、 「何かを得る」 という事は、 その時間で 得られたであろう、 他の何かを、 「あきらめる」 という事なんです。 こうして、 選択し続けた結果、 得られる、 完璧とは程遠い、 にもかかわらず 自分の根っこを 支えてくれる『自信』 を身につけること。 大人になるとは、 そういう事です。 ・・・ 僕は、21歳だったか 22歳だったか、 そのくらいの時期、 毎日、死にたいと 思っていました。 生きている事がキツすぎて、 精神安定剤を飲んでいました。 催眠療法とかにも 通っていました。 でも、今から思うと、 それってとても健全な メンタルだったな… って思います。 大学生くらいまでにね、 1回くらい ちゃんと絶望しておかないと、 こういうのって、 青春の「はしか」 みたいなものだから、 歳をとってからだと、 返ってヤバいんですよ。 この時期の苦悩が深い人ほど、 大人になってから、 ずうずうしく、 ずぶとく、 強靭(きょうじん) に育ちます。 繊細さと厚かましさを、 イイ感じに使い分けられる ようになります。 もちろん、 「だから全員、 死にたいと思わないとダメ」 とか、ではなくって、 僕はちょっと、人よりも 根暗で神経質なんで、 極端な表れ方をしましたよ、 というだけの話なのですが、 ともあれ、 これを読んでくれている 10代後半から 20代前半くらいまでの、 劣等感にさいなまれ、 敗北感に押しつぶされて、 苦しくて苦しくて、仕方がない っていう若いひと。 今はそういう時期だと思って、 あきらめてください(笑) で、自分の中の、 その苦しさとか、 劣等感から目をそらさないで、 ごまかさないで、 逃げないで、 ひたすら、 あがいてみてください。 具体的な方法論なんか ありません。 ただ、逃げずに、 あがくんです。 根性論の世界です。 そこで頑張ったぶんだけ、 将来、 ・大人の自信 ・大人の格好良さ を手に入れられますから。 ・・・ 僕は、いつも20代後半から 40代くらいの人に向けて メールマガジンを書いて いるものですから、 まあ、たまには、若い奴らに メッセージを送るのも、 悪くないのかな、 と思い、書きました。 相沢蓮也

  • あきらめたら試合は終了なのか?

    恋愛には、 ・運動神経のようなもの があると思います。 僕が、学生時代に読んだ、 大江健三郎という人の小説 の中に、 ・人生の運動神経が良い というフレーズがあって、 気にいってます。 確かに、 成功するとかしないとか、 欲しいモノを手に入れられるとか、 手に入れられないとか、 生き方が、器用とか不器用とか、 そういうのって、 頭の良し悪しじゃあ、 ないですよね? 恋愛で言うならば、 高学歴で、めちゃくちゃ 頭が切れる、 すごい人が、 必ずしも、気にいった 女性を手に入れている とは限りません。 「この人、頭いいな~」 って思う人が、小悪魔みたいな 女性に振り回されて、 1人で苦しんでいる間に、 しょーもない男に、 サラっと、その女性を目の前で 奪われたりとか、しています。 やっぱ、 人生っていうのは、 頭の良し悪しじゃあ、無いんですよ。 恋愛も。 じゃあ、何なのか? っていうと、 ・センス とか、 ・器用さ とか、 ・運動神経 としか、表現しようのない、 『何か』 でしょう。 スポーツで言えば、 特に意識しなくても、 正解に向けて、体を 動かせてしまう、センス。 僕は、スポーツで言うところの 運動神経が極端に悪いのですが、 子供のころ、 例えば、友人とボウリングに 行って、 全く同じ説明を受けたのに、 そして、その説明通りに 体を動かしている『つもり』 なのに、 友人は、あっさりとスペアや ストライクを出し、 僕は、何回、投げても、 ガーターばっかり。 ダーツだろうが、スキーだろうが、 バレーだろうが、テニスだろうが、 何をやっても、こんな調子 だったので、 ・運動神経 というものが、とても不思議でした。 僕も、彼らも、 同じ条件で、 同じコーチを受け、 同じように、体を 動かしている『つもり』なのに、 なぜ、こんなにも 差が出てしまうのか? そういう意味での、 運動神経というものは、 『人生』にも『恋愛』にも 存在していて、 今日は、 ・恋愛の運動神経 のお話です。   もちろん、スポーツの場合と 同じで、 生まれ持った才能、 的な部分は大きいのですが、 しかし、一方で、 スポーツの何倍も、 鍛えやすいのが、 「恋愛の運動神経」 だと感じています。 あなたが、恋愛の運動神経を 伸ばすには、 どうすれば良いのか? その正体にアプローチする ために、 1度、話を脱線します。 少し、お付き合いください。 ・・・   「あきらめたら そこで試合は終了ですよ」 とは、スラムダンクという漫画の 有名なセリフです。 「夢をあきらめないで」 「あきらめるなよっ!」 「あきらめなければ、いつかはきっと…」 「成功の秘訣は何ですか? あきらめなかった事です」 ・・・ とかく、現代人というのは この手の言葉が大好きなようで、 うっかり、 「あきらめちゃえば?」 なんて言おうものなら、 やる気の無い、ネガティブな男 と軽蔑されそうです。 … が、どうなんでしょうね? 特に、恋愛においては、 僕は、 ・あきらめる事の方が、重要な場面が多い と感じています。 具体的に言うと、 1度、はっきりとフラれた とか、 遠まわしに拒絶された とか、 メールを無視された とか、   つまり、 女性の中で、あなたに対して 『男として無し』 という結論が出てしまった時、 この時、 「この後、どうすれば良いですか?」 「どうすれば、挽回できますか?」 と、質問してくる人が 非常に多いのですが、 そして、質問された以上、 僕も、立場上、 「○○すると良いですよ」 みたいな事を答えたりも するのですが、 「あきらめて、さっさと次に 行っちゃった方が、 100倍は合理的ですよ…」 というのが本音です。 女性の中で、 「この人は、男として無し」 という結論が出てしまった 時点で、 その試合は、終わっています。 重要だから、繰り返しますね。 『その試合は、終わっている』 んです。 終わっていないと思って いるのは、あなただけ。 「ピー!」 って試合終了のホイッスルが 鳴って、 「ありがとうございました~」 って向こうは挨拶してきて、 さっさと帰り仕度を している状態。 「カンカンカンっ!」 ってゴングが鳴って、 「KOではないが、判定負け」 そして、相手は既に リングを降りていて、 その場にいるのは、 あなた、ひとり。   女性の中で、 「この人は、男として無し」 という結論が出てしまった 状態で、 つまり、例えば、 1度、はっきりとフラれた とか、 遠まわしに拒絶された とか、 メールを無視された とか、 この状態で、 「この後、どうすれば挽回 出来ますか?」 という質問をしてくる、 という事は、 既に試合が終わって、 リングにポツンと、ひとり、 立ちすくんでいる、 そんな状態で、 「この後、どうすれば、 相手をKOできますか?」 って質問しているのと 同じなんですよ。 だから、僕としても、 「一度、時間をおいて…」 とか、答えちゃう わけですが、 それはつまり、 「もう、相手はリングから 立ち去って、帰っちゃい ましたよね。 じゃあ、時間をおいて、 再戦を申し込むしかありません。 もちろん、ボクシングだろうが、 サッカーだろうが、どんな勝負 の世界であれ、 負けた直後に、再戦を申し込んで 受けてくれる相手なんかいません。 相手からしたら、再度、戦う メリットがありませんから。 なら、半年とか2年とか、 時間をおいて、 十分に実力をつけて、 そして、十分に実力がついた事を 相手に納得させたうえで、 再戦を申し込めば、 もう1度、戦ってくれるかも しれません」 という、非常に まっとうな答えしか、 出来ないわけです。 最初の 「あきらめたら そこで試合は終了ですよ」 に照らしてみるならば、 「あきらめたら、 そこで試合は終了です。 でも、試合が終わったら、 ちゃんとあきらめましょうね」 です。 試合が終わった後で、 審判にむかってゴネたり、 対戦相手に向かって、 「何で勝たせてくれないんだっ!」 って逆切れしたり、 僕に向かって 「この後、どうすれば勝てますか?」 って質問しても、 その試合は、くつがえせません。 時間を空けて、 相手を納得させれば、 再戦は出来るかもしれない。 でも、『その試合』は 終わったんです。 だから、少なくとも、 『その試合』に関しては さっさと、あきらめて しまわなければ、ならない。 負けを認め、 気持ちを切り替えて、 前に進まないと。 これを、投資の世界では、 ・損切り と言います。 そして僕は、 この、 ステップ1: 負けを認め、受け入れる ステップ2: 頭と気持ちを切り替える の、2ステップからなる、 ・損切り を、どれだけ、ちゃんと やれるのか? これこそが、 ・恋愛の運動神経 のもっとも重要な要素 だと考えています。   損切りが出来ない素人投資家が、 1つの銘柄に執着しつづけて、 「負け」を曖昧にしたまま、 「上がれっ! 上がれっ! お願いだから上がって!! 自分には、これしかないんだから…」 って願い続けて、気が付いたら 借金地獄。 ケツ毛一本、残らなかった…   同じですよ。 恋愛も。 損切りが出来ないモテない男が、 1人の女性に執着しつづけて、 「負け」を曖昧にしたまま、 「振り向けっ! 振り向けっ! お願いだから振り向いて!! オレには、お前しかいないんだから」 って願い続けて、気が付いたら もう、50歳。 時間もお金も、エネルギーも、 残されていない…   1人の女性に執着して、 たった一人、リングの上で、 既に、いなくなってしまった、 対戦相手を思い続ける。 時間も、労力も、お金も、 目の前にいない、相手に向けて 使い続ける… 隠しアカウントとか作って、 彼女にバレないように、 ツイッターやフェイスブックで 彼女の日常の、一挙手一投足を 追いかけ続ける。 そして、彼女が、新しい男と 仲が良いのを見ては、 ジリジリと苦しみ、 新しい彼氏と、ケンカした のを見ては、 「これってチャンスですよね? 相沢さんっ!!」 って報告してくる。 隠しアカウントで、 ストーカーしている時点で、 「他の男性にとってはチャンス かもしれませんね… でも、あなたは、無理でしょう」 としか、答えようがない。 ↑心当たりある人、多いんじゃ ないですか(笑) 本当に、この手の相談、 この手の男が多い。 結局、彼らに共通していることは、 ・損切りが出来ない ことなんです。 損切りができないから、 大切な、 「お金」「時間」「エネルギー」 を、無駄に費やしてしまう。 既に終わってしまった試合に 執着して、 その女性に隠れて、裏アカウントを 作って、 その女性の日常を追跡する、 毎日、その女性のことを 考え続ける、 その時間。そのエネルギー。 「今は好きな人がいるから」 といって、他のチャンスに 目を向けられない、 その、視野の狭さ。 「フラれたけれども、忘れられない 本当に好きだったから」 と、純愛の『せい』にして、 自分の負けを受け入れられない、 その心の固さ。   視野を広く持ち、 心を柔らかくして、 限られた時間と、お金と、エネルギーを、 別の出会いに使えていれば、 本当の、運命の女性に 出会えたかもしれないのに… すっごい気が合う、都合も合う、 セックスフレンドに会えたかも しれないのに… 総じて、 損切りが出来ない。 負けを受け入れられない。 頭と気持ちを切り替えられない。 これを、 ・恋愛の運動神経が悪い と、言います。 では、なぜ、 みなさん、損切りが出来ないのか? この本質には、 ・負けてしまう(フラれてしまう)自分には 価値を感じることが出来ない だから、フラれると、 極端に苦しく、 不安になってしまう。 だから、 受け入れられないし、 取り戻そうとしてしまう。 という、 生命としての、根源的な『自信の欠如』 があったりする わけですが、 長くなったので、 続きはまた、別の機会に。 相沢蓮也

  • 依存心の強い女性

      相沢です。 面白い質問をもらいました。 「女性に 依存されたくありません。 そういう女性を 避けたいのですが どうしたら 依存心の強い女性を 見極められますか?」 答えは、 「好きになった男に対して やたらとメールやLINEを 求めてくる女性は、 依存傾向が強いと言えます」 なんですが これ、立場を逆転したとき あなたは大丈夫ですか? そもそもLINEが好きで 誰に対してもLINEを 頻繁にする というのとは ちょっと違って、 好きになった異性に限って 『やたらと』 LINEをしたがる。 欲しがる。 毎日毎日 何通も何通も 特定の異性と やり取りしたがり 特定の誰かからのLINEが 1時間や2時間 返信が遅れただけで 不安で不安で たまらなくなる。 SNSなんかで その人の動向を チェックしてしまう。 こういう人は自分の人生を、 その異性に依存しています。 で、冒頭の 「女性に 依存されたくありません。 そういう女性を 避けたいのですが どうしたら 依存心の強い女性を 見極められますか?」 という質問からも 分かるように 「共依存」 のような 一部の関係を除いて そもそも人は 依存なんかされたくありません。 ましてや 好きでも無い異性からの 依存ほど 重たくてうっとおしい ものは、ない。 その依存心が 負のオーラとして 伝わっちゃうから、 フラれるんです。 友人のキャバ嬢いわく 「私って  すごくマメに構って欲しいの  でも、すごくマメに  構ってくる男に限って  みんな魅力が無いのよね  魅力的な男って面白いことを  沢山知っていて  面白い毎日を送っていて  女以外にも  面白いことをが  ありすぎるから、  いちいち、女なんかに  チマチマとLINEなんか  して来ないし、  たまにしか  会ってくれないの」 だそうです。 面白い人生、送っていますか? 恋愛に自分の人生を 依存しすぎてやしませんか? 相沢蓮也  

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