相沢です。 「なんぱが出来るようになりたいです」 という相談を、けっこう受けます。 今日は、そういうお話をします。 ところで、あなたは、 吃音(きつおん)って 知っていますか? いわゆる、「どもり」ってやつ。 これについて、 アメリカでの有名な実験があります。 アイオワ大学でのこと。 22人の「どもり」がある 孤児を集めて、 その実験は行われました。 まず、これを2つの グループに別けます。 1つのグループには、 「君たちのしゃべり方は正しい!」 「すばらしい!」 と褒め続けます。 そして、もう1つの グループには、 「君たちのしゃべり方はおかしい!」 「君たちは障害者だ!」 と、けなし続けました。 すると、肯定的な言葉を 与えられ続けた子どもたちは 症状が改善。 一方で、否定され続けた 子どもたちは、 「どもり」が悪化して、 その後も苦しみ続けました。 次。 「ちっく」のお話。 チックって知っていますか? 小さい子供に多いんですけど、 無意識のうちに、 体の一部を、反射運動のように 動かしたり、 あと、 やっぱり無意識のうちに、 「んーんーんー」 とか 「ふん。ふん。ふん」 とか。 ノドを鳴らしたり、 周囲からすると、 かなり変な『クセ』に 思えるのですが。 これ、周囲の大人は どのように対処するのが ベストなのか? っていうと、 正解は、 「放っておく」 なんですね。 無視が正解。 すると、数か月もすれば おさまります。 逆に、ここで、変に 「その動き止めなさい!」 とか 「変な声出さないの!」 とかって、 怒って、無理に止めさせようと すると、 逆に、 症状が悪化したり、 何年も引きずったりします。 「どもり」 も 「ちっく」 も、 僕はこういうの、 根っこは全部同じだと 思っていて、 原則、 人間の脳みそというのは 否定形を理解できないんですよ。 例えば、 今、これを読んでいる、あなた。 あなたに、お願いがあります。 お願いなんで、 絶対に、 『黄色いカラス』だけは 思い浮かべないでください。 いいですね。 絶対にダメですよ。 『黄色いカラス』はダメなんです。 想像してはダメ。 それを想像したら、 『黄色いカラス』にとりつかれますよ。 だから、止めてくださいね。 … っていって、 今、 『黄色いカラス』 を、想像しなかった人は いないと思うんですよ(笑) 人間の脳は、 否定形を理解できない。 全部、根っこは同じだと 思います。 これこそが、 コンプレックスの正体。 劣等感の、やっかいな性質。 自分を否定してしまう人間の 限界が、ここにあります。 自分で、 嫌だな、嫌だな、 って、頭の中で繰り返し、 繰り返し、 否定すればするほどに、 濃く、深く、鮮明に、 『それ』は、 あなたの心の底の部分に 居座ります。 話を戻しますね。 個別コンサルをしていると、 必ず一定数、 「ナ ン パ が出来るように なりたいですっ!」 っていう人がいます。 で、そういう男性の話を 聞いていくと、 コンプレックスなんですよね、 それ。 そもそも、 ナ ン パ なんて、 やりたければ、 やればいいんですよ。 究極のところ、 歩く足があって、 日本語を声に出して 話すことができれば、 ナ ン パ なんて 出来ないわけが無いんです。 なのに、 色々と理由をつけて、 やらない。 なぜか? 答えは簡単です。 ・本当は、やりたくないから です。 つまり、 「出来るようになりたい」 と 「やりたい」 は、似ているけれども まったく違います。 そして、 「出来るようになりたい」 っていうのは、 ほとんどの場合、 何かしらのコンプレックスの 裏返しであって、 本当にやりたいわけでは ありません。 この点、 超重要です。 他にも、 「英語が話せるようになりたい」 「料理が出来るようになりたい」 「ギターがひけるようになりたい」 「みんなの輪の中心になって 人気者になりたい」 色々ありますが、 全部同じ。 それ、本当は、 やりたいわけじゃあなくって。 ・出来ない自分が嫌だ っていう、 コンプレックスです。 そしてそれは、 純粋な、 「やりたいという欲求」 ではないから、 そのエネルギーは、 ひたすら、 自分のコンプレックスを くちゃくちゃ、くちゃくちゃと、 牛のごとく、 反芻(はんすう)を繰り返し、 ますます、 強く、強く、強く、 自分の劣等感を深めます。 人間は、否定形を理解できないから。 劣等感にさいなまれて。 インターネットとかを通して、 何を見て、何を読んで 洗脳されてきたのか、 分からないけれども、 どうしても「なんぱ」で なければならない、 と思いこみ、 思い詰め。 街へ出て、道ゆく女性を眺めて、 心臓をドキドキ、バクバク させながら、 手に汗をかき、 一歩も動けなくなり、 そして、 一歩も動けなかった自分を 責め続けて。 「オレは、何てダメなやつなんだ…」 って、 ますます、 その劣等感を深くしてゆく… 僕にはそれ、 よく分かりません。 嫌ならやらなくて良いと 思います。 世界ってもっと広いんで。 なんぱでなくとも、 『手段』なんていくらでもあります。 僕も、この業界がけっこう 長いので、 例えば、 「なんぱ最強!」 って言って、 最強の理由を10個ぐらい あげている人とかを、 よく見ますけれども。 そういうの、 セールスですからね。 真に受け過ぎないでください。 僕だって、 なんぱ関連の商品を売るときは、 なんぱのメリットを 10個くらいあげて見せますよ。 そして、デメリットは わざわざ言わない。 セールスですから。 なので、 それはそれとして、 あなたは、 あなたの長所を伸ばす べきなんですよ。 エネルギーを 内面の劣等感を 強化するために向けるのではなくて、 ベクトルを変えて、 夢中になって 取り組めることに 向けるべきです。 その方が楽しいですし。 ですので、 直接、お会いして、 「ナ ン パ ができるように なりたいです」 っていう男性には、 だいたい、 それって、 『手段』ですか? 『目的』ですか? 本当は、なにがしたいんですか? っていうところから始めて、 なるべく、 その男性の コンプレックスではなくて、 長所とか、 向き、不向きとかを一緒に 考えていって、 「じゃあ、試しに、 こういうことをやってみましょうか」 ってところから始めます。 そうそう。 僕は今、 ・本当にやりたいことは何か? みたいな話をサラっと しましたけれども、 これが実は、一番、難しい。 みなさん、 「こんな自分が嫌だ」 「これが欲しい」 「こうなりたい」 とかってのは、けっこう あるんですけれども、 そんなのだいたい、 劣等感の裏返し、 あるいは、 メディアの洗脳、 他人と比較して、 うらやましがっているだけ、 であって、 本当にやりたいこと では無いんですね。 ほぼ、ほぼ。みなさん。 そして、 本当にやりたいこと というのは、 どんなに机に座って 考えこんでいても、 どんなに議論しても、 見つかりません。 そういう、自分探しは 時間の無駄でしかなくて、 実際は、 少しでも興味があるなら やってみる。 そして、 まったく出来ないなら、 それは、やりたいことでは無いし、 少しでもやれるならば、 半年~2年くらい続けてみて、 で、結果の出る、出ないに 関わらず、 なぜか続けられてしまう のであれば、 そのまま続けているうちに、 気がつくと、 それが、 ・やりたいこと になっていたり するものです。 「こういう人間になりたい」 とか、 「こういうことが出来るようになりたい」 とか、 そういった、 劣等感や自己否定の 裏返しなやつは、 いったん、置いておいて。 純粋に、 なぜか『続けられること』を 探してみて、 それを続けているうちに、 5年~10年あれば 突き抜けられますので、 そうやって、 突き抜けてしまうと、 気が付くと、 「こういう人間になりたい」 とか、 「こういうことが出来るようになりたい」 みたいな、 自己否定感なんて、 すっかり、どうでも よくなっていたり するものです。 人間は、否定形を理解できない。 自分で自分の劣等感を わざわざ深く 育ててしまわないよう、 くれぐれも、気を付けましょう。 相沢蓮也
相沢です。 「ナンパをしたいけれども、 どうしても地蔵になってしまいます…」 という質問をもらいましたので、 今日は、その解決方法をお話します。 小手先ではなくて、かなり本気の 解決法です。 ところで、ひとつ、 興味深い話があるのですが、 以前、僕の所に、 「今までの彼女は、全てナンパで 作りました。 ナンパ歴は5年になります。 その日のうちに… なんていうのも、何度も経験しています。 それでも、未だに『地蔵』になる ことがあります」 という男性が相談に来ました。 ちょっと意外じゃないですか? これだけやってても、 路上を歩く、見ず知らずの女性に 声をかける事に対して、 ストレスを感じる人って いるんです。 … なぜだと思いますか? … 僕は、これを ・常識の問題 だと考えています。 なぜ、街を歩く、 見知らぬ女性に声をかけることは、ストレスなのか? その答えは、 ほとんどの男性にとって、 街を歩く、見知らぬ女性に声を かける行為が、 ・非常識 だからなんです。 で、この『常識』とか『非常識』 ってやつを、もっと厳密に言うと、 声かけにストレスを感じる男性の 周囲の男性は、みんな、 「見知らぬ女性には、声をかけない」 という価値観を持っています。 地蔵の男性がいたとして、 その友人のA君も、 その先輩のBさんも、 その後輩のC君も、 親も、先生も、兄弟も、 みんな、 「見知らぬ女性には、声をかけない」 という価値観の世界で 生きています。 そういう世界に 所属しているから、 地蔵の男性は、 いつまでたっても 声かけにストレスを 感じてしまいます。 だって、周囲の人間、 つまりそれは世界 なんですけれども、 その世界の住人がみんな、 「見知らぬ女性には、声をかけない」 という方向を向いていたら、 その世界の中で、 自分一人だけ逆方向を向くのは、 ストレスですよね? これが『常識』というものの正体です。 実は僕は、意外と声かけの数って 少ないんですよ。 ガチでナンパしている男性からしたら、 ペーペーレベルの数です。 でも、ほとんどナンパとか 声かけという行為に ストレスを感じません。 なぜなら、仕事がら、 僕の周囲の人間には ナンパをする男性が、 やたらと多いからです。 構造だけ見れば、地蔵の男性と 一緒なんです。 僕の友達も、 僕の仕事仲間も、 僕の先生も、 僕の後輩も、 とにかくみんな、普通にナンパします。 僕は、そういう世界で生活を しているものですから、 「見知らぬ女性に声をかけるのが 全然、おかしくない」 という『常識』に生きています。 要するに、『常識』に抵抗して いないんです。 みんなと同じ方向を向いているだけ。 だから、ナンパとか声かけに対して、 ほとんどストレスがありません。 … この、『常識』の話っていうのは 自分を変えるためには、非常に 重要だと考えます。 人って、場の色に染まります。 一部の奇人や天才を除くと、 本当に変わりたいならば、 そういう場に入ってしまって、 その色に染まっちゃうのが 最も合理的です。 だから、野球でも駅伝でも 強豪校って決まってるじゃ ないですか。 野球は、あの学校が強い。 駅伝は、あそこが強い。 って。 あるいは、学校の監督とか コーチが変わっただけで、 急に強くなったりとか、 弱くなったりとか。 そういうのって、 何か特別に凄い訓練をする とかでは無くて、 メンタルも技術も含めて、 「これって普通だよね」 っていう、その『常識』の レベルが底上げされちゃう んだと思います。 10人いて、10人とも、 「練習は1日1時間が普通だよね」 って考えている集団と、 10人いて、10人とも、 「練習は1日8時間が普通だよね」 って考えている集団、 その『普通』の差。 結局、人は、その『普通』には 逆らえないし、 その『常識』に 染まってしまうものです。 だから、ナンパに限らない 話なんですけれども、 本当に変わりたければ、 『常識』を変えるのが 最短・最速だし、 『常識』を変えるとは、 もっと具体的に言うと、 ・今までとは違う場所で生活して、 ・今までとは違う友達と付き合う、 とか、そういう事なんだと思います。 ちょっと話が飛んじゃうんですけど、 僕は昔、いじめられっ子でした。 20代前半まで童貞でした。 それでも、 変わることが出来たのは、 その頃とは違う場所で 生活をして、 その頃の人間関係は 全て切り捨てたから、 だと思います。 変われない人って、たいてい、 同じ場所で、 同じ人間関係の中で もがいています。 だから、努力しても、 努力しても、一向に変われません。 僕だって、もし今も、 あの場所にいて、 あの環境でもがいていたならば、 変われなかったと思います。 ・高校デビュー とか ・大学デビュー っていう言葉がありますよね? 高校や大学進学をきっかけに、 ファッションや性格を ガラリと変えてみる。 それまでの自分を知っている 人間がいない環境だから、 それまでとは違った自分を 演じられる。 演じているうちに、 本当になってしまう… 素晴らしい事だと思います。 今までいた場所で、 今まで一緒にいた人達と 付き合いながら、 今までの自分とは違う存在に なるというのは、 とても難しい事じゃないでしょうか。 … 出来る範囲で構いません。 ナンパに限らず、 本気で変わりたいなら、 切り捨ててください。 場所も、付き合いも。 冷たいようですが、 それが最短です。 相沢蓮也
相沢です。 ゴールデンウィークですし 家でごろごろしながら ドラマか映画でも見ようかな って思って なんか色々と探してたら、 ふと、鈴木京香主演の ドラマのタイトル 『セカンドバージン』 というのが 目に飛び込んできました。 「おお~! 鈴木京香がテレビドラマで アナルセックスの 話をやるのか!? 時代はついに ここまで来たのか??」 って、素で勘違いして ドラマのあらすじを読んだら たんなる不倫の話だそうで。 そっか。 あそこに入れるのが バージンなら、 お尻はセカンドバージン なのかと思ったけれども、 その場合 「アナルバージン」 であって 「セカンドバージン」 とは言わないのか… と、妙に真剣に 納得してしまいました。 ・・・ それはそれとして 今日はぜんぜん別のお話。 3月~4月にかけて 弟子を募集しました。 で、イイ感じに 締め切ってそれから つい昨日ですね、 東京在住で このコースに 参加してくださったかたと 一緒に ナンパに行ってきました。 なので今日は珍しく ナンパについて書きます。 今まで僕って あんまり ナンパについては 書いてこなかったんですが その理由はとてもシンプルです。 僕から見ると、 本当に真剣に取り組んでいる人に とっては、なんぱとは、 恋愛というよりも イデオロギーだからです… 僕もときどき そういう人にお会い するんですけれども、 すごいですよ、あの人たち。 あれはもう、恋愛ではなくて 宗教とか、自己啓発とか もっと言うと マルクス主義とか 自由民権運動とか 原発反対運動とか 女性問題とか 教育問題とか そういうレベルの熱と 思想を持って 取り組んでいます。 ・究極の男とは何か!? みたいなノリっすね。 で、僕はっていうと もっとずっとアバウトで どうでも良くって、 何も考えていません。 強いて言うなら 「くじ引き」 でしょうか。 理屈はいいから 声かけましょうね。 当たりとか大当たりを引くと 楽しいですよ。 と、本音を言うと その程度なものですから なんとなくね、僕なんかが 主張していいような世界では ない気がしてるんです。 でも、色々と ご縁がありまして 何人か、直接指導を させてもらった経験をもとに 今日は初心者さんが 気が付いていない 3つの注意点を 書こうと思います。 「本や教材を買って それを参考にして ちゃんと 街で声かけもしているのに なかなか思うような 成果が得られません」 っていう人は必見です。 案外、自分では気が付きにくい 部分ではないでしょうか。 注意点その1: あなたの声は、 ちゃんと届いていますか? 第一声目はこういうセリフを 言ってみようかな とか あの教材の通りに こういう 声かけをしようかな とか、 事前にネタを仕込んでいくのは よいのですが、 その『ネタ』とか 『セリフ』がですね、 そもそも伝わっていない場合が 非常に多いです。 女性からすると 1、 知らない男が近寄ってきた 2、 もごもごと何か言っている 3、 怖いから無視して逃げる という流れですね。 これ、後ろから見ていると なんとなく雰囲気で 分かる時があります。 あ、いま、声かけのセリフ その内容がちゃんと 届いていないな、って。 でも、声かけしている男は 「おかしいな… ちゃんと言われた通りの セリフを言ったのに、 全然反応がないじゃないか」 みたいな顔して帰ってきます。 ちゃんと 話しかけた女性の表情を 観察すれば 自分の言った 「セリフ」 「ワード」 が言葉として 理解されているのかどうか 理解したうえで あえて無視しているのか それとも、聞き取れなくて 無視しているのか、 分かるはずです。 だから 次の注意点とも通じるのですが 注意点その2: 女性を観察できていますか? です。 この注意点2を書きながら 「これって ナンパの話なのかな??」 と、疑問を感じつつ 続けますが、 そもそも これから声をかけようとする女性 声をかけた女性のことを 見ていない人が多すぎます。 さっきの話 ちゃんと相手の表情を 見ていれば、 こちらのセリフが 理解されているのか、 いないのかって分かりますよね? 他にもたとえば これは昨日実際に あったんですが、 ビルから女の子が 帽子かぶって 出てきたんですよ。 で、歩きながら帽子をはずして しばってあった髪の毛を解いて、 ちょっとクシャクシャってやって 頭を帽子とまとめた髪から 解放してたんです。 そしたら、その女性の感情は そこにありそうですよね。 「あれ、もしかして今 仕事終わったところですか? 今、髪をクシャクシャって 解放されたーっ!って笑」 って言ったら 当たれば反応ありそう じゃないですか? 他にも、 ヒールでちょっと足をカクって やった子がいたんですよ。 そしたら、直後であれば 「どーも。 可愛いヒールですね」 だけでも、反応取れそうですし 「今、カクってなって、 恥ずかしそうに してませんでした笑」 「ヒールのかかと 大丈夫ですか? 折れてたらオレ、直せますよ。 ご飯つぶとかでピトって」 とか、感情揺さぶれそう じゃないですか? 声をかけた女の子の カバンの口が開いていたら それだけで、 「カバンの口、開いてますよ。 ガバって笑」 とか。 目立って大きい ピアスをしてる子がいれば 「いま、銀座で一番 ピアスが大きい女性を 探してたんですよ」 とか。 まあ、 なんでもいいんですけどね コミュニケーションなんで。 1、 ちゃんと観察して 2、 その女性の感情が ありそうなポイントを 話題にする これって ナンパに限りませんよね。 でもみんな おもしろ『ネタ』とか ただしい『セリフ』 みたいなのを 教材なんかから仕入れてきて その女性とは無関係に 一方的に 『ネタ』や『セリフ』を 切っていきます。 で、あっという間に 引き出しがつきて 「何をしゃべっていいのか 分からない…」 みたいな。 仕込んだ『ネタ』と 『セリフ』を一方的に ぶつけていて しかも、 その『ネタ』も『セリフ』も 伝わっていない… なんか、 ノソノソと近づいてきて モゴモゴと口を動かしている。 怖い人がいたので、逃げました… とまあ、注意点1か2 もしくはこの両方でもって コケてる男が多いなぁ… と感じるわけです。 で、 「教材の通りにやっているのに ちっとも成果がでません」 と。 注意点その3: 一人の女性に執着していませんか? 先に述べましたように 僕にとって ナンパっていうのは ・くじ引き です。 だから 「がん無視 鉄仮面をくずす方法」 とか 「彼氏持ち 人妻をくずす方法」 とか 「LINE無視をくずす方法」 とか、 意味が分かりません。 何回でも、ただで引ける 「くじ引き」 なんですよ。 であれば 「はずれ」が出たら それを 「当たりにする方法」 を必死に考えて そこに時間と労力を 費やすよりも、 さっさと次を引けば 良いじゃないですか。 だって 「はずれ」なんだから。 同じ色のペンで うえからなぞって、とか 修正液で丁寧に消して そのうえから…、とか そうやって なんとか店員さんの目を ごまかそうとしたって 意味ないじゃないですか。 いやいやいや いいから さっさと次引いてください 無料で何度でも引ける 「くじ引き」 なんですよ? と、思ってしまうわけです。 相沢蓮也
相沢です。 先日、渋谷でナンパの コンサルをしていた時の話。 生徒はAさんとします。 Aさんは 柱のところにイヤホンをして 立っている女性に 声をかけました。 「待ち合わせですか?」 って声をかけなさい という指示で。 遠くから見ていると その女性はわざわざ イヤホンを外し Aさんに反応します。 で、ちょっと笑顔が出て スマホを出しながら 2人でしばらく話ている。 ところが、途中で その女性はAさんの元から 去ってしまいました。 「あれ、なんでだろ?」 と思って Aさんに話を聞くと Aさんいわく 「カフェ・ド・クリエ」 という喫茶店に 行きたいらしいが 自分はその場所が 分からなかったから 教えてあげることもできず どうにもならなかった。 と。 ナンパに限らないんですが ここが、グイグイと女性を 落としていく男と いわゆる「イイ人」との 決定的な差だと感じました。 本来Aさんは 「カフェ・ド・クリエ」を 知らなくても、 ともかくその場では 「知ってるよ」 って答えるべきだったんです。 「ってかオレ 渋谷で一番詳しいから。 その・・えっと・・・ なんだっけ? カフェ・ド・ナントカ?笑」 って。 そしたら、 「いやいや、 知らないじゃん笑」 ってなるから、 「知らないんだけど。 でも、知ってるっていう 気持ちだけはホンモノだから そのカフェドなんとか。 むしろなんかもう、 あそこのカフェドで良くない?」 みたいな感じで いったん、断られる前提で 誘いつつ 「今日は、買い物?」 みたいな感じで 会話に切り替えれば よいですよね。 それで少し話したら まあ、スマホもあるし 一緒に探しましょう。 と。 で、そのまま 2人で行っちゃえばよい。 営業と同じなんですよ。 優秀な営業マンって とりあえず 「出来ます」 「うちが一番得意ですっ!」 って言っちゃうじゃないですか。 言って、とりあえず 話を進めちゃってから 社内で相談して、 後からつじつまを 合わせますよね。 たぶん、これを 「フット・イン・ザ・ドア」 っていうんだと思いますが、 1歩でも半歩でも 話が進んじゃったら、 なんとなく 途中で断り辛くなって そのまま 最後まで行ってしまう。 一方の、正直すぎる人 イイ人は、 「う~ん。分かりません。 1度、社にもどって 相談してみます」 とか言っちゃうから 機会を逃すんです。 これとまったく同じです。 とにかく、 言っちゃえばいいんですよ。 「得意だよ」 「詳しいよ」 「大丈夫」 「オレに任せろ」 って。 僕はつい、これを 「ナンパはノリです!」 「勢いです!」 っていう曖昧な言葉で 説明してしまうのですが、 要するにこういうことです。 とにかく、言ってしまう。 ダメだったら 後から謝れば いいじゃないですか。 それで人が 死ぬわけでもあるまいし。 誰かが大損するわけでもない。 ナンパなんですから。 相沢蓮也
相沢です。 女の子を口説くために 「嘘」をつく ってどうなんだろう… 今日のお話は 女性を口説くこと全般に つながるんですが、 とりあえず、 ナンパに関する相談から。 ------------------ 自分は35歳 なんだけれども、 ナンパの時は 28歳と 嘘をついています。 本当の自分じゃない状態で ナンパするのは、 まだまだ弱気な証拠で 良くないと思うんですけど… ---------------- というメールを 貰いました。 確かに僕は普段から 「自分を偽ってまで 女性を口説くな!」 とか 「女性を騙して 一方的に奪うな!」 とか、 そんな感じの事を 言ってる気がしますが。 じゃあ、 何でもかんでも 最初から正直に 言えばいいのかっていうと それじゃあ 女性は口説けません。 ただ、 こうなってくるともう 『程度』の問題かも しれないんで、 なかなか線引きが 難しいんですが、 ニュアンスとしては 都合の悪いことに関しては ・嘘をつく というよりも ・本当の事は言わない っていう バランス感覚だと 伝わるでしょうか。 たとえば先ほどの 年齢の話、 僕のある友人は たしか今、 37歳だと思うんですが ナンパして 女性に年齢を聞かれたら 「30…31?… 32、かな??」 とか言ってはぐらかす。 「30歳です」 って言うと嘘だけど そこをあえて、 「30…31?… 32、かな??」 のように冗談っぽく かわすんです。 たとえば、 あなたが女性の体目的で ナンパするとして じゃあ、いきなり 「あなたの体が目的です。 僕にナンパされてください」 とは言いませんよね。 やっぱり わざわざ言わなくていい事は 言う必要はない。 昔、所ジョージさんが 浮気について面白いことを 言っていて、 「自分が外でウンコを 漏らしたとして、 それをワザワザ 奥さんに報告しないでしょ。 それと同じですよ。 言う必要はない」 とか。 こういう話をすると すぐに、 じゃあ、年齢を聞かれたら 「30…31?… 32、かな??」 って 答えればいいんですね。 とか、 そういうふうに 受け取る人が いると思うんで 念のため言いますが これらは全て、 ケースバイケースです。 上記の答えは ナンパという前提で お話してあります。 会話の受け答えは当然 2人の出会い方や立場、 あなたや女性の 個性によって 変わってきますので 本質を理解せずに真似したら たぶんあなたは失敗します。 大切なのは、 あなたが 女性を口説くときに 「本当の自分で勝負をする」 ことが正しいという 前提のもと、 だからと言って わざわざ、 自分がトイレで ズボンを下ろして いきなり汚いケツまで 見せなくてもいいよね。 って話です。 「嘘」はつかない。 でも、 「不要なことは言わない」 のは、時として、 恋愛には必要なことです。 相沢蓮也
相沢です。 男は、自分で決めた以上 引いてはいけません。 1度決めたら アクセルは最後まで踏み切る。 でないと 自分を嫌いになってしまうから。 … … どうすれば 自分の中に、 自信を作れるのか? … … 例えば、 学校やサークル、職場。 周囲の目が気になって 堂々と振舞えない。 … 例えば、ナンパ。 ナンパをしようと 街に出ても、 数時間 ウロウロしただけで 帰ってきてしまった… どうしても、 どうしても、 どうしても、 周囲の目が 気になってしまう。 ナンパしている姿を 見られて 「うわ~、あいつ、 ナンパしてるよ~」 とか、 「だせぇ、失敗してやがる」 とか、 「何だあいつ、 あの顔でナンパ? 鏡みて出直せよ、勘違い野郎」 とか、 なんか、 道行く人々の注目を集め 恥ずかしい視線を 一身に浴びてるんじゃないか。 そういう恐怖。 声をかけた女性に 無視されたり、 バカにされたり、 実はそういうのは 気にならない。 ただただ、本当に、 周りの視線が どうしても気になる。 何件か こういう声が届いています。 周囲の目が気になる 女性の拒否に、 必要以上にへこむ 視点が 「周囲の人間からのモノ」 か 「目の前の女性からのもの」 か という違いはありますが 本質は同じで、 要するに、 自分に自信が無いから 起きる現象です。 そうすると、 「じゃあ、どうすれば 自信が持てますか?」 って聞かれるんですが これについては もう少し厳密に 考えた方がよさそうです。 よく、 ・自信がない とか ・自信がある とか言うじゃないですか。 でも、本当に自信が無い、 つまり自信が まったくのゼロの人って、 ほぼ居ないと思うんですよ。 たぶん、完全にゼロなら 自殺してます。 そういう意味で 「自信がある」 という表現もおかしい。 ゼロじゃないんだから みんな、自信は 「ある」わけです。 だから正確に言うと 自信が1ある 自信が2ある … … 自信が10ある 自信が50ある … … 自信が100ある 自信が700ある … … 自信が1000ある 自信が10000ある とか、そんな感じ。 程度の問題です。 だから 周囲の視線が気になります って人も、ある日突然 1万の自信が手に入って、 ある日突然、 周囲の視線が 全く気にならなくなる っていう事はなくて 自信が10から50になった。 よって差である40だけ 周囲の視線が 気にならなくなった。 自信が 50から200になった。 今度は150だけ、 女性からの拒絶が 気にならなくなった。 そうやって 積み重ねた自信に応じて 周囲の視線や 女性からの拒絶がだんだんと、 気にならなくなる んだと思います。 何か、 物凄いノウハウがあって 朝、目覚めたら急に 「自信10」の人が 「自信1万」になった、 とか、ありえない訳です。 もしこれが実現したら それはリアルに 危ない薬ですよね… 人間は不自然な変化や 不自然な成長は出来ない。 漫画じゃないんで。 じゃあ、 ジョジョにでも良いんで どうやって 自信を積み重ねて 成長させることができるのか。 簡単です。 自分で立てた小さな目標を 必ず達成してください。 必ず、です。 自分で立てた目標に 挫折すると、 そのぶんだけ 自分のことが嫌いになります。 せっかく積んだ自信が 減ってしまいます。 で、この時のコツが、 ・2種類の目標をたてる です。 自分に自信が無い人の 特徴なんですが、 目標設定のしかたが 非常におおざっぱです。 ナンパで言えば 1回街へ出て、 10人に声をかけよう。 とか決めるじゃないですか。 でも、結局 一人も声を掛けられなくて 一日中、街を徘徊して すごすご引き返す。 「ああ、 目標を達成できなかった。 オレはなんて ダメなやつなんだ…」 この時、 気が付いて欲しいのは 「オレはなんて ダメなやつなんだ…」 ってことじゃなくて 「そうか、 10人に声をかけるってのは 今の自分には ハードルが高すぎたか」 です。 であれば、少なくとも ナンパをしようと 街へは出れたわけですから それを1つの 成長と捉えます。 街へ出た事が無い ↓ ナンパをしようと街へ出た。 これ、成長ですよね。 で、次に、目標設定を もっと現実的なものにする。 たとえば 「次は最低、一人 必ず声だけはかける」 とか。 するとここで、 2種類の目標が設定できます。 1、 既に達成しているライン (ナンパ目的で街へ出る) 2、 これから達成するライン (最低一人、必ず声をかける) そしてこの時、「1」の 既に達成しているライン は必ず、守ること。 ここで引いてしまうと そのぶん、あなたの中から 自信がこぼれおちます。 男としての 魅力が減るってことです。 そして 「1」と「2」の差を あまり大きくしないこと 1、 ナンパ目的で街へ出る 2、 最低『100人』 必ず声をかける で、いきなり 「2」を達成できる人は マレです。 でも、 1、 ナンパ目的で街へ出る 2、 最低『1人』 必ず声をかける なら、やれますよね。 「1」と「2」の差を 小さくすることで 目標を達成しやすくして ステップアップ感を ちゃんと自分に 感じさせてあげる。 これで「2」を達成したら 次は、 1、 最低『1人』必ず声をかける 2、 最低『2人』必ず声をかける にすればよい。 自分のレベルアップが 明確になりますよね。 とにかく重要なのは 何があっても 「1」の 「既に達成しているライン」 は絶対に譲らないこと。 ここで引いたら せっかく積み上げた 自分の中の自信が こぼれてしまう。 この意識を厳しく 持ってください。 相沢蓮也
相沢です。 恋愛を教えたり 恋愛商材なるものを 販売している人は よく言うことですし 僕も方向性としては 否定しきれないんですが、 一方で、 どこか疑問を感じざるを得ない 恋愛論のひとつに ・ブスを口説いて練習しろ というものがあります。 「ち、こんなブス」 と思って女を抱く男って、 人としてどうなんだろう… って思いませんか? 恋愛相談を受けていると、 「あの女性は、 まだ、自分には無理」 「経験値を積んで、もっと 自分がレベルアップしたら云々」 とか言う人がけっこういます。 この発言も、いつも僕は、 微妙な気持ちになります。 この人の言う 「あの女性」っていうのは 本当にそんなに レベルが高いんだろうか。 ただ、外見が めちゃくちゃ綺麗ってだけで 話してみると中身がスカスカの お人形かもしれないのに… もしそうなら、まったく恐れるに 足る女じゃないだろうに… と。 レベルの高い女性って いると思います。 でもそれは、外見だけで 決まるんじゃないですよね。 男だって女だって 人間の価値っていうのは 総合力じゃないですか。 で、かなりシビアな現実ですが 確かに人間には 「レベル」のようなものが あると思いますし、 人は、自分よりも レベルの低い人間とは 付き合いません。 だから、そういう意味で 自分とかけはなれて レベルの高い女性を いきなり口説くのは まあ、無理だろうなぁ。 と。 だから、もっと自分の レベルを上げてから その女性に挑戦する。 というのなら、分かるんです。 でも、その「レベル」って 外見だけでは決まりませんよね。 なんか、こう、 恋愛のステージになると 妙に女性の外見を 「神聖視」してしまっている 男が多いと思います。 見た目が綺麗、 という理由のみで 「あの女はまだ無理」 と言っているのであれば それはやはり、 あなたは不必要に 女性を神秘的にとらえ過ぎ。 神聖視し過ぎ。 ってことです。 それともう1点 ・ブスを口説いて練習しろ という、どこぞの 「恋愛マスター??」 の言葉を信じて コツコツと、 自分が見下した女性を 口説いている、あなた。 やっぱり、 「ち、こんなブス」 と思って女を抱く男って その時点で かなりレベルが低いです。 男として魅力がありません。 心の底で 相手の女性を見下しながら、 同時に、その行為におよぶ 自分のことも見下しています。 価値の無い時間を ダラダラと過ごして、 それを「経験値」と称して 逃げています。 そうやって 逃げ続けているから あなたはいつまで経っても、 何人抱いても、 満足できないんです。 反省してください。 念のため 言っときますが、 「だから 外見が最高のオンナだけを 狙い続けろ」 っていうのとは ちょっと違いますよ。 まあ、別にそれでも 良いんですが。 何度も言うように 女性の価値って、 外見だけじゃないんで。 もっと総合的な判断で、 あなたが価値を感じた女性 その女性と時間を過ごすことに 意味を感じた のであれば、良いんです。 合コンとか、ネットとかって 外見以外の情報も 豊富じゃないですか。 だから、そういう全ての 総合判断でオッケー。 ちなみに僕は、 純粋な顔の作りや服装よりも 「しゃべり方」とか 「しぐさ」とか 「キャラクター」に グっとくる方なんで、 そういう判断で 行くことが多いです。 でも、逆に言えば、 ナンパは、 外見レベルマックス以外は 行っちゃダメです。 だって、ナンパって 外見以外に情報が無いんだから。 まずはそこそこのオンナで 経験を積んで… とか、あり得ません。 超失礼じゃないですか。 失礼なうえに 男として、姑息です。 姑息な男の価値は低いです。 相沢蓮也
相沢です。 「なんぱが出来るようになりたいです」 という相談を、けっこう受けます。 今日は、そういうお話をします。 ところで、あなたは、 吃音(きつおん)って 知っていますか? いわゆる、「どもり」ってやつ。 これについて、 アメリカでの有名な実験があります。 アイオワ大学でのこと。 22人の「どもり」がある 孤児を集めて、 その実験は行われました。 まず、これを2つの グループに別けます。 1つのグループには、 「君たちのしゃべり方は正しい!」 「すばらしい!」 と褒め続けます。 そして、もう1つの グループには、 「君たちのしゃべり方はおかしい!」 「君たちは障害者だ!」 と、けなし続けました。 すると、肯定的な言葉を 与えられ続けた子どもたちは 症状が改善。 一方で、否定され続けた 子どもたちは、 「どもり」が悪化して、 その後も苦しみ続けました。 次。 「ちっく」のお話。 チックって知っていますか? 小さい子供に多いんですけど、 無意識のうちに、 体の一部を、反射運動のように 動かしたり、 あと、 やっぱり無意識のうちに、 「んーんーんー」 とか 「ふん。ふん。ふん」 とか。 ノドを鳴らしたり、 周囲からすると、 かなり変な『クセ』に 思えるのですが。 これ、周囲の大人は どのように対処するのが ベストなのか? っていうと、 正解は、 「放っておく」 なんですね。 無視が正解。 すると、数か月もすれば おさまります。 逆に、ここで、変に 「その動き止めなさい!」 とか 「変な声出さないの!」 とかって、 怒って、無理に止めさせようと すると、 逆に、 症状が悪化したり、 何年も引きずったりします。 「どもり」 も 「ちっく」 も、 僕はこういうの、 根っこは全部同じだと 思っていて、 原則、 人間の脳みそというのは 否定形を理解できないんですよ。 例えば、 今、これを読んでいる、あなた。 あなたに、お願いがあります。 お願いなんで、 絶対に、 『黄色いカラス』だけは 思い浮かべないでください。 いいですね。 絶対にダメですよ。 『黄色いカラス』はダメなんです。 想像してはダメ。 それを想像したら、 『黄色いカラス』にとりつかれますよ。 だから、止めてくださいね。 … っていって、 今、 『黄色いカラス』 を、想像しなかった人は いないと思うんですよ(笑) 人間の脳は、 否定形を理解できない。 全部、根っこは同じだと 思います。 これこそが、 コンプレックスの正体。 劣等感の、やっかいな性質。 自分を否定してしまう人間の 限界が、ここにあります。 自分で、 嫌だな、嫌だな、 って、頭の中で繰り返し、 繰り返し、 否定すればするほどに、 濃く、深く、鮮明に、 『それ』は、 あなたの心の底の部分に 居座ります。 話を戻しますね。 個別コンサルをしていると、 必ず一定数、 「ナ ン パ が出来るように なりたいですっ!」 っていう人がいます。 で、そういう男性の話を 聞いていくと、 コンプレックスなんですよね、 それ。 そもそも、 ナ ン パ なんて、 やりたければ、 やればいいんですよ。 究極のところ、 歩く足があって、 日本語を声に出して 話すことができれば、 ナ ン パ なんて 出来ないわけが無いんです。 なのに、 色々と理由をつけて、 やらない。 なぜか? 答えは簡単です。 ・本当は、やりたくないから です。 つまり、 「出来るようになりたい」 と 「やりたい」 は、似ているけれども まったく違います。 そして、 「出来るようになりたい」 っていうのは、 ほとんどの場合、 何かしらのコンプレックスの 裏返しであって、 本当にやりたいわけでは ありません。 この点、 超重要です。 他にも、 「英語が話せるようになりたい」 「料理が出来るようになりたい」 「ギターがひけるようになりたい」 「みんなの輪の中心になって 人気者になりたい」 色々ありますが、 全部同じ。 それ、本当は、 やりたいわけじゃあなくって。 ・出来ない自分が嫌だ っていう、 コンプレックスです。 そしてそれは、 純粋な、 「やりたいという欲求」 ではないから、 そのエネルギーは、 ひたすら、 自分のコンプレックスを くちゃくちゃ、くちゃくちゃと、 牛のごとく、 反芻(はんすう)を繰り返し、 ますます、 強く、強く、強く、 自分の劣等感を深めます。 人間は、否定形を理解できないから。 劣等感にさいなまれて。 インターネットとかを通して、 何を見て、何を読んで 洗脳されてきたのか、 分からないけれども、 どうしても「なんぱ」で なければならない、 と思いこみ、 思い詰め。 街へ出て、道ゆく女性を眺めて、 心臓をドキドキ、バクバク させながら、 手に汗をかき、 一歩も動けなくなり、 そして、 一歩も動けなかった自分を 責め続けて。 「オレは、何てダメなやつなんだ…」 って、 ますます、 その劣等感を深くしてゆく… 僕にはそれ、 よく分かりません。 嫌ならやらなくて良いと 思います。 世界ってもっと広いんで。 なんぱでなくとも、 『手段』なんていくらでもあります。 僕も、この業界がけっこう 長いので、 例えば、 「なんぱ最強!」 って言って、 最強の理由を10個ぐらい あげている人とかを、 よく見ますけれども。 そういうの、 セールスですからね。 真に受け過ぎないでください。 僕だって、 なんぱ関連の商品を売るときは、 なんぱのメリットを 10個くらいあげて見せますよ。 そして、デメリットは わざわざ言わない。 セールスですから。 なので、 それはそれとして、 あなたは、 あなたの長所を伸ばす べきなんですよ。 エネルギーを 内面の劣等感を 強化するために向けるのではなくて、 ベクトルを変えて、 夢中になって 取り組めることに 向けるべきです。 その方が楽しいですし。 ですので、 直接、お会いして、 「ナ ン パ ができるように なりたいです」 っていう男性には、 だいたい、 それって、 『手段』ですか? 『目的』ですか? 本当は、なにがしたいんですか? っていうところから始めて、 なるべく、 その男性の コンプレックスではなくて、 長所とか、 向き、不向きとかを一緒に 考えていって、 「じゃあ、試しに、 こういうことをやってみましょうか」 ってところから始めます。 そうそう。 僕は今、 ・本当にやりたいことは何か? みたいな話をサラっと しましたけれども、 これが実は、一番、難しい。 みなさん、 「こんな自分が嫌だ」 「これが欲しい」 「こうなりたい」 とかってのは、けっこう あるんですけれども、 そんなのだいたい、 劣等感の裏返し、 あるいは、 メディアの洗脳、 他人と比較して、 うらやましがっているだけ、 であって、 本当にやりたいこと では無いんですね。 ほぼ、ほぼ。みなさん。 そして、 本当にやりたいこと というのは、 どんなに机に座って 考えこんでいても、 どんなに議論しても、 見つかりません。 そういう、自分探しは 時間の無駄でしかなくて、 実際は、 少しでも興味があるなら やってみる。 そして、 まったく出来ないなら、 それは、やりたいことでは無いし、 少しでもやれるならば、 半年~2年くらい続けてみて、 で、結果の出る、出ないに 関わらず、 なぜか続けられてしまう のであれば、 そのまま続けているうちに、 気がつくと、 それが、 ・やりたいこと になっていたり するものです。 「こういう人間になりたい」 とか、 「こういうことが出来るようになりたい」 とか、 そういった、 劣等感や自己否定の 裏返しなやつは、 いったん、置いておいて。 純粋に、 なぜか『続けられること』を 探してみて、 それを続けているうちに、 5年~10年あれば 突き抜けられますので、 そうやって、 突き抜けてしまうと、 気が付くと、 「こういう人間になりたい」 とか、 「こういうことが出来るようになりたい」 みたいな、 自己否定感なんて、 すっかり、どうでも よくなっていたり するものです。 人間は、否定形を理解できない。 自分で自分の劣等感を わざわざ深く 育ててしまわないよう、 くれぐれも、気を付けましょう。 相沢蓮也
相沢です。 「ナンパをしたいけれども、 どうしても地蔵になってしまいます…」 という質問をもらいましたので、 今日は、その解決方法をお話します。 小手先ではなくて、かなり本気の 解決法です。 ところで、ひとつ、 興味深い話があるのですが、 以前、僕の所に、 「今までの彼女は、全てナンパで 作りました。 ナンパ歴は5年になります。 その日のうちに… なんていうのも、何度も経験しています。 それでも、未だに『地蔵』になる ことがあります」 という男性が相談に来ました。 ちょっと意外じゃないですか? これだけやってても、 路上を歩く、見ず知らずの女性に 声をかける事に対して、 ストレスを感じる人って いるんです。 … なぜだと思いますか? … 僕は、これを ・常識の問題 だと考えています。 なぜ、街を歩く、 見知らぬ女性に声をかけることは、ストレスなのか? その答えは、 ほとんどの男性にとって、 街を歩く、見知らぬ女性に声を かける行為が、 ・非常識 だからなんです。 で、この『常識』とか『非常識』 ってやつを、もっと厳密に言うと、 声かけにストレスを感じる男性の 周囲の男性は、みんな、 「見知らぬ女性には、声をかけない」 という価値観を持っています。 地蔵の男性がいたとして、 その友人のA君も、 その先輩のBさんも、 その後輩のC君も、 親も、先生も、兄弟も、 みんな、 「見知らぬ女性には、声をかけない」 という価値観の世界で 生きています。 そういう世界に 所属しているから、 地蔵の男性は、 いつまでたっても 声かけにストレスを 感じてしまいます。 だって、周囲の人間、 つまりそれは世界 なんですけれども、 その世界の住人がみんな、 「見知らぬ女性には、声をかけない」 という方向を向いていたら、 その世界の中で、 自分一人だけ逆方向を向くのは、 ストレスですよね? これが『常識』というものの正体です。 実は僕は、意外と声かけの数って 少ないんですよ。 ガチでナンパしている男性からしたら、 ペーペーレベルの数です。 でも、ほとんどナンパとか 声かけという行為に ストレスを感じません。 なぜなら、仕事がら、 僕の周囲の人間には ナンパをする男性が、 やたらと多いからです。 構造だけ見れば、地蔵の男性と 一緒なんです。 僕の友達も、 僕の仕事仲間も、 僕の先生も、 僕の後輩も、 とにかくみんな、普通にナンパします。 僕は、そういう世界で生活を しているものですから、 「見知らぬ女性に声をかけるのが 全然、おかしくない」 という『常識』に生きています。 要するに、『常識』に抵抗して いないんです。 みんなと同じ方向を向いているだけ。 だから、ナンパとか声かけに対して、 ほとんどストレスがありません。 … この、『常識』の話っていうのは 自分を変えるためには、非常に 重要だと考えます。 人って、場の色に染まります。 一部の奇人や天才を除くと、 本当に変わりたいならば、 そういう場に入ってしまって、 その色に染まっちゃうのが 最も合理的です。 だから、野球でも駅伝でも 強豪校って決まってるじゃ ないですか。 野球は、あの学校が強い。 駅伝は、あそこが強い。 って。 あるいは、学校の監督とか コーチが変わっただけで、 急に強くなったりとか、 弱くなったりとか。 そういうのって、 何か特別に凄い訓練をする とかでは無くて、 メンタルも技術も含めて、 「これって普通だよね」 っていう、その『常識』の レベルが底上げされちゃう んだと思います。 10人いて、10人とも、 「練習は1日1時間が普通だよね」 って考えている集団と、 10人いて、10人とも、 「練習は1日8時間が普通だよね」 って考えている集団、 その『普通』の差。 結局、人は、その『普通』には 逆らえないし、 その『常識』に 染まってしまうものです。 だから、ナンパに限らない 話なんですけれども、 本当に変わりたければ、 『常識』を変えるのが 最短・最速だし、 『常識』を変えるとは、 もっと具体的に言うと、 ・今までとは違う場所で生活して、 ・今までとは違う友達と付き合う、 とか、そういう事なんだと思います。 ちょっと話が飛んじゃうんですけど、 僕は昔、いじめられっ子でした。 20代前半まで童貞でした。 それでも、 変わることが出来たのは、 その頃とは違う場所で 生活をして、 その頃の人間関係は 全て切り捨てたから、 だと思います。 変われない人って、たいてい、 同じ場所で、 同じ人間関係の中で もがいています。 だから、努力しても、 努力しても、一向に変われません。 僕だって、もし今も、 あの場所にいて、 あの環境でもがいていたならば、 変われなかったと思います。 ・高校デビュー とか ・大学デビュー っていう言葉がありますよね? 高校や大学進学をきっかけに、 ファッションや性格を ガラリと変えてみる。 それまでの自分を知っている 人間がいない環境だから、 それまでとは違った自分を 演じられる。 演じているうちに、 本当になってしまう… 素晴らしい事だと思います。 今までいた場所で、 今まで一緒にいた人達と 付き合いながら、 今までの自分とは違う存在に なるというのは、 とても難しい事じゃないでしょうか。 … 出来る範囲で構いません。 ナンパに限らず、 本気で変わりたいなら、 切り捨ててください。 場所も、付き合いも。 冷たいようですが、 それが最短です。 相沢蓮也
相沢です。 ゴールデンウィークですし 家でごろごろしながら ドラマか映画でも見ようかな って思って なんか色々と探してたら、 ふと、鈴木京香主演の ドラマのタイトル 『セカンドバージン』 というのが 目に飛び込んできました。 「おお~! 鈴木京香がテレビドラマで アナルセックスの 話をやるのか!? 時代はついに ここまで来たのか??」 って、素で勘違いして ドラマのあらすじを読んだら たんなる不倫の話だそうで。 そっか。 あそこに入れるのが バージンなら、 お尻はセカンドバージン なのかと思ったけれども、 その場合 「アナルバージン」 であって 「セカンドバージン」 とは言わないのか… と、妙に真剣に 納得してしまいました。 ・・・ それはそれとして 今日はぜんぜん別のお話。 3月~4月にかけて 弟子を募集しました。 で、イイ感じに 締め切ってそれから つい昨日ですね、 東京在住で このコースに 参加してくださったかたと 一緒に ナンパに行ってきました。 なので今日は珍しく ナンパについて書きます。 今まで僕って あんまり ナンパについては 書いてこなかったんですが その理由はとてもシンプルです。 僕から見ると、 本当に真剣に取り組んでいる人に とっては、なんぱとは、 恋愛というよりも イデオロギーだからです… 僕もときどき そういう人にお会い するんですけれども、 すごいですよ、あの人たち。 あれはもう、恋愛ではなくて 宗教とか、自己啓発とか もっと言うと マルクス主義とか 自由民権運動とか 原発反対運動とか 女性問題とか 教育問題とか そういうレベルの熱と 思想を持って 取り組んでいます。 ・究極の男とは何か!? みたいなノリっすね。 で、僕はっていうと もっとずっとアバウトで どうでも良くって、 何も考えていません。 強いて言うなら 「くじ引き」 でしょうか。 理屈はいいから 声かけましょうね。 当たりとか大当たりを引くと 楽しいですよ。 と、本音を言うと その程度なものですから なんとなくね、僕なんかが 主張していいような世界では ない気がしてるんです。 でも、色々と ご縁がありまして 何人か、直接指導を させてもらった経験をもとに 今日は初心者さんが 気が付いていない 3つの注意点を 書こうと思います。 「本や教材を買って それを参考にして ちゃんと 街で声かけもしているのに なかなか思うような 成果が得られません」 っていう人は必見です。 案外、自分では気が付きにくい 部分ではないでしょうか。 注意点その1: あなたの声は、 ちゃんと届いていますか? 第一声目はこういうセリフを 言ってみようかな とか あの教材の通りに こういう 声かけをしようかな とか、 事前にネタを仕込んでいくのは よいのですが、 その『ネタ』とか 『セリフ』がですね、 そもそも伝わっていない場合が 非常に多いです。 女性からすると 1、 知らない男が近寄ってきた 2、 もごもごと何か言っている 3、 怖いから無視して逃げる という流れですね。 これ、後ろから見ていると なんとなく雰囲気で 分かる時があります。 あ、いま、声かけのセリフ その内容がちゃんと 届いていないな、って。 でも、声かけしている男は 「おかしいな… ちゃんと言われた通りの セリフを言ったのに、 全然反応がないじゃないか」 みたいな顔して帰ってきます。 ちゃんと 話しかけた女性の表情を 観察すれば 自分の言った 「セリフ」 「ワード」 が言葉として 理解されているのかどうか 理解したうえで あえて無視しているのか それとも、聞き取れなくて 無視しているのか、 分かるはずです。 だから 次の注意点とも通じるのですが 注意点その2: 女性を観察できていますか? です。 この注意点2を書きながら 「これって ナンパの話なのかな??」 と、疑問を感じつつ 続けますが、 そもそも これから声をかけようとする女性 声をかけた女性のことを 見ていない人が多すぎます。 さっきの話 ちゃんと相手の表情を 見ていれば、 こちらのセリフが 理解されているのか、 いないのかって分かりますよね? 他にもたとえば これは昨日実際に あったんですが、 ビルから女の子が 帽子かぶって 出てきたんですよ。 で、歩きながら帽子をはずして しばってあった髪の毛を解いて、 ちょっとクシャクシャってやって 頭を帽子とまとめた髪から 解放してたんです。 そしたら、その女性の感情は そこにありそうですよね。 「あれ、もしかして今 仕事終わったところですか? 今、髪をクシャクシャって 解放されたーっ!って笑」 って言ったら 当たれば反応ありそう じゃないですか? 他にも、 ヒールでちょっと足をカクって やった子がいたんですよ。 そしたら、直後であれば 「どーも。 可愛いヒールですね」 だけでも、反応取れそうですし 「今、カクってなって、 恥ずかしそうに してませんでした笑」 「ヒールのかかと 大丈夫ですか? 折れてたらオレ、直せますよ。 ご飯つぶとかでピトって」 とか、感情揺さぶれそう じゃないですか? 声をかけた女の子の カバンの口が開いていたら それだけで、 「カバンの口、開いてますよ。 ガバって笑」 とか。 目立って大きい ピアスをしてる子がいれば 「いま、銀座で一番 ピアスが大きい女性を 探してたんですよ」 とか。 まあ、 なんでもいいんですけどね コミュニケーションなんで。 1、 ちゃんと観察して 2、 その女性の感情が ありそうなポイントを 話題にする これって ナンパに限りませんよね。 でもみんな おもしろ『ネタ』とか ただしい『セリフ』 みたいなのを 教材なんかから仕入れてきて その女性とは無関係に 一方的に 『ネタ』や『セリフ』を 切っていきます。 で、あっという間に 引き出しがつきて 「何をしゃべっていいのか 分からない…」 みたいな。 仕込んだ『ネタ』と 『セリフ』を一方的に ぶつけていて しかも、 その『ネタ』も『セリフ』も 伝わっていない… なんか、 ノソノソと近づいてきて モゴモゴと口を動かしている。 怖い人がいたので、逃げました… とまあ、注意点1か2 もしくはこの両方でもって コケてる男が多いなぁ… と感じるわけです。 で、 「教材の通りにやっているのに ちっとも成果がでません」 と。 注意点その3: 一人の女性に執着していませんか? 先に述べましたように 僕にとって ナンパっていうのは ・くじ引き です。 だから 「がん無視 鉄仮面をくずす方法」 とか 「彼氏持ち 人妻をくずす方法」 とか 「LINE無視をくずす方法」 とか、 意味が分かりません。 何回でも、ただで引ける 「くじ引き」 なんですよ。 であれば 「はずれ」が出たら それを 「当たりにする方法」 を必死に考えて そこに時間と労力を 費やすよりも、 さっさと次を引けば 良いじゃないですか。 だって 「はずれ」なんだから。 同じ色のペンで うえからなぞって、とか 修正液で丁寧に消して そのうえから…、とか そうやって なんとか店員さんの目を ごまかそうとしたって 意味ないじゃないですか。 いやいやいや いいから さっさと次引いてください 無料で何度でも引ける 「くじ引き」 なんですよ? と、思ってしまうわけです。 相沢蓮也
相沢です。 先日、渋谷でナンパの コンサルをしていた時の話。 生徒はAさんとします。 Aさんは 柱のところにイヤホンをして 立っている女性に 声をかけました。 「待ち合わせですか?」 って声をかけなさい という指示で。 遠くから見ていると その女性はわざわざ イヤホンを外し Aさんに反応します。 で、ちょっと笑顔が出て スマホを出しながら 2人でしばらく話ている。 ところが、途中で その女性はAさんの元から 去ってしまいました。 「あれ、なんでだろ?」 と思って Aさんに話を聞くと Aさんいわく 「カフェ・ド・クリエ」 という喫茶店に 行きたいらしいが 自分はその場所が 分からなかったから 教えてあげることもできず どうにもならなかった。 と。 ナンパに限らないんですが ここが、グイグイと女性を 落としていく男と いわゆる「イイ人」との 決定的な差だと感じました。 本来Aさんは 「カフェ・ド・クリエ」を 知らなくても、 ともかくその場では 「知ってるよ」 って答えるべきだったんです。 「ってかオレ 渋谷で一番詳しいから。 その・・えっと・・・ なんだっけ? カフェ・ド・ナントカ?笑」 って。 そしたら、 「いやいや、 知らないじゃん笑」 ってなるから、 「知らないんだけど。 でも、知ってるっていう 気持ちだけはホンモノだから そのカフェドなんとか。 むしろなんかもう、 あそこのカフェドで良くない?」 みたいな感じで いったん、断られる前提で 誘いつつ 「今日は、買い物?」 みたいな感じで 会話に切り替えれば よいですよね。 それで少し話したら まあ、スマホもあるし 一緒に探しましょう。 と。 で、そのまま 2人で行っちゃえばよい。 営業と同じなんですよ。 優秀な営業マンって とりあえず 「出来ます」 「うちが一番得意ですっ!」 って言っちゃうじゃないですか。 言って、とりあえず 話を進めちゃってから 社内で相談して、 後からつじつまを 合わせますよね。 たぶん、これを 「フット・イン・ザ・ドア」 っていうんだと思いますが、 1歩でも半歩でも 話が進んじゃったら、 なんとなく 途中で断り辛くなって そのまま 最後まで行ってしまう。 一方の、正直すぎる人 イイ人は、 「う~ん。分かりません。 1度、社にもどって 相談してみます」 とか言っちゃうから 機会を逃すんです。 これとまったく同じです。 とにかく、 言っちゃえばいいんですよ。 「得意だよ」 「詳しいよ」 「大丈夫」 「オレに任せろ」 って。 僕はつい、これを 「ナンパはノリです!」 「勢いです!」 っていう曖昧な言葉で 説明してしまうのですが、 要するにこういうことです。 とにかく、言ってしまう。 ダメだったら 後から謝れば いいじゃないですか。 それで人が 死ぬわけでもあるまいし。 誰かが大損するわけでもない。 ナンパなんですから。 相沢蓮也
相沢です。 女の子を口説くために 「嘘」をつく ってどうなんだろう… 今日のお話は 女性を口説くこと全般に つながるんですが、 とりあえず、 ナンパに関する相談から。 ------------------ 自分は35歳 なんだけれども、 ナンパの時は 28歳と 嘘をついています。 本当の自分じゃない状態で ナンパするのは、 まだまだ弱気な証拠で 良くないと思うんですけど… ---------------- というメールを 貰いました。 確かに僕は普段から 「自分を偽ってまで 女性を口説くな!」 とか 「女性を騙して 一方的に奪うな!」 とか、 そんな感じの事を 言ってる気がしますが。 じゃあ、 何でもかんでも 最初から正直に 言えばいいのかっていうと それじゃあ 女性は口説けません。 ただ、 こうなってくるともう 『程度』の問題かも しれないんで、 なかなか線引きが 難しいんですが、 ニュアンスとしては 都合の悪いことに関しては ・嘘をつく というよりも ・本当の事は言わない っていう バランス感覚だと 伝わるでしょうか。 たとえば先ほどの 年齢の話、 僕のある友人は たしか今、 37歳だと思うんですが ナンパして 女性に年齢を聞かれたら 「30…31?… 32、かな??」 とか言ってはぐらかす。 「30歳です」 って言うと嘘だけど そこをあえて、 「30…31?… 32、かな??」 のように冗談っぽく かわすんです。 たとえば、 あなたが女性の体目的で ナンパするとして じゃあ、いきなり 「あなたの体が目的です。 僕にナンパされてください」 とは言いませんよね。 やっぱり わざわざ言わなくていい事は 言う必要はない。 昔、所ジョージさんが 浮気について面白いことを 言っていて、 「自分が外でウンコを 漏らしたとして、 それをワザワザ 奥さんに報告しないでしょ。 それと同じですよ。 言う必要はない」 とか。 こういう話をすると すぐに、 じゃあ、年齢を聞かれたら 「30…31?… 32、かな??」 って 答えればいいんですね。 とか、 そういうふうに 受け取る人が いると思うんで 念のため言いますが これらは全て、 ケースバイケースです。 上記の答えは ナンパという前提で お話してあります。 会話の受け答えは当然 2人の出会い方や立場、 あなたや女性の 個性によって 変わってきますので 本質を理解せずに真似したら たぶんあなたは失敗します。 大切なのは、 あなたが 女性を口説くときに 「本当の自分で勝負をする」 ことが正しいという 前提のもと、 だからと言って わざわざ、 自分がトイレで ズボンを下ろして いきなり汚いケツまで 見せなくてもいいよね。 って話です。 「嘘」はつかない。 でも、 「不要なことは言わない」 のは、時として、 恋愛には必要なことです。 相沢蓮也
相沢です。 男は、自分で決めた以上 引いてはいけません。 1度決めたら アクセルは最後まで踏み切る。 でないと 自分を嫌いになってしまうから。 … … どうすれば 自分の中に、 自信を作れるのか? … … 例えば、 学校やサークル、職場。 周囲の目が気になって 堂々と振舞えない。 … 例えば、ナンパ。 ナンパをしようと 街に出ても、 数時間 ウロウロしただけで 帰ってきてしまった… どうしても、 どうしても、 どうしても、 周囲の目が 気になってしまう。 ナンパしている姿を 見られて 「うわ~、あいつ、 ナンパしてるよ~」 とか、 「だせぇ、失敗してやがる」 とか、 「何だあいつ、 あの顔でナンパ? 鏡みて出直せよ、勘違い野郎」 とか、 なんか、 道行く人々の注目を集め 恥ずかしい視線を 一身に浴びてるんじゃないか。 そういう恐怖。 声をかけた女性に 無視されたり、 バカにされたり、 実はそういうのは 気にならない。 ただただ、本当に、 周りの視線が どうしても気になる。 何件か こういう声が届いています。 周囲の目が気になる 女性の拒否に、 必要以上にへこむ 視点が 「周囲の人間からのモノ」 か 「目の前の女性からのもの」 か という違いはありますが 本質は同じで、 要するに、 自分に自信が無いから 起きる現象です。 そうすると、 「じゃあ、どうすれば 自信が持てますか?」 って聞かれるんですが これについては もう少し厳密に 考えた方がよさそうです。 よく、 ・自信がない とか ・自信がある とか言うじゃないですか。 でも、本当に自信が無い、 つまり自信が まったくのゼロの人って、 ほぼ居ないと思うんですよ。 たぶん、完全にゼロなら 自殺してます。 そういう意味で 「自信がある」 という表現もおかしい。 ゼロじゃないんだから みんな、自信は 「ある」わけです。 だから正確に言うと 自信が1ある 自信が2ある … … 自信が10ある 自信が50ある … … 自信が100ある 自信が700ある … … 自信が1000ある 自信が10000ある とか、そんな感じ。 程度の問題です。 だから 周囲の視線が気になります って人も、ある日突然 1万の自信が手に入って、 ある日突然、 周囲の視線が 全く気にならなくなる っていう事はなくて 自信が10から50になった。 よって差である40だけ 周囲の視線が 気にならなくなった。 自信が 50から200になった。 今度は150だけ、 女性からの拒絶が 気にならなくなった。 そうやって 積み重ねた自信に応じて 周囲の視線や 女性からの拒絶がだんだんと、 気にならなくなる んだと思います。 何か、 物凄いノウハウがあって 朝、目覚めたら急に 「自信10」の人が 「自信1万」になった、 とか、ありえない訳です。 もしこれが実現したら それはリアルに 危ない薬ですよね… 人間は不自然な変化や 不自然な成長は出来ない。 漫画じゃないんで。 じゃあ、 ジョジョにでも良いんで どうやって 自信を積み重ねて 成長させることができるのか。 簡単です。 自分で立てた小さな目標を 必ず達成してください。 必ず、です。 自分で立てた目標に 挫折すると、 そのぶんだけ 自分のことが嫌いになります。 せっかく積んだ自信が 減ってしまいます。 で、この時のコツが、 ・2種類の目標をたてる です。 自分に自信が無い人の 特徴なんですが、 目標設定のしかたが 非常におおざっぱです。 ナンパで言えば 1回街へ出て、 10人に声をかけよう。 とか決めるじゃないですか。 でも、結局 一人も声を掛けられなくて 一日中、街を徘徊して すごすご引き返す。 「ああ、 目標を達成できなかった。 オレはなんて ダメなやつなんだ…」 この時、 気が付いて欲しいのは 「オレはなんて ダメなやつなんだ…」 ってことじゃなくて 「そうか、 10人に声をかけるってのは 今の自分には ハードルが高すぎたか」 です。 であれば、少なくとも ナンパをしようと 街へは出れたわけですから それを1つの 成長と捉えます。 街へ出た事が無い ↓ ナンパをしようと街へ出た。 これ、成長ですよね。 で、次に、目標設定を もっと現実的なものにする。 たとえば 「次は最低、一人 必ず声だけはかける」 とか。 するとここで、 2種類の目標が設定できます。 1、 既に達成しているライン (ナンパ目的で街へ出る) 2、 これから達成するライン (最低一人、必ず声をかける) そしてこの時、「1」の 既に達成しているライン は必ず、守ること。 ここで引いてしまうと そのぶん、あなたの中から 自信がこぼれおちます。 男としての 魅力が減るってことです。 そして 「1」と「2」の差を あまり大きくしないこと 1、 ナンパ目的で街へ出る 2、 最低『100人』 必ず声をかける で、いきなり 「2」を達成できる人は マレです。 でも、 1、 ナンパ目的で街へ出る 2、 最低『1人』 必ず声をかける なら、やれますよね。 「1」と「2」の差を 小さくすることで 目標を達成しやすくして ステップアップ感を ちゃんと自分に 感じさせてあげる。 これで「2」を達成したら 次は、 1、 最低『1人』必ず声をかける 2、 最低『2人』必ず声をかける にすればよい。 自分のレベルアップが 明確になりますよね。 とにかく重要なのは 何があっても 「1」の 「既に達成しているライン」 は絶対に譲らないこと。 ここで引いたら せっかく積み上げた 自分の中の自信が こぼれてしまう。 この意識を厳しく 持ってください。 相沢蓮也
相沢です。 恋愛を教えたり 恋愛商材なるものを 販売している人は よく言うことですし 僕も方向性としては 否定しきれないんですが、 一方で、 どこか疑問を感じざるを得ない 恋愛論のひとつに ・ブスを口説いて練習しろ というものがあります。 「ち、こんなブス」 と思って女を抱く男って、 人としてどうなんだろう… って思いませんか? 恋愛相談を受けていると、 「あの女性は、 まだ、自分には無理」 「経験値を積んで、もっと 自分がレベルアップしたら云々」 とか言う人がけっこういます。 この発言も、いつも僕は、 微妙な気持ちになります。 この人の言う 「あの女性」っていうのは 本当にそんなに レベルが高いんだろうか。 ただ、外見が めちゃくちゃ綺麗ってだけで 話してみると中身がスカスカの お人形かもしれないのに… もしそうなら、まったく恐れるに 足る女じゃないだろうに… と。 レベルの高い女性って いると思います。 でもそれは、外見だけで 決まるんじゃないですよね。 男だって女だって 人間の価値っていうのは 総合力じゃないですか。 で、かなりシビアな現実ですが 確かに人間には 「レベル」のようなものが あると思いますし、 人は、自分よりも レベルの低い人間とは 付き合いません。 だから、そういう意味で 自分とかけはなれて レベルの高い女性を いきなり口説くのは まあ、無理だろうなぁ。 と。 だから、もっと自分の レベルを上げてから その女性に挑戦する。 というのなら、分かるんです。 でも、その「レベル」って 外見だけでは決まりませんよね。 なんか、こう、 恋愛のステージになると 妙に女性の外見を 「神聖視」してしまっている 男が多いと思います。 見た目が綺麗、 という理由のみで 「あの女はまだ無理」 と言っているのであれば それはやはり、 あなたは不必要に 女性を神秘的にとらえ過ぎ。 神聖視し過ぎ。 ってことです。 それともう1点 ・ブスを口説いて練習しろ という、どこぞの 「恋愛マスター??」 の言葉を信じて コツコツと、 自分が見下した女性を 口説いている、あなた。 やっぱり、 「ち、こんなブス」 と思って女を抱く男って その時点で かなりレベルが低いです。 男として魅力がありません。 心の底で 相手の女性を見下しながら、 同時に、その行為におよぶ 自分のことも見下しています。 価値の無い時間を ダラダラと過ごして、 それを「経験値」と称して 逃げています。 そうやって 逃げ続けているから あなたはいつまで経っても、 何人抱いても、 満足できないんです。 反省してください。 念のため 言っときますが、 「だから 外見が最高のオンナだけを 狙い続けろ」 っていうのとは ちょっと違いますよ。 まあ、別にそれでも 良いんですが。 何度も言うように 女性の価値って、 外見だけじゃないんで。 もっと総合的な判断で、 あなたが価値を感じた女性 その女性と時間を過ごすことに 意味を感じた のであれば、良いんです。 合コンとか、ネットとかって 外見以外の情報も 豊富じゃないですか。 だから、そういう全ての 総合判断でオッケー。 ちなみに僕は、 純粋な顔の作りや服装よりも 「しゃべり方」とか 「しぐさ」とか 「キャラクター」に グっとくる方なんで、 そういう判断で 行くことが多いです。 でも、逆に言えば、 ナンパは、 外見レベルマックス以外は 行っちゃダメです。 だって、ナンパって 外見以外に情報が無いんだから。 まずはそこそこのオンナで 経験を積んで… とか、あり得ません。 超失礼じゃないですか。 失礼なうえに 男として、姑息です。 姑息な男の価値は低いです。 相沢蓮也