(実話)人間のクズが教師やってます。

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相沢蓮也

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相沢です。

たとえば中学とか高校の時

『恋愛』っていう科目が
ないのは

不思議といえば、不思議です。

国語・数学・理科・社会

保健体育に

それから、恋愛。

たしか中学校くらいまでは
『道徳』っていう科目が
あったような気がします。

『道徳』があって
なんで『恋愛』はないんだろう。

『道徳』っていうのは

独りよがりの独善家を
育てるような要素が強いので

コミュニケーション能力とか

本当に
相手の気持ちを読み解き

考え、自分の感情と戦う

という意味で

よっぽど『恋愛』の方が
心を育てると思うのですが……

そういえば
ある『道徳』の先生は

『道徳』のスペシャリストとして
その学校の権威なんですが

絶対に自分のミスを認めずに
しょっちゅう

立場が弱い先生をどなり散らし

いつも誰かのせいにして

目下の人間に対しては
一切謝ることが出来ず

自分のクラスの
親からのクレームを
栄養士のせいにして、

「おまえのせいで

 オレの
 親からの信頼が傷ついた。

 だから今
 オレに謝罪しろ!」

って言って
しぶしぶ謝る栄養士を
さらに責め、

「お前は謝罪の仕方も
 知らないのか!?

 謝罪っていうのは
 土下座だろう!!」

って言って
土下座させたそうです。

自分の罪を
他人になすりつけた上で
土下座までさせる。

自分の見栄とプライドを
守ることに必死。

この先生には他にも、

自分の勘違いである事に
気がつかないまま

授業中

他人のクラスに乗り込み

クレーム
(いきなり怒鳴りこむ)
を付けたところ、

1、
そもそも、
クレームをつける相手を
間違っていた。

2、
クレームを付けられた先生は
「ポカン…」

3、
続いて、その先生には
一切謝らないまま
別の先生の教室に乗り込み
どなり散らした。

4、
実は、自分の
勘違いである事が発覚。

5、
当然、授業中にいきなり
乗りこまれた先生は
怒りだすが、逆切れして
わめき散らす

って感じですが

この『道徳』の
スペシャリストは

校長から
厚い信頼を得ているんだとか。

こんな漫画みたいな
絵に描いたようなクズが
本当に、教師として、

しかも
『道徳』のスペシャリスト
としてのさばっているんだから

学校とは恐ろしい社会です。

いや、本当に
実話なんですって。

僕もドン引きしました。

恋愛を教えるというのは
かなり特殊な感じがするし、

『恋愛』という科目が
無いのが不思議

とか言いながらも、

本当のところは

「やっぱり、そりゃあ

 学校で
 教えることじゃねぇよな…」

とも本当は思うんですが

一方で

他人を見つめ

自分の内面と葛藤し

あらゆる感情と戦い

克服してゆくその過程は

これほど
人間を育てるステージも
珍しい。

とりあえず
ゴールを設定しないと

どこに向かっていいのか
分からないんで、

・好きな女性を落とす

とか

・たくさんセっ○スする

とか

便宜上、
そういう目標を設けますが

僕が恋愛に対して
真剣に取り組むことの

真の意味を感じるのは、
やっぱりその過程です。

その過程でみなさん

とことん
自分の弱さを思い知ります。

どれほど自分が未熟なのかを
嫌ってほど突き付けられます

自分の凡庸さにウンザリします。

何度悔しい思いをしても

その上でまだ
悔しい思いを
重ねなきゃならない。

ほとんど苦行としか
思えない時間がいかに長いか。

でも、そうやって
とことん自分を見つめ

とことん、
目の前の女性という

『他人』

を必死になって
理解しようとして

その『他人』に対して
必死になって
交渉しようとして

必死になって

表現し
自分を伝えようとし続けて

何度も何度も失敗しながら

やっとの思いで
到達する

「たったの一歩」

そのわずかな一歩が
どれほど嬉しいか。

どれほど
自分を成長させてくれるのか。

クソみたいな
プライドなんて、

まったく通用しない
世界じゃないですか。

権威も見栄も、プライドも

虚像は一切、通用しない世界。

だって

どんな理屈をこねたって

どんな正義を
振りかざしたって

どんな「いい話」を
してみたって、

女性から

「めんどくさ…」

って思われたら
それで終わり。

その結果が全て。

これほど分かりやすく

ストレートに

自分をごまかせない
世界なんです。

ガキ相手に
えらそうに説教して

気にいらなければ
自分より立場の弱い人間に
土下座させて

チープなプライドを
満足させている。

そんなノンキな商売とは
次元が違います。

『恋愛』を教える
なんていうのは、

おこがましいといえば
おこがましい。

自分だって
未熟を痛感する毎日です。

「どうしたら最短で
 女の子とえっちできるか」

を真剣に議論しているなんて
正直、親には言えません。

自分は、
風俗嬢やAV嬢に近い
存在だと思っています。

仕事は面白いし
社会的な意味も
感じているけれども、

親には言えない商売。

残念ながら
一生続けられるとは
思いませんが、

いま、この瞬間は
あなたと僕自身の
成長のために、

真剣に取り組んでいます。

相沢蓮也

 

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