相沢です。
今日のは、失敗例です。
典型的なのですが、
・分かっていても、
つい…やってしまう
という類のものです。
人ごとだと
思わないでください。
社会人サークルでのこと。
男性が、女性に出した、
飲み会が始まる前の、
LINEです。
—–(ここから)——-
【男性】
飲み会の後で、
帰り夜カフェでもいかない?
【女性】
同期で2次会に行くと思います(*_*)
●●さんも一緒に来ますか?笑
—–(ここまで)——————
男性からの誘いに対する、
女性の反応。
>同期で2次会に行くと思います(*_*)
>●●さんも一緒に来ますか?笑
の一文から、あなたは
この女性の心理を、
どう読みとりますか?
たぶん、
「何て返せば、
2人でカフェに行けるかな?」
っていう発想の人は、
ここでゲームオーバー
となります。
こういう発想の人が、
色々と考え抜いた末に、
男:
「それ、早めに抜け出せないの?」
女:
「かなり遅くなると思います
今度にしましょうよ^^」
男:
「今度っていって、その今度は
こないでしょ(笑)?」
という、流れを作り出し、
一瞬で、
挽回不可能なところまで、
自滅します。
で、じゃあ、あなたは、
>同期で2次会に行くと思います(*_*)
>●●さんも一緒に来ますか?笑
から、何を読み取らなければ
ならなかったのか?
というとですね、
女性の、この回答が、
・『NO』という
結論を伝えている
という事実です。
これ、はっきりと
『NO』と
言っているんですよ。
そして、
恋愛テクニックと呼ばれる
類のものの、その大半は、
「グレー」を「白」に買える
ためのものであって、
「黒」を「白」に変えるための
ものでは、ありません。
セールスとかでも、
同じだと
思うんですけれども、
人間って、
出ている結論に対して、
食い下がられると、
非常に、不愉快な
気持ちになります。
新聞の勧誘とか受けていて、
あなたが、
「どうしようかな~」
って迷っている状態であれば、
「お願いしますよ」
「洗剤つけますし」
「1か月無料にしますし」
「一度、とってみて、
やっぱり嫌だったら、
解約してもいいですから」
「あ、じゃあ、
今だけでしたら、
映画のチケットも
2枚つけちゃいます」
「よし。分かりました。
僕も男です。
今回だけ特別、
2カ月無料にして、
さらに、
栄養ドリンクも5本、
つけちゃいます!!」
ってな感じで押されば、
「う~ん。そこまで言うなら。
まあ、しゃーない。
でも、本当に、
お試しですよ(^_^;)」
みたいな感じで、
押し切られちゃいますよね。
でも、これ、
前提として、
・迷っているから
なんですよ。
ところがです、これを、
結論が出ている相手にやると
どうなるのか?
新聞はいらない。
宗教にも興味はない。
そんな感じで、
結論の出ている相手に対して、
同じことをすると…
おそらく、
・すっごい重たく取られます
『普通』とか『好感』
くらいの感情だったものが、
・うっとおしい奴
になります。
だから、恋愛でも
セールスでも
そうなんですけれども、
相手が、どんな状態なのか?
迷っているのか?
結論が出ているのか?
を分かろうとするのは、
超重要なんです。
で、あらためて、
なぜ、
>同期で2次会に行くと思います(*_*)
>●●さんも一緒に来ますか?笑
が、『NO』だと分かるのか?
というとですね、
もし、女の子側にですね、
「●●さんも一緒に来ないかな~」
っていう願望があるならば、
「一緒に来ますか?」
ではなく、
「一緒に行きましょうよ」
と、なります。
「来ても来なくても、
どっちでもいいかな」
って時は、
「●●さんも一緒に来ますか?」
の可能性があるのですが、
今回の場合、
「笑」
が付いていますよね?
これ、
「来ますか?笑」
って。
要するに、
「いやいや、来ないでしょ笑」
っていう意味です。
つまり、
「来ないでね」
です。
で、
「同期と2次会に行くけど、
●●さんは来ないでね。」
と言ってきている時点で、
●●さんと、
2人きりでカフェは
少なくとも、
・この時点では、
『NO』
なんです。
・この時点では、
この女性は、
同期との付き合いを優先したい。
だから、
『NO』
で、『NO』という結論に対して
男:
「それ、早めに抜け出せないの?」
女:
「かなり遅くなると思います
今度にしましょうよ^^」
男:
「今度っていって、その今度は
こないでしょ(笑)?」
というふうに、
食い下がるということは、
新聞いりません。
宗教、興味ありません。
と、断言している相手に対して、
食い下がるのと同じくらい、
不快にさせます。
こう書くと、
「その通り。
当たり前。」
と感じる男性が、
多いように思えますが、
それでも、
こうやって、冷静な時は、
頭で理解しているにも
関わらず、
おそらく、
この状況に立たされた
男性の大半は、
彼と同じミスをするでしょう。
なぜなら、恋愛をしている男性
というのは、
決って、この手の、
>同期で2次会に行くと思います(*_*)
>●●さんも一緒に来ますか?笑
という、オブラートにつつんだ
『NO』を、
『NO』ではない。
だって、『NO』って
言ってないじゃん…
と、自分の欲望にそった、
「こうだったらいいな」
「むしろ、こういう
意味であってくれ」
的な、希望的観測で、
解釈するからです。
ところが、ここで、
冷静に、客観的になれれば、
少なくとも、ゲームオーバーは
避けられますよね。
『普通』とか『好感』を、
『うざい』とか『重たい』
にしなくて済む。
とくに、女性側の感情が
『好感』だった場合、
もったいないなぁ…
と、いつも思います。
と、いつも思うくらい、
実際には、こういう失敗パターン
が非常に、多いです。
まあ、それが
『恋という病』
なのでしょうけれども…
相沢蓮也
追伸、こんな感じのお話は、
すべて詳しく
http://randg-c.com/cz/renaimail
に、書ききってあります。
ご参考ください。