勇気を持つ方法…2

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相沢蓮也

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相沢です。

前回の続き。

「勇気」とは「幻想」であり、

世界には、
本当には存在しない観念。

「みえ」と「慣れ」と
「複数」の3つが、

勇気があるような行動を
取らせてくれる。

でした。

では、勇気の無い僕は、
どうやってナンパしたのか。

何回か街へ繰り出し、

ナンパをしようと
したんですが、

まったく出来ませんでした。

始めの一声がかけられない。

そこで、次にやったのが、

「道を聞く」

でした。

これ、ナンパの
練習方法としては

今や、かなり有名なんで、

知っている人も
多いかもしれません。

とにかく、
知らない女性に
道を聞きまくる。

何度も何度も

「三越デパートって
どこですか?」

って。

で、まずは

・知らない女性に声をかける

という行動に
「慣れ」たんです。

ところが、それでも
やっぱりナンパは無理でした。

道を聞くためであれば、

知らない女性に
声をかけること自体は
出来るのですが、

それがナンパとなった途端に、
また一歩も動けなくなります。

そこで、
次に僕は何を考えたのか?

「仲間がいれば、
こんなに辛いナンパも、
楽しくなるに違い無い」

そう思い、当時、
インターネットの掲示板で
ナンパ仲間を集めました。

ナンパサークルの主催です。

「勇気」の無い僕は、

地道に、
1人でナンパをすることから
逃げたわけですね。

さて、ここでちょっと
意外なことが起きました。

掲示板で仲間を募集する時

「ナンパ初心者です」

って書いたにもかかわらず、
なぜか集まった仲間はみんな、

僕のことを

「かなり慣れているナンパ師」

という目で見てきました。

僕がナンパしている姿を
まだ見ないうちから。

理由は簡単で、

掲示板でナンパ仲間を
募集するくらいだから、
凄いやつに違いない。

「ナンパ初心者です」
という発言も謙遜だろう。

と思われたわけですね。

だからもう、仲間達の視線の
熱いこと熱いこと(笑)

僕のナンパを見て、
学ばせていただきますっ!!

みたいな…

生来の見栄っ張りな僕は
もう、本当のことが
言えなくなっていて、

「え~、
オレなんかまだまだだぜ~。
ま、でも見てな」

なんてかっこつける始末。

内心は

「うわー」

「ナンパなんて本当は
まともにしたこと
1回もね~っ!!」

「帰りて~っ!」

だったんですが…

もう、自分の
「みえっぱり」ぶりに
ホトホト嫌気がさしましたね。

破れかぶれな気分で
その辺の若い女性に声をかけ、

なんかもう、
わけのわからないことを
シャベリまくったんです。

もちろん、結果はダメでした。

苦笑され、そのままサヨナラ。

でも、です。

それを見た仲間達の感想が、

「お~っ!さすが!!
なんか、慣れてるって感じっす!」

でした(笑)

本当の本当の初心者からすると、

声をかけることが出来る、

というだけで
かなり凄いことなんだ。

と分かりました。

その日はそのまま調子にのって
5~6組みに声をかけて、

1件の連絡先を手に入れて終了。

なんとか、僕のプライドは
守られたわけです。

もう、目的がナンパでなくて

「みえ」と「プライド」を
守ることでした(笑)

これが、僕のナンパの始まり。

その後、仲間内での
「みえ」に支えられて
ナンパを繰り返し、

納得できる結果を出した
僕の興味は、

その後、別のところに
向かいます。

ちょっと長くなったんで
続きは次回。

相沢蓮也

 

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