相沢です。 「昨日また、モデルの卵を落としました。 1回目のデートですが、何の問題もなく いつものように、ホテルへ直行です。 21歳ですが、ファッション誌にも出ていて、 はっきりいって、とてつもない美女です。 この子はこのまま芸能界デビューすると思います。 相沢さんのおかげで、すっかり、こういう 経験が当たり前になりました。 本当に、感謝しています。 しかし一方で、最近なんだか疲れました。 出会って、口説いて、やって。 毎回同じような流れ作業の繰り返しです。 私は面食いですので、スタイルも外見も イイ女しか狙いません。 なので充分に満足できるはずなのに、 ふと思い返せば、今まで抱いた女の 名前も顔も、思い出せません。 自分はいったい何をやっているのか? 何を目指しているのか? なんだか疲れました… 愚痴です。すみません。」 というメールをもらいました。 「この人はロマンティストなんだろうなぁ…」 などと思いつつも、 今回、この内容を取り上げたのには 理由があります。 僕のメールマガジンの読者さんは どういうわけか、 モテる男性が多いみたいで、 何十人とか、何百人とか、 やって、やって、やって、やって、 ヤリまくっているような、 とにかく、 女性との出会いから落とすまでの 全ての作業が、 1つのパターン・流れ作業に なっていて、 そのパターンにさえ入れてしまえば、 どんな女でも落とせますよ、 っていう男性が、けっこういます。 「あれ? このメルマガのタイトルは、 初デートで何を話せば良いか分からない~ だぞ???」 と、よく思うのですが、 とにかく、女に困らないタイプの 男性がけっこういます。 そのせいか、 実は、今回取り上げた男性のような 悩みや相談を、よく受けます。 彼らはだいたい、 相談というよりは、「愚痴」という 感じで、 すっかり疲れていたり、 うんざりしていたり、 独特の悲壮感をただよわせているのですが。 さて、 女には不自由しないはずの 彼らは、 なぜこうなってしまうのでしょうか? っていうと、 僕が思うに、 彼らは、 『恋愛』と『ゲーム』の違いが 分かっていない、 のだと思います。 で、普通に、『ゲーム』のやりすぎです。 女性を落とすためのロジックや パターンが完成しすぎていて、 どのような女性が相手であっても、 ほぼ自動的に ・正解の演技 をしてしまうため、 逆に、そこには自分がありません。 俳優として、完璧に演技を し続けているうちに、 本当の自分が分からなく なっています。 本来、『恋愛』というのは、 「その人だから」 を探すことです。 「美人だから」 「スタイルが良いから」 「性格が良いから」 「笑顔が素敵だから」 「頭が良いから」 「優しから」 とかでは無いんです。 こういうのは、『条件』ですよね。 でも、恋愛っていうのは、 究極のところは、 「その人だから」 を探すことです。 つまり、 オンリーワンを探し求めることが、 恋愛の目的です。 逆に、『ゲーム』っていうのは、 上で挙げたような『条件』を 攻略することです。 男の場合、ほとんどのそれは、 「美人だから」 「可愛いから」 「スタイルが良いから」 が『条件』かもしれませんが、 そういう『条件』、つまり 女性のステータスを攻略して 獲得していく作業です。 難しい言い方をしてしまいましたが、 要するに、 「よっしゃ。こんな可愛い女を ゲットしたぜ!!」 ですね。 で、そのために、 自分の得意の出会いと、 落とすまでの流れを 極限までパターン化していくと、 今回の相談者さんのような せっ○スマシーンが完成します(笑) ところが、ここには一つの 落とし穴があって、 女性の条件やステータスを 攻略するということは、 永久に終わりがありません。 「美人だから」 「可愛いから」 「スタイルが良いから」 を手に入れ続けても、 美人な、可愛い、スタイルの良い 女性は他にいくらでもいますし、 表れ続けます。 なので、終わりがありません。 今、分かりやすいように、 外見をあげましたが、 外見に限った話ではありません。 「笑顔が素敵だから」 「頭が良いから」 「優しから」 も同じです。 笑顔が素敵な女性も、 頭が良い女性も、 優しい女性も、 いくらでもいます。 内面重視とか、外面重視とか そういう話では無いのですよ。 そうではなくってですね、 『恋愛』がしたいのであれば、 「その人だから」 を求めないとダメだし、 「その人だから」 以外の『条件』は、全て、 ・代替え可能 ・代わりのきく女 なので、 そのルートの、その先に 答えを探している限り、 絶対にたどり着けないし、 最初は、イイ女と沢山ヤレることが 嬉しくて、興奮してハイになれても、 ふと気が付くと、 大きな疲労感しか残りません。 だから、 「ふと思い返せば、今まで抱いた女の 名前も顔も、思い出せません。 自分はいったい何をやっているのか? 何を目指しているのか? なんだか疲れました…」 となります。 念のために言いますが、 僕は『ゲーム』は否定してませんよ? 好きだし。『ゲーム』 でも、やりすぎはダメですよね。 テレビゲームとかと同じで、 楽しい範囲にとどめないと。 廃人になるまでやっても、 そこには何も残りません。 女性を落とすという『ゲーム』も プレイステーションみたいな テレビゲームも、本質的には同じです。 とても面白いし、ハマると中毒性すら あるのだけれども、 そこに人生とか、答えは無いのですよ。 相性とか、「その人だから」を 探求するには、 つまり、オンリーワンの女性が 欲しいのであれば、 一度、あえてルーティンを、 そしてパターンを外して、 そこに生まれる摩擦に耳を すませてみると良いです。 パターンを外せば、素の自分が ボロを出しやすくなるので、 相性が見えます。 その摩擦が生んでくれる 直観を大切にしてください。 ちゃんと素敵な『恋愛』も しましょうね。 というお話でした。 相沢蓮也
相沢です。 「女性と何を話せば良いか分からないです」 「会話が苦手です」 という人が、 女の子と2人きりになって、 アレコレとおしゃべりしながら 口説くのが、 楽しくて楽しくて、仕方がない。 「っていうか、1度で良いんで、 2人きりで居酒屋やバーで 女性と会話するチャンスさえあれば、 たいていの子は、落とせますよ♪」 っていうレベルになるためには、 それぞれのステージを、 順番に登ることが大切なんだ、 と思います。 仮に、 ステージ1~ステージ4まで あるとして、 ステージ1: 女性とどころか、根本的に 他人と会話をするのが苦手 限られた知人・友人となら わりと普通に話せる。 という男性が、 例えば、 大好きな、アニメや漫画の世界の ノリやルールで、 がんばって、初対面の女性と 楽しく会話をしようとすると、 「スーっ!」と引いてしまうような 気持ち悪さが出てしまいます。 かといって、テレビのお笑いや バラエティ番組を参考にしながら、 ショービシネスのノリやルールで、 頑張って、初対面の女性と 楽しく会話しようとすると、 とっても、うっとおしくて、 疲れます。 じゃあ、本とか、教材を勉強して 「モテる男の会話術」的なノリや ルールで、 頑張って、初対面の女性と 楽しく会話しようとすると、 「イラっ!」っとして、しかも やるせない気持ちにさせられます … … この3つは全て、 ステージ1: 女性とどころか、根本的に 他人と会話をするのが苦手 限られた知人・友人となら わりと普通に話せる。 の人が、変な感じに頑張ろうとして よくやってしまうパターンです。 僕は、合コンとかで、 こういう男性を何人も見てきました… この3つは、全部、 同じくらいのレベルで、ヤバいです。 「いやいや。相沢さん。 この3つが全部だめなら、 ステージ1の自分はどうすれば いいんですか?」 そうですね。 アニメは分かりませんが、 お笑いとか、本や教材ってのは、 コミュニケーションの基礎さえ 出来ていれば、悪くはないんですよ。 本当は。 ステージ1、の人がやるから 色々と変な感じになっちゃうんです。 なので、まずは ステージ2 を目指してください。 ちなみに、 ステージ2: 共通の趣味や話題があれば 『感情の共有』によって、 楽しくおしゃべりできる ステージ3: 共通の趣味や話題が無くても、 まるで、あるかのように 『感情の共有』ができ、 盛り上がれる ステージ4: 『感情のゲーム』ができる。 という感じです。 本や教材を参考にして 生かせるのは、 ステージ2、くらいからかなぁ… って気がしますし、 テレビとか芸人のノリを 生かせるのは、 ステージ3以降 かもしれません。 ちなみに、ステージ4 に到達すると、 目にした全てを活かせます。 … 逆に、 ステージ1: 女性とどころか、根本的に 他人と会話をするのが苦手 限られた知人・友人となら わりと普通に話せる。 の人が、会話能力を磨きあげよう と思ったならば、 とってもチープな答えで 申し訳ないのですが、 趣味とか、体験の中から 共通の話題を探す、 のがベストです。 あと、みなさん、 この、あまりにも基礎すぎて、 つまらない答えである、 共通の趣味とか、共通の体験を 探して、『感情を共有する』という スキルを、甘く見すぎてます。 例えば、 旅行 → 興味ありません 読書 → しません 漫画 → 読みません スポーツ → しません 野球 → 見ません サッカー → 知りません 映画 → たまにテレビで… キャンプ → したことありません 部活 → 帰宅部でした 音楽 → 聞きません アウトドア → 興味ありません サーフィン → 海嫌いです 基本的に、家と会社を 行き来して、 たまに同僚と酒のんで、 仕事の愚痴をいって、 風俗で一発抜いてから 帰るというのが僕の毎日です。 っていう男性と、 旅行 → 毎年、海のきれいな海外へ 読書 → 好きな作家は○○と○○です 漫画 → 流行りものはだいたい読みます スポーツ → テニスやってます 野球 → 球場で観戦します サッカー → テレビでなら見ます 映画 → 月に1回くらいは映画館に行きます キャンプ → キャンピングカーをレンタルしてます 部活 → バスケと茶道やってました 音楽 → カラオケ得意です アウトドア → バーベキューをよく開催してます サーフィン → 冬でも行きます 面白そうと思ったら、 なんでも1度はやってみます。 っていう男性。 どう考えても、魅力的な男性は 後者だと思うんですよ。 そうして、前者の男性は、 どう頑張っても、女性との 共通の話題を探すのが 難しいし、 後者の男性は、簡単に 共通の話題を探せそうです。 そうして実のところ、 会話能力なんていうのは、 笑顔の作り方がどうとか、 相槌(あいづち)の打ち方が どうとかいうよりも、 今までの、人生経験の幅と深さの 差であったりします。 こういうのって、 「生き方」とか「在り方」 の問題ですので、 急に何もかもを手に入れる のは難しいですし、 もっと言うと、 あらゆる女性と、 「共通の趣味」的な会話を 成立させる、 なんていうのは、 世界には「趣味」というモノが 多すぎますので、 まず、不可能なのですが、 実は、 レベル2の会話を 沢山こなしているうちに、 なんだか、コツがつかめてきて、 自分はまったくピアノが出来ないにも かかわらず、 テニスの話とピアノの話で 同じ感情を共有できてしまう ようになりますし、 そういう、レベル3を繰り返して いるうちに、 ますます、『感情』の実態が 見えるようになってきて、 『感情の共有』から、 『感情のゲーム』が出来るように なってくるものです。 でも、その起源をさかのぼって みれば、 その『種』は、なんてことない、 共通の趣味や体験から、 『感情を共有する』 という、とっても当たり前の 会話術だったりしますし、 その正体っていうのは、 笑顔の作り方でも、 相槌(あいづち)の打ち方でもなくて、 好奇心がおうせいで、読書量が多くて、 趣味が沢山あって、旅行が好きで、 何にでも興味・関心を持ち、 いろいろなスキルを身につけてみて、 経験や知識が大好きで、 他人への関心が人一倍強い。 豊かな経験を面倒くさがらない。 そういう、ライフスタイル そのものであったりします。 のであれば、 もっともっと、偏見を捨てて、 もっともっと、何にでも挑戦して、 もっともっと、楽しまないと。 結局のところ、 モテる、なんていうのは、 技術よりも、 「生き方」「在り方」「生活のしかた」 の問題のほうが大きいと 思ってます。 平凡な結論ではありますが、 ・すぐに偏見を持たない ・簡単に嫌いとか言わない ・何事にも挑戦して楽しんでみる で、 毎日コツコツと、 「共通の趣味」的なカードを 増やし続けるという スタンスで生きてみた方が、 お手軽で安易な、 薄っぺらい技術論に 逃げるよりも、 ずっと、会話の達人への近道 なのではないかと、 僕は、思います。 相沢蓮也
相沢です。 恋愛相談にのっていると、 ときどき、 「相沢さんのやり方は○○ですよね…」 って言われます。 それを聞くたびに、 「僕のやり方って何だろうか???」 って思います。 たぶん、僕には決まった やり方はありません。 それでも、例えば、 「相沢さんのやり方は、 時間をかけてじっくりと、ですよね」 って言われるならば、 それはきっと、 そういう文脈でお話した 時のことでしょう。 具体的には、 そうですね… そもそも、お金を払って僕に 恋愛相談をしてくる、 という時点で、 その人は、それだけ追い詰められて いることが多く、 追い詰められている、 というのを もっと具体的に言うならば、 ・その恋はゲームオーバー である場合が多いです。 ゲームオーバーというのは、 女性から、 ・男として無し と判定されている状態です。 男として無しと判定されて いるものですから、 時間を空けることで、 再戦の機会を うかがうしかありません。 その方法論をお話しするから、 「相沢さんのやり方は、 時間をかけてじっくりと、ですよね」 と言われます。 あと、 「相沢さんのやり方は、 信頼を重視して丁寧ですね」 と言われます。 これも、 ちゃんとした彼女とか、 体の関係アリの、長期的な 女友達が欲しいとか、 そういう相談者さんが多いので、 「1回やったら連絡が切れました…」 的な結末を避けたければ、 性的なアプローチは、 デートの2回目か 3回目からにしたほうが、 確率が高いと 思っているからであって、 つまり、 ちゃんとした彼女とか、 体の関係アリの、長期的な 女友達が欲しいとか、 っていう『前提』に応えようと しているだけです。 だから、相談者さんのお話を よくお聞きして、今、行かないと、 タイミングを逃すかな、 って判断したときは、 「次のデートでかならずセっ○ス してください」 って、普通にアドバイスしています。 そして、そういう時はだいたい、 「驚きました。本当にヤレました…」 って言われます。 … 本当は、恋愛には、 決まったやり方って 無いと思います。 全ては、『前提』です。 どんな『前提』で、 どんな『文脈』を結んでいくのか。 … ちょっとだけ、映画の話を させてください。 映画って、シーンとシーンを つなぎ合わせて出来ていますよね。 例えば、 日照りの砂漠を、 フラフラになって歩き回っている シーンがあったとします。 で、次のシーンで、 なんでもない、普通のリンゴが 1個、画面いっぱいに映し出された としますよね。 このリンゴの意味、どう思います? 砂漠でカラカラになった喉を うるおす、 最高のごちそうです。 次。 まったく別の映画。 きらびやかな宮殿で、 豪勢な料理と酒がキラキラと 並んでいる、 それを、暗くてジメジメした 場所にいながら、遠くから眺める みすぼらしい男。 男の手元に、画面いっぱいに 映し出される ・先ほどと全く同じリンゴ … このリンゴの意味は? 惨(みじ)めさとか、 貧乏の象徴でしょう。 … まったく同じリンゴでも、 文脈次第で、意味は 180度変わります。 『前提』とか『文脈』って、 そういう事なんです。 だから、 「相沢さんのやり方って、 リンゴですよね?」 って言われても、けっこう 困ります。 例えば、学校とか会社とか、 男性にも、女性にも、 生活や周囲の目と深いつながりが あるという『前提』と、 ナンパや出会い系みたいに、 生活や周囲の目といったバック グラウンドが無い『前提』では アプローチのタイミングは 全然違ってくると思います。 キャバクラみたいに、 女性の目的がお金で、 男性の目的が出会い、 というように、 スタートからズレている場合と、 婚活パーティーのように、 女性側が積極的に出会いを 求めている場合と、 合コンのように、女性が ウインドウショッピング感覚で 参加している場合とでは、 やっぱりアプローチは 違うと思います。 女性が今、自分の仕事や夢に 夢中である場合と、 彼氏と別れたばかりの状態では やっぱり、同じアプローチで 済むはずがないし、 SNSやメールが大好きで、 いつもスマホをいじっている女性と、 水商売とかで、毎日営業の メールや電話をし続けて、 そういったツールに疲れている 女性とでは、 どう考えたって、取るべき アプローチは違うし、 結婚相手を探している女性と、 ワクワクさせてくれる 遊び相手を探している女性とでは、 やっぱり アプローチは違うでしょう。 すべて、『前提』が違います。 『前提』が違うから、 その前後の『文脈』が 違ってくるんです。 … どうして、こんな話をして いるのかっていうと、 「相沢さんのやり方って…」 っていう考え方をしていると、 先ほどのリンゴの例え話を 使うならば、 どんな場合でも、 女性に対してリンゴを差し出そう としてしまうような、 また、 「これさえ出しとけば、 どんな女だって 落とせるたった一つの方法」 を求めてしまうような、 そういう落とし穴に ハマっているような 気がするからです。 万能の、たった1つの方法論は、 ありません。 究極のところ、 ひとり一人の女性を、ちゃんと 観察して、 その都度、適切に振る舞う以外に 正解はあり得ません。 でも、それだと、抽象的すぎて ・真実だけれども役に立たない ですよね。 いや、真実だから、 役に立たないのかな…?? まあいいや。 とにかく、役に立ちません。 だから、ある程度の一般論、 確率論として、 恋愛教材・恋愛ノウハウ というものを作っています。 だから、こういうのは、 ・考えるための足がかり として受け取ってください。 万能のツールではありません。 最後は、目の前の女性、 ひとり一人を、 緻密に、丁寧に、 しかも出来るだけ迅速に、 素早く、 読み解き、 個別に対応するしかないと 考えています。 相沢蓮也
相沢です。 ときどき、モテるための 見せ方として、 ・ギャップを演出しましょう という意見を聞きます。 いわく、 「ツンデレってギャップですよね? 最初は冷たいのに、ふと見せる 照れとか笑顔に、人はキュンとします」 とか、 「ジャイアンって嫌なやつなのに、 映画版だと、優しいから、それが たまらない魅力になりますよね?」 とか、 「ヤクザとか、不良とか、普段から悪い人が、 ちょっと良い事をすると、 それだけで、すっごい良い事のように 見えてしまう」 とか、 ゼロの後に、+100すると、 その差は、+100なんだけれども、 -100の後に、+100だと、 その差は+200です。 同じことをしても、これほど 差が出る。 だから、あなたも、 プラスのギャップを作って 行きましょうよ。 と。 … … で、僕はこれ、全部、ウソだと 思います。 肝心な事が、見落とされています。 たとえば、 ツンデレ。 あれ、そもそもイケメンとか 美女がやるから、効果があります。 こう言っちゃなんですが、 可愛くない子がツンとしてたら、 ただの、感じの悪い子です。 すぐに、誰からも相手に されなくなります。 男でも女でも、美人だから、 多少ツンとしてても、 根っこの方では切られない というだけのことです。 ジャイアン。 現実にいたら、映画版に行く前に、 友達が1人もいなくなります。 映画で見せるような優しさを、 そもそも、見せる機会が与えられません。 ヤクザや不良。 ああゆうのが好きな、一部の女性に 受け入れられはしますが、 やはり普通は、彼らの優しさや 良い所を見せる機会もないくらい 避けられるでしょう。 ・・・ 職場とか学校とか、少しばかり 強引にでも、接する機会があり続ける、 作られ続けるという、特殊な 環境をのぞくと、 一般的な出会いというのは、 どんなに引き伸ばしても、 最初の3分~30分くらいで、 結論が出てしまいます。 そして、感じが悪ければ、 嫌な奴なら、怖い人なら、 そこで、心を閉じられて、 再戦の機会はきません。 ときどき、聞く、 ギャップの魅力理論というのは、 最初がマイナス印象であっても、 接点を持ち続けられる事が前提 であって、 でも、そういう出会いの方が 珍しいし、難しいんです。 たとえ同じ職場やサークルであっても、 同じ空間にいられたとしても、 最初の印象で、心を閉じられて しまったら、 同じ空間にいながら、思うように 接点が持てなくなったりしますしね。 つまり、 ・ギャップ理論は机上の空論である というのが、僕の考えです。 でも、一方で、たしかに ギャップの魅力らしきものの 正しさを、直感的に感じています。 それって何でしょうか? … 思うに、魅力の正体とは、 ・二面性 とか ・多面性 なんだと思います。 そして、時間を 確保できるのであれば、 つまり、最初に良く無い印象を 与えても、 その後も、相手と充分に 接点を持ち続けられる のであれば、 負 → 正 という、破壊力を生めるのだが、 これは、現実的には非常に 難しいから、 ならば、 Aという魅力 ↓ Bという魅力 という与え方であれば、 最初の段階で、 心を閉じられないから、 ちゃんと、最後まで、 2種類、そして3種類と、 別の種類の魅力を与え 続けることができます。 こういうと、 「でも自分は、そんなに沢山の 魅力を持ち合わせていません」 と言われます。 が、たぶん、こういう人は、 自分の事が嫌いな人です。 そして、メディアの影響とかで、 ・モテる男性像に対する思い込み が、激しいです。 偏っています。 モテる男とは、サングラスと 皮ジャンの似合うハードな オレ様的なやつだ! チャラチャラした外見の、 冗談を言うのが上手いやつだ! とか。 そういうのも、魅力の一つでは あるのですが、 そして、そういう魅力が強くて、 それだけで勝負している男性も いはしますが、 彼らはおおむね、 ・最初からそういう魅力が好きな女性 しか落とせてしませんし、 しかも、本当に、その1種類、1タイプの 魅力しかないのであれば、 女性と長続きしません。 1面的な魅力というのは、 それが、どれほど強烈であっても、 それ1本だと、 やがて、飽きられるからです。 イケメンとか美女に、 ときどきいます。 それだけを極端に武器として 磨いているから、 すっごいポンポン付き合える のだけれども、 すぐに、フラれてしまう。 女の子とかだと、 すぐにセっ○スされちゃう子とか。 要するに、可愛いだけで、一緒にいても つまらないから、男は、セっ○スくらいしか やることが無いんですよ。 2本目、3本目の魅力がないから、 魅力に深みがない。 だから、すぐに飽きられます。 たぶん、こういう人達って ・モテる男性像 ・モテる女性像 に対する、偏った思い込みや 憧れが強すぎるんだと思います。 が、そもそも、人間の魅力なんて いうのは、そんなに一面的なものでは ありません。 たとえば、 ・真面目 ・誠実 ・優しい (↑ときどき勘違いされるが、 どれも『無難』とは別物) 全部、すばらしい魅力です。 ・・・ たぶん、あなたは、 真面目『だから』モテないのではなくて、 真面目な『だけ』だから モテないんですよ。 たぶん、あなたは、 誠実『だから』モテないのではなくて、 誠実な『だけ』だから モテないんですよ。 たぶん、あなはた、 優しい『から』モテないのではなくて、 優しい『だけ』だから モテないんですよ。 人によっては、ちょっと意外に 思うかもしれませんが、 同じ理屈で、特に男の場合、 イケメンな『だけ』、 面白い『だけ』、 金持ちな『だけ』、 ステータスが高い『だけ』、 でも、たいして、モテません。 上記のような、一般的には モテそうな相談者さんが、 僕のところには、いっぱい来ます。 だから、まず、スタート地点として、 あなたは、あなたの長所を、 長所として、受け入れなければ なりません。 真面目さも、誠実さも、 優しさも、 全部、魅力の一つです。 そして、その上で、 どうやって、二面性、多面性を 持った、 厚みのある魅力を 身につけてゆくのか。 真面目な『だけ』だと薄い 面白い『だけ』でも薄い でも、真面目で面白いと、 魅力に厚みが出てくる。 このためには、 キャラの枠組みを 壊さなければならないでしょう。 恋愛教材に書かれている ことを読んだ人が、 「自分には、これは無理です。 自分のキャラではありません」 と言います。 でも、そうやって、自分のキャラという 一面性に、引きこもっちゃうから、 いつまでたっても、 薄い魅力しかないんです。 だからといって、 今までの、そして、今の自分を 否定して、 教材のキャラのみに執着しても ダメでしょう。 それだと、根っこの部分で 自己否定しちゃっているから、 今までの一面性を否定して、 別の一面性に、変身しようと しているだけに、なっちゃいます。 そうじゃなくって、 両方なんです。 今までの、そして、今の自分を 肯定して、長所をちゃんと 受け入れたうえで、 そのカラに、閉じこもらない。 自分の、 ・別の一面 というのに、挑戦してみる。 恋愛教材とかを参考にしながら。 キャラじゃないから、 受け入れられないかもしれない… ではなくて、 自分には、こういう一面も あるんですよ^^ っていう、ノリです。 出来るところからで、 構いません。 魅力の多面性、厚み、 というヤツを、意識して 成長してみてください。 相沢蓮也
相沢です。 コミュニケーション能力が低い 男性がいだきやすい、願望があります。 それが、 「性格的な相性とかどうでもいいから、 顔とスタイルが、超好みの女を 自分の力で落として、抱いてみたい」 です。 お前の性格に、興味なんか無い! いいから、黙ってオレに惚れて、 黙ってマタだけ開けや、コラっ! (笑) もちろん、こういう極めて 低俗な願望を、多くの男は 持っているものですし、 僕も、これはこれで、分かる所が ありますので、 まあ、動物としての男って、 そういうモノだよね… くらいにしか思っていなかったのですが、 最近、1つだけ、とても興味深い ことに気が付きました。 コミュニケーション能力が 低い人間ほど、 そして、コンプレックスにまみれ、 自分に自信が持てない人間ほど、 「性格的な相性とかどうでもいいから、 顔とスタイルが、超好みの女を 自分の力で落として、抱いてみたい」 という願望が、 ・マジ(本気・真剣) なんです。 マジで、 この願望を、信じています。 ところが、ここには、 致命的な矛盾があります。 そもそも、 コミュニケーション能力が高いとは、 ・他人に対する興味・関心が高い、 という事と、イコールであり、 他人に対する興味・関心が高い ということは、 ・他人に対する愛情が深い という事です。 そうして、他人というのは、 自分の内面を映し出す鏡ですから、 他人に対する愛情が深い ということは、 そのまま、 自分に対する愛情、つまり、 自己肯定感とか、 根源的な自信が、強い、 という事です。 人は、自分を愛するのと同じ 深さでしか、他人を愛せませんし、 自分を信じられるのと、同じ 深さでしか、他人を信じられません。 自分の事を信じられない人間というのは、 他人のことも、信じられません。 (崇拝と依存はできるのだが…) やっぱりね、 他人を平気でだましたり、 傷つけたり出来る人間って、 自分の事が、嫌いなんですよ。 根っこの部分では。 自分を肯定したぶんしか、 他人も肯定できません。 自分の事が嫌いなぶんだけ、 他人と、世の中を嫌います。 自分と他人(世の中)とは、 コインの裏表であり、 根源的には、同じものです。 ・・・ さて、最初に戻ります。 「性格的な相性とかどうでもいいから、 顔とスタイルが、超好みの女を 自分の力で落として、抱いてみたい」 これってつまり、 女性の人格を完全に無視して、 「おまえ、性欲処理の道具になれよ」 って言ってますよね。 重要なのはそこで、 女性の人格を無視・否定して いる時点で、 実は、 自分の人格も無視・否定して いるんです。 ここ、難しいな… 勘違いして欲しくないのですが、 僕はこれ、けっして道徳的な 意味では、言ってません。 もっと冷たい、淡々とした 事実を話しています。 男にも、女にも、 好みとか性格がありますよね。 例えばの話、 実際の恋愛は、こんなに 極端でも、分かりやすくも無い のですが、 まあ、説明の便宜上、ですよ、 例えば、 女の子の恋愛観として、 「本当に私の事が好きならば、 1日100回はメールして欲しい。 そういう行為に、私は愛を感じるし そういう人でないと、好きになれない」 とするじゃないですか。 でも、男の恋愛観に、 それは無いとします。 「本当に好きなら、メールなんて 関係無い。 それよりも、1週間に1回でも ちゃんと顔を合わせることが大切」 とします。 そして、この男性は、 メールという行為自体が非常に メンドウくさいと感じます。 さて、この時にですね、 どうすれば、この女性を 落とせるのか? っていうと、 理屈を言えば、もちろん、 男が頑張って、毎日、1日100回の メールをし続ける、 という事なわけですが、 価値観が違い、また、 メールが超苦手な、 この男にとって、 いつまで続ければよいのか 分からない、 その、1日100通のメールを 毎日送り続けるという行為は、 『苦行』以外の何物でもないわけです。 だから、 『理論上』は、男が自分の価値観とか、 人格とか、生活とかを一切、無視して、 1日100通のメールを送り 続けることが出来れば、 おそらく、この女性を落とせる のですが、 『現実的』には、 ・自分に対する愛情と自信が深い男性ほど、 「じゃあ、いいや…」 ってなります。 「綺麗で性格の良い女は 他にもいるしね」 「他を探すか」 って。 自分を愛し、大切にしているから、 >『理論上』は、男が自分の価値観とか、 >人格とか、生活とかを一切、無視して、 をやりません。 ゲーム的に、ちょっとやってみる、 という男はいますが、長くは続けません。 最後は必ず、自分の価値観、人格、生活を 当然のごとく、優先します。 そして、 自分に対して、愛情と自信があるから、 他に、自分と近い恋愛観を持つ、 女性がいて、 自分に愛情を向けてくれるであろう その未来を、信じられるんです。 そりゃあ、 「ま、いっか」 「イイ女なんて、いくらでもいるしな」 ってなりますよね。 一方で、コミュニケーション能力が 低い男性ほど、 >『理論上』は、男が自分の価値観とか、 >人格とか、生活とかを一切、無視して、 が、出来ると思いこんでしまう。 自分に足りないのは、技術であり、 技術さえ身につけ、それを駆使できれば、 そこに、自分の価値観など考慮する 意味はない。 と、 思いこんでいる… ところがですね、実際に、 そんなふうにして、 自分の価値観や性格を、完全に 無視して、 技術だけを行使するなどというのは、 マンガの世界の話とか、 サイコパスとしての、 特殊な精神構造を持つ人間か、 あるいは、国家の諜報機関とかで 働く、ガチで崇高な使命をいだき、 特殊訓練を受けて育ったとか、 そういう世界の話ですから、 ホストみたいな職業の人が、 金のために、一時的に 演じるような事はあっても、 それって要するに、自分の『心』を売って 金に変えていますから、『体』を売るよりも シンドイわけで、 長期的に見て、 普通は無理なんですよ。 いいですか? 『理論上』はそれが可能であっても、 『現実問題』として、 本当に、自分の価値観を無視して、 切り捨てて、 技術だけを行使できる人間など、 ほとんど、存在しません。 しかし、 自分に対する愛情が低いから、 >『理論上』は、男が自分の価値観とか、 >人格とか、生活とかを一切、無視して、 を、やろうとしてしまうし、 つまり、『心』を売ろうとしてしまう のですが、 残念ながら、自分に対して愛情の浅い 男性の『心』などは、売ったところで たかがしれていますから、 いっこうに、女性の体すら 手に入らないまま、 神経とエネルギーを 消耗しまくってしまうし、 さらに、 自分を信じ、愛していないから、 この先、自分のことを信じて、 愛してくれる女性が、普通に、 いくらでも表れるであろう、未来が 信じられません。 だから、とにかく、焦る。 価値観のズレを無視して、 「こいつしか、いない」 「このチャンスしか、ない」 と思いこみます。 ・・・ 自分を愛していないから、 他人を愛していない。 他人を愛していないから、 他人に対する興味・関心が薄い。 他人に対する興味・関心が薄いから、 女性の話に、興味・関心が持てない。 話を聞いても、内心は、 「ふ~ん。それで…? だから…?」 と、思ってしまう。 でも、それじゃあ、女性を口説けない と知ってはいるから、 興味・関心がある『ふり』をしようと、 笑顔や相槌のやり方を勉強する。 興味は無いのだけれども、 興味があると見せかけるための 質問の仕方を勉強する。 自分に足りないのは、 共感しているように見せる技術、 自信があるように見せる技術、 話を聞いているように見せる技術、 理解者だと思わせる技術、 だと思ってしまう。 でも、女性の直感っていうのは、 男の100倍鋭いですから、 あなたが、超一流のアクターとか 詐欺師でもないかぎり、 3分も話せば、見抜かれてしまう。 見抜かれたあなたは、 「自分には、まだまだ、女性を ダマしきるための技術が足りない」 そう思って、また、おかしな 勉強を続ける。 女性と自分の『心』を置き去りにしたまま… ・・・ どうしたら、もっと深く、 自分を愛し、信じられるのか? 強く、自分を肯定できるのか? … 一筋縄ではいかない、 テーマだと思います。 が、1つだけ、ワークをやって みましょうか。 自分に自信が持てないという 人間ほど、 ・足りないものばかり数えてしまう という傾向があります。 これは、かなり主観的なもので、 僕からすると、 「え? あなた相当、持っていますよね??」 っていう男性が、 自分の持っている、自分が手に入れて きた、あれも、これもを無視して、 「あれも無い」 「これも無い」 と、数え始めます。 ですから、今回は、 「あなたが持っているもの」 を、数えてください。 数えるときのルールとしては、 ルール1: 他人と比較はしない ルール2: 自分が心から感謝できるものを選ぶ です。 ナンバー1ではなく、 オンリー1を数えてください。 ↓のURLをクリックすると、 http://rye-ex.jp/Ly2684/12191 専用のフォームが開きます。 上から順番に、書き込んで、 僕に提出してください。 直接にお返事はできませんが、 2週間くらいの間に、みなさんの 答えを分析し、 役に立つ情報として、再度、 お届けします。 なお、こちらのフォーム自体は、 20154月27日(月)でいったん閉めます。 自分を肯定するための、 第一歩です。 http://rye-ex.jp/Ly2684/22191 相沢蓮也
相沢です。 よく、 「好きな女性を 追いかけさせたいんですけれども どうすればいいですか?」 っていう質問をされます。 逆説的(?)な反論をしますと、 「追いかけさせたい」 って思っている、その時点で、 こっちが 「追いかけてしまっている」 のだから、もうダメじゃね??? と、いつも、 心の中で思いつつも 何でこういう質問が よく来るのかなぁ… って考えてみると、過去に僕が、 ・追いかけさせる方法 みたいな記事を書いて それをブログで公開したり、 何かの教材の 特典メルマガとして ステップメール登録 しているからですね… 正直、むかし書いた記事なんて 自分でもほとんど忘れているの ですけれども(ゴメンナサイ…)、 でも責任は取らなきゃなぁ… って思ったので ひさびさに ・女性を追いかけさせる ということについて 考えてみます。 まず、前提として おさえておいて欲しいのですが、 「あなたが 本気で執着している女性」 を 「追いかけさせる」 というのは たぶん、無理です。 構造的に、無理。 事態が、矛盾しています。 ちょっと、話が それるんですけれども 先日、僕が ジムでトレーニングしていた 時のこと。 それを見て、なるほどなぁ… って思ったんですけれども、 おばちゃんが、僕の隣で 走ってたんですよ。 ランニングマシーンで。 で、そのランニングマシーンの 周辺の床に 小さな汗が溜まったものが 転々とありました。 きっと、おばちゃんの前に そのおばちゃんが 使ってるマシーンを 使ってた人の汗です。 それを不快とかんじた おばちゃんが、 「すみません」 と、近くのジムの スタッフさんに声をかけました。 で、おばちゃんが 汗溜まりを指で指し示すと スタッフさんは 「はい。すみません」 と言って スタスタとその場を 離れていきます。 立ち去るスタッフ。 混乱するおばちゃん。 なんで、あなたが今 持っているそのモップで 床の汗溜まりを拭かないの? 通じなかったの? 馬鹿なの? っていう表情をします。 その後、振り返って 後ろのマシンを使っていた おそらく そのおばちゃんの友達であろう人に 向かって、 やぁねぇ… って顔をした後 チラチラと床の汗溜まりを 気にしつつも トレーニングを再開します。 しばらくするとスタッフの人が 先ほどとは色違いのモップを 持ってきて おばちゃんが指摘した汗溜まりを 拭き始めました。 それを見て 床の汗をふくためのモップと マシンを拭くためのモップは 別だったんだ スタッフさんは 床用のモップを 取りに行ってたんだ、 そう気がついたおばちゃんは、 自分の感情を 恥ずかしく思ったのか その、少し後ろめたい 気まずい気持ちの ハケ口を求めて ちょっとアタフタした感じで 「いやですねぇ(←床の汗)」 と、ちょっと シドロモドロした表情をしながら スタッフさんに話しかけます。 スタッフさんは にこやかに 「いやぁ、すみませんねぇ」 と答えました。 以上です。 なんで、いま この話をしたのかっていうと、 このくらいに 第三者からすると 他人の心の動きというのは 見え透いてしまう、 という事と、 このくらいに 非言語コミュニケーションは 日常から行われている の2点を 伝えたかったからです。 このおばちゃん、 「すみません」 と 「いやですねぇ」 しか言っていません。 たぶん、この2つの セリフだけ見たら あなたは何が何やら さっぱり分からないはずです。 でも、隣で見ていた僕は このおばちゃんの、 ちょっとした表情、しぐさ、 目線や姿勢の使い方、文脈、 から、これだけ多くの情報を 読みとりました。 「これだけ多くの情報を…」 なんて書くと、なにやら すごそうですが、 全然、凄くないですよね。 誰だって出来ます。 心の置きどころが 完全に第三者であれば、 岡目八目 なんて言いますが、 ただ、トレーニングのついでに ボ~っと眺めているだけでも、 他人の心理、心の変化 動きというのは これほどに 分かってしまうものなんです。 誰でも。 そこに、言葉なんていりません。 で、話は最初に 戻るんですけれども あなたが、 目の前の女性に執着しながら 「追いかけさせたい」 って思っている、その 「追いかける姿勢」 「追いかけているメンタリティ」 は、まず間違いなく その、目の前の女性に 伝わっています。 セリフなんて要りません。 あなたの、 ちょっとした表情、 視線、姿勢、声のトーン、 タイミング、文脈、 そいうものから あなたが、目の前の女性を 「追いかけさせたい」 と、執着していることは、 目の前の女性には 筒抜けてます。 「追いかけさせたい!」 と執着している男を相手にする 女性は、ほとんどの場合、 目の前の、その男の事を 非常に冷静な 第三者的な視線でもって 見ているから。 大半の男は 今回のエピソードの おばちゃん状態です。 だから、 「追いかけさせたい!」 と思っている時点で、 「追いかけている」 ことがバレている。 あなたの、その執着心は 見抜かれているんです。 なんとなく重い… なんとなくキモい… なんとなく変… という直感でもって。 だから、 「どうしても 落としたい女がいます! どうしたら 追いかけさせられますか?」 という質問は、いつも僕を 困らせます… この話を突きつめていくと、 「でも、彼女は 『追いかける恋愛』 がしたいタイプなんです! その場合 どすればいいんですか?」 と、なるからです。 さて… どうしたものか… どうしましょうね? けっきょく答えは、 女性が自然と 追いかけてしまいたくなるような そういう男になってください なんですけれども せっかくですので、 女性が自然と 追いかけたくなる男 について ぱっと思いつく範囲で 3種類に分類してみました。 この3種類に入れば、 自然と 女性は追いかけてきます。 『追いかける恋愛がしたい』 という女性は、こういう男を 求めています。 パターン1: 極端で分かりやすい魅力の持ち主 ・超イケメン ・超金持ち ・超カリスマポジション などなど。 ま、分かりやすい憧れですね。 ただし、このパターンには たいていオチがあって、 例えば、 1、 女性がその分かりやすい魅力に 引きつけられて追いかけてくる 2、 とまどいつつも テキトウに受け入れる男 3、 付き合っているうちに 男の方が逆にどんどん その女性を好きになっていく 4、 「追いかける」 「追いかけられる」の関係が 逆転して、男がフラれる。 5、 男、落ち込む… はい。 すっごい、 よくあるパターンです。 僕のところに相談にくる イケメンは、 まずこれですね。 「やっぱり あなたもですかっっ!?」 ってくらい、毎度、毎度です。 パターン2: 執着心がズレている この枠に当てはまるのは 例えば プロ意識の高いホスト 誰でもいいから とりあえず一発やれれば それでオッケーな男。 それから、経験豊富な遊び人。 あたりでしょうか。 プロ意識が高いホストは 目的が『金』なんで ガチじゃないっていうのかな… 非常に第三者的な視点で、 女性の心を把握できます。 だから、淡々と テクニックを行使できる。 その執着心も 女性に対する執着心ではなくて お金に対する執着心だから 「追いかけさせる」 という技術が成り立つんです。 見え透かない。 誰でもいいから とりあえず一発やれれば それでオッケーな男。 も、要するに、本当に、 やれれば誰でもいいんで。 彼らにとって、重要なのは 『数』なんで、 やっぱり、淡々と 追いかけさせます。 わりと、見え透かない。 経験豊富な遊び人の場合 そもそも執着が、ないです。 女性とのコミュニケーション そのものを楽しむし 世の中にはイイ女がいくらでも いることを、体でしっている。 彼らの執着は 『恋愛ゲーム』 であって 目の前のその1人では、ない。 とにかくみんな 執着している部分が 目の前の たった一人ではない。 だから、冷静に、冷徹に、 テクニックを行使します。 パターン3: 女性に対する優先順位が低い 芸術家とか 経営者とか、専門家とか もろもろ、その道の プロフェッショナルです。 それぞれの世界で一流の男。 好きな女性から、 「仕事と私、どっちが大事なの?」 って言われて、ためらいもなく 仕事を優先する男。 もちろん、こういう男は 最初から 「仕事と私、どっちが大事なの?」 って言う女性は選びまえんが… 人生に対する価値観の問題です。 これは恋愛メルマガで ここには恋愛メルマガを 読んでくれる人が 集まってますので、 自然、人生における 「恋愛」の優先順位が高い人が 集まる傾向にあると思うのですが、 世の中、そういう人は、そう 多くはありません。 みんな、それぞれの 『人生の価値』 『人生における優先順位』 を持っています。 で、有名・無名を問わず その道の一流の人は おうおうにして、 『女性』に対する 優先順位が低い。 極端な話、 女のケツを追いかけている 大谷翔平 とか ●●ちゃんと、絶対に付き合いたい! せっくすしたいんですっ!! って言ってる孫正義さん とか、 想像できませんよね?笑 別に、彼らのように 有名である必要は 全然ないんですけれども ある種の使命感や 確固とした決意、 信念を持って生きている人は たいてい、 失礼の無い範囲 良識の範囲で、 女性に冷たいです。 彼らの人生の中で 女性そのものに対する 優先順位が低いから。 で、その理念と その誠実な冷たさに、 女性は濡れます。 ・・・ 以上です。 今すぐの思いつきですが、 まあ、 『追いかける恋愛がしたい』 という女性が求めている もしくは 実際に恋に陥る男性像は こんなところでしょう。 だから、あなたが 目の前の1人に執着した状態で 「どうすれば 追いかけさせられますか?」 という質問をしても無意味だし 『追いかる恋がしたい』女性を 落としたければ 上記3パターンのどれかに 入るしか、ありません。 個人的には パターン3みたいな生き方が 素敵だとは思いますが… 相沢蓮也
相沢です。 前にメルマガで ネットでこんな女性と その日のうちに せっ○スしましたよ~ っていうお話をして、 「サザンの桑田さんって 天才ですよね~」 って話から 急遽その日のうちに会って 一緒にカラオケに行き 終電を逃してホテルに行った モデル体型のOLとか 「初恋の人と、名前が同じ」 って話から 「今日川崎で会っちゃおうか」 って話になって 別れた恋人の話を 聞きながら そのままホテルに行った 巨乳の保育士さんとか 「クリスマスに 約束してたのに、 その友人に彼氏が出来ちゃって ドタキャンくらった」 って話から 「じゃあとりあえず飲もうよ」 ってなって なし崩し的に 自宅に連れ込んだ 大学時代の憧れの先輩に 顔が似ていた 3つ年下の受付嬢とか 「キモイ客が多くて ストレスのピーク」 と、その愚痴を聞いてあげて ついでにホテルで マッサージと その先もしてあげた 小柄なキャバ嬢とか、 っていう例を挙げました。 すると、 どういうテクニックを 使ったんでしょうか? スキンシップなどを 使ったんでしょうか? という質問をもらいました。 僕はこの質問に 「なるほどな」 と思って、 デートから ホテルまでの流れを テクニックだと 思っている男は多いし とくに 「その日のうちにホテル」 は、 テクニックだと思っている男が とても多いです。 もちろん、スキンシップも 有効な手段の ひとつではあるんですが 一方で、とにかく女性と せっ○スがしたくて 「そうか。 スキンシップすればいいのか」 って思って 女性にベタベタ触って ただのセクハラ野郎に なっている男が、 これまた、多い。 で、まず一番大きな誤解を 解かなければならないのですが 出会った女性と その日のうちにせっ○スする というのは、特別なことではない です。 これは同時に どんな女性とも100%で であったその日にせっ○スする なんて事は、不可能である という事を意味します。 この2つは同じ事です。 これ、オッケーですか? そういう前提 そういう流れであれば 出会ったその日に せっ○スするだろうし 逆に、 そういう前提 そういう流れでなければ 出会ったその日のうちに せっ○スなんてしません。 相変わらず すっごいマトモなこと 言ってますね、僕は。 もちろん 出合ったその日のうちに せっ○スする流れを作るのが 上手いとか 下手とかはありますよ。 でもそれは、他人と、 初対面で仲良くなるのが 上手いとか下手とか、 それと全く同じ事です。 もちろん人間関係ですから 相性もありますよね。 あなただって 仲良くなりやすい他人と 思うように 仲良くなれない他人が いると思うんです。 相性の問題。 相性の問題と 初対面の他人と仲良くなるのが 上手な人と、下手な人。 これが、あって当然の 普通の人間関係であるのと 全く同じで、 だから、 初対面の女性とせっ○スするのは 特別なことではないし、 同時に、 相手がどんな女性であっても 初対面で必ずせっ○スに持ち込む とかも あり得ないわけです。 ただ、女性とせっ○スする事を 特別なことだと思いこんでいる ゆえに 返って妙な失敗をしたり 何度も訪れているチャンスに 気がつかず それを逃したり、 女性からあきれられたりする 男も多いようです。 前にコンサルした 男性のお話です。 ある時、彼が僕に こう言いました。 「友達の女性から 温泉旅行に誘われて 2人で行ったんですよ。 そうしたら せっ○スする事になりました。 相沢さんからアドバイス受けて なければ 機会を逃していましたよ!」 たしか彼には、 制作中で未完成のテキスト 『女性の気持ちを計測する方法』 (こういう言動をした女性は 相手の男性をこう思っている とかそういう事が書かれたやつ) を渡したんで、それを参考に、 「よし、行ける!!」 と判断したようなんです。 それを聞くと なんだか彼の若さとも あいまって 微笑ましくて好感が持て つい、 笑ってしまったんですが… 本当は、 女性の気持ちを計測するとか、 そんなの、ここまで来たら 関係無いですよね。 だって、相手の気持ちも何も 女性の方から2人での 温泉旅行を誘ってきてるんだから もうその時点で せっ○スは確定でしょう。 たとえそれが ただの友達であったとしても。 他にも最近 コンサルしている男性がいて 彼は東京の人なんですが 「いま、仲の良い女友達がいて こないだ富士急ハイランドへ 遊びに行きたい」 って言われました。 と、僕に教えてくれました。 で、僕は何て アドバイスしたかっていうと 「じゃあ、次に2人で会ったら 必ず自分の部屋に連れ込んで せっ○スしてください」 です。 彼は、僕のアドバイス通りに その女性を部屋に連れ込んだら なんだか話が盛り上がって その流れで せっ○スしたそうです。 「上手く行き過ぎて、 びっくりしています」 と、彼は言っていたんですが、 これも、全然、 そんなことはなくて、 女性の方から 「富士急ハイランドに行きたい」 って言っている時点で 部屋に連れ込んでせっ○ス の流れは確定なんです。 東京にいて、富士急に行くって かなり大変ですよね。 普通は泊まりがけ、かな? 日帰りでもかなりハードです。 こういうハードな提案を 女性の側から してきているんです。 当然、 せっ○スもオッケーでしょう。 付き合っているかどうかなんて 関係ないですよね。もう。 女性とせっ○スをする っていうのは、 こういう事なんです。 スキンシップ。 便利です。 有効です。 僕も使います。 でも、本質ではありません。 最初にした、 僕の話も同じことです。 たとえば、 >「初恋の人と、名前が同じ」 >って話から、「今日川崎で会っちゃおうか」 >って話になって、別れた恋人の話を聞きながら >そのままホテルに行った、巨乳の保育士さんとか、 は、 1、ネットで出合っていて 2、女性側が彼氏と別れたばかりの状態で 3、女性の方から、 「急だけど今日会えない?」 って言ってきたという 3つの『前提』がありました。 そしたらもう スキンシップとかテクニックとか そういう問題じゃないですよね? こういう『前提』で会って 2人でお酒を飲んで 一緒にカラオケ行って もう、ホテル行く以外 ないじゃないですか? というか、それ以外の選択肢が どうしても考えられない。 ネットとかナンパっていうのは こういう暗黙の前提、 「そりゃあ、この流れなら せっ○スするよね」 っていう流れに成りやすい。 だから、出会ったその日に ホテルに行く確率が高い。 で、この感覚が分からない人が どんな失敗をするかっていうと、 以前、 「松本人志のすべらない話」 というテレビ番組で 面白い例が話されていたので 紹介します。 キンタローっていう 女芸人とせっ○スしそこなった ナルシストの 社交ダンス男のお話です。 うろ覚えの部分がありますので 多少、事実と違っていたら ごめんなさい。 それとこの際 キンタローっていう女芸人と せっ○スしたいかどうかは 置いときまして、、 いや…もちろん 魅力的な女性だとは思いますが。。 まあ、いいや。 本題です。 女芸人のキンタローは すっごい真面目に 社交ダンスをやっていたそうです。 で、一度やめた後も どうしても情熱がうずいてしまい 社交ダンスのパートナー募集の 掲示板を利用して 相手を見つけました。 掲示板上だと、 その男性も熱心な感じで 「経験は浅いけれども本気です。 天下取りましょう!」 みたいなノリだったとか。 やっとみつけたパートナー。 とにかく1度、 会って話をしましょうとなったが なんと、2人は 新幹線で片道数時間の距離。 それでも、やっと見つけた 男性パートナーと言うことで 頑張って会いに行くと、 その男性から 食事に誘われたんだとか。 で、男性はワインを飲みながら 過去のすべらない話のネタを 丸暗記して、パクって、 面白い男をアピール。 この時点で、キンタローは かなりヤバいと 感じていたそうですが せっかく何時間もかけて 新幹線で来たんです。 そのぶん、踏ん切りがつかない。 切れない。 引けない。 すると男は キンタローを自宅に誘います。 「映像を見ながら 一緒にやるダンスについて 語り合いたい」 と。 「まあ~。ここまで来たし。 行ってみるか」 みたいな気分で 男の部屋に行くと、 男はそこでクルクルっと ダンスを踊りながら、 「ほら、こんなふうにさ」 みたいな感じで キンタローを背後から 抱きしめました。 これで、完全にヤバいと思い 逃げ出したんだとか。 おおよそ こんな感じなんですが、 あなたは、この男性を どう思いましたか? けっこう一般的に言われる テクニックみたいなの 使ってますよね。 食事のワインも 狙いでしょう。 面白い話も わざわざ勉強して、暗記してまで 狙っています。 「一緒に映像を見て 打ち合わせしよう」 といって、 女性が男性の自宅にあがる言い訳も ちゃんと与えています。 ダンスしながら、それを理由に バッチリ、スキンシップ も行ないました。 テクニックは完璧です。 むしろ、ここまで完璧な テクニックのオンパレードが 他にあるでしょうか? でも……。 でも、根本的に 前提がズレています。 女性側はダンスのパートナーを 求めているのであって そもそも、 そういう出会いを求めていない。 ダンスへの情熱をアピールし ダンスのためだけに片道、 新幹線で数時間かけて やってきた相手に対して、 ダンスの情熱よりも すべらない話をパクって 面白い男をアピール 彼女が男の自宅にあがったのも 120%ダンスが目的。 それ以外、まったくない。 ズレまくりです。 極端な例なんで、 このイビツさも理解して もらえると思うのですが、 だいたい 「スキンシップは した方がいいですか?」 とか 「何回目のデートで キスすればいいですか?」 とか 「どういうテクニックで ホテルに連れ込めばいいですか?」 という質問をする男性は この社交ダンス男と 同じ間違いを犯します。 重要なのは テクニックよりも 『前提』 なんです。 ダンスパートナー募集の 掲示板で出会った2人と、 アプリで出会った2人を、 同じに論じることは できませんよね。 合コンで出会った2人と 会社の上司・部下の関係の2人を 同じに考えるのは無理ですよね。 たまたま彼氏募集中の女性で 「とりあえず 1度くらいお茶してみるかな」 っていう前提で 成立したデートと ずっとその男性の事が 好きだった女性が 「やったー。 ついに○○君とお茶できるぞ!!」 っていう前提で成立したデートが 同じなわけ、 無いじゃないですか。 ここを無視して 表面上の形式だけ見て、 よし、お酒も飲んだし つぎはボディータッチだ! とか言って 女性の体に触るから、 セクハラ野郎になるんです。 そしてまったく同じようにして まだ付き合っていないし ここは慎重にいかなきゃなー とか言って せっ○スの機会を逃すんです。 デートの 回数に囚われている人。 テクニックや スキンシップに囚われている人。 本当に意識を注ぐべきは そこではありません。 目の前の女性です。 あなたが口説いている 目の前のその女性を もっと、もっと、もっと もっと、もっと!!! 真剣に観察してください。 相沢蓮也
相沢です。 「昨日また、モデルの卵を落としました。 1回目のデートですが、何の問題もなく いつものように、ホテルへ直行です。 21歳ですが、ファッション誌にも出ていて、 はっきりいって、とてつもない美女です。 この子はこのまま芸能界デビューすると思います。 相沢さんのおかげで、すっかり、こういう 経験が当たり前になりました。 本当に、感謝しています。 しかし一方で、最近なんだか疲れました。 出会って、口説いて、やって。 毎回同じような流れ作業の繰り返しです。 私は面食いですので、スタイルも外見も イイ女しか狙いません。 なので充分に満足できるはずなのに、 ふと思い返せば、今まで抱いた女の 名前も顔も、思い出せません。 自分はいったい何をやっているのか? 何を目指しているのか? なんだか疲れました… 愚痴です。すみません。」 というメールをもらいました。 「この人はロマンティストなんだろうなぁ…」 などと思いつつも、 今回、この内容を取り上げたのには 理由があります。 僕のメールマガジンの読者さんは どういうわけか、 モテる男性が多いみたいで、 何十人とか、何百人とか、 やって、やって、やって、やって、 ヤリまくっているような、 とにかく、 女性との出会いから落とすまでの 全ての作業が、 1つのパターン・流れ作業に なっていて、 そのパターンにさえ入れてしまえば、 どんな女でも落とせますよ、 っていう男性が、けっこういます。 「あれ? このメルマガのタイトルは、 初デートで何を話せば良いか分からない~ だぞ???」 と、よく思うのですが、 とにかく、女に困らないタイプの 男性がけっこういます。 そのせいか、 実は、今回取り上げた男性のような 悩みや相談を、よく受けます。 彼らはだいたい、 相談というよりは、「愚痴」という 感じで、 すっかり疲れていたり、 うんざりしていたり、 独特の悲壮感をただよわせているのですが。 さて、 女には不自由しないはずの 彼らは、 なぜこうなってしまうのでしょうか? っていうと、 僕が思うに、 彼らは、 『恋愛』と『ゲーム』の違いが 分かっていない、 のだと思います。 で、普通に、『ゲーム』のやりすぎです。 女性を落とすためのロジックや パターンが完成しすぎていて、 どのような女性が相手であっても、 ほぼ自動的に ・正解の演技 をしてしまうため、 逆に、そこには自分がありません。 俳優として、完璧に演技を し続けているうちに、 本当の自分が分からなく なっています。 本来、『恋愛』というのは、 「その人だから」 を探すことです。 「美人だから」 「スタイルが良いから」 「性格が良いから」 「笑顔が素敵だから」 「頭が良いから」 「優しから」 とかでは無いんです。 こういうのは、『条件』ですよね。 でも、恋愛っていうのは、 究極のところは、 「その人だから」 を探すことです。 つまり、 オンリーワンを探し求めることが、 恋愛の目的です。 逆に、『ゲーム』っていうのは、 上で挙げたような『条件』を 攻略することです。 男の場合、ほとんどのそれは、 「美人だから」 「可愛いから」 「スタイルが良いから」 が『条件』かもしれませんが、 そういう『条件』、つまり 女性のステータスを攻略して 獲得していく作業です。 難しい言い方をしてしまいましたが、 要するに、 「よっしゃ。こんな可愛い女を ゲットしたぜ!!」 ですね。 で、そのために、 自分の得意の出会いと、 落とすまでの流れを 極限までパターン化していくと、 今回の相談者さんのような せっ○スマシーンが完成します(笑) ところが、ここには一つの 落とし穴があって、 女性の条件やステータスを 攻略するということは、 永久に終わりがありません。 「美人だから」 「可愛いから」 「スタイルが良いから」 を手に入れ続けても、 美人な、可愛い、スタイルの良い 女性は他にいくらでもいますし、 表れ続けます。 なので、終わりがありません。 今、分かりやすいように、 外見をあげましたが、 外見に限った話ではありません。 「笑顔が素敵だから」 「頭が良いから」 「優しから」 も同じです。 笑顔が素敵な女性も、 頭が良い女性も、 優しい女性も、 いくらでもいます。 内面重視とか、外面重視とか そういう話では無いのですよ。 そうではなくってですね、 『恋愛』がしたいのであれば、 「その人だから」 を求めないとダメだし、 「その人だから」 以外の『条件』は、全て、 ・代替え可能 ・代わりのきく女 なので、 そのルートの、その先に 答えを探している限り、 絶対にたどり着けないし、 最初は、イイ女と沢山ヤレることが 嬉しくて、興奮してハイになれても、 ふと気が付くと、 大きな疲労感しか残りません。 だから、 「ふと思い返せば、今まで抱いた女の 名前も顔も、思い出せません。 自分はいったい何をやっているのか? 何を目指しているのか? なんだか疲れました…」 となります。 念のために言いますが、 僕は『ゲーム』は否定してませんよ? 好きだし。『ゲーム』 でも、やりすぎはダメですよね。 テレビゲームとかと同じで、 楽しい範囲にとどめないと。 廃人になるまでやっても、 そこには何も残りません。 女性を落とすという『ゲーム』も プレイステーションみたいな テレビゲームも、本質的には同じです。 とても面白いし、ハマると中毒性すら あるのだけれども、 そこに人生とか、答えは無いのですよ。 相性とか、「その人だから」を 探求するには、 つまり、オンリーワンの女性が 欲しいのであれば、 一度、あえてルーティンを、 そしてパターンを外して、 そこに生まれる摩擦に耳を すませてみると良いです。 パターンを外せば、素の自分が ボロを出しやすくなるので、 相性が見えます。 その摩擦が生んでくれる 直観を大切にしてください。 ちゃんと素敵な『恋愛』も しましょうね。 というお話でした。 相沢蓮也
相沢です。 「女性と何を話せば良いか分からないです」 「会話が苦手です」 という人が、 女の子と2人きりになって、 アレコレとおしゃべりしながら 口説くのが、 楽しくて楽しくて、仕方がない。 「っていうか、1度で良いんで、 2人きりで居酒屋やバーで 女性と会話するチャンスさえあれば、 たいていの子は、落とせますよ♪」 っていうレベルになるためには、 それぞれのステージを、 順番に登ることが大切なんだ、 と思います。 仮に、 ステージ1~ステージ4まで あるとして、 ステージ1: 女性とどころか、根本的に 他人と会話をするのが苦手 限られた知人・友人となら わりと普通に話せる。 という男性が、 例えば、 大好きな、アニメや漫画の世界の ノリやルールで、 がんばって、初対面の女性と 楽しく会話をしようとすると、 「スーっ!」と引いてしまうような 気持ち悪さが出てしまいます。 かといって、テレビのお笑いや バラエティ番組を参考にしながら、 ショービシネスのノリやルールで、 頑張って、初対面の女性と 楽しく会話しようとすると、 とっても、うっとおしくて、 疲れます。 じゃあ、本とか、教材を勉強して 「モテる男の会話術」的なノリや ルールで、 頑張って、初対面の女性と 楽しく会話しようとすると、 「イラっ!」っとして、しかも やるせない気持ちにさせられます … … この3つは全て、 ステージ1: 女性とどころか、根本的に 他人と会話をするのが苦手 限られた知人・友人となら わりと普通に話せる。 の人が、変な感じに頑張ろうとして よくやってしまうパターンです。 僕は、合コンとかで、 こういう男性を何人も見てきました… この3つは、全部、 同じくらいのレベルで、ヤバいです。 「いやいや。相沢さん。 この3つが全部だめなら、 ステージ1の自分はどうすれば いいんですか?」 そうですね。 アニメは分かりませんが、 お笑いとか、本や教材ってのは、 コミュニケーションの基礎さえ 出来ていれば、悪くはないんですよ。 本当は。 ステージ1、の人がやるから 色々と変な感じになっちゃうんです。 なので、まずは ステージ2 を目指してください。 ちなみに、 ステージ2: 共通の趣味や話題があれば 『感情の共有』によって、 楽しくおしゃべりできる ステージ3: 共通の趣味や話題が無くても、 まるで、あるかのように 『感情の共有』ができ、 盛り上がれる ステージ4: 『感情のゲーム』ができる。 という感じです。 本や教材を参考にして 生かせるのは、 ステージ2、くらいからかなぁ… って気がしますし、 テレビとか芸人のノリを 生かせるのは、 ステージ3以降 かもしれません。 ちなみに、ステージ4 に到達すると、 目にした全てを活かせます。 … 逆に、 ステージ1: 女性とどころか、根本的に 他人と会話をするのが苦手 限られた知人・友人となら わりと普通に話せる。 の人が、会話能力を磨きあげよう と思ったならば、 とってもチープな答えで 申し訳ないのですが、 趣味とか、体験の中から 共通の話題を探す、 のがベストです。 あと、みなさん、 この、あまりにも基礎すぎて、 つまらない答えである、 共通の趣味とか、共通の体験を 探して、『感情を共有する』という スキルを、甘く見すぎてます。 例えば、 旅行 → 興味ありません 読書 → しません 漫画 → 読みません スポーツ → しません 野球 → 見ません サッカー → 知りません 映画 → たまにテレビで… キャンプ → したことありません 部活 → 帰宅部でした 音楽 → 聞きません アウトドア → 興味ありません サーフィン → 海嫌いです 基本的に、家と会社を 行き来して、 たまに同僚と酒のんで、 仕事の愚痴をいって、 風俗で一発抜いてから 帰るというのが僕の毎日です。 っていう男性と、 旅行 → 毎年、海のきれいな海外へ 読書 → 好きな作家は○○と○○です 漫画 → 流行りものはだいたい読みます スポーツ → テニスやってます 野球 → 球場で観戦します サッカー → テレビでなら見ます 映画 → 月に1回くらいは映画館に行きます キャンプ → キャンピングカーをレンタルしてます 部活 → バスケと茶道やってました 音楽 → カラオケ得意です アウトドア → バーベキューをよく開催してます サーフィン → 冬でも行きます 面白そうと思ったら、 なんでも1度はやってみます。 っていう男性。 どう考えても、魅力的な男性は 後者だと思うんですよ。 そうして、前者の男性は、 どう頑張っても、女性との 共通の話題を探すのが 難しいし、 後者の男性は、簡単に 共通の話題を探せそうです。 そうして実のところ、 会話能力なんていうのは、 笑顔の作り方がどうとか、 相槌(あいづち)の打ち方が どうとかいうよりも、 今までの、人生経験の幅と深さの 差であったりします。 こういうのって、 「生き方」とか「在り方」 の問題ですので、 急に何もかもを手に入れる のは難しいですし、 もっと言うと、 あらゆる女性と、 「共通の趣味」的な会話を 成立させる、 なんていうのは、 世界には「趣味」というモノが 多すぎますので、 まず、不可能なのですが、 実は、 レベル2の会話を 沢山こなしているうちに、 なんだか、コツがつかめてきて、 自分はまったくピアノが出来ないにも かかわらず、 テニスの話とピアノの話で 同じ感情を共有できてしまう ようになりますし、 そういう、レベル3を繰り返して いるうちに、 ますます、『感情』の実態が 見えるようになってきて、 『感情の共有』から、 『感情のゲーム』が出来るように なってくるものです。 でも、その起源をさかのぼって みれば、 その『種』は、なんてことない、 共通の趣味や体験から、 『感情を共有する』 という、とっても当たり前の 会話術だったりしますし、 その正体っていうのは、 笑顔の作り方でも、 相槌(あいづち)の打ち方でもなくて、 好奇心がおうせいで、読書量が多くて、 趣味が沢山あって、旅行が好きで、 何にでも興味・関心を持ち、 いろいろなスキルを身につけてみて、 経験や知識が大好きで、 他人への関心が人一倍強い。 豊かな経験を面倒くさがらない。 そういう、ライフスタイル そのものであったりします。 のであれば、 もっともっと、偏見を捨てて、 もっともっと、何にでも挑戦して、 もっともっと、楽しまないと。 結局のところ、 モテる、なんていうのは、 技術よりも、 「生き方」「在り方」「生活のしかた」 の問題のほうが大きいと 思ってます。 平凡な結論ではありますが、 ・すぐに偏見を持たない ・簡単に嫌いとか言わない ・何事にも挑戦して楽しんでみる で、 毎日コツコツと、 「共通の趣味」的なカードを 増やし続けるという スタンスで生きてみた方が、 お手軽で安易な、 薄っぺらい技術論に 逃げるよりも、 ずっと、会話の達人への近道 なのではないかと、 僕は、思います。 相沢蓮也
相沢です。 恋愛相談にのっていると、 ときどき、 「相沢さんのやり方は○○ですよね…」 って言われます。 それを聞くたびに、 「僕のやり方って何だろうか???」 って思います。 たぶん、僕には決まった やり方はありません。 それでも、例えば、 「相沢さんのやり方は、 時間をかけてじっくりと、ですよね」 って言われるならば、 それはきっと、 そういう文脈でお話した 時のことでしょう。 具体的には、 そうですね… そもそも、お金を払って僕に 恋愛相談をしてくる、 という時点で、 その人は、それだけ追い詰められて いることが多く、 追い詰められている、 というのを もっと具体的に言うならば、 ・その恋はゲームオーバー である場合が多いです。 ゲームオーバーというのは、 女性から、 ・男として無し と判定されている状態です。 男として無しと判定されて いるものですから、 時間を空けることで、 再戦の機会を うかがうしかありません。 その方法論をお話しするから、 「相沢さんのやり方は、 時間をかけてじっくりと、ですよね」 と言われます。 あと、 「相沢さんのやり方は、 信頼を重視して丁寧ですね」 と言われます。 これも、 ちゃんとした彼女とか、 体の関係アリの、長期的な 女友達が欲しいとか、 そういう相談者さんが多いので、 「1回やったら連絡が切れました…」 的な結末を避けたければ、 性的なアプローチは、 デートの2回目か 3回目からにしたほうが、 確率が高いと 思っているからであって、 つまり、 ちゃんとした彼女とか、 体の関係アリの、長期的な 女友達が欲しいとか、 っていう『前提』に応えようと しているだけです。 だから、相談者さんのお話を よくお聞きして、今、行かないと、 タイミングを逃すかな、 って判断したときは、 「次のデートでかならずセっ○ス してください」 って、普通にアドバイスしています。 そして、そういう時はだいたい、 「驚きました。本当にヤレました…」 って言われます。 … 本当は、恋愛には、 決まったやり方って 無いと思います。 全ては、『前提』です。 どんな『前提』で、 どんな『文脈』を結んでいくのか。 … ちょっとだけ、映画の話を させてください。 映画って、シーンとシーンを つなぎ合わせて出来ていますよね。 例えば、 日照りの砂漠を、 フラフラになって歩き回っている シーンがあったとします。 で、次のシーンで、 なんでもない、普通のリンゴが 1個、画面いっぱいに映し出された としますよね。 このリンゴの意味、どう思います? 砂漠でカラカラになった喉を うるおす、 最高のごちそうです。 次。 まったく別の映画。 きらびやかな宮殿で、 豪勢な料理と酒がキラキラと 並んでいる、 それを、暗くてジメジメした 場所にいながら、遠くから眺める みすぼらしい男。 男の手元に、画面いっぱいに 映し出される ・先ほどと全く同じリンゴ … このリンゴの意味は? 惨(みじ)めさとか、 貧乏の象徴でしょう。 … まったく同じリンゴでも、 文脈次第で、意味は 180度変わります。 『前提』とか『文脈』って、 そういう事なんです。 だから、 「相沢さんのやり方って、 リンゴですよね?」 って言われても、けっこう 困ります。 例えば、学校とか会社とか、 男性にも、女性にも、 生活や周囲の目と深いつながりが あるという『前提』と、 ナンパや出会い系みたいに、 生活や周囲の目といったバック グラウンドが無い『前提』では アプローチのタイミングは 全然違ってくると思います。 キャバクラみたいに、 女性の目的がお金で、 男性の目的が出会い、 というように、 スタートからズレている場合と、 婚活パーティーのように、 女性側が積極的に出会いを 求めている場合と、 合コンのように、女性が ウインドウショッピング感覚で 参加している場合とでは、 やっぱりアプローチは 違うと思います。 女性が今、自分の仕事や夢に 夢中である場合と、 彼氏と別れたばかりの状態では やっぱり、同じアプローチで 済むはずがないし、 SNSやメールが大好きで、 いつもスマホをいじっている女性と、 水商売とかで、毎日営業の メールや電話をし続けて、 そういったツールに疲れている 女性とでは、 どう考えたって、取るべき アプローチは違うし、 結婚相手を探している女性と、 ワクワクさせてくれる 遊び相手を探している女性とでは、 やっぱり アプローチは違うでしょう。 すべて、『前提』が違います。 『前提』が違うから、 その前後の『文脈』が 違ってくるんです。 … どうして、こんな話をして いるのかっていうと、 「相沢さんのやり方って…」 っていう考え方をしていると、 先ほどのリンゴの例え話を 使うならば、 どんな場合でも、 女性に対してリンゴを差し出そう としてしまうような、 また、 「これさえ出しとけば、 どんな女だって 落とせるたった一つの方法」 を求めてしまうような、 そういう落とし穴に ハマっているような 気がするからです。 万能の、たった1つの方法論は、 ありません。 究極のところ、 ひとり一人の女性を、ちゃんと 観察して、 その都度、適切に振る舞う以外に 正解はあり得ません。 でも、それだと、抽象的すぎて ・真実だけれども役に立たない ですよね。 いや、真実だから、 役に立たないのかな…?? まあいいや。 とにかく、役に立ちません。 だから、ある程度の一般論、 確率論として、 恋愛教材・恋愛ノウハウ というものを作っています。 だから、こういうのは、 ・考えるための足がかり として受け取ってください。 万能のツールではありません。 最後は、目の前の女性、 ひとり一人を、 緻密に、丁寧に、 しかも出来るだけ迅速に、 素早く、 読み解き、 個別に対応するしかないと 考えています。 相沢蓮也
相沢です。 ときどき、モテるための 見せ方として、 ・ギャップを演出しましょう という意見を聞きます。 いわく、 「ツンデレってギャップですよね? 最初は冷たいのに、ふと見せる 照れとか笑顔に、人はキュンとします」 とか、 「ジャイアンって嫌なやつなのに、 映画版だと、優しいから、それが たまらない魅力になりますよね?」 とか、 「ヤクザとか、不良とか、普段から悪い人が、 ちょっと良い事をすると、 それだけで、すっごい良い事のように 見えてしまう」 とか、 ゼロの後に、+100すると、 その差は、+100なんだけれども、 -100の後に、+100だと、 その差は+200です。 同じことをしても、これほど 差が出る。 だから、あなたも、 プラスのギャップを作って 行きましょうよ。 と。 … … で、僕はこれ、全部、ウソだと 思います。 肝心な事が、見落とされています。 たとえば、 ツンデレ。 あれ、そもそもイケメンとか 美女がやるから、効果があります。 こう言っちゃなんですが、 可愛くない子がツンとしてたら、 ただの、感じの悪い子です。 すぐに、誰からも相手に されなくなります。 男でも女でも、美人だから、 多少ツンとしてても、 根っこの方では切られない というだけのことです。 ジャイアン。 現実にいたら、映画版に行く前に、 友達が1人もいなくなります。 映画で見せるような優しさを、 そもそも、見せる機会が与えられません。 ヤクザや不良。 ああゆうのが好きな、一部の女性に 受け入れられはしますが、 やはり普通は、彼らの優しさや 良い所を見せる機会もないくらい 避けられるでしょう。 ・・・ 職場とか学校とか、少しばかり 強引にでも、接する機会があり続ける、 作られ続けるという、特殊な 環境をのぞくと、 一般的な出会いというのは、 どんなに引き伸ばしても、 最初の3分~30分くらいで、 結論が出てしまいます。 そして、感じが悪ければ、 嫌な奴なら、怖い人なら、 そこで、心を閉じられて、 再戦の機会はきません。 ときどき、聞く、 ギャップの魅力理論というのは、 最初がマイナス印象であっても、 接点を持ち続けられる事が前提 であって、 でも、そういう出会いの方が 珍しいし、難しいんです。 たとえ同じ職場やサークルであっても、 同じ空間にいられたとしても、 最初の印象で、心を閉じられて しまったら、 同じ空間にいながら、思うように 接点が持てなくなったりしますしね。 つまり、 ・ギャップ理論は机上の空論である というのが、僕の考えです。 でも、一方で、たしかに ギャップの魅力らしきものの 正しさを、直感的に感じています。 それって何でしょうか? … 思うに、魅力の正体とは、 ・二面性 とか ・多面性 なんだと思います。 そして、時間を 確保できるのであれば、 つまり、最初に良く無い印象を 与えても、 その後も、相手と充分に 接点を持ち続けられる のであれば、 負 → 正 という、破壊力を生めるのだが、 これは、現実的には非常に 難しいから、 ならば、 Aという魅力 ↓ Bという魅力 という与え方であれば、 最初の段階で、 心を閉じられないから、 ちゃんと、最後まで、 2種類、そして3種類と、 別の種類の魅力を与え 続けることができます。 こういうと、 「でも自分は、そんなに沢山の 魅力を持ち合わせていません」 と言われます。 が、たぶん、こういう人は、 自分の事が嫌いな人です。 そして、メディアの影響とかで、 ・モテる男性像に対する思い込み が、激しいです。 偏っています。 モテる男とは、サングラスと 皮ジャンの似合うハードな オレ様的なやつだ! チャラチャラした外見の、 冗談を言うのが上手いやつだ! とか。 そういうのも、魅力の一つでは あるのですが、 そして、そういう魅力が強くて、 それだけで勝負している男性も いはしますが、 彼らはおおむね、 ・最初からそういう魅力が好きな女性 しか落とせてしませんし、 しかも、本当に、その1種類、1タイプの 魅力しかないのであれば、 女性と長続きしません。 1面的な魅力というのは、 それが、どれほど強烈であっても、 それ1本だと、 やがて、飽きられるからです。 イケメンとか美女に、 ときどきいます。 それだけを極端に武器として 磨いているから、 すっごいポンポン付き合える のだけれども、 すぐに、フラれてしまう。 女の子とかだと、 すぐにセっ○スされちゃう子とか。 要するに、可愛いだけで、一緒にいても つまらないから、男は、セっ○スくらいしか やることが無いんですよ。 2本目、3本目の魅力がないから、 魅力に深みがない。 だから、すぐに飽きられます。 たぶん、こういう人達って ・モテる男性像 ・モテる女性像 に対する、偏った思い込みや 憧れが強すぎるんだと思います。 が、そもそも、人間の魅力なんて いうのは、そんなに一面的なものでは ありません。 たとえば、 ・真面目 ・誠実 ・優しい (↑ときどき勘違いされるが、 どれも『無難』とは別物) 全部、すばらしい魅力です。 ・・・ たぶん、あなたは、 真面目『だから』モテないのではなくて、 真面目な『だけ』だから モテないんですよ。 たぶん、あなたは、 誠実『だから』モテないのではなくて、 誠実な『だけ』だから モテないんですよ。 たぶん、あなはた、 優しい『から』モテないのではなくて、 優しい『だけ』だから モテないんですよ。 人によっては、ちょっと意外に 思うかもしれませんが、 同じ理屈で、特に男の場合、 イケメンな『だけ』、 面白い『だけ』、 金持ちな『だけ』、 ステータスが高い『だけ』、 でも、たいして、モテません。 上記のような、一般的には モテそうな相談者さんが、 僕のところには、いっぱい来ます。 だから、まず、スタート地点として、 あなたは、あなたの長所を、 長所として、受け入れなければ なりません。 真面目さも、誠実さも、 優しさも、 全部、魅力の一つです。 そして、その上で、 どうやって、二面性、多面性を 持った、 厚みのある魅力を 身につけてゆくのか。 真面目な『だけ』だと薄い 面白い『だけ』でも薄い でも、真面目で面白いと、 魅力に厚みが出てくる。 このためには、 キャラの枠組みを 壊さなければならないでしょう。 恋愛教材に書かれている ことを読んだ人が、 「自分には、これは無理です。 自分のキャラではありません」 と言います。 でも、そうやって、自分のキャラという 一面性に、引きこもっちゃうから、 いつまでたっても、 薄い魅力しかないんです。 だからといって、 今までの、そして、今の自分を 否定して、 教材のキャラのみに執着しても ダメでしょう。 それだと、根っこの部分で 自己否定しちゃっているから、 今までの一面性を否定して、 別の一面性に、変身しようと しているだけに、なっちゃいます。 そうじゃなくって、 両方なんです。 今までの、そして、今の自分を 肯定して、長所をちゃんと 受け入れたうえで、 そのカラに、閉じこもらない。 自分の、 ・別の一面 というのに、挑戦してみる。 恋愛教材とかを参考にしながら。 キャラじゃないから、 受け入れられないかもしれない… ではなくて、 自分には、こういう一面も あるんですよ^^ っていう、ノリです。 出来るところからで、 構いません。 魅力の多面性、厚み、 というヤツを、意識して 成長してみてください。 相沢蓮也
相沢です。 コミュニケーション能力が低い 男性がいだきやすい、願望があります。 それが、 「性格的な相性とかどうでもいいから、 顔とスタイルが、超好みの女を 自分の力で落として、抱いてみたい」 です。 お前の性格に、興味なんか無い! いいから、黙ってオレに惚れて、 黙ってマタだけ開けや、コラっ! (笑) もちろん、こういう極めて 低俗な願望を、多くの男は 持っているものですし、 僕も、これはこれで、分かる所が ありますので、 まあ、動物としての男って、 そういうモノだよね… くらいにしか思っていなかったのですが、 最近、1つだけ、とても興味深い ことに気が付きました。 コミュニケーション能力が 低い人間ほど、 そして、コンプレックスにまみれ、 自分に自信が持てない人間ほど、 「性格的な相性とかどうでもいいから、 顔とスタイルが、超好みの女を 自分の力で落として、抱いてみたい」 という願望が、 ・マジ(本気・真剣) なんです。 マジで、 この願望を、信じています。 ところが、ここには、 致命的な矛盾があります。 そもそも、 コミュニケーション能力が高いとは、 ・他人に対する興味・関心が高い、 という事と、イコールであり、 他人に対する興味・関心が高い ということは、 ・他人に対する愛情が深い という事です。 そうして、他人というのは、 自分の内面を映し出す鏡ですから、 他人に対する愛情が深い ということは、 そのまま、 自分に対する愛情、つまり、 自己肯定感とか、 根源的な自信が、強い、 という事です。 人は、自分を愛するのと同じ 深さでしか、他人を愛せませんし、 自分を信じられるのと、同じ 深さでしか、他人を信じられません。 自分の事を信じられない人間というのは、 他人のことも、信じられません。 (崇拝と依存はできるのだが…) やっぱりね、 他人を平気でだましたり、 傷つけたり出来る人間って、 自分の事が、嫌いなんですよ。 根っこの部分では。 自分を肯定したぶんしか、 他人も肯定できません。 自分の事が嫌いなぶんだけ、 他人と、世の中を嫌います。 自分と他人(世の中)とは、 コインの裏表であり、 根源的には、同じものです。 ・・・ さて、最初に戻ります。 「性格的な相性とかどうでもいいから、 顔とスタイルが、超好みの女を 自分の力で落として、抱いてみたい」 これってつまり、 女性の人格を完全に無視して、 「おまえ、性欲処理の道具になれよ」 って言ってますよね。 重要なのはそこで、 女性の人格を無視・否定して いる時点で、 実は、 自分の人格も無視・否定して いるんです。 ここ、難しいな… 勘違いして欲しくないのですが、 僕はこれ、けっして道徳的な 意味では、言ってません。 もっと冷たい、淡々とした 事実を話しています。 男にも、女にも、 好みとか性格がありますよね。 例えばの話、 実際の恋愛は、こんなに 極端でも、分かりやすくも無い のですが、 まあ、説明の便宜上、ですよ、 例えば、 女の子の恋愛観として、 「本当に私の事が好きならば、 1日100回はメールして欲しい。 そういう行為に、私は愛を感じるし そういう人でないと、好きになれない」 とするじゃないですか。 でも、男の恋愛観に、 それは無いとします。 「本当に好きなら、メールなんて 関係無い。 それよりも、1週間に1回でも ちゃんと顔を合わせることが大切」 とします。 そして、この男性は、 メールという行為自体が非常に メンドウくさいと感じます。 さて、この時にですね、 どうすれば、この女性を 落とせるのか? っていうと、 理屈を言えば、もちろん、 男が頑張って、毎日、1日100回の メールをし続ける、 という事なわけですが、 価値観が違い、また、 メールが超苦手な、 この男にとって、 いつまで続ければよいのか 分からない、 その、1日100通のメールを 毎日送り続けるという行為は、 『苦行』以外の何物でもないわけです。 だから、 『理論上』は、男が自分の価値観とか、 人格とか、生活とかを一切、無視して、 1日100通のメールを送り 続けることが出来れば、 おそらく、この女性を落とせる のですが、 『現実的』には、 ・自分に対する愛情と自信が深い男性ほど、 「じゃあ、いいや…」 ってなります。 「綺麗で性格の良い女は 他にもいるしね」 「他を探すか」 って。 自分を愛し、大切にしているから、 >『理論上』は、男が自分の価値観とか、 >人格とか、生活とかを一切、無視して、 をやりません。 ゲーム的に、ちょっとやってみる、 という男はいますが、長くは続けません。 最後は必ず、自分の価値観、人格、生活を 当然のごとく、優先します。 そして、 自分に対して、愛情と自信があるから、 他に、自分と近い恋愛観を持つ、 女性がいて、 自分に愛情を向けてくれるであろう その未来を、信じられるんです。 そりゃあ、 「ま、いっか」 「イイ女なんて、いくらでもいるしな」 ってなりますよね。 一方で、コミュニケーション能力が 低い男性ほど、 >『理論上』は、男が自分の価値観とか、 >人格とか、生活とかを一切、無視して、 が、出来ると思いこんでしまう。 自分に足りないのは、技術であり、 技術さえ身につけ、それを駆使できれば、 そこに、自分の価値観など考慮する 意味はない。 と、 思いこんでいる… ところがですね、実際に、 そんなふうにして、 自分の価値観や性格を、完全に 無視して、 技術だけを行使するなどというのは、 マンガの世界の話とか、 サイコパスとしての、 特殊な精神構造を持つ人間か、 あるいは、国家の諜報機関とかで 働く、ガチで崇高な使命をいだき、 特殊訓練を受けて育ったとか、 そういう世界の話ですから、 ホストみたいな職業の人が、 金のために、一時的に 演じるような事はあっても、 それって要するに、自分の『心』を売って 金に変えていますから、『体』を売るよりも シンドイわけで、 長期的に見て、 普通は無理なんですよ。 いいですか? 『理論上』はそれが可能であっても、 『現実問題』として、 本当に、自分の価値観を無視して、 切り捨てて、 技術だけを行使できる人間など、 ほとんど、存在しません。 しかし、 自分に対する愛情が低いから、 >『理論上』は、男が自分の価値観とか、 >人格とか、生活とかを一切、無視して、 を、やろうとしてしまうし、 つまり、『心』を売ろうとしてしまう のですが、 残念ながら、自分に対して愛情の浅い 男性の『心』などは、売ったところで たかがしれていますから、 いっこうに、女性の体すら 手に入らないまま、 神経とエネルギーを 消耗しまくってしまうし、 さらに、 自分を信じ、愛していないから、 この先、自分のことを信じて、 愛してくれる女性が、普通に、 いくらでも表れるであろう、未来が 信じられません。 だから、とにかく、焦る。 価値観のズレを無視して、 「こいつしか、いない」 「このチャンスしか、ない」 と思いこみます。 ・・・ 自分を愛していないから、 他人を愛していない。 他人を愛していないから、 他人に対する興味・関心が薄い。 他人に対する興味・関心が薄いから、 女性の話に、興味・関心が持てない。 話を聞いても、内心は、 「ふ~ん。それで…? だから…?」 と、思ってしまう。 でも、それじゃあ、女性を口説けない と知ってはいるから、 興味・関心がある『ふり』をしようと、 笑顔や相槌のやり方を勉強する。 興味は無いのだけれども、 興味があると見せかけるための 質問の仕方を勉強する。 自分に足りないのは、 共感しているように見せる技術、 自信があるように見せる技術、 話を聞いているように見せる技術、 理解者だと思わせる技術、 だと思ってしまう。 でも、女性の直感っていうのは、 男の100倍鋭いですから、 あなたが、超一流のアクターとか 詐欺師でもないかぎり、 3分も話せば、見抜かれてしまう。 見抜かれたあなたは、 「自分には、まだまだ、女性を ダマしきるための技術が足りない」 そう思って、また、おかしな 勉強を続ける。 女性と自分の『心』を置き去りにしたまま… ・・・ どうしたら、もっと深く、 自分を愛し、信じられるのか? 強く、自分を肯定できるのか? … 一筋縄ではいかない、 テーマだと思います。 が、1つだけ、ワークをやって みましょうか。 自分に自信が持てないという 人間ほど、 ・足りないものばかり数えてしまう という傾向があります。 これは、かなり主観的なもので、 僕からすると、 「え? あなた相当、持っていますよね??」 っていう男性が、 自分の持っている、自分が手に入れて きた、あれも、これもを無視して、 「あれも無い」 「これも無い」 と、数え始めます。 ですから、今回は、 「あなたが持っているもの」 を、数えてください。 数えるときのルールとしては、 ルール1: 他人と比較はしない ルール2: 自分が心から感謝できるものを選ぶ です。 ナンバー1ではなく、 オンリー1を数えてください。 ↓のURLをクリックすると、 http://rye-ex.jp/Ly2684/12191 専用のフォームが開きます。 上から順番に、書き込んで、 僕に提出してください。 直接にお返事はできませんが、 2週間くらいの間に、みなさんの 答えを分析し、 役に立つ情報として、再度、 お届けします。 なお、こちらのフォーム自体は、 20154月27日(月)でいったん閉めます。 自分を肯定するための、 第一歩です。 http://rye-ex.jp/Ly2684/22191 相沢蓮也
相沢です。 よく、 「好きな女性を 追いかけさせたいんですけれども どうすればいいですか?」 っていう質問をされます。 逆説的(?)な反論をしますと、 「追いかけさせたい」 って思っている、その時点で、 こっちが 「追いかけてしまっている」 のだから、もうダメじゃね??? と、いつも、 心の中で思いつつも 何でこういう質問が よく来るのかなぁ… って考えてみると、過去に僕が、 ・追いかけさせる方法 みたいな記事を書いて それをブログで公開したり、 何かの教材の 特典メルマガとして ステップメール登録 しているからですね… 正直、むかし書いた記事なんて 自分でもほとんど忘れているの ですけれども(ゴメンナサイ…)、 でも責任は取らなきゃなぁ… って思ったので ひさびさに ・女性を追いかけさせる ということについて 考えてみます。 まず、前提として おさえておいて欲しいのですが、 「あなたが 本気で執着している女性」 を 「追いかけさせる」 というのは たぶん、無理です。 構造的に、無理。 事態が、矛盾しています。 ちょっと、話が それるんですけれども 先日、僕が ジムでトレーニングしていた 時のこと。 それを見て、なるほどなぁ… って思ったんですけれども、 おばちゃんが、僕の隣で 走ってたんですよ。 ランニングマシーンで。 で、そのランニングマシーンの 周辺の床に 小さな汗が溜まったものが 転々とありました。 きっと、おばちゃんの前に そのおばちゃんが 使ってるマシーンを 使ってた人の汗です。 それを不快とかんじた おばちゃんが、 「すみません」 と、近くのジムの スタッフさんに声をかけました。 で、おばちゃんが 汗溜まりを指で指し示すと スタッフさんは 「はい。すみません」 と言って スタスタとその場を 離れていきます。 立ち去るスタッフ。 混乱するおばちゃん。 なんで、あなたが今 持っているそのモップで 床の汗溜まりを拭かないの? 通じなかったの? 馬鹿なの? っていう表情をします。 その後、振り返って 後ろのマシンを使っていた おそらく そのおばちゃんの友達であろう人に 向かって、 やぁねぇ… って顔をした後 チラチラと床の汗溜まりを 気にしつつも トレーニングを再開します。 しばらくするとスタッフの人が 先ほどとは色違いのモップを 持ってきて おばちゃんが指摘した汗溜まりを 拭き始めました。 それを見て 床の汗をふくためのモップと マシンを拭くためのモップは 別だったんだ スタッフさんは 床用のモップを 取りに行ってたんだ、 そう気がついたおばちゃんは、 自分の感情を 恥ずかしく思ったのか その、少し後ろめたい 気まずい気持ちの ハケ口を求めて ちょっとアタフタした感じで 「いやですねぇ(←床の汗)」 と、ちょっと シドロモドロした表情をしながら スタッフさんに話しかけます。 スタッフさんは にこやかに 「いやぁ、すみませんねぇ」 と答えました。 以上です。 なんで、いま この話をしたのかっていうと、 このくらいに 第三者からすると 他人の心の動きというのは 見え透いてしまう、 という事と、 このくらいに 非言語コミュニケーションは 日常から行われている の2点を 伝えたかったからです。 このおばちゃん、 「すみません」 と 「いやですねぇ」 しか言っていません。 たぶん、この2つの セリフだけ見たら あなたは何が何やら さっぱり分からないはずです。 でも、隣で見ていた僕は このおばちゃんの、 ちょっとした表情、しぐさ、 目線や姿勢の使い方、文脈、 から、これだけ多くの情報を 読みとりました。 「これだけ多くの情報を…」 なんて書くと、なにやら すごそうですが、 全然、凄くないですよね。 誰だって出来ます。 心の置きどころが 完全に第三者であれば、 岡目八目 なんて言いますが、 ただ、トレーニングのついでに ボ~っと眺めているだけでも、 他人の心理、心の変化 動きというのは これほどに 分かってしまうものなんです。 誰でも。 そこに、言葉なんていりません。 で、話は最初に 戻るんですけれども あなたが、 目の前の女性に執着しながら 「追いかけさせたい」 って思っている、その 「追いかける姿勢」 「追いかけているメンタリティ」 は、まず間違いなく その、目の前の女性に 伝わっています。 セリフなんて要りません。 あなたの、 ちょっとした表情、 視線、姿勢、声のトーン、 タイミング、文脈、 そいうものから あなたが、目の前の女性を 「追いかけさせたい」 と、執着していることは、 目の前の女性には 筒抜けてます。 「追いかけさせたい!」 と執着している男を相手にする 女性は、ほとんどの場合、 目の前の、その男の事を 非常に冷静な 第三者的な視線でもって 見ているから。 大半の男は 今回のエピソードの おばちゃん状態です。 だから、 「追いかけさせたい!」 と思っている時点で、 「追いかけている」 ことがバレている。 あなたの、その執着心は 見抜かれているんです。 なんとなく重い… なんとなくキモい… なんとなく変… という直感でもって。 だから、 「どうしても 落としたい女がいます! どうしたら 追いかけさせられますか?」 という質問は、いつも僕を 困らせます… この話を突きつめていくと、 「でも、彼女は 『追いかける恋愛』 がしたいタイプなんです! その場合 どすればいいんですか?」 と、なるからです。 さて… どうしたものか… どうしましょうね? けっきょく答えは、 女性が自然と 追いかけてしまいたくなるような そういう男になってください なんですけれども せっかくですので、 女性が自然と 追いかけたくなる男 について ぱっと思いつく範囲で 3種類に分類してみました。 この3種類に入れば、 自然と 女性は追いかけてきます。 『追いかける恋愛がしたい』 という女性は、こういう男を 求めています。 パターン1: 極端で分かりやすい魅力の持ち主 ・超イケメン ・超金持ち ・超カリスマポジション などなど。 ま、分かりやすい憧れですね。 ただし、このパターンには たいていオチがあって、 例えば、 1、 女性がその分かりやすい魅力に 引きつけられて追いかけてくる 2、 とまどいつつも テキトウに受け入れる男 3、 付き合っているうちに 男の方が逆にどんどん その女性を好きになっていく 4、 「追いかける」 「追いかけられる」の関係が 逆転して、男がフラれる。 5、 男、落ち込む… はい。 すっごい、 よくあるパターンです。 僕のところに相談にくる イケメンは、 まずこれですね。 「やっぱり あなたもですかっっ!?」 ってくらい、毎度、毎度です。 パターン2: 執着心がズレている この枠に当てはまるのは 例えば プロ意識の高いホスト 誰でもいいから とりあえず一発やれれば それでオッケーな男。 それから、経験豊富な遊び人。 あたりでしょうか。 プロ意識が高いホストは 目的が『金』なんで ガチじゃないっていうのかな… 非常に第三者的な視点で、 女性の心を把握できます。 だから、淡々と テクニックを行使できる。 その執着心も 女性に対する執着心ではなくて お金に対する執着心だから 「追いかけさせる」 という技術が成り立つんです。 見え透かない。 誰でもいいから とりあえず一発やれれば それでオッケーな男。 も、要するに、本当に、 やれれば誰でもいいんで。 彼らにとって、重要なのは 『数』なんで、 やっぱり、淡々と 追いかけさせます。 わりと、見え透かない。 経験豊富な遊び人の場合 そもそも執着が、ないです。 女性とのコミュニケーション そのものを楽しむし 世の中にはイイ女がいくらでも いることを、体でしっている。 彼らの執着は 『恋愛ゲーム』 であって 目の前のその1人では、ない。 とにかくみんな 執着している部分が 目の前の たった一人ではない。 だから、冷静に、冷徹に、 テクニックを行使します。 パターン3: 女性に対する優先順位が低い 芸術家とか 経営者とか、専門家とか もろもろ、その道の プロフェッショナルです。 それぞれの世界で一流の男。 好きな女性から、 「仕事と私、どっちが大事なの?」 って言われて、ためらいもなく 仕事を優先する男。 もちろん、こういう男は 最初から 「仕事と私、どっちが大事なの?」 って言う女性は選びまえんが… 人生に対する価値観の問題です。 これは恋愛メルマガで ここには恋愛メルマガを 読んでくれる人が 集まってますので、 自然、人生における 「恋愛」の優先順位が高い人が 集まる傾向にあると思うのですが、 世の中、そういう人は、そう 多くはありません。 みんな、それぞれの 『人生の価値』 『人生における優先順位』 を持っています。 で、有名・無名を問わず その道の一流の人は おうおうにして、 『女性』に対する 優先順位が低い。 極端な話、 女のケツを追いかけている 大谷翔平 とか ●●ちゃんと、絶対に付き合いたい! せっくすしたいんですっ!! って言ってる孫正義さん とか、 想像できませんよね?笑 別に、彼らのように 有名である必要は 全然ないんですけれども ある種の使命感や 確固とした決意、 信念を持って生きている人は たいてい、 失礼の無い範囲 良識の範囲で、 女性に冷たいです。 彼らの人生の中で 女性そのものに対する 優先順位が低いから。 で、その理念と その誠実な冷たさに、 女性は濡れます。 ・・・ 以上です。 今すぐの思いつきですが、 まあ、 『追いかける恋愛がしたい』 という女性が求めている もしくは 実際に恋に陥る男性像は こんなところでしょう。 だから、あなたが 目の前の1人に執着した状態で 「どうすれば 追いかけさせられますか?」 という質問をしても無意味だし 『追いかる恋がしたい』女性を 落としたければ 上記3パターンのどれかに 入るしか、ありません。 個人的には パターン3みたいな生き方が 素敵だとは思いますが… 相沢蓮也
相沢です。 前にメルマガで ネットでこんな女性と その日のうちに せっ○スしましたよ~ っていうお話をして、 「サザンの桑田さんって 天才ですよね~」 って話から 急遽その日のうちに会って 一緒にカラオケに行き 終電を逃してホテルに行った モデル体型のOLとか 「初恋の人と、名前が同じ」 って話から 「今日川崎で会っちゃおうか」 って話になって 別れた恋人の話を 聞きながら そのままホテルに行った 巨乳の保育士さんとか 「クリスマスに 約束してたのに、 その友人に彼氏が出来ちゃって ドタキャンくらった」 って話から 「じゃあとりあえず飲もうよ」 ってなって なし崩し的に 自宅に連れ込んだ 大学時代の憧れの先輩に 顔が似ていた 3つ年下の受付嬢とか 「キモイ客が多くて ストレスのピーク」 と、その愚痴を聞いてあげて ついでにホテルで マッサージと その先もしてあげた 小柄なキャバ嬢とか、 っていう例を挙げました。 すると、 どういうテクニックを 使ったんでしょうか? スキンシップなどを 使ったんでしょうか? という質問をもらいました。 僕はこの質問に 「なるほどな」 と思って、 デートから ホテルまでの流れを テクニックだと 思っている男は多いし とくに 「その日のうちにホテル」 は、 テクニックだと思っている男が とても多いです。 もちろん、スキンシップも 有効な手段の ひとつではあるんですが 一方で、とにかく女性と せっ○スがしたくて 「そうか。 スキンシップすればいいのか」 って思って 女性にベタベタ触って ただのセクハラ野郎に なっている男が、 これまた、多い。 で、まず一番大きな誤解を 解かなければならないのですが 出会った女性と その日のうちにせっ○スする というのは、特別なことではない です。 これは同時に どんな女性とも100%で であったその日にせっ○スする なんて事は、不可能である という事を意味します。 この2つは同じ事です。 これ、オッケーですか? そういう前提 そういう流れであれば 出会ったその日に せっ○スするだろうし 逆に、 そういう前提 そういう流れでなければ 出会ったその日のうちに せっ○スなんてしません。 相変わらず すっごいマトモなこと 言ってますね、僕は。 もちろん 出合ったその日のうちに せっ○スする流れを作るのが 上手いとか 下手とかはありますよ。 でもそれは、他人と、 初対面で仲良くなるのが 上手いとか下手とか、 それと全く同じ事です。 もちろん人間関係ですから 相性もありますよね。 あなただって 仲良くなりやすい他人と 思うように 仲良くなれない他人が いると思うんです。 相性の問題。 相性の問題と 初対面の他人と仲良くなるのが 上手な人と、下手な人。 これが、あって当然の 普通の人間関係であるのと 全く同じで、 だから、 初対面の女性とせっ○スするのは 特別なことではないし、 同時に、 相手がどんな女性であっても 初対面で必ずせっ○スに持ち込む とかも あり得ないわけです。 ただ、女性とせっ○スする事を 特別なことだと思いこんでいる ゆえに 返って妙な失敗をしたり 何度も訪れているチャンスに 気がつかず それを逃したり、 女性からあきれられたりする 男も多いようです。 前にコンサルした 男性のお話です。 ある時、彼が僕に こう言いました。 「友達の女性から 温泉旅行に誘われて 2人で行ったんですよ。 そうしたら せっ○スする事になりました。 相沢さんからアドバイス受けて なければ 機会を逃していましたよ!」 たしか彼には、 制作中で未完成のテキスト 『女性の気持ちを計測する方法』 (こういう言動をした女性は 相手の男性をこう思っている とかそういう事が書かれたやつ) を渡したんで、それを参考に、 「よし、行ける!!」 と判断したようなんです。 それを聞くと なんだか彼の若さとも あいまって 微笑ましくて好感が持て つい、 笑ってしまったんですが… 本当は、 女性の気持ちを計測するとか、 そんなの、ここまで来たら 関係無いですよね。 だって、相手の気持ちも何も 女性の方から2人での 温泉旅行を誘ってきてるんだから もうその時点で せっ○スは確定でしょう。 たとえそれが ただの友達であったとしても。 他にも最近 コンサルしている男性がいて 彼は東京の人なんですが 「いま、仲の良い女友達がいて こないだ富士急ハイランドへ 遊びに行きたい」 って言われました。 と、僕に教えてくれました。 で、僕は何て アドバイスしたかっていうと 「じゃあ、次に2人で会ったら 必ず自分の部屋に連れ込んで せっ○スしてください」 です。 彼は、僕のアドバイス通りに その女性を部屋に連れ込んだら なんだか話が盛り上がって その流れで せっ○スしたそうです。 「上手く行き過ぎて、 びっくりしています」 と、彼は言っていたんですが、 これも、全然、 そんなことはなくて、 女性の方から 「富士急ハイランドに行きたい」 って言っている時点で 部屋に連れ込んでせっ○ス の流れは確定なんです。 東京にいて、富士急に行くって かなり大変ですよね。 普通は泊まりがけ、かな? 日帰りでもかなりハードです。 こういうハードな提案を 女性の側から してきているんです。 当然、 せっ○スもオッケーでしょう。 付き合っているかどうかなんて 関係ないですよね。もう。 女性とせっ○スをする っていうのは、 こういう事なんです。 スキンシップ。 便利です。 有効です。 僕も使います。 でも、本質ではありません。 最初にした、 僕の話も同じことです。 たとえば、 >「初恋の人と、名前が同じ」 >って話から、「今日川崎で会っちゃおうか」 >って話になって、別れた恋人の話を聞きながら >そのままホテルに行った、巨乳の保育士さんとか、 は、 1、ネットで出合っていて 2、女性側が彼氏と別れたばかりの状態で 3、女性の方から、 「急だけど今日会えない?」 って言ってきたという 3つの『前提』がありました。 そしたらもう スキンシップとかテクニックとか そういう問題じゃないですよね? こういう『前提』で会って 2人でお酒を飲んで 一緒にカラオケ行って もう、ホテル行く以外 ないじゃないですか? というか、それ以外の選択肢が どうしても考えられない。 ネットとかナンパっていうのは こういう暗黙の前提、 「そりゃあ、この流れなら せっ○スするよね」 っていう流れに成りやすい。 だから、出会ったその日に ホテルに行く確率が高い。 で、この感覚が分からない人が どんな失敗をするかっていうと、 以前、 「松本人志のすべらない話」 というテレビ番組で 面白い例が話されていたので 紹介します。 キンタローっていう 女芸人とせっ○スしそこなった ナルシストの 社交ダンス男のお話です。 うろ覚えの部分がありますので 多少、事実と違っていたら ごめんなさい。 それとこの際 キンタローっていう女芸人と せっ○スしたいかどうかは 置いときまして、、 いや…もちろん 魅力的な女性だとは思いますが。。 まあ、いいや。 本題です。 女芸人のキンタローは すっごい真面目に 社交ダンスをやっていたそうです。 で、一度やめた後も どうしても情熱がうずいてしまい 社交ダンスのパートナー募集の 掲示板を利用して 相手を見つけました。 掲示板上だと、 その男性も熱心な感じで 「経験は浅いけれども本気です。 天下取りましょう!」 みたいなノリだったとか。 やっとみつけたパートナー。 とにかく1度、 会って話をしましょうとなったが なんと、2人は 新幹線で片道数時間の距離。 それでも、やっと見つけた 男性パートナーと言うことで 頑張って会いに行くと、 その男性から 食事に誘われたんだとか。 で、男性はワインを飲みながら 過去のすべらない話のネタを 丸暗記して、パクって、 面白い男をアピール。 この時点で、キンタローは かなりヤバいと 感じていたそうですが せっかく何時間もかけて 新幹線で来たんです。 そのぶん、踏ん切りがつかない。 切れない。 引けない。 すると男は キンタローを自宅に誘います。 「映像を見ながら 一緒にやるダンスについて 語り合いたい」 と。 「まあ~。ここまで来たし。 行ってみるか」 みたいな気分で 男の部屋に行くと、 男はそこでクルクルっと ダンスを踊りながら、 「ほら、こんなふうにさ」 みたいな感じで キンタローを背後から 抱きしめました。 これで、完全にヤバいと思い 逃げ出したんだとか。 おおよそ こんな感じなんですが、 あなたは、この男性を どう思いましたか? けっこう一般的に言われる テクニックみたいなの 使ってますよね。 食事のワインも 狙いでしょう。 面白い話も わざわざ勉強して、暗記してまで 狙っています。 「一緒に映像を見て 打ち合わせしよう」 といって、 女性が男性の自宅にあがる言い訳も ちゃんと与えています。 ダンスしながら、それを理由に バッチリ、スキンシップ も行ないました。 テクニックは完璧です。 むしろ、ここまで完璧な テクニックのオンパレードが 他にあるでしょうか? でも……。 でも、根本的に 前提がズレています。 女性側はダンスのパートナーを 求めているのであって そもそも、 そういう出会いを求めていない。 ダンスへの情熱をアピールし ダンスのためだけに片道、 新幹線で数時間かけて やってきた相手に対して、 ダンスの情熱よりも すべらない話をパクって 面白い男をアピール 彼女が男の自宅にあがったのも 120%ダンスが目的。 それ以外、まったくない。 ズレまくりです。 極端な例なんで、 このイビツさも理解して もらえると思うのですが、 だいたい 「スキンシップは した方がいいですか?」 とか 「何回目のデートで キスすればいいですか?」 とか 「どういうテクニックで ホテルに連れ込めばいいですか?」 という質問をする男性は この社交ダンス男と 同じ間違いを犯します。 重要なのは テクニックよりも 『前提』 なんです。 ダンスパートナー募集の 掲示板で出会った2人と、 アプリで出会った2人を、 同じに論じることは できませんよね。 合コンで出会った2人と 会社の上司・部下の関係の2人を 同じに考えるのは無理ですよね。 たまたま彼氏募集中の女性で 「とりあえず 1度くらいお茶してみるかな」 っていう前提で 成立したデートと ずっとその男性の事が 好きだった女性が 「やったー。 ついに○○君とお茶できるぞ!!」 っていう前提で成立したデートが 同じなわけ、 無いじゃないですか。 ここを無視して 表面上の形式だけ見て、 よし、お酒も飲んだし つぎはボディータッチだ! とか言って 女性の体に触るから、 セクハラ野郎になるんです。 そしてまったく同じようにして まだ付き合っていないし ここは慎重にいかなきゃなー とか言って せっ○スの機会を逃すんです。 デートの 回数に囚われている人。 テクニックや スキンシップに囚われている人。 本当に意識を注ぐべきは そこではありません。 目の前の女性です。 あなたが口説いている 目の前のその女性を もっと、もっと、もっと もっと、もっと!!! 真剣に観察してください。 相沢蓮也