聞き上手がモテる
ってのは、よく分った。
でも、どうしても、
女性が自分からは
話してくれないんです。
っていう人。
もしかすると、
「自分の感情を表現する」
という部分が
うまく出来ていない
可能性があります。
もう、このブログでは
何度も言っているような
気もしますが、
質問をすることが
聞き上手では無いんでしたね。
1、まずはこちらが自分のことを話す
2、こちらの話題をうけて、
相手が話しはじめたら、聞く
でした。
この手順をふまずに
質問を繰り返すと、
それは尋問になってしまい、
相手が心を閉ざしてしまう。
で、今日は、
1、まずはこちらが自分のことを話す
について、
もう少し詳しく解説します。
男の場合、
「自分の話しをする」
というと、
「自分の知識」を
話してしまうことがよくあります。
ファッションであったり、
ドラマであったり、
まあ、なんでもいいのですが、
自分の知識とウンチクを
語ってしまい、
「おれ、こんなこと知ってるんだぜ」
的な話題です。
一方、聞き上手な男ってのは、
「自分の感情を表現する」
のがとても上手い。
具体例として、
以前、僕が髪の毛を
切りに行ったときの、
美容師さんの話をします。
ちなみに僕は、
色々な美容師さんに
髪を切ってもらうため、
あちこちの美容室を
渡り歩いていた
時期がありました。
美容師さんって、
話しの上手い人が
チョコチョコといて、
その研究をするためです。
ずっと僕のメルマガを
読んでくれている人には
今さらな感じですが、
話が上手い=聞き上手
ですね。
でもまずは、
話の下手な美容師さんの例
初めて髪を切りに行ったとき、
その美容師さんは、
なんとか僕と仲良くなろうと、
色々話しかけてきました。
「服好きですか?」
とか
「雑誌読みますか?」
とか
「今日はお休みですか?」
とか
「これからどこかへ
お出かけですか?」
とか
まあそんな感じです。
で、僕の感想としては
「なんでお前にそんなこと
話さなきゃならんのだ!!」
です。
まあ、僕も大人なんで、
無難に答えときましたが。
これがモテない男の会話の例。
次に僕が
「このひと、うまいな……」
って思った美容師さんの例。
初めて行ったとき、
しばらくは特に話もせず。
ごくごく自然体。
で、ぼそっと
「映画とか、みますか?」
僕
「え、ええ。まあ……」
美容師
「○○って映画、みました?」
僕
「いや、知らないですね‥」
美容師
「○○と○○が出てる、
ラグビーの青春ものなんすけどね、
熱いっすよ。
男はああゆうの、好きっすよね」
と、ちょっと照れたように、
落ち着いたテンポでゆっくりと。
僕
「ああ、良さげですね。
でも僕は、ホラーとか
好きなんですよ。」
美容師
「え、まじっすか。
ホラーって、リングとか?」
僕
「ええ。」
美容師
「だってホラー、
怖いじゃないですか。
夜道とか、歩けなくなりますよ。
まじで(笑)」
と、これまた
落ち着いたテンポで、
でもちょっと照れくさそうに。
僕
「ああ、でも、こないだ○○って
映画も見て、それは○○でしたよ。
それで…………(以下略)
さて、この2人の違い、
いかがでしょうか。
2人とも、特別変わった、
面白い話はしていませんね。
でも、前半の
美容師さんに対して僕は
「なんでお前にそんなこと
言わにゃならん!」
ってなり、後半の人には、
つい、自分から映画の話を
してしまった。
2人の違いとして、
まず言えることは、
前半の人は、
僕に好かれようとして
気を使っている感じが
でちゃってる。
そして、
質問しかしてこなかった。
一方、後半の人。
まったくの自然体。
そして一番重要なのは、
自分の感情を上手く
表現してきたってことです。
「映画見ますか?」
の質問に続けて、
自分が最近見た映画の感想と、
それで自分が
どんな気持ちになったかを
簡潔に、笑顔で、
自然に伝えてきました。
さらに、
それを受けて話した、
僕のホラー映画に対しても、
自分のホラーに関する感情を、
簡潔に、笑顔で、ゆったりと
伝えてきました。
こういうタイプが
女性にはモテます。
では、
「知識の話」
と
「感情の話」
の違いはなにか。
知識の話をされても、
あまりその人の
ことが見えません。
その人がどんなヤツなのか、
見えないんです。
だから
「なんでお前にそんなこと
言わなきゃならんのだ!」
になりやすい。
一方、感情の部分を
表現されると、
人は、なんだか
その人が見えた気がして、
それが好ましかった場合、
自分のことも、つい、
話してしまいます。
で、その、つい、
話出してしまった話題について、
しっかりと聞いてもらえると、
「あ、この人と話していると、
なんか知らないけどすごく楽しい」
となってしまうわけです。
女性は特にそうです。
今日の話は、
男性の中には
ちょっとピンとこない方も
いるかもしれません。
たぶん男性脳と
女性脳の違いが
一番明確に出てしまう
部分だからです。
でも、はっきりと、
事実として断言できることは、
今日の話が
理解できる男のことを
モテる
と言い、
理解できない男のことを
モテない
と言うってことです。
困ったことに、
男同士で話す場合、
新しい知識や理論の話って
普通に盛り上がります。
だから、
女性に対しても同じ方法で
会話をしてしまう。
ところが、です。
女同士の会話を
よく聞いてみてください。
「○○の時、わたしが○○と感じた」
「そうだよねー」
このパターンが
90パーセントを占めます。
そんな女性の会話に対して、
男はどうしても
「つまらない」
「意味のない」
「くだらない」
と感じてしまう訳です。
でも、女性にとっては、
これが一番面白い。
だから、
その女性の会話パターンを
習得した男から、
モテていくことになります。
「○○の時、わたしが○○と感じた」
「そうだよねー」
を分析してみると
「○○の時、わたしが○○と感じた」
=感情の話
「そうだよねー」
=そこに共感
です。
ちょっと話が
飛躍してきましたんで、
戻しますね。
つまり、
聞き上手になろうと
しているのに、
いま一つ、
女性が自分から
話をしてくれない
という人。
まずは自分の感情を
簡潔に、笑顔で
表現してください。
もちろん、
相手に好印象を与える感情を、
です。
で、女性が食いついてきて、
自分の話を始めたら、
しっかりと聞き、
その感情に共感をします。
モテ方が8倍くらい
違ってきます。
まあ要するに、
女性と話をするのに、
特別な話題なんて
必要ないってことですね。
相沢蓮也