相沢です。
「勇気」なんて実体は、
本当は存在しない。
あるのは
「みえ」
「慣れ」
「複数」
だけであり、
この3つが揃うと、
まるで「勇気」が
あるかのように振舞える。
ということが言いたくて、
書き始めたその3回目。
さて、ナンパ、
ネットナンパと
経験を積むなかで
感じたことが、
仲間の重要性。
やはり、仲間内の
「みえ」というのは強力です。
仲間に対して
みっともない姿はみせたくない。
という気持ち。
たぶん、その後の僕が
パーティー、サークル、
合コンと活動を続けられたのも、
この「みえ」が
大きいと思います。
本来は
人見知りが激しい僕に、
知らない人の輪に飛び込む
「勇気」はありません。
だから僕は、
新しいことを始めるときには
まず「仲間」を作り、
その仲間達に対して
「みえ」をはるんです。
たとえば合コン。
最初は不安で不安で
仕方がありませんでした。
合コン当日は、
緊張しまくりです。
合コンが始まる
1時間くらい前になると、
男だけで1回
集まっていたのですが、
そりゃあもう、
ドキドキしまくりです。
ふと仲間をよく見ると、
彼らもかなり、
緊張しているのが
分かりました。
テンションが
普通ではないというか。
やたらと無意味なことを
しゃべったり、
逆にまったく
話さなかったり。
僕も同じだったのですが、
とにかく、もう、
集まってしまった。
女性とも約束している。
逃げられない。
本当はもう、
全部キャンセルして
家に帰って
ドラゴンクエストでも
やっていたい。
でも、そんな
みっともない姿を
見せたくはない。
そう思い、
ただただ必死でした。
それが10回、20回と
続くうちに、
「慣れ」がきます。
こうなるともう、
合コン当日、
女性が来るまでただ暇なだけ。
まったく緊張せず。
これも、なんのことは無い。
別に勇気が、
有る無いではなく、
ただ「慣れ」てしまっただけ。
こうして、
あらゆる出会いについて、
初めは「みえ」で
無理していたのが、
いつの間にやら
「慣れ」に変わっていました。
その先、女性に
声をかけたり、
誘ったり、
キスしたりセックスしたり。
ここからは、
「慣れ」もありますが、
それよりも「複数」の方が
強いと思います。
そこで、次回、
「複数」についてお話します。
相沢蓮也