イイ人かどうか、テストします

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相沢蓮也

Category:
恋愛クイズ

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この記事は約9分で読めます。

 

相沢です。

久しぶりの、恋愛クイズ。

今日は、あなたが

・イイ人

つまり、それは、
恋愛における、

・どうでもイイ人

であるかどうか、
テストしてみます。

ある女友達のお話です。

彼女は、複数人の男性から
現在進行形で口説かれていて、

その中の一人が、典型的な

・イイ人

なんだそうです。

・決め手に欠ける

から、もう面倒くさくなって
切ろうかと迷ってるとのこと。

でも、そのイイ人、

「けっこうグイグイくる」

んだそうです。

グイグイくる?

イイ人なのに、グイグイ来る
っていうのは興味深いなぁ…

って思って、詳しく
聞いたところ、

まず、前提として、

彼女とこの男性は、
2か月くらい、毎週のように
会っています。

で、ある日のこと。

その彼の家には、
DVDデッキがないのに、

「家で映画見ようよ」

って誘ってきて、

「おぉ!来たかっ!
でもとりあえず断ろう」

と思い、
「まずDVDデッキ買いなよ」

って言ったら
本当にDVDデッキを購入して

また、

「家で映画見ようよ」

って誘ってきたので
これは断れないかな

って思い、でも、やっぱり
抵抗があったので、

土曜の夜のお誘いを
日曜の昼に変更してもらってから

「じゃあ、一緒に見ようか」

ってことで、

彼の家で映画を見たそうです。

で、彼は一切、手を出してこず

本当にそのまま映画を見て
解散したとのこと。

彼女いわく、

「わけ、わかんな過ぎて
 笑うしかなかった」

んだそうです。

・・・

はい。

問題です。

この物語を読んだ、
あなたは、

A この女、訳わかんねー

B この男、アホだ

どちらの印象を受けましたか?

2択です。

答え。

A この女、訳わかんねー

と思ったあなたは、

恋愛における、

(どうでも)イイ人

です。

3回目、4回目、5回目と
デートを重ねれば、重ねるほど

悪い意味での、『おともだち』
になってしまい、

グデグデのまま、フェードアウト
するか、フラれます。

女性からすると、

「何がしたいのか、分からない男」

です。

おそらく、ですが、

A この女、訳わかんねー

を選んだあなたは、

土曜の夜に誘ったのに
日曜の昼間を提案された。

それはつまり、遠まわしな
女性の拒否なんだから

ここは紳士的に、いったん
何もしないでおこう。

ガツガツしてると思われても
嫌だしね。

と、発想したのでは
ないでしょうか。

で、これが間違いです。

気をつけて欲しいのは、
前提です。

(いつだって、前提によって
 男が取るべき言動は違うので

 毎回、ちゃんと前提を確認
 して欲しいのですが…)

これが、会った初日とか
2回目くらい、

まあ、相手によっては

3回目とか、

ごく稀にですが、
4回目とか

であれば、まあ、この判断は
悪くはないんですよ。

いや、3回とか4回は
無いかな…

どうだろ。

やっぱり、人によるか。

ちょっと、ごめんなさい。

ケース・バイ・ケース
ですので

具体的に、3回です
とかって、断言できない
のですけれども、

まあ、確率論として
当てはまりやすい所を狙って

2回か、3回としましょうか。

このくらいのタイミング
であれば

女性側の、ガチの拒絶
つまり、

本気で

「まだ、あなたとはそういう
 つもりは無い」

という可能性が十分に
ありますので、

土曜の夜を提案したのに
日曜の昼で提案されたから、

とりあえずは、止めとこうかな

っていう判断は、

・アリ

です。

それでも、僕なら、
たぶん行っちゃいますけど。

でもまあ、

・アリ

なんですよ。

ところがですね

今回は、前提として

2か月くらい
毎週のように会っていた

という事実がありますので

さすがに
こういう前提であれば、

女の子としては

ちゃんと
拒否を乗り越えて欲しい

っていう段階なんです。

「私は、軽い女ではない。

 でも、そんなふうに
 ちょっと強引に迫られたなら

 まあ、しょうがないかな…

 あなたが、強引だから
 いけないの」

っていう、ある意味
自分が体を許すための

・言い訳

・自分を納得させるための理由

が必要なんです。

今回のケースですと、

—————–
その彼の家には、
DVDデッキがないのに

「家で映画見ようよ」

って誘ってきて、

「おぉ!来たかっ!
でもとりあえず断ろう」

と思い、
「まずDVDデッキ買いなよ」

って言ったら、本当にDVDデッキ
を購入して、

また、

「家で映画見ようよ」

って誘ってきたので、
これは断れないかな、

って思い、
——————–

までは良かったのですが
その次でヘタれてしまい
ました。

女性からすると、

「自分を家に呼ぶために

 わざわざDVDを買うほど
 だったのに、

 なんで、そこで止めちゃうの?」

っていう

かなりズッコケた感じの

そりゃあ、たしかに、
笑うしかないような

状況だったわけです。

で、こういう時ですね、

一定数の女性は

「この男、ダメだ…」

ってなって

そこでゲームオーバー
ってのも、珍しくはありません。

たぶん、なんですけれども

この、

『正しさ』みたいなものに
しがみついてしまうのが、

・(どうでも)イイ人

なんですよ。

「土曜の夜を提案したのに
 日曜の昼で提案されたから

 それは、せっ○スは
 拒否しますよ

 っていう意味ですよね」

って、

この理屈
非常に『正しい』ですよね。

「ぼくちん、
 間違ってないも~ん」

っていう、甘ったるい
ヘタレ感が漂ってませんか?

こういう『正しさ』で
自分のプライドを守ろうと
するから、

肝心な時に

「お前が気がついてないだけで
 オレとお前は、最高に相性が
 いいんだよ!
 
 オレの方が絶対にイイ男だし

 お前は黙って
 オレについてくれば
 すべて上手くいく。

 絶対に後悔はさせない!」

って、女性の目を見て
断言できないんです。

だって、こういうの
『正しく』ないですよね?

相性がいいかどうかなんて
現時点では証明できないし、

客観的に見て、自分よりも
イイ男は山ほどいるし、

全て上手くいくかどうか
なんて、誰も保障できないし、

後悔するかどうかなんて
相手が決めることだし…

たしかに、それは『正しい』
のですが…

『正しい』がゆえに、

恋愛において

あなたは、

・(どうでも)イイ人

となる。

その『正しさ』にしがみついて

リスクを取ろうとしないから。

相沢蓮也

 

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恋愛クイズ
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