モテるための笑いとは……

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相沢蓮也

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相沢です。

今日のテーマは
「笑い」です。

しかも、
モテるための「笑い」です。

モテようと思って
一生懸命面白いことを言って、

お笑いのビデオなんかを
研究したことのあるひと。

松本人志のスベらない話を
何回見たって、モテません。

僕も昔は、
モテたくてモテたくて、

ダウンタウンのビデオを暗記した
ことがありますが。

なぜ、面白いことを言っても
モテないのか。

笑いには2種類あると考えます。

1、エンターテイメントを
目的としたもの

2、コミュニケーションを
目的としたもの

です。

で、お笑い芸人をはじめとした、
プロの笑いというのは全て

1、エンターテイメントを
目的としたもの

です。

はっきり言いまして、
これはめちゃくちゃ奥が深い。

完全にプロの世界です。

まあ、実際にそれで
飯を食っている人間が
いるわけですし。

では、お笑いのプロが
みんなモテるのか。

お笑い芸人が本当に
全員モテていますか?

テレビに出演できない
人達も含め、

冷静に見つめてみると、
おそらく8~9割は
モテていません。

職種、という視点で見れば、
はっきり言って

サラリーマンよりもモテない
仕事だと思います。

でも僕たちの実感として、
なんとなく、

身の回りでは
面白いやつがモテている
気がする。

その答えが
「笑い」の2種類目、

2、コミュニケーションを
目的としたもの

です。

モテる男の笑いは、

「面白さ」よりも

「コミュニケーション」に
重点が置かれています。

女性を口説くために必要な
「笑い」は「面白さ」よりも
「分りやすさ」なんです。

どういうことか。

ちょっと話の切り口を変えますが、

例えば僕。

もしも、
今パソコンの前に座って

このブログを読んで
くれているあなたと

これから初めて
お会いしたとしますね。

その時、僕は確実に
あなたを笑わせる
自信があります。

100パーセントです。

なぜなら、
僕もあなたも初対面で
緊張しています。

その状態であれば、

たとえ「面白い」笑いでなくとも、
「分りやすい」笑いでさえあれば、

なんか笑ってしまうんです。

そしてお互いの緊張が解け、
同時にあなたは僕に、

少しだけ興味と
好感を持ちます。

でも、僕はたぶん、

その後、ずっと
あなたを笑わせ続ける
ことはできません。

なぜなら僕は、
笑いのプロではないし、

特に笑いのセンスが
あるわけでも無いからです。

これが、
「面白い笑い」と「分りやすい笑い」
の違いです。

そしてそのまま、

1、エンターテイメントを
目的としたもの

2、コミュニケーションを
目的としたもの

の違いなんです。

女性を口説くことを
目的とした場合、

その女性を笑わせ
続けることに意味は
ありません。

本質的に女性は
(そしてたぶん男性も)

自分のことを話している瞬間が
一番気持ちいいんです。

ただ、興味もない、
安心もできない男に向けて、

自分のことを話す気分になど
なれない。

よって、
「分りやすい笑い」
=コミュニケーションのため笑い

を使って相手を
安心させると同時に

こちらに興味を抱かせ、
女性から会話を引き出します。

これが、

面白い男がモテる

と思われている
ことの正体です。

相沢蓮也

 

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