相沢です。 女性を口説き落とすためには どんなデートがベストなのでしょうか? 今回は、このテーマを入り口にして、 ・狙って落とすとはどういうことか? についてお話します。 まず、気になっている女性に対して デートに誘う男性を、3つに分類してみます。 パターン1: 自分の理想のデートを提案する パターン2: メディアの幻想デートを提案する パターン3: 女性の好みに合わせて、 美味しいお店で食事を提案する 以下、くわしく解説します。 パターン1: 自分の理想のデートを提案する こういう男性、意外と多いですね。 ロマンティストほど、 この傾向が強くて、 『自分は』この女性と、綺麗な 水族館デートがしてみたい! イルカショーとかで、水しぶきが ブワっとかかってきて、 そういうのに、彼女と一緒に 「うわー!」とか「きゃー!」とか はしゃいだり、何て楽しそうなんだ!! とか、 『自分は』この女性と、夜景の綺麗な 展望台に登って、ロマンティックな 気分にひたりたい! 展望台から見下ろす夜景の街並みは キラキラと美しくって、 僕も、彼女も、その素敵な景色に 魅せられて、ウットリとした気分になって… とか、 『自分は』この女性と、花火を見に 行きたい! 彼女は美しい浴衣で、 自分もジンベイなんか着ちゃって。 キレイな打ち上げ花火を見ながら 露店で金魚すくいやって。 わたあめ食べて。 気が付くと2人はすっかり 恋人気分で、自然と手をつないで… とか。 はい。 そうとうダメですね。 こういう発想(笑) 何がダメかっていうと、 これ、全部、あなたの理想。 あなたの妄想。 あなたの幻想。 あなたが、好みだという女性を 『利用して』やってみたい、 一方的な欲望なんです。実は。 そもそも本当に、 目の前の、その女性は、 『あなたと』そこに行きたがって いるのか? そういう考え方がありません。 あと、根本的な性格や好みの 問題として、 イルカショーで 水をかぶるとか最低。 化粧落ちるし。 服も髪の毛も、 濡れたら気持ち悪いし。 その後どうするの? とか、 展望台…別にいいけど。 わたし高いところとか 興味ないんだよね… だいたいああゆう所って 人が多くて、たいして景色も よく見えないしね… とか。 花火。 いやいや。浴衣着るなんて 一言も言ってねーし。 超めんどくせー。 あと、人混み嫌いだし、 露店とか、普通に不潔だよね… とか。 あ、これ、全部が女性の 本音ってわけじゃあないですよ? そういう話をしているのではなくて、 そういう考え方の女性も、普通に 沢山いますよ、 って話です。 これは、 パターン2: メディアの幻想デートを提案する も同じことで、 「メディアの幻想」っていうのは テレビや雑誌が作り上げた イメージのことで、 必勝デート!! みたいに書かれていても、 実際は色々な事に対して、 色々な感じ方をする女性がいるので、 そういうのを無視して、 パターン1: 自分の理想のデートを提案する をすると、 「あなたの幻想を私に押し付けないで」 になりますし、 パターン2: メディアの幻想デートを提案する をすると、 「マニュアルじゃなくて、ちゃんと わたしを見て」 ってことになっちゃうんです。 なので、これから口説こうという 女性をデートに誘うのであれば、 パターン3: 女性の好みに合わせて、 美味しいお店で食事を提案する が一番、間違いがありません。 これは、付き合うとか、 せっ○スをして特別な関係になるとか、 そこまで行って、 つまり、 女性側の、信頼と安心、 女性が素直に自分の要求を言える 状態になるまでは、 とりあえず、美味しいものを食べに 行って、会話をするのがベストだと 僕は思ってます。 コンサルをしていると、 けっこう多いんですよ。 2回目のデートで、 「じゃあ次は、2人でお花見行こうか」 とか。 「じゃあ次は、花火ね」 とか。 「次は初もうでかな」 とか。 提案しちゃう男性。 季節のイベントが多いかな。 あと、水族館とか、遊園地とか、 動物園とか、なんかそんな感じの。 いかにもデートスポット的なのとか。 男が話の流れに乗っかって、 自分の欲望とか、 メディアの情報とかで、 提案しちゃうんです。 そうすると、女の子側も、 その場は2人きりで会話してますし、 ちょっと断りづらいな、 とか、 つい、空気に負けて 「楽しそうー!」 「行きたーい!!」 ってノリでOKしちゃったりとか。 でも、家に帰ってひとりに なって、 冷静に考えてみると、 「あれ。普通にめんどくせーぞ」 と(笑) そして、2度目のデートはなくなり フェードアウトされてしまいます。 まあ、そもそも論なんですけど、 この手のイベント場所って、 ・誰と行くか? が一番重要なんですよ。 なので、普通にイベントごとが 好きな女性であっても、 それは、彼氏や仲の良い友達と 一緒に行きたいのであって、 2人きりでの食事はOKした けれども、 まだ、この先どうなるかは 分からない、 彼氏でも何でもない男性と、 本当に、そこに行きたいのか? っていうと、 ほとんどの場合はNOなんです。 この辺の順番を間違えると 女性のフェードアウトを食らいます。 また逆に言えば、 付き合ってもいないうちから 女性の方から、この手の 重たい提案が来るようであれば、 それはもう、さっさと付き合うか せっ○スしちゃっても大丈夫ですよ、 って思います。 それから、一番勘違いして 欲しくないのは、 付き合うか、せっ○スするまでは、 デートってのは、 「会話をすること」 です。 一緒に水族館行こうが、 一緒に動物園行こうか、 その行為自体が、 付き合ったり、せっ○スしたり することに役に立つのか? っていうと、はなはだ疑問で、 どうして、男と女は 付き合ったり、せっ○ス したりするのかっていうと、 分かりあったり、 価値観を共有したり、 オスとメスを感じあったり、 感情を動かしあったり するからであって、 じゃあそれって、何なの? っていうと、 ・会話 なんです。 2人で食事に行くっていうのは、 2人きりで会話をしに行くって ことだし、 もっとも合理的に、効率的に、 分かりあったり、 価値観を共有したり、 オスとメスを感じあったり、 感情を動かしあったり、 しに行くことなんですよ。 だから、イベントなんて 行っている場合ではありません。 ああゆうのは、 すでに結ばれた2人が、 倦怠期をごまかすために 行くものです(笑) 男が、彼女から 「ねぇ。連れてってよ!」 ってネダられて、 「めんどくせーなー」 って思いながら、行くくらいで ちょうど良いです。 そうでないなら、 食事してください。 会話してください。 ・・・ さて。 今回のお話を通じて、 1つ、確認して欲しいことが あります。 それは、 狙って落とすとは、どういう事か? です。 恋愛コンサルなんかしていると、 よく言うひとがいるんですよ。 「好きになった女を狙って 落とせるようになりたいです!」 って。 ところが、こういう事を言う 男性に限って、 だいたい、 パターン1: 自分の理想のデートを提案する か、 パターン2: メディアの幻想デートを提案する なんです。 なので、たぶん、 根本的な勘違いをしている んだと思うんですけれども、 女性を狙って落とすとは、 女性『を』思い通りに動かすこと ではありません。 むしろ、 女性『の』思い通りに動くこと です。 会話を通じて、 その女性が、何を望んでいるのかを 徹底的に感じ取るんです。 で、本当に望んでいるものを 提供して、提供して、 提供しまくります。 与えて、与えて、与えまくる。 そこには、あなたの欲望が入る 余地など、一切ありません。 もっと言うと、 あなたの感性、あなたの人格など なんの意味も持ちません。 目の前の女性が、何を感じ、 何を思うのか? それが全てです。 以前、どこかのナンバーワン キャバ譲だったか、 そういう人が、 「ナンバーワンになるコツは、 その瞬間は、 目の前のお客さんを彼氏だと 思うこと。 心の底から好きになること」 みたいなこと言ってた んですけど、 僕はこれ、僕なりに 「分かるな~」 って思うところがあって、 たぶん、このキャバ譲の子は、 目の前に、チビでデブでハゲで 会話もつまらなくて、ケチで不潔な 50歳過ぎたオッサンが来ても、 『その瞬間』は、 心の底から好きになれると 思うんです。 このオッサンを。 そのくらい、 つまり、自分の人格、感性すら 欺(あざむ)くくらいに、 心の底から演技をすること。 徹底的に、相手に合わせるんです。 『その瞬間』は。 狙って落とすってのは、 こういう事なんですよ。 けっして、相手『を』思い通りに 操る力ではありません。 『その瞬間』は自分の感性すらも だますほどに、 相手『の』思い通りになる力 です。 だから、 パターン1: 自分の理想のデートを提案する も、 パターン2: メディアの幻想デートを提案する も、 こんなふうに、 自分の欲望を主張してたり、 女性を全く無視していたりなんて ありえなくって、 ただひたすらに、 女性と向き合って、 その女性は、本当はどうして 欲しいのか? 心の奥底では、本当は何を 求めているのか? を探り出して、 たとえ、それが、あなたの 感性や欲望や、 求めている恋愛の形とは全く違う ものだったとしても、 そういう、あなた自身の気持ちは 完全に無視して、 演技しきって、 与えて、与えて、与えまくる。 ・その女性にとっての理想を演じ切る! それが、 狙って落とす、 っていうことです。 自分のプライドも、 自分の欲望も、 自分の信念も、 自分の思いも、 自分のロマンも、 自分の理想も、 自分の楽しさも、 全部、無視。 なので、そういうのは なんとなく普通の恋愛に飽きて しまった僕とか^^; 一部の、異常者が趣味とか仕事とか、 女性からお金をむしり取るとか、 普通ではない目的をもって やることであって、 こんなの、 少なくとも恋愛じゃあない、 とは、思ってます。 恋愛がしたければ、 ひたすら出会いを増やして いくなかで、 あなたが自然体でいても なぜか上手くいくような、 そういう『相性』ってやつを 1番大切にすると良いです。 相沢蓮也
相沢です。 評判が良かったので 女性の本能に 訴えかける恋愛術の第2回目。 僕の場合、 本能とは 人間の、より『幼稚』な感性 というとらえ方をしています。 だから 女性の本能を利用する というのは、 女性のより 幼稚な感性に訴えかける。 つまり、子供の部分に アプローチすること。 ここまでは、 お金の話とからめて 以前お話しました。 そして今日は、 ・男女が横並びになることの 本当の意味 について、お話します。 僕はよく 居酒屋デートのとき 横並びの カップルシートを利用します。 当然これは、 女性と対面で会話するよりも 横並びで座って会話した方が 圧倒的に打ち解け、 仲良くなり 深い話に持ち込みやすいからです。 こういうのって、 みんな、なんとなくだけど 経験的に知っているようで、 だから、デートの 2件目とか3件目は 薄暗い バーカウンターを利用するし 自然と横並びで 会話が出来る、 ドライブデートは 定番中の定番。 車を持っている男はモテる といいますが 要するに、ドライブすれば 自然と横並びで 2人きりの会話に持ち込めるから 車、という鉄の塊に 意味があるのではなく 車という個室で 横並びになって 女性と会話できる所に 意味があります。 たぶん、まったく同じ男女が まったく同じ条件で デートをしたとして、 対面で会話し続けるのと 横並びで会話するのとでは、 打ち解けるスピードが 4倍くらい違うでしょう。 僕がここまで強く言っても 「たかが席の座り方でしょ。 そんなので結果が それほど大きく 違うとはとても思えない」 って人がいるんですが 違うんです。 ほんとに 結果が全然違います。 ただ横並びで 会話をしただけで 2回目のデートから すっぽかされるのか その日のうちに ホテルまで行けるのかが 決まってしまう。 そのくらい、違います。 なぜ、そんなに違うのか? それが、本能だからです。 「親しい人間とは 横並びに座りたい」 という本能が 人間には生まれつき 備わっています。 だから、先に 横並びのポジションを 奪う事によって ・横並び=親しい という、深層意識に 直接アプローチすれば良いのです。 発達心理学のお話。 津田塾大学の 外山紀子という学者さんが 保育所の4歳児の 食事の風景を観察し その結果を報告しています。 4歳児の子供は ここではとりあえず 春子と夏子とでもしましょうか。 以下、その時の会話です。 先生 「春子ちゃん、 この席(夏子の対面)が 空いているよ 春子 「ダメ。夏子ちゃんの 横じゃなきゃダメなの」 先生 「仲良しっていうのは、 ご飯のときに 横に座ることじゃないのよ」 春子 「ちがうんだもん。 仲良しっていうのは 横に座って食べなきゃ いけないんだもん。 そうじゃないと 仲良しじゃないんだもん」 もちろん、この傾向は 春子と夏子に限った事例ではなく 保育所の子供たちはみな 同じ傾向、つまり ・仲が良い=隣同士で座る という傾向にあり また当然 子供たちは両親から 「隣同士に座らないと 親友じゃないんだよ」 なんて 教えられているはずもありません。 不思議なことに本能として こういう感覚を持っているんですよ。 人間は。 大人になると、 忘れてしまう人も多くて 親友同士 カフェで対面なんてのは 珍しくもなんともないんですが、 でも、それって結局、 お店の都合に 大人が合わせてるだけなんです。 お店としては、 少しでも多くの利益を出すために 限られたスペースに より多くのお客さんを 詰め込まなきゃいけません。 そうなると、 小さなテーブルに 対面で座らせるのがベストなわけで 別に僕らがそういう席を 望んでいるわけではないんです。 ただ、どのお店も そういう作りだから、 僕達がそれに合わせ、 いつの間にかそれに 慣れてしまっているだけなんです。 親密度という観点からすると あの作りは けっして良くはないのです。 ともかく、 横並び=親しい というある種の公式が 人間には 生まれつき備わっています。 だからもっと真剣に 横並びで座れるデートスポットを 探しておいてください。 バーのカウンター席 居酒屋のカップルシート 公園のベンチ カラオケの個室 ネットカフェの個室 ゲームセンター 遊園地 車 電車 カフェのソファー席 レストランのテラス席 もしも対面の席に 案内されようものなら 店員さんに向かってはっきりと 「あの席がいいです」 と主張してください。 お店の都合で 微妙な席に座らされようものなら しっかり相手の目を 睨みつけてでも、 席を移動してもらうことです。 レストランの四角いテーブルで うっかり女の子が 対面に座りそうになったら 目を見て、 「こっちに来なよ」 ってはっきり提案して 横に座らせなきゃダメです。 (真横でなく L字の位置関係でもオッケー) せっかくカラオケに行ったなら 多少広めの部屋でも 最初から 女性のすぐ隣に座ってください。 観覧車に乗ったなら 当たり前な顔をして、 シレっと 隣に座ってしまいましょう。 神は細部に宿る。 まだまだ、いくらでも工夫できる んじゃないですか? 相沢蓮也
相沢です。 昼間のデートについて。 まあ正直、 前回お話した理由から 自分のテリトリーの範囲であれば どこへ行ってもよいと思いますが。 僕のお勧めは ・オシャレなカフェ です。 ここで言う オシャレなカフェとは、 もちろんスタバとか ドトールとかではなくて。 かといって、 椿屋珈琲店やかずま珈琲のような コーヒー1杯1000円くらいする、 お洒落な高級店のことを 言っているわけでもありません。 1杯1000円しようが、 どれだけ店内の内装を キラキラさせようが、 しょせんはチェーン店。 では、僕が言う オシャレなカフェとは どういった店を指すのか。 1、 大通りに面していないので 知る人ぞ知る。 2、 店内の家具や内装、 テーブルに、オーナーの こだわりが見られる 3、 採算を度外視したテーブルの配置 4、 こだわりのオリジナルメニュー といったところでしょうか。 例えば、 恵比寿や下北沢なんかで 賑やかな通りを外れ、 裏道を通った先に、 一見すると民家か こじゃれたマンションか と思われる建物があって。 実はカフェ。 知らないと、 まず訪れることはない。 というか、地図を片手に探しても 普通に迷子になるくらい 分かりにくい場所。 店内の飾り、家具類 机からテーブルにいたるまで どこぞのアンティークか 骨董屋でも探したらしい、 絶妙な雰囲気。 客の回転率とかも ほとんど無視して、 ただただ雰囲気を追求。 ようするに、金さえだせば 作れるお洒落ではなくて オーナーによるこだわりの オンリーワン。 たった1店の 隠れ家的なカフェです。 こういうお店は ポイント高いです。 いままでこういうお店に 連れて行って 失敗したことがありません。 お金を出しても買えない お洒落なので、 本当に喜ばれます。 なぜか尊敬すらされます。 お洒落なカフェを知っている イコール お洒落な生活スタイル という公式が成り立つようです。 では、このようなお店を どうやって探せばよいのか。 僕の場合はやはり「本」です。 カフェ特集。 以前、ある街のカフェを インターネットで調べまくって きっちり10枚、地図を出し、 1日かけて 周ってみたことがあります。 結果。 すべてダメでした。 本当にもう お洒落な「カフェ」だけは 友人に教えてもらうか 「本」で調べる以外に 見つけるか、地道に歩くか。 それ以外に 方法は無いと思います。 というか、むしろ、誰か、 ネットで探せる方法があったら 教えてください。 たとえばこれが、 お洒落な「カフェ」でなく お洒落な「居酒屋」や 「レストラン」であった場合。 かなり効率は悪くなるが、 それでもインターネットで 探せます。 でも、「カフェ」は 本当にダメですね。 もともと、オーナーの趣味で やっているようなカフェって、 「集客」とか「金儲け」を 考えていないから、 インターネットとは 無縁なのかもしれません。 ただただ、 「これがオレのやりたい店だ!」 的な。 本は、Amazonで検索して 気になるものを片っ端から 購入すると良いです。 それこそ、 「お洒落ピラミッドの頂点に君臨」 するカフェが載っています。 余談ですが、 「お洒落ピラミッドの頂点に君臨」 という言葉は、 『デトロイトメタルシティ』 という漫画の主人公である 根岸君が使っていて 僕のお気に入りの フレーズです。 コンプレックスを ぎゅっと煮詰めて、 ひとことで表現している このセンスが好きです。 相沢蓮也
相沢です。 前回、 デートでのお店の選び方を 書いたら、 「昼間のデートは どうすればいいですか?」 という質問をもらったので 今回は、昼間について。 その前に注意点。 昼でも夜でも共通なんですが、 基本的に自分のテリトリーから 外れないようにしてください。 自分のテリトリーとはつまり、 「この辺り一帯であれば、 分からない場所は無い」 「道案内はオレにまかせな!」 っていう場所です。 僕は東京に住んでるんですが、 ・新宿 ・上野 ・銀座 であれば、 まず何が起こっても 対処できる自信があります。 どんなお店がどこにあって、 そういったお店の電話番号を すべて押さえてあって。 カラオケでも、漫画喫茶でも、 喫茶店でも、飲み屋でも タクシーでもホテルでも。 状況にあわせてすぐに プランを練り直せます。 そういう場所が 「テリトリー」 です。 なぜ自分のテリトリー内で デートをするかといえば、 その方が女性を口説くうえで 圧倒的に有利だからです。 自分がよく知った 場所であれば、 意識を女性だけに 集中できます。 初めての場所で 勝手が分からず、 そわそわする 危険がありません。 さらに、不測の事態にも すぐに対応できるので、 そういった事実があなたに 「自信」とか「安心感」 といった雰囲気を与えてくれます。 これがもし、うっかり 初めての街とか 遊園地とかに来てしまうと、 ちょっとお昼ご飯を 食べようとしただけでも 歩いても歩いても、 よいお店が見つからない… お店が混んでいる… 並ぶべきか… 次を探すべきか… あの店もこの店も、 入っていいものか よくないものか… 判断がつかない… と、こんな感じで オタオタしてしまい、 微妙な空気のまま 微妙な時間が流れ続ける。 などということが よくあります。 既に付き合って セックスまでしている 女性とのデートであれば、 こういった事態も むしろ楽しめたりするんですが。 まだそれほどの関係ではない 女性とのデートであれば、 こういうのが致命的な マイナス要因になることが 結構あるんです。 このオタオタ感が、 「男らしくない」 「弱い」 「頼りない」 と受け止められてしまったり。 微妙な空気の部分だけを 感じとられ、 「この人とは なんとなく合わないな…」 という印象を持たれたり。 逆に、デートがうまい男性、 つまり女性をセックスまで スムーズに誘導できる男性 というのは、 まず、 自分のテリトリーを持ち、 その範囲で戦います。 例えば僕の場合を 具体例に挙げると。 新宿であれば、 待ち合わせは東口交番前。 1件目はそこから徒歩3分の店。 2件目は、そのお店から やはり徒歩3分以内に候補が3店。 この3店は各店、 ホテルの近くであったり タクシーの近くであったり。 あとは話の流れと 理由の選び方、 により、 キスしやすそうな場所も、 カラオケも、バーも、 すべて徒歩3~4分以内で 対応できます。 なぜここまでするかと言うと、 デートが始まってから 終わるまで スムーズに 段取りよく進んだ方が、 女性の気分が良いまま 維持できるからです。 これが最高に バチっと決まると、 女性を 「今日はまだ 『する』つもりじゃなかったのに、 気が付いたらなんとなく 『して』しまった…。雰囲気で…。」 という結果に誘導できます。 ところがもし、うっかり 歩いても歩いても、 よいお店が見つからない… お店が混んでいる… 並ぶべきか… 次を探すべきか… あの店もこの店も、 入っていいものか よくないものか… 判断がつかない… などを挟んでしまうと、 この微妙な雰囲気や オタオタした状況の間に 女性の頭が冷静になって しまうことがあります。 「相沢さん、 デートの段取りがいかに 重要かはよく分かりました。 でも、 自分の住んでいる地域には そんなに良いお店は ありません。」 という人。 もっと必死になって、 探してください。 例えば僕は、以前、 インターネットで 検索しまくり、 10件以上のよさげな お店をピックアップ。 ひとりで1日かけて1つの街を 徹底的に歩きまわったことが 何度もあります。 どのお店がどこにあって、 2件目のルートをどう選んで、 タクシーをどこで拾って、 どこで、どの道を選ぶか。 頭の中でプランを いくつも練りながら、 ひたすら街を歩き回りました。 テリトリーには、 そのくらいする 価値が十分にあるからです。 「自分は田舎ぐらしです」 という人。 必ずしも、 雰囲気のよいお店でなくても 良いと思います。 景色の良い穴場や、 海辺、公園。 車を駆使して、 プランを練ってください。 都会なら「徒歩」と「電車」 地方なら「車」 移動手段が変わり、 「テリトリー」の 物理的範囲が変わるだけです。 自分のテリトリーを持ち、 その中でプランを練り、 パターンを作り、実行する、 という本質は変わりません。 かならず 「自分のルール」に引き込み、 「自分のルール」で戦え ということです。 長くなったので、 昼間のデートについては また次回。 相沢蓮也
相沢です。 デートでどのような お店を選ぶべきか。 いろいろな考え方が あるようですが、 僕の場合、 まずはそこそこお洒落な 居酒屋を選びます。 この 「そこそこ」 というのが重要だと 思っていて、 特に1回目のデートでは 「すっごく」 お洒落なお店は避けます。 が、「庶民的」すぎても NGだと思ってます。 理由は、 「そこそこ」お洒落な 「居酒屋」が 最も幅広いタイプの女性を カバーできるからです。 どのようなお店を喜ぶかは 女性によって違います。 その女性が どんなお店が好きなのか、 それが始めから 分かっていればいいのですが、 特に知り合って間もない 1回目のデートでは なかなか難しい。 そこで、 わりとどんなタイプの女性でも フォローできるお店を選び、 その女性の好みが分かったら、 次からは、その女性が 本当に好きなお店に行きます。 具体的に言うと。 男性とのデートに対して 「高級でキラキラしたレストラン」 を求める女性もいれば、 「庶民的で リラックスできる焼き鳥屋」 を喜ぶ女性もいる。 どちらが好みか 判断できないうちは、 その中間として 「そこそこ」お洒落な「居酒屋」 を選ぶのがベター。 ということです。 では、 「そこそこ」お洒落な「居酒屋」 とはどの程度を指すのか。 東京都内であれば、 2人で2時間くらい 普通に飲み食いして 7000円から 9000円くらいで済む。 場所によっては カップルシートなどを 用意しており、 間接照明とオブジェで 小奇麗に飾ってある、 まあ、そんな感じのお店です。 カップルシートとは、 横並びの個室や 半個室の席のことを指し、 お勧めです。 2人の関係にもよりますが、 1回目のデートであれば半個室、 今日はイケる気がする、 というのであれば個室。 経験上、向かい合うより 横並びで会話した方が、 深い話がしやすいと 感じています。 予約のときにはっきりと 「カップルシートでお願いします」 と言わないと、 しょぼい席に 通されることがあるので、 電話時にちゃんと、店員さんに 要望するのがポイントです。 お店の探し方ですが、 「ぐるなび」のようなサイトは 意外と信用できません。 「ぐるなび」を見て、 「いいじゃん!」 と思って現地に行くと、 ぜんぜん思ってたのと違った ということが多いです。 登録してあるお店はみんな 「ぐるなび」を意識して 「それっぽい」写真を 掲載しているため、 実際とはけっこう違います。 アプリで出会った男女が お互いに 「あれ? 写真と違うぞ…」 ってなる、あれと同じです笑 ではどうやって探すのかというと、 現時点で1番お勧めなのが「本」。 もちろん「本」で探したお店でも ハズレることはありますが、 インターネット検索よりは 高確率でよいお店が発見できます。 インターネットはいつでも 訂正できるぶん、 情報がいいかげんなことが 多いです。 一方で本は、 1度印刷してしまうと簡単には 訂正できないため慎重に作ってあり、 また出版社側のプライド みたいなのもあります。 そういった理由で、 どうしても「本」の方が 信頼できる可能性が高いです。 Amazonで 「デート」「お店」など それっぽい単語で色々と 検索してみてください。 この検索が、 あなたの腕の見せどころです。 相沢蓮也
相沢です。 女性を口説き落とすためには どんなデートがベストなのでしょうか? 今回は、このテーマを入り口にして、 ・狙って落とすとはどういうことか? についてお話します。 まず、気になっている女性に対して デートに誘う男性を、3つに分類してみます。 パターン1: 自分の理想のデートを提案する パターン2: メディアの幻想デートを提案する パターン3: 女性の好みに合わせて、 美味しいお店で食事を提案する 以下、くわしく解説します。 パターン1: 自分の理想のデートを提案する こういう男性、意外と多いですね。 ロマンティストほど、 この傾向が強くて、 『自分は』この女性と、綺麗な 水族館デートがしてみたい! イルカショーとかで、水しぶきが ブワっとかかってきて、 そういうのに、彼女と一緒に 「うわー!」とか「きゃー!」とか はしゃいだり、何て楽しそうなんだ!! とか、 『自分は』この女性と、夜景の綺麗な 展望台に登って、ロマンティックな 気分にひたりたい! 展望台から見下ろす夜景の街並みは キラキラと美しくって、 僕も、彼女も、その素敵な景色に 魅せられて、ウットリとした気分になって… とか、 『自分は』この女性と、花火を見に 行きたい! 彼女は美しい浴衣で、 自分もジンベイなんか着ちゃって。 キレイな打ち上げ花火を見ながら 露店で金魚すくいやって。 わたあめ食べて。 気が付くと2人はすっかり 恋人気分で、自然と手をつないで… とか。 はい。 そうとうダメですね。 こういう発想(笑) 何がダメかっていうと、 これ、全部、あなたの理想。 あなたの妄想。 あなたの幻想。 あなたが、好みだという女性を 『利用して』やってみたい、 一方的な欲望なんです。実は。 そもそも本当に、 目の前の、その女性は、 『あなたと』そこに行きたがって いるのか? そういう考え方がありません。 あと、根本的な性格や好みの 問題として、 イルカショーで 水をかぶるとか最低。 化粧落ちるし。 服も髪の毛も、 濡れたら気持ち悪いし。 その後どうするの? とか、 展望台…別にいいけど。 わたし高いところとか 興味ないんだよね… だいたいああゆう所って 人が多くて、たいして景色も よく見えないしね… とか。 花火。 いやいや。浴衣着るなんて 一言も言ってねーし。 超めんどくせー。 あと、人混み嫌いだし、 露店とか、普通に不潔だよね… とか。 あ、これ、全部が女性の 本音ってわけじゃあないですよ? そういう話をしているのではなくて、 そういう考え方の女性も、普通に 沢山いますよ、 って話です。 これは、 パターン2: メディアの幻想デートを提案する も同じことで、 「メディアの幻想」っていうのは テレビや雑誌が作り上げた イメージのことで、 必勝デート!! みたいに書かれていても、 実際は色々な事に対して、 色々な感じ方をする女性がいるので、 そういうのを無視して、 パターン1: 自分の理想のデートを提案する をすると、 「あなたの幻想を私に押し付けないで」 になりますし、 パターン2: メディアの幻想デートを提案する をすると、 「マニュアルじゃなくて、ちゃんと わたしを見て」 ってことになっちゃうんです。 なので、これから口説こうという 女性をデートに誘うのであれば、 パターン3: 女性の好みに合わせて、 美味しいお店で食事を提案する が一番、間違いがありません。 これは、付き合うとか、 せっ○スをして特別な関係になるとか、 そこまで行って、 つまり、 女性側の、信頼と安心、 女性が素直に自分の要求を言える 状態になるまでは、 とりあえず、美味しいものを食べに 行って、会話をするのがベストだと 僕は思ってます。 コンサルをしていると、 けっこう多いんですよ。 2回目のデートで、 「じゃあ次は、2人でお花見行こうか」 とか。 「じゃあ次は、花火ね」 とか。 「次は初もうでかな」 とか。 提案しちゃう男性。 季節のイベントが多いかな。 あと、水族館とか、遊園地とか、 動物園とか、なんかそんな感じの。 いかにもデートスポット的なのとか。 男が話の流れに乗っかって、 自分の欲望とか、 メディアの情報とかで、 提案しちゃうんです。 そうすると、女の子側も、 その場は2人きりで会話してますし、 ちょっと断りづらいな、 とか、 つい、空気に負けて 「楽しそうー!」 「行きたーい!!」 ってノリでOKしちゃったりとか。 でも、家に帰ってひとりに なって、 冷静に考えてみると、 「あれ。普通にめんどくせーぞ」 と(笑) そして、2度目のデートはなくなり フェードアウトされてしまいます。 まあ、そもそも論なんですけど、 この手のイベント場所って、 ・誰と行くか? が一番重要なんですよ。 なので、普通にイベントごとが 好きな女性であっても、 それは、彼氏や仲の良い友達と 一緒に行きたいのであって、 2人きりでの食事はOKした けれども、 まだ、この先どうなるかは 分からない、 彼氏でも何でもない男性と、 本当に、そこに行きたいのか? っていうと、 ほとんどの場合はNOなんです。 この辺の順番を間違えると 女性のフェードアウトを食らいます。 また逆に言えば、 付き合ってもいないうちから 女性の方から、この手の 重たい提案が来るようであれば、 それはもう、さっさと付き合うか せっ○スしちゃっても大丈夫ですよ、 って思います。 それから、一番勘違いして 欲しくないのは、 付き合うか、せっ○スするまでは、 デートってのは、 「会話をすること」 です。 一緒に水族館行こうが、 一緒に動物園行こうか、 その行為自体が、 付き合ったり、せっ○スしたり することに役に立つのか? っていうと、はなはだ疑問で、 どうして、男と女は 付き合ったり、せっ○ス したりするのかっていうと、 分かりあったり、 価値観を共有したり、 オスとメスを感じあったり、 感情を動かしあったり するからであって、 じゃあそれって、何なの? っていうと、 ・会話 なんです。 2人で食事に行くっていうのは、 2人きりで会話をしに行くって ことだし、 もっとも合理的に、効率的に、 分かりあったり、 価値観を共有したり、 オスとメスを感じあったり、 感情を動かしあったり、 しに行くことなんですよ。 だから、イベントなんて 行っている場合ではありません。 ああゆうのは、 すでに結ばれた2人が、 倦怠期をごまかすために 行くものです(笑) 男が、彼女から 「ねぇ。連れてってよ!」 ってネダられて、 「めんどくせーなー」 って思いながら、行くくらいで ちょうど良いです。 そうでないなら、 食事してください。 会話してください。 ・・・ さて。 今回のお話を通じて、 1つ、確認して欲しいことが あります。 それは、 狙って落とすとは、どういう事か? です。 恋愛コンサルなんかしていると、 よく言うひとがいるんですよ。 「好きになった女を狙って 落とせるようになりたいです!」 って。 ところが、こういう事を言う 男性に限って、 だいたい、 パターン1: 自分の理想のデートを提案する か、 パターン2: メディアの幻想デートを提案する なんです。 なので、たぶん、 根本的な勘違いをしている んだと思うんですけれども、 女性を狙って落とすとは、 女性『を』思い通りに動かすこと ではありません。 むしろ、 女性『の』思い通りに動くこと です。 会話を通じて、 その女性が、何を望んでいるのかを 徹底的に感じ取るんです。 で、本当に望んでいるものを 提供して、提供して、 提供しまくります。 与えて、与えて、与えまくる。 そこには、あなたの欲望が入る 余地など、一切ありません。 もっと言うと、 あなたの感性、あなたの人格など なんの意味も持ちません。 目の前の女性が、何を感じ、 何を思うのか? それが全てです。 以前、どこかのナンバーワン キャバ譲だったか、 そういう人が、 「ナンバーワンになるコツは、 その瞬間は、 目の前のお客さんを彼氏だと 思うこと。 心の底から好きになること」 みたいなこと言ってた んですけど、 僕はこれ、僕なりに 「分かるな~」 って思うところがあって、 たぶん、このキャバ譲の子は、 目の前に、チビでデブでハゲで 会話もつまらなくて、ケチで不潔な 50歳過ぎたオッサンが来ても、 『その瞬間』は、 心の底から好きになれると 思うんです。 このオッサンを。 そのくらい、 つまり、自分の人格、感性すら 欺(あざむ)くくらいに、 心の底から演技をすること。 徹底的に、相手に合わせるんです。 『その瞬間』は。 狙って落とすってのは、 こういう事なんですよ。 けっして、相手『を』思い通りに 操る力ではありません。 『その瞬間』は自分の感性すらも だますほどに、 相手『の』思い通りになる力 です。 だから、 パターン1: 自分の理想のデートを提案する も、 パターン2: メディアの幻想デートを提案する も、 こんなふうに、 自分の欲望を主張してたり、 女性を全く無視していたりなんて ありえなくって、 ただひたすらに、 女性と向き合って、 その女性は、本当はどうして 欲しいのか? 心の奥底では、本当は何を 求めているのか? を探り出して、 たとえ、それが、あなたの 感性や欲望や、 求めている恋愛の形とは全く違う ものだったとしても、 そういう、あなた自身の気持ちは 完全に無視して、 演技しきって、 与えて、与えて、与えまくる。 ・その女性にとっての理想を演じ切る! それが、 狙って落とす、 っていうことです。 自分のプライドも、 自分の欲望も、 自分の信念も、 自分の思いも、 自分のロマンも、 自分の理想も、 自分の楽しさも、 全部、無視。 なので、そういうのは なんとなく普通の恋愛に飽きて しまった僕とか^^; 一部の、異常者が趣味とか仕事とか、 女性からお金をむしり取るとか、 普通ではない目的をもって やることであって、 こんなの、 少なくとも恋愛じゃあない、 とは、思ってます。 恋愛がしたければ、 ひたすら出会いを増やして いくなかで、 あなたが自然体でいても なぜか上手くいくような、 そういう『相性』ってやつを 1番大切にすると良いです。 相沢蓮也
相沢です。 評判が良かったので 女性の本能に 訴えかける恋愛術の第2回目。 僕の場合、 本能とは 人間の、より『幼稚』な感性 というとらえ方をしています。 だから 女性の本能を利用する というのは、 女性のより 幼稚な感性に訴えかける。 つまり、子供の部分に アプローチすること。 ここまでは、 お金の話とからめて 以前お話しました。 そして今日は、 ・男女が横並びになることの 本当の意味 について、お話します。 僕はよく 居酒屋デートのとき 横並びの カップルシートを利用します。 当然これは、 女性と対面で会話するよりも 横並びで座って会話した方が 圧倒的に打ち解け、 仲良くなり 深い話に持ち込みやすいからです。 こういうのって、 みんな、なんとなくだけど 経験的に知っているようで、 だから、デートの 2件目とか3件目は 薄暗い バーカウンターを利用するし 自然と横並びで 会話が出来る、 ドライブデートは 定番中の定番。 車を持っている男はモテる といいますが 要するに、ドライブすれば 自然と横並びで 2人きりの会話に持ち込めるから 車、という鉄の塊に 意味があるのではなく 車という個室で 横並びになって 女性と会話できる所に 意味があります。 たぶん、まったく同じ男女が まったく同じ条件で デートをしたとして、 対面で会話し続けるのと 横並びで会話するのとでは、 打ち解けるスピードが 4倍くらい違うでしょう。 僕がここまで強く言っても 「たかが席の座り方でしょ。 そんなので結果が それほど大きく 違うとはとても思えない」 って人がいるんですが 違うんです。 ほんとに 結果が全然違います。 ただ横並びで 会話をしただけで 2回目のデートから すっぽかされるのか その日のうちに ホテルまで行けるのかが 決まってしまう。 そのくらい、違います。 なぜ、そんなに違うのか? それが、本能だからです。 「親しい人間とは 横並びに座りたい」 という本能が 人間には生まれつき 備わっています。 だから、先に 横並びのポジションを 奪う事によって ・横並び=親しい という、深層意識に 直接アプローチすれば良いのです。 発達心理学のお話。 津田塾大学の 外山紀子という学者さんが 保育所の4歳児の 食事の風景を観察し その結果を報告しています。 4歳児の子供は ここではとりあえず 春子と夏子とでもしましょうか。 以下、その時の会話です。 先生 「春子ちゃん、 この席(夏子の対面)が 空いているよ 春子 「ダメ。夏子ちゃんの 横じゃなきゃダメなの」 先生 「仲良しっていうのは、 ご飯のときに 横に座ることじゃないのよ」 春子 「ちがうんだもん。 仲良しっていうのは 横に座って食べなきゃ いけないんだもん。 そうじゃないと 仲良しじゃないんだもん」 もちろん、この傾向は 春子と夏子に限った事例ではなく 保育所の子供たちはみな 同じ傾向、つまり ・仲が良い=隣同士で座る という傾向にあり また当然 子供たちは両親から 「隣同士に座らないと 親友じゃないんだよ」 なんて 教えられているはずもありません。 不思議なことに本能として こういう感覚を持っているんですよ。 人間は。 大人になると、 忘れてしまう人も多くて 親友同士 カフェで対面なんてのは 珍しくもなんともないんですが、 でも、それって結局、 お店の都合に 大人が合わせてるだけなんです。 お店としては、 少しでも多くの利益を出すために 限られたスペースに より多くのお客さんを 詰め込まなきゃいけません。 そうなると、 小さなテーブルに 対面で座らせるのがベストなわけで 別に僕らがそういう席を 望んでいるわけではないんです。 ただ、どのお店も そういう作りだから、 僕達がそれに合わせ、 いつの間にかそれに 慣れてしまっているだけなんです。 親密度という観点からすると あの作りは けっして良くはないのです。 ともかく、 横並び=親しい というある種の公式が 人間には 生まれつき備わっています。 だからもっと真剣に 横並びで座れるデートスポットを 探しておいてください。 バーのカウンター席 居酒屋のカップルシート 公園のベンチ カラオケの個室 ネットカフェの個室 ゲームセンター 遊園地 車 電車 カフェのソファー席 レストランのテラス席 もしも対面の席に 案内されようものなら 店員さんに向かってはっきりと 「あの席がいいです」 と主張してください。 お店の都合で 微妙な席に座らされようものなら しっかり相手の目を 睨みつけてでも、 席を移動してもらうことです。 レストランの四角いテーブルで うっかり女の子が 対面に座りそうになったら 目を見て、 「こっちに来なよ」 ってはっきり提案して 横に座らせなきゃダメです。 (真横でなく L字の位置関係でもオッケー) せっかくカラオケに行ったなら 多少広めの部屋でも 最初から 女性のすぐ隣に座ってください。 観覧車に乗ったなら 当たり前な顔をして、 シレっと 隣に座ってしまいましょう。 神は細部に宿る。 まだまだ、いくらでも工夫できる んじゃないですか? 相沢蓮也
相沢です。 昼間のデートについて。 まあ正直、 前回お話した理由から 自分のテリトリーの範囲であれば どこへ行ってもよいと思いますが。 僕のお勧めは ・オシャレなカフェ です。 ここで言う オシャレなカフェとは、 もちろんスタバとか ドトールとかではなくて。 かといって、 椿屋珈琲店やかずま珈琲のような コーヒー1杯1000円くらいする、 お洒落な高級店のことを 言っているわけでもありません。 1杯1000円しようが、 どれだけ店内の内装を キラキラさせようが、 しょせんはチェーン店。 では、僕が言う オシャレなカフェとは どういった店を指すのか。 1、 大通りに面していないので 知る人ぞ知る。 2、 店内の家具や内装、 テーブルに、オーナーの こだわりが見られる 3、 採算を度外視したテーブルの配置 4、 こだわりのオリジナルメニュー といったところでしょうか。 例えば、 恵比寿や下北沢なんかで 賑やかな通りを外れ、 裏道を通った先に、 一見すると民家か こじゃれたマンションか と思われる建物があって。 実はカフェ。 知らないと、 まず訪れることはない。 というか、地図を片手に探しても 普通に迷子になるくらい 分かりにくい場所。 店内の飾り、家具類 机からテーブルにいたるまで どこぞのアンティークか 骨董屋でも探したらしい、 絶妙な雰囲気。 客の回転率とかも ほとんど無視して、 ただただ雰囲気を追求。 ようするに、金さえだせば 作れるお洒落ではなくて オーナーによるこだわりの オンリーワン。 たった1店の 隠れ家的なカフェです。 こういうお店は ポイント高いです。 いままでこういうお店に 連れて行って 失敗したことがありません。 お金を出しても買えない お洒落なので、 本当に喜ばれます。 なぜか尊敬すらされます。 お洒落なカフェを知っている イコール お洒落な生活スタイル という公式が成り立つようです。 では、このようなお店を どうやって探せばよいのか。 僕の場合はやはり「本」です。 カフェ特集。 以前、ある街のカフェを インターネットで調べまくって きっちり10枚、地図を出し、 1日かけて 周ってみたことがあります。 結果。 すべてダメでした。 本当にもう お洒落な「カフェ」だけは 友人に教えてもらうか 「本」で調べる以外に 見つけるか、地道に歩くか。 それ以外に 方法は無いと思います。 というか、むしろ、誰か、 ネットで探せる方法があったら 教えてください。 たとえばこれが、 お洒落な「カフェ」でなく お洒落な「居酒屋」や 「レストラン」であった場合。 かなり効率は悪くなるが、 それでもインターネットで 探せます。 でも、「カフェ」は 本当にダメですね。 もともと、オーナーの趣味で やっているようなカフェって、 「集客」とか「金儲け」を 考えていないから、 インターネットとは 無縁なのかもしれません。 ただただ、 「これがオレのやりたい店だ!」 的な。 本は、Amazonで検索して 気になるものを片っ端から 購入すると良いです。 それこそ、 「お洒落ピラミッドの頂点に君臨」 するカフェが載っています。 余談ですが、 「お洒落ピラミッドの頂点に君臨」 という言葉は、 『デトロイトメタルシティ』 という漫画の主人公である 根岸君が使っていて 僕のお気に入りの フレーズです。 コンプレックスを ぎゅっと煮詰めて、 ひとことで表現している このセンスが好きです。 相沢蓮也
相沢です。 前回、 デートでのお店の選び方を 書いたら、 「昼間のデートは どうすればいいですか?」 という質問をもらったので 今回は、昼間について。 その前に注意点。 昼でも夜でも共通なんですが、 基本的に自分のテリトリーから 外れないようにしてください。 自分のテリトリーとはつまり、 「この辺り一帯であれば、 分からない場所は無い」 「道案内はオレにまかせな!」 っていう場所です。 僕は東京に住んでるんですが、 ・新宿 ・上野 ・銀座 であれば、 まず何が起こっても 対処できる自信があります。 どんなお店がどこにあって、 そういったお店の電話番号を すべて押さえてあって。 カラオケでも、漫画喫茶でも、 喫茶店でも、飲み屋でも タクシーでもホテルでも。 状況にあわせてすぐに プランを練り直せます。 そういう場所が 「テリトリー」 です。 なぜ自分のテリトリー内で デートをするかといえば、 その方が女性を口説くうえで 圧倒的に有利だからです。 自分がよく知った 場所であれば、 意識を女性だけに 集中できます。 初めての場所で 勝手が分からず、 そわそわする 危険がありません。 さらに、不測の事態にも すぐに対応できるので、 そういった事実があなたに 「自信」とか「安心感」 といった雰囲気を与えてくれます。 これがもし、うっかり 初めての街とか 遊園地とかに来てしまうと、 ちょっとお昼ご飯を 食べようとしただけでも 歩いても歩いても、 よいお店が見つからない… お店が混んでいる… 並ぶべきか… 次を探すべきか… あの店もこの店も、 入っていいものか よくないものか… 判断がつかない… と、こんな感じで オタオタしてしまい、 微妙な空気のまま 微妙な時間が流れ続ける。 などということが よくあります。 既に付き合って セックスまでしている 女性とのデートであれば、 こういった事態も むしろ楽しめたりするんですが。 まだそれほどの関係ではない 女性とのデートであれば、 こういうのが致命的な マイナス要因になることが 結構あるんです。 このオタオタ感が、 「男らしくない」 「弱い」 「頼りない」 と受け止められてしまったり。 微妙な空気の部分だけを 感じとられ、 「この人とは なんとなく合わないな…」 という印象を持たれたり。 逆に、デートがうまい男性、 つまり女性をセックスまで スムーズに誘導できる男性 というのは、 まず、 自分のテリトリーを持ち、 その範囲で戦います。 例えば僕の場合を 具体例に挙げると。 新宿であれば、 待ち合わせは東口交番前。 1件目はそこから徒歩3分の店。 2件目は、そのお店から やはり徒歩3分以内に候補が3店。 この3店は各店、 ホテルの近くであったり タクシーの近くであったり。 あとは話の流れと 理由の選び方、 により、 キスしやすそうな場所も、 カラオケも、バーも、 すべて徒歩3~4分以内で 対応できます。 なぜここまでするかと言うと、 デートが始まってから 終わるまで スムーズに 段取りよく進んだ方が、 女性の気分が良いまま 維持できるからです。 これが最高に バチっと決まると、 女性を 「今日はまだ 『する』つもりじゃなかったのに、 気が付いたらなんとなく 『して』しまった…。雰囲気で…。」 という結果に誘導できます。 ところがもし、うっかり 歩いても歩いても、 よいお店が見つからない… お店が混んでいる… 並ぶべきか… 次を探すべきか… あの店もこの店も、 入っていいものか よくないものか… 判断がつかない… などを挟んでしまうと、 この微妙な雰囲気や オタオタした状況の間に 女性の頭が冷静になって しまうことがあります。 「相沢さん、 デートの段取りがいかに 重要かはよく分かりました。 でも、 自分の住んでいる地域には そんなに良いお店は ありません。」 という人。 もっと必死になって、 探してください。 例えば僕は、以前、 インターネットで 検索しまくり、 10件以上のよさげな お店をピックアップ。 ひとりで1日かけて1つの街を 徹底的に歩きまわったことが 何度もあります。 どのお店がどこにあって、 2件目のルートをどう選んで、 タクシーをどこで拾って、 どこで、どの道を選ぶか。 頭の中でプランを いくつも練りながら、 ひたすら街を歩き回りました。 テリトリーには、 そのくらいする 価値が十分にあるからです。 「自分は田舎ぐらしです」 という人。 必ずしも、 雰囲気のよいお店でなくても 良いと思います。 景色の良い穴場や、 海辺、公園。 車を駆使して、 プランを練ってください。 都会なら「徒歩」と「電車」 地方なら「車」 移動手段が変わり、 「テリトリー」の 物理的範囲が変わるだけです。 自分のテリトリーを持ち、 その中でプランを練り、 パターンを作り、実行する、 という本質は変わりません。 かならず 「自分のルール」に引き込み、 「自分のルール」で戦え ということです。 長くなったので、 昼間のデートについては また次回。 相沢蓮也
相沢です。 デートでどのような お店を選ぶべきか。 いろいろな考え方が あるようですが、 僕の場合、 まずはそこそこお洒落な 居酒屋を選びます。 この 「そこそこ」 というのが重要だと 思っていて、 特に1回目のデートでは 「すっごく」 お洒落なお店は避けます。 が、「庶民的」すぎても NGだと思ってます。 理由は、 「そこそこ」お洒落な 「居酒屋」が 最も幅広いタイプの女性を カバーできるからです。 どのようなお店を喜ぶかは 女性によって違います。 その女性が どんなお店が好きなのか、 それが始めから 分かっていればいいのですが、 特に知り合って間もない 1回目のデートでは なかなか難しい。 そこで、 わりとどんなタイプの女性でも フォローできるお店を選び、 その女性の好みが分かったら、 次からは、その女性が 本当に好きなお店に行きます。 具体的に言うと。 男性とのデートに対して 「高級でキラキラしたレストラン」 を求める女性もいれば、 「庶民的で リラックスできる焼き鳥屋」 を喜ぶ女性もいる。 どちらが好みか 判断できないうちは、 その中間として 「そこそこ」お洒落な「居酒屋」 を選ぶのがベター。 ということです。 では、 「そこそこ」お洒落な「居酒屋」 とはどの程度を指すのか。 東京都内であれば、 2人で2時間くらい 普通に飲み食いして 7000円から 9000円くらいで済む。 場所によっては カップルシートなどを 用意しており、 間接照明とオブジェで 小奇麗に飾ってある、 まあ、そんな感じのお店です。 カップルシートとは、 横並びの個室や 半個室の席のことを指し、 お勧めです。 2人の関係にもよりますが、 1回目のデートであれば半個室、 今日はイケる気がする、 というのであれば個室。 経験上、向かい合うより 横並びで会話した方が、 深い話がしやすいと 感じています。 予約のときにはっきりと 「カップルシートでお願いします」 と言わないと、 しょぼい席に 通されることがあるので、 電話時にちゃんと、店員さんに 要望するのがポイントです。 お店の探し方ですが、 「ぐるなび」のようなサイトは 意外と信用できません。 「ぐるなび」を見て、 「いいじゃん!」 と思って現地に行くと、 ぜんぜん思ってたのと違った ということが多いです。 登録してあるお店はみんな 「ぐるなび」を意識して 「それっぽい」写真を 掲載しているため、 実際とはけっこう違います。 アプリで出会った男女が お互いに 「あれ? 写真と違うぞ…」 ってなる、あれと同じです笑 ではどうやって探すのかというと、 現時点で1番お勧めなのが「本」。 もちろん「本」で探したお店でも ハズレることはありますが、 インターネット検索よりは 高確率でよいお店が発見できます。 インターネットはいつでも 訂正できるぶん、 情報がいいかげんなことが 多いです。 一方で本は、 1度印刷してしまうと簡単には 訂正できないため慎重に作ってあり、 また出版社側のプライド みたいなのもあります。 そういった理由で、 どうしても「本」の方が 信頼できる可能性が高いです。 Amazonで 「デート」「お店」など それっぽい単語で色々と 検索してみてください。 この検索が、 あなたの腕の見せどころです。 相沢蓮也