相沢です。
女性の感情を
グラグラと揺さぶる
特別な言葉があることを
知っていますか?
パブロフの犬のごとく
そのキーワードを言われると
女性は
「ビクンっ!」
と反応せざるを得ない。
この言葉を聞いただけで
感情がざわめき
今まで心の奥底に
溜まっていた、
不平不満、愚痴の類を、
つい、べらべらと
しゃべりだしてしまい、
強制的に
すっきりさせられてしまう。
あるいは、
そのキーワードを聞いただけで
楽しい気分になり
あなたに強烈な仲間意識を
抱いてしまう。
抱かざるを得ない。
コミュニケーションを取るうえで
言葉の性質を利用した
ある種の魔法、言霊(ことだま)
かもしれません。
これを覚えているだけで
圧倒的に
特定の女性と仲良くなれます。
催眠術のごとく
決して相手に意識させずに
彼女の心の奥底に忍びこみます。
その単語とは、
・辞書には載っていない、
個人的な意味を持った単語
です。
女性との会話というのは
この単語を探り出す作業です。
言葉には
「辞書的な意味」
のほかに
「思い出的な意味=個人的な意味」
があるのをご存じでしょうか?
例えば、男なんかで
よくいるのは、
「ガンダム」
とか
「戦国武将」
とか、
「鉄道」
とか、
っていう言葉を聞いただけで
ビクンッ!!
と反応して
テンションが上がってしまう人。
特定の漫画とか
特定のミュージシャンとか
その人の青春の思い出なんかと
深い関係があったりすると
その単語を聞いただけで
感情がざわついてしまいます。
(ちなみに、僕は
『ジョジョ』という単語に
めちゃくちゃ弱い)
女の子だと、
「ディズニー」
とか、
「ダイエット」
とか、
やっぱり女の子の
歩んできた時間
その女性の価値感によって
つまり、相手の女性によって
違うんですが
それぞれみんな、どうしても
心がザワついてしまう単語
冷静ではいられないフレーズが
あるものです。
たとえば、
ディズニーに
興味が無い女性に対して、
「ディズニー」
という単語をぶつけても
それは何の効果も発揮しないが
ディズニーが
けっこう好きな女性には
そこそこのパワーを発揮する。
部屋がディズニーグッズで
埋め尽くされ
ディズニーショップに
通い詰めている
ような女性にとっては
とてつもないパワーを発揮して
その女性の感情を揺さぶる。
そして恋愛の会話とは
相手の女性が
どの単語に感情を
揺さぶられるのかを
探り出す作業、と言えます。
そういう単語を、
その女性、その女性ごとに
3つか4つストックしておく。
すると、こちらの
意図したタイミングで
会話を盛り上げられます。
意図したタイミングで
会話を盛り上げられる
と言う事は、
こちらの意図したタイミングで
女性のテンションを
コントロールできる、
ということなんで、
非常に便利です。
デートの約束とか
次のお店への移動とか
自宅やホテルへ誘うとか
そういうのの、
成功率を上げたければ、
女性のテンションが
上がっている時を狙えば
良いからです。
これが分かっていると
「12時30分が終電だから
そこから逆算して
11時30分になったら
この単語を切りだして・・・
感情のピークを
12時00分から
12時15分くらいに持ってくれば
移動距離とか精算とか含めて
終電を逃させることができるかな」
みたいな作戦が練れます。
ちなみに
アダルト系の単語というのは
かなり幅広く
どの女性の感情も揺さぶるので
使いやすいといえば
使いやすいんですが、
でも、それしか知らないと
必ずどこかで行き詰ります。
エロ系の話でしか
女性のテンションを
高められないというのは
引き出しが少なすぎます。
そこで、今回
覚えておいて欲しいのが、
女性が口にした
『固有名詞』
特に、人の名前です。
もともと
『固有名詞』っていうのは
感情とか思い出が
乗りやすい単語で、
たとえば、あなたが
千葉県出身だったりして、
その場合、故郷に対して
どのような感情を
抱いているにせよ、
「千葉県」
という単語を聞いたら、
よかれ、あしかれ
何かしらの感情が
湧きあがってくるはずです。
だから、営業マンなんかは
よく、相手の故郷の話をします。
いぜん僕が
ときどき行っていた、
バーのマスターは、
日本の地図の、細かな地名が
全部頭に入っていて、
どんなお客さんとも
恐ろしく詳細な
地元トークが
出来てしまう人でした。
だから皆
一発で心を掴まれます。
「え~、なんで私の地元の
そんな場所の名前まで
知ってるの~っ!!」
って。
別に同郷でもなんでもない。
ただ、その地名を知っている
というだけで、
なぜか物凄い親しみを
感じてしまう。
『固有名詞』全般
このように、
相手の感情を揺さぶる
キーワードになりやすいんですが
その中でも特に強いのは、
実は、
・人の名前
だったりします。
それも、有名人よりも
その女性にとって身近な人。
その女性の感情を
揺さぶるくらいに身近な存在。
特にパワーを持っているのは、
・その女性が大嫌いな人間の名前
・その女性が大好きな人間の名前
・すっごい好きなペットの名前
なんかは典型的です。
これを、女性との会話に
どうやって応用すれば良いのか?
例えば、女性が
嫌なことがあったとか
知り合いや
上司の愚痴を言おうとした時
・必ず、その人物の名前を聞くこと
です。
「そいつがさぁ」
って話はじめたら、
「うわ~、ひどいね、そいつ。
ちなみに、
そいつの名前なんていうの?」
「ゆか」
「へー。『ゆか』って、ヤバいね。
キツイな~、そいつ」
とか言っとく。
で、また別の機会に
「そういえばさ、あの後
『ゆか』とは
どうなったの?」
って切りだす。
この、『ゆか』って
キーワードによって、
その女性の感情は
いっきに揺れ動き、
『ゆか』の話をしてたときと
同じように心を開いて、
また色々と愚痴を言いはじめる。
ところが
これが不思議なもので、
「そういえばさ、あの後
『ゆか』とは
どうなったの?」
ではなく、
「そういえばさ、あの、
前いってた知り合いの
何ていったっけ、
ほら、あの子とはどうなったの」
って切りだしてしまうと、
まったく同じ話題を
ふっているにも関わらず、
盛り上がり方が全然
足りなくなることが、あります。
「え? どの子だっけ??」
「ほら、前○○○をしてきて
ムカついたって言ってた」
「あ~、あの子。別に、普通だよ」
って。
こういうの、
心理学だかNLPだかでは
フックとか言うのかな??
専門用語は分からないんですが、
事実として、
こういう現象が起きます。
当然、ここは、相手が
『ゆか』と表現したなら
こちらも
『ゆか』
と表現するのがベストです。
間違っても、
『ゆかさん』
とか
『ゆかちゃん』
とは言わない。
相手の表現に
ぴったり合わせることで
より強い共感が生まれます。
上記は悪口とか愚痴を例に
誰かをやり玉にあげる手法ですが、
逆に、その女性にとって
すっごく大切な友達とか
ペットでも同様の現象が
引き起こせます。
もっとも、悪口や愚痴の方が
瞬間風速は強いんで
短期間で口説く戦略に
向いていますが。
相沢蓮也