次のデートの約束をするべきか?

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相沢蓮也

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相沢です。

今日は、

なぜ、
女性とデートしている最中に、

その場で、次のデートの約束を
してはいけないのか?

について、僕なりの答えを
書いてみます。

が、その前に、
このテーマと関連して、
ちょっと雑談を。

ここ数年くらいなのですが、

恋愛相談を受けていると
ときどき、

「自分は、デートするときは、
そのデートの最中に、
次のデートの約束をします」

っていう主張を聞かされます。

この主張をする男性の
面白いのが、

僕が、

「それは、
やめた方が良いですよ」

っていうと、

ほぼほぼみなさん、

「なぜ自分が、そのようにするのか。
その正当性」

みたいなのを、

けっこうクドクドと
主張してきます。

なぜかここだけ、みんな、
熱いんです(笑)

「いや、自分がこれをやるのには
これこれ、こういう理由があって」

「これこれ、こういう理由だから
これをやることは正しくて」

で、こういう主張を聞いて、

正直、僕は、まったく
理解ができないわけです。

理解ができない、

というのは、

悪口として、

「お前の言ってることは
理解できない」

とか、

共感できないという意味で、

「お前の言っていることは
理解できない」

とかではなくて、

純粋に、

日本語のロジックとして、

よく分かりません。

「郵便ポストに
サンドイッチを入れたら
空って赤くなりますよね?」

って言われてる感じ。

でも考えてみると、

恋愛相談を受けていて、

最初から、その人なりの
理論とか、やり方みたいなのを
持っていて、

まあ、だいたいそういう人って、

どこかから、
何かしらの

恋愛ノウハウ

みたいなのを仕入れていて、

それを信じてやっている
わけですが、

そういう人が
僕に相談してきて、

「それはやめた方が良いですよ」

って僕が言ったときに、

自分の正当性の話をしてきたり、

やたらと小難しく、

そこに、

自分の過去とか
今の気持ちとか、
自分の思考過程なんかを
おりまぜながら、

長い、しかし、要するに
何が言いたいのかよく分からない
話をしてくる人って、

限界が早いし、伸びません。

そして、

自分の限界に悩みつつ、

どこかで、なお、
自分の正当性に執着したまま、

その執着を手放せないまま、
ゆっくりと時間だけが
過ぎ去ってゆく…

そんな印象があります。

ちなみに僕が、

デートの最中に、
次のデートの『約束』を
しないほうが良いですよ、

と主張する理由は、
とってもシンプルで、

そもそも『約束』っていうのが、

『契約』であり、

『説得』であるからです。

なので、これをやる
男性というのは、

無意識ではあるが、
その心の、深いところでは、

・女性を説得しようとしている

わけです。

恋愛というものに、

『契約』や『説得』を
持ち込もうとしている。

もう、その時点で、
負けちゃってるわけです。

恋愛って『感情』なので。

根本的に、
間違っちゃってます。

が、僕がこういうことを
言いますと、

だいたい、

「そんなことは自分も
分かっていますよ。

それを分かったうえで、

でも女性から無し判定されて
ダメだった場合、

そのままだと
次がありませんよね?

でもその場で
『約束』しておけば、

1%でも可能性が残るかも
しれないじゃないですか。

だから、ダメ元でやるんです」

とか、

そんな感じの答えが
返ってきます。

この考え方が、
ヤバいわけですね。

そもそも、

デート中に女性から
無し判定された場合。

例えば、そのときの
女性の感情として、

マイナス10点くらい
だったとするじゃないですか。

「あ~無いかなぁ…」

っていうくらい。

で、そのくらいであれば、

逆に、

何もしなければ、

その後の女性の気分次第では、

次のデートが成立する
ことって、あるんですよ。

女性って、
気分の生き物なので。

ところがですね。

マイナス10点くらいの、
「あ~無いかなぁ…」

くらいの感情のときに、

男性側が、

その場で、

ダメ元で、

「次はいつ会おうか?」

「スケジュール教えてよ」

みたいなことをやってしまうと、

マイナス10点の男から、

その場で、

自分のプライベートに
踏み込まれようとする
わけですから、

これは、めちゃくちゃ
重たいわけです。

なので、これだけで、

マイナス10だったものが、

マイナス100くらいに
なったりもします。

そしたらもう、

「女性の気分次第では
次があるかも」

すら、無くなります。

少しはあったかもしれない
可能性が、

逆に、

つぶれてしまうんです。

究極のところ、

そのデートが楽しければ、

約束なんて気にしなくても、

次なんて、いくらでも
あるんですよ。

だから、女性が楽しいかどうか?

それだけが全てです。

これが、『感情』で
考えるということ。

ここに、

ダメ元で、『約束』という
概念を取り入れる人というのは、

恋愛を『理論』で解決
しようとしているわけです。

女性の『感情』に着目せずに、

『理論』に逃げてしまう。

だから、限界も早い。

だから、伸びない。

だから、気が付くと
勉強しすぎて、

「郵便ポストに
サンドイッチを入れたら
空って赤くなりますよね?」

みたいなこと
平気で言ってしまい、

しかし自分では、
そのおかしさに、
気が付けません。

自分は『理論的』で正しいと
信じているのです。

あるいは、

たしかに、

義理堅い女性であれば、

その『約束』にとらわれて、

「嫌だなぁ…」

って思いつつも、

次のデートにも
応じてくれるかもしれません。

実際、そういうタイプの
女性っています。

が、それでもですね。

そういうものに
頼っているから、

いつまで経っても、

あなたは、

その程度なんですよ。

あれです。

俗にいう、

「グダ崩し」

と同じです。

そういえば、
「グダ崩し」

っていう言葉を使う人も、
だいたい、

・その程度

ですよね。

そんなことを
言っているから、

そこが限界なんですよ。

『約束』で縛れば、

『理性』に訴えれば、

『論理』でごり押しすれば、

目の前の、

その女性は、

もしかしたら、
拾えるかもしれない。

でも、だからこそ、

そこがあなたの限界なんです。

いつまで経っても、

その上にいけません。

恋愛なんてのは、

最初から最後まで、

女性の『感情』

だけ見てればよいのですよ。

本当は。

相沢蓮也

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