相沢です。
よく、
女性を依存させて
あなたから
離れられなくする方法。
みたいな
タイトルを見かけます。
依存させるメリットってのは
確かにあって
その事により、
女性があなたの
言いなりになる、
というのも分かります。
さて、ところが、です。
その手のヤツ。
つまり、
オンナを依存させる技術
みたいなのを読んで
本当にそれが
出来るようになった人って
どのくらい
いるんでしょうか?
というか、そもそも、
「オンナを依存させる技術」
というタイトルの本や
商材の中に
本当に
『オンナを依存させる技術』
が書かれていたことって
ありますか?
なんか、つい、
読んでみたくなるような
タイトルに惹きつけられて
思わず購入。
実際に読んでみると
なんだかソレッぽい
心理学の理論が
いくつも書かれていて
(でもほとんど
机上の空論なんだけどね)
ふ~ん。
勉強になったなぁ…
…
…
…
…
で、終わり…
当初の目的であった、
女性を依存させる技術
はどうしたのさ。
って話です。
こんな調子だから
あなたは
いつまでたっても
女性を依存させ
言いなりに
させることが出来ない。
そこで今日は、
女性を依存させる心理学
について
お話してみようと思います。
で、最初に押さえて
おきたいのが
そもそも
『依存させる』って何?
って話です。
依存って何なんですかね??
ちょっと
考えてみてください。
オンナが男に依存する
とは、
オンナが男に頼り切る
ってことだと思うんですが
じゃあ、何を
『頼り切る』のか。
人生の意味?
存在の理由?
快楽の根拠?
う~ん。
どれも近いけど、あと少し。
女の子って
占いが好きじゃないですか。
あの感性が、一番答えに近い。
『依存する』とは何か?
答えは、
・判断をゆだねる
です。
先日、セフレと
デートしてたら、
そのコがとても
興味深いことを言ってました。
とりあえず
M美としときます。
M美は最近
彼氏らしき男が出来たんですが
その彼の発言にかなり
「イラっ!!」
としたそうです。
こんな話です。
ある夜、酒に酔った彼から
電話がかかってきたそうで
その時、彼は
「オレのどこが好きなの?」
と、しつこく
聞いてきたそうです。
M美が答えられないでいると
彼は
「なんで答えられないの。
もっと、ちゃんと
考えた方がいいよ」
と。
M美はその態度に
ムカついて
イラッとして、
がっかりして、
電話を切ったそうです。
…
…
…
その彼は、随分と
自分に自信が無いんだなぁ。
というのが
僕の感想だったんですが、
この話には
とても大切なヒントが
隠されています。
M美はなぜ、
イラついて
ムカッっとして
がっかりした
んでしょうか。
M美自身
分かっていなかったんですが
答えは明確です。
本来、男は、女性に対して
「自分のどこが好きなの?」
なんて
聞いちゃあいけません。
これは
自分という男を選んだ
その判断の根拠を
女性に求めているからです。
「お前がオレを選んだ
その選択は正しい!」
「オレが世界で一番
いい男に決まってる
黙ってオレについてこい」
これが正解。
人間にとって
一番のストレスって
なんだか分かりますか?
それは、
・未来を判断すること
です。
それを「決断」と言います。
さっきの例でいうと、
女性が男を選び
付き合う時、
または、結婚する時
「本当にこの人でいいのか?」
「この人といて
私の将来は大丈夫だろうか?」
こういう不安が
必ず強く付きまといます。
あるいは
男には無い感覚なので
分かり辛いかもしれませんが
男に狩りに行かせ
その成果で子供と自分を
養わなければならなかった
はるか昔の
DNAかもしれません。
男が思っている
30倍くらい
自分の将来は
選んだ男によって
大きく左右される、
と考えてます。
その不安に怯えています。
だから、男は
その不確定、不確実な
未来についても、
「大丈夫。
オレが全部判断してやる。
そうすれば
必ずお前は幸せになる!」
と、あえて
『断言』してみせる。
こうやって
何が起きるか分からない
未来について
根拠のない
『判断』を女性に変わって
してあげること。
これが、依存させる
ということです。
本質は、占いとか
新興宗教と一緒ですね。
科学的な根拠を抜きにして
信者の将来を
「オレの言う通りにすれば
大丈夫」
と断言してあげる。
これが、人間にとって
凄い楽チンというか
とんでもない
快楽なんですよ。
優秀な人間は
いくらでもいます。
頭の良い人間も
いくらでもいる。
でも、
コントロールしようの無い
未来について
「これで大丈夫」
と断言できる人間は
かなり少ない。
優秀な管理職とか
プロデューサーとか
占い師とか、教祖様とか
いわゆる
・カリスマ性
の正体とも言えますね。
ちょっと話が
大きくなっちゃったんで、
もっと身近に戻しますが
たとえば、
女性と2人で
お昼を食べに行った時、
オシャレなパスタのお店と、
雰囲気の良い居酒屋。
どっちに入りますか?
って選択を迫られたとき、
その女性に、
これといった好みや主張が
見られないようなら
どちらに入るかは
あなたが決断するべき。
どっちのお店に
入った方が良いか、
そんなのは
入ってみないと分からないし
保障もない。
そういう時、
そういう不確実な未来についての
『判断』は、あなたがする。
依存させるとは、この延長です。
この場合は、居酒屋か
パスタ屋か、程度の判断だから
請け負っても
それほど強いストレスには
ならないでしょう。
でもこれが、人生において
重要な判断であればあるほど
その判断がその後の未来を
大きく変えてしまう可能性の
あるものであればあるほど、
誰も、その判断を
下したがりません。
恐ろしいから。
不安だから。
それがストレスだから。
そこを、
・代わりに判断してあげる
・自信を持って断言してあげる
1回でもこの判断のおかげで
その後の物事が
上手く行ってしまったなら…
その女性はあなたに
ドップリと依存します。
一部の占い師や
新興宗教の教祖のやり口です。
女
「AとB、どっちがいいのかな」
って時、
「う~ん。
Aを選べば
こういうメリットと
デメリットがあって
Bを選べばこういう
メリットとデメリットがある。
あとは君が判断しなさい」
だと、公平な態度だとは
思うけど
『判断』というストレスを
女性に投げてるから
依存させるという
方向へは教育できない。
女
「AとB、どっちがいいのかな」
って時に、
「Aがいいに決まってるじゃん。
絶対にそっちの方が
お前に向いてるよ」
って、あえて男が断言する。
で、この判断が
1回でも当たっちゃった場合
そして、このことが
その女性の人生にとって
大きな影響を
及ぼせば及ぼすほどに、
「この人の
言う通りにすれば大丈夫」
という実感となって
女性はどんどん
自分の頭で考えることを止め
あなたの言いなりになる。
「あなた無しでは
生きられない」
とはこういう事です。
これが、深い洗脳。
じゃあ、もっと浅い
短期的な洗脳はないのか。
長くなったんで
次回お話します。
相沢蓮也