相沢です。
前回、
デートでのお店の選び方を
書いたら、
「昼間のデートは
どうすればいいですか?」
という質問をもらったので
今回は、昼間について。
その前に注意点。
昼でも夜でも共通なんですが、
基本的に自分のテリトリーから
外れないようにしてください。
自分のテリトリーとはつまり、
「この辺り一帯であれば、
分からない場所は無い」
「道案内はオレにまかせな!」
っていう場所です。
僕は東京に住んでるんですが、
・新宿
・上野
・銀座
であれば、
まず何が起こっても
対処できる自信があります。
どんなお店がどこにあって、
そういったお店の電話番号を
すべて押さえてあって。
カラオケでも、漫画喫茶でも、
喫茶店でも、飲み屋でも
タクシーでもホテルでも。
状況にあわせてすぐに
プランを練り直せます。
そういう場所が
「テリトリー」
です。
なぜ自分のテリトリー内で
デートをするかといえば、
その方が女性を口説くうえで
圧倒的に有利だからです。
自分がよく知った
場所であれば、
意識を女性だけに
集中できます。
初めての場所で
勝手が分からず、
そわそわする
危険がありません。
さらに、不測の事態にも
すぐに対応できるので、
そういった事実があなたに
「自信」とか「安心感」
といった雰囲気を与えてくれます。
これがもし、うっかり
初めての街とか
遊園地とかに来てしまうと、
ちょっとお昼ご飯を
食べようとしただけでも
歩いても歩いても、
よいお店が見つからない…
お店が混んでいる…
並ぶべきか…
次を探すべきか…
あの店もこの店も、
入っていいものか
よくないものか…
判断がつかない…
と、こんな感じで
オタオタしてしまい、
微妙な空気のまま
微妙な時間が流れ続ける。
などということが
よくあります。
既に付き合って
セックスまでしている
女性とのデートであれば、
こういった事態も
むしろ楽しめたりするんですが。
まだそれほどの関係ではない
女性とのデートであれば、
こういうのが致命的な
マイナス要因になることが
結構あるんです。
このオタオタ感が、
「男らしくない」
「弱い」
「頼りない」
と受け止められてしまったり。
微妙な空気の部分だけを
感じとられ、
「この人とは
なんとなく合わないな…」
という印象を持たれたり。
逆に、デートがうまい男性、
つまり女性をセックスまで
スムーズに誘導できる男性
というのは、
まず、
自分のテリトリーを持ち、
その範囲で戦います。
例えば僕の場合を
具体例に挙げると。
新宿であれば、
待ち合わせは東口交番前。
1件目はそこから徒歩3分の店。
2件目は、そのお店から
やはり徒歩3分以内に候補が3店。
この3店は各店、
ホテルの近くであったり
タクシーの近くであったり。
あとは話の流れと
理由の選び方、
により、
キスしやすそうな場所も、
カラオケも、バーも、
すべて徒歩3~4分以内で
対応できます。
なぜここまでするかと言うと、
デートが始まってから
終わるまで
スムーズに
段取りよく進んだ方が、
女性の気分が良いまま
維持できるからです。
これが最高に
バチっと決まると、
女性を
「今日はまだ
『する』つもりじゃなかったのに、
気が付いたらなんとなく
『して』しまった…。雰囲気で…。」
という結果に誘導できます。
ところがもし、うっかり
歩いても歩いても、
よいお店が見つからない…
お店が混んでいる…
並ぶべきか…
次を探すべきか…
あの店もこの店も、
入っていいものか
よくないものか…
判断がつかない…
などを挟んでしまうと、
この微妙な雰囲気や
オタオタした状況の間に
女性の頭が冷静になって
しまうことがあります。
「相沢さん、
デートの段取りがいかに
重要かはよく分かりました。
でも、
自分の住んでいる地域には
そんなに良いお店は
ありません。」
という人。
もっと必死になって、
探してください。
例えば僕は、以前、
インターネットで
検索しまくり、
10件以上のよさげな
お店をピックアップ。
ひとりで1日かけて1つの街を
徹底的に歩きまわったことが
何度もあります。
どのお店がどこにあって、
2件目のルートをどう選んで、
タクシーをどこで拾って、
どこで、どの道を選ぶか。
頭の中でプランを
いくつも練りながら、
ひたすら街を歩き回りました。
テリトリーには、
そのくらいする
価値が十分にあるからです。
「自分は田舎ぐらしです」
という人。
必ずしも、
雰囲気のよいお店でなくても
良いと思います。
景色の良い穴場や、
海辺、公園。
車を駆使して、
プランを練ってください。
都会なら「徒歩」と「電車」
地方なら「車」
移動手段が変わり、
「テリトリー」の
物理的範囲が変わるだけです。
自分のテリトリーを持ち、
その中でプランを練り、
パターンを作り、実行する、
という本質は変わりません。
かならず
「自分のルール」に引き込み、
「自分のルール」で戦え
ということです。
長くなったので、
昼間のデートについては
また次回。
相沢蓮也