「結婚したい」
このブログを
読んでくれている人には、
かなり多いです。
でも、
「本当にこの女性で
良いのだろうか?」
こういう疑問が消せなくて、
女性を厳しく吟味し続けたまま、
いまだに結論が出せない。
歳をとればとるほど
慎重になり、
「本当にこの女性に
決めてしまっても
良いのだろうか?」
そういった疑問が
消せないまま、
いつまでも、
今のパートナーで
決められない。
あるいは、
せっかくの出会いも、
「もしこの人とお茶をして」
「その後、
仲良くなって付き合って…」
「そのままセックスしたら
別れられなくなって…」
「疑問を抱えたまま結婚して…」
そうやって
先を想像すると怖くなり、
結局どの女性とも
仲良くなれないでいる。
こういう人もいます。
決められない。
お茶に誘うのも、
デートするのも、
セックスするのも、
付き合うのも、
結婚するのも。
「本当にこの女性で
良いのだろうか?」
「自分は、
後悔しないだろうか?」
そうやって
迷いを抱えたまま、
先へ進むことができない。
今回は、
この迷いをテーマに書きます。
まあ言ってみれば、
「幸せの青い鳥を探している」
「白馬の王子様ならぬ、
お姫様を探している」
「運命の女性」
を探しているのかもしれません。
こういう男性。
で、僕なりに思うんですが、
現在、その女性に対して
70%くらいに満足していれば、
その女性に決めてしまって良い。
のではないでしょうか。
たぶん「運命の女性」を
探し続けてしまう男性は、
時間を積み重ねることの重要性
について、少し鈍感なんだと
思います。
ちょっと冷静に
考えてみて欲しいんですが、
男女の関係の熱さ、
その熱がず~っと
100%、120%で続く。
なんてことが、
現実にあると思いますか?
生涯、その女性を
120%愛し続け、
その熱が永久に冷めない。
…
僕は、無いと思います。
どんなに好きな女性でも、
ある時は60%、
またある時は90%
120%愛していると
感じることも
あるかもしれません。
お互いに生き物です。
いつだって
その温度は揺れていて。
その方が普通だし、
それで良いんじゃないでしょうか。
パートナーを
60%くらい好きだな、
と思う日もあれば、
120%くらい好きだな、
と感じる日もある。
どんなに心に決めた
相手であっても、
たまには
メンドくさくもなりますよ。
時々、まじでイラっとします。
でも、それで
良いのではないでしょうか。
そっちの方が健全だし、
「リアル」だと思うんです。
でも、決められない男性は、
いつもどこかで、
永久に120%の女性を
求めてしまう。
存在しないものを
追い続けるわけですから、
そりゃあ決められ
ないわけですね。
まさに
「幸せの青い鳥」
ではどうすればいいのか?
その答えが、
・時間の積み重ね
だと思います。
たぶん、
本当に大切な人間関係
というのは、
長い時間を
共有することでしか
構築できないんじゃ
ないでしょうか。
出会ったその瞬間だけ、
120%好きだと
男が勝手に思いこんでいる女性。
なのか、
60%から100%くらいを
行ったり来たりしながら、
でも、沢山の喜びと、
沢山のケンカと、
そして沢山の思い出と。
そういった感情を
積み重ねた女性。
なのか。
本当に大切な、
本当の意味での
「運命の女性」
僕は、
後者だと思うんです。
つまり、
「運命の女性」とは
出会うものではなく、
共に築き上げる
ものではないか、と。
だから、
120%を求めて
さ迷い続けるよりも、
70%くらいだと思う女性と
一緒に築き上げる。
その結果、その女性が
「運命のひと」
となる。
ドライな言い方をすれば、
これが1番、
建設的だと思うんです。
それに、どうあがいたって、
女性は赤の他人です。
120%だと思っていれば
それはあなたの幻想。
むしろ70%くらいに
感じる方が、
よりその女性をちゃんと
見れていると思います。
本当に大切なものを
築き上げるには、
時間が必要です。
僕は、そう思います。
相沢蓮也